2022/11/14 のログ
ご案内:「”ハイブラゼール“ 風呂屋」にアストラさんが現れました。
アストラ > 煌びやかな歓楽街は光源が豊かで美しく、ハイブラゼールはダイラスの中でも娯楽が集中する不夜城とも言われている。
その中の一つ、とある風呂屋にアストラはいた。金の垂れ目が、遠い目をしていた。
何故こんなところにいるかと言えば、カジノでさんざん負けに負けたからである。
イカサマに面白いほど引っかかって、あわや身包みを剥がされ奴隷堕ち──の危機を回避したのも、ここで稼がせて貰えることになったからだ。
どうやらこの風呂屋、臨時で外から人を雇うこともあるそうだ。
というよりは、カジノで引っかかった女をうまくだまして、奴隷落ちしたくなかったら働けと性的なサービスをする風呂屋に突っ込むのである。
もちろん給料も報酬もない。負けた分の借金をチャラにするための奉仕なのだから当然である。
というわけで、アストラは代わる代わるやってくる客に体で奉仕するわけである。
ちなみにカウンターで受付する際に、アストラが入れられている部屋は「追加料金で本番・生出しOK」とある。
この風呂屋を利用する者も、裏事情を知っていてもおかしくはないだろう。

「……どうしてこう、私ってギャンブル運がないのかしら」

そんな風にぼやいているうちに、来客を知らせるベルが鳴る。
脱衣所で脱いだ後、バスタオル一枚で身を包んで、浴室でお客様とご対面だ。

ご案内:「”ハイブラゼール“ 風呂屋」にレナードさんが現れました。
レナード > 王都でハイブラゼールまでの商隊の護衛の依頼を先ほど完遂し
ギルド経由で報酬を受け取り、今日はこの街で一泊することになる。
一杯引っ掛けてからカジノなりに赴くのも悪くは無いが、まずは身綺麗にすることが第一と、風呂屋の一つへと赴く。
勿論この風呂屋の実態も知ってはいるが、それもこの背徳の街が持つ色の一つと、男は現在の空き状況を受付の男に尋ねる。

「――…まーた、”引っかけた”のかよ、あんたら。」

現在空きの部屋に添えられた文言の内容に対し、受付にジト目で一言告げるが、受付は悪びれるでもなく「この街じゃ運が全てですから。」と言う始末だった。
とは言え、自分も男である以上廻ってきたチャンスは逃すタイプではない。

「――まぁいいや、んじゃこの部屋で頼む。」

文字通り運の無かった女性の待つ部屋を指名し、基本料金と追加料金を手渡して部屋へと案内されてゆく。
脱衣所で装備も衣類も全て脱衣籠へと仕舞えば、腰にバスタオルを巻いて浴室へと入り、今日の相手の女性を待った。

アストラ > 【移動】
ご案内:「”ハイブラゼール“ 風呂屋」からアストラさんが去りました。
ご案内:「”ハイブラゼール“ 風呂屋」からレナードさんが去りました。