2022/12/06 のログ
ご案内:「路地裏」にロブームさんが現れました。
ご案内:「路地裏」にクリステルさんが現れました。
ロブーム > 「(ふむ……)」

先ほどから、妙に自分の敗けを認めたがる。
否、これは自分の敗けを認めているというより、「自分の敗けで良いから、彼女にだけは手を出すな」という事だろうか。

しかし、それは本来矛盾している。何故なら、この勝負は最初から、「エリーゼの身元を賭けた戦い」であり、クリステルの敗北はエリーゼの誘拐と同義であるはずだ。
此処で、『クリステルの敗北を認める代わりにエリーゼは救う』のでは、勝負の意味自体が喪失してしまう。

「(が……それは彼女も理解している筈だ)」

では、何故そんな無理な取引を持ち掛けるのか。
それはつまり、彼女にとってそれは「死んでもやりたくない事だから」に他ならない。
つまり、此処から彼女を幾ら責めても、それで堕ちる事はない。
否、堕ちるかもしれないが、その末路は恐らく……

「ふむ……まあ、仕方ない」

これは、彼女を見誤った此方の落ち度である。
そう思い、男は無様にこちらに這いつくばる、彼女に提案する。

「少し、ルールの変更を申し出たい。良いかね?」

それは、先ほどまで頑なに彼女の提案を認めなかった状態からの、明らかな変化だった。

クリステル > 圧倒的に有利な状況を作られ持ち掛けられたゲーム、そこから負ける事などないと受け入れた。
実際には続けるたびに勝ち目を削られ、道筋が無くなった時点で負けを認めた。
本来の依頼のためにはそうするしかなく取引を持ち掛けた。

「…………?」

矛盾している事に気が付き、その理由を見透かされていることには焦らされ続け、快楽に蕩け始めた理性は気が付けるはずがなかった。
言われるままに鼻先に突き付けられた肉棒に口付け、頬擦りし、咥えてしゃぶりと奉仕を始める。
どこか懐かしさの様な引っ掛かりを感じつつ、愛し気に甘えるようにしっかりと心を込めて。

「どうかしましたか?」

自らの自重で豊満な乳房を押し潰し、高く尻を掲げ、回した手で尻肉を左右に割り開き、誘うようにいやらしく蠢く尻孔を見せつける。
そこで無言になり何か考えるような様子、暑く火照る身体には時折吹く風は気持ち良く、見せつける尻孔が蠢き、切なげに訊ねる。
置かれた間はほんの一瞬だったのか、それとも結構な時間だったのだろうか、告げられた問いにきょとんとした表情を浮かべて。

「負けを認めているのですから、貴方の望むがままに」

頑なに提案を受け入れなかった事を翻す、苦渋の決断だとは気が付かず、今更何をと。
それよりも無意識下に早く火照りをどうにかして欲しいと誘うように尻を振って。

ご案内:「路地裏」にロブームさんが現れました。
ご案内:「路地裏」からロブームさんが去りました。
ご案内:「路地裏」からクリステルさんが去りました。