2022/11/13 のログ
ご案内:「平民地区 酒場」にレナードさんが現れました。
■レナード > 深夜に街道沿いに出没するらしい賊徒の討伐依頼を終え、王都に帰還すれば既に日も昇り、街はいつもの活気に満ちていた。
ギルドで報酬を受け取り、塒で装備一式を置けば休むことなく酒場へ向かう。
何故か。そんなものまだ日も高い内から働く連中をよそに飲む酒が一番美味いからだ。
適当に目についた酒場の扉を潜れば、同業者もチラホラとはいるが
そんな野郎共と飲むのはゴメンである。
一人カウンターに向かえばマスターにエールを頼み、硬貨をカウンターに置く。
木のジョッキに並々注がれたエールが置かれれば、早々にジョッキを手に取り、グビグビと喉慣らしながら嚥下していき。
「ッ~~~~!ハーァ!やっぱ仕事終わりはコレよなぁ!」
若干オッサン臭い事を声高に上げながら、昼間っからの酒を堪能し始めた。
■レナード > 早々に一杯目を空にしてマスターに同じものを頼み
懐の革袋に入った今回の報酬をカウンターに置いて酒を待つ。
討伐依頼だけに報酬もそこそこ多く、単独での達成だけに総取りの額は今日一日楽しむには十分だろう。
追加の酒は届けば、またグビッと一口飲み。
「ク~~~ッ…なんでこんな時間に飲む酒はこんな美味いんだか。
あとは良い女がいりゃ最高なんだが……久しぶりに行っちまうか?」
またオッサンみたいな物言いをしながら、久しぶりの大金が手元にあれば、気分も大きくなる。
暫く日照り続きだっただけに、日が落ちれば色街へと繰り出そうかなんて。
酔い越しの金は持たない男に蓄財という考えは全くなかった。
■レナード > 2杯目のジョッキも瞬く間に空となって男は酒精を愉しむ。
3杯目、4杯目とその後も景気よく明るい内の酒を楽しみながら時は過ぎ、日はいつの間にか傾き沈み。
「――さて、と…んじゃひさっしぶりに、行っちゃいますか。」
バーカウンターにたらふく飲んだのか、中々な額の硬貨を置いて席を立つと、その脚は花街を目指して酒場を後にした。
ご案内:「平民地区 酒場」からレナードさんが去りました。