2023/03/13 のログ
ご案内:「平民地区の酒場兼宿屋」にアレンシアさんが現れました。
■アレンシア > 日が暮れた頃に扉を開けて入ってくる際ど過ぎる格好をした娘。3月にしては寒すぎる格好なので何かしらの魔法的なものがあるとは思われるかもしれない。
娘はどうやら常連らしく、程良く酔っぱらってるオヤジのセクハラを雑にあしらいながら部屋を取り。荷物をそこに置いてからカウンター席に座ってビールと唐揚げを頼み寛いだ様子でのんびりと酒を傾け始めた。
「染みるねぇ……」
おっさんのようなことを言いながらビールを飲む。
少し前までおっさんというほどの年ではないが男のチンピラだったのでそのあたりは勘弁してほしいとかアレンシア自身は思っている。
公表しているわけではないのでそのことを知っている人間はいないはずだが。アレンシアは異国から流れ着き遺跡で一山あてた女剣士。ぐらいに認識されているはず。
今日はギルドの依頼でゴブリン退治に行っていたので色々ストレスが溜まっていた。
学院の寮では酒も飲めないしオナるのもアレだ。という極めてわかりやすい宿をとった理由があった。
ご案内:「平民地区の酒場兼宿屋」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 「美味そうに飲むな。君は」
笑いながらカウンターの隣で飲んでいた男が声をかけてきた。
男もビール片手に挨拶してきて、一人のようだ。
「隣に座ったのも何かの縁だ、ちょっとつまみを交換しないか」
さらに盛られた海鮮サラダを持て余していたのか、男はそんな提案をしてきた。
そして、挨拶代わりにグラスを掲げて。
「おっと、名乗るのが先か。俺はグスタフよろしく。あんたは……」
遠慮なくじろじろと上から下まで見やると、素直な感想を告げた。
「随分趣味的な恰好だな」
■アレンシア > 「あ、どーも。 ……ああ。良いよ」
男が友好的なのでこちらも変に構えずに気さくに返した。サラダに何か盛られている可能性というところまで考えつかず安易に応じてしまい。女の身体になった割には無防備なところが残っていた。
「グスタフさんね。私はアレンシア。よろしく」
男の視線に気づくと微苦笑し、これでも使える防具なんだよ。と雑に説明した。
掲げられたグラスに自分のジョッキ合わせたもののビールの残りがほぼない。どうしたものかと少し悩んだが問題先送りにしてサラダを食った、うまい。
■グスタフ > 「へぇ、てっきりそういう趣味とかってやつかと思って……」
グラスが空になったのを見ると、グラスをもって店員に追加を注がせてから渡した。
別段なんということはないのだが、グラスが彼女の視界から一度消えている。
怪しまない女の様子に、気安く話しかけ続ければ、随分早く酔いから回るだろうか。
「おっと、飲み過ぎたか? 部屋はどこだ連れて行こう」
■アレンシア > 「それもある」
にやりと笑いかけジョッキをあおる。
あれ?と思う間もなく部屋が歪みカウンターに手をついた。意識が朦朧としているうちに男に部屋に連れ込まれてしまうのだろう。
■グスタフ > 【移動します】
■アレンシア > 【移動です】
ご案内:「平民地区の酒場兼宿屋」からアレンシアさんが去りました。
ご案内:「平民地区の酒場兼宿屋」からグスタフさんが去りました。