2022/07/12 のログ
ご案内:「設定自由部屋2」にフリージアさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋2」にサニーさんが現れました。
フリージア > 学院内にたくさんある空き教室の一つで、アタシはサニーと一緒にお昼ご飯。
授業の合間に見かけたのでそれとなく声を掛けて置いた。
誰も使っていないけど、机や椅子はちゃんと並んでいて。
掃除もされているから埃っぽいとかもない。
カーテンが閉められているから窓から外を見るには少し不便だけど。
その代わり、空調が効いているので外の暑さとは無縁で快適。

「食堂でパンとかあったから買ってきたけど、これで良かった?」

学院の食堂は生徒の懐具合や身分に合わせて複数の店がある。
アタシは食べやすいようにサンドイッチを数個と、冷えた紅茶を二人分買ってきておいた。
それを机の上に並べる。 サンドイッチは出来たてなので、中の肉の匂いが良い感じ。


「じっくり話すのなんて久しぶりじゃない?
元気にしてた?」

アタシはサニーと向かい合う形で座り、まずは再開を喜ぶ。
お互い出席する授業も違ったりでなかなか会えなかった。

サニー >  
春先などは中庭で日向ぼっこを兼ねたりもしていたが、この時期は暑くてそうもいかない。
どうしたものかと思っていたところに、あなたからの誘いは渡りに舟であった。
空調の効いた空き教室の涼しさにほっと息を吐きながら、教室内を軽く見回して。
並べられた椅子を微かに軋ませて腰を下ろす。

「うん、大丈夫! ここのサンドイッチ好きなんだ~」

思わず頬が緩んでしまうのは、小麦と肉の香ばしい匂いもあるけれど。
こうして友達と談笑しながらの昼食、というのが楽しくて仕方がなかった。

「そうだねぇ。
 私、このところ訓練とか追試とかでバタバタしてたし……
 おかげでなんとか赤点は免れたけどね。
 フリージアちゃんは? あれから冒険とか行ったりした?」

目標に向けて気合を入れたはいいものの、地力は足りないにも程がある。
前途多難だが、根性でどうにか乗り越えてきたところだ。
若干ぐったりしているが、美味しいサンドイッチを頬張ればすぐに元気になるだろう。

フリージア > 「でしょでしょ。
アタシもここの大好き。」

サンドイッチも確かに好きだけど、誰かと一緒と言うのが一番大きい。
目の前で嬉しそうな顔をしているサニーは学内で数少ないお友達だ。

「そっか。 ちゃんと赤点免れて良かったじゃない。
アタシは最近は冒険とかあまり出れてないわね。
街の中で意外と割のいい仕事が転がってるからそっちがメイン。

ま、目ぼしい標的やお宝が出てくれば別なんだけど。
それと、サニーが出れるようになった時もね。」

学内でたまに見かけても、いつも一生懸命のサニー。
どうやら授業の方はなんとかなっているようなので、他人事ながら一安心。
後はサニーの時間が出来れば簡単な遺跡巡りから始めてもいいかも。

サニー >  
「はむっ……んん~♡」

両手で持ったサンドイッチにかぶりつけば、じゅわりと口の中に広がる肉汁とソース。
それらを包むパンにもしっかりと染み込んでおり、アクセントのレタスが瑞々しさを補っている。
学院内でしか味わえないのが勿体無いほどの美味しさだ。

「もぐもぐ……ごくん。
 そうなんだ? 冒険する以外にも色々やってるんだね」

主に父の影響で、冒険者といえば寝る間も惜しんで世界中を駆け回っているイメージがあった。
あれが極端な例だと知ったのはつい最近のことである。

「普段はどんな事やってるの?」

同行に誘われたこともあり、以前よりも冒険者に対する興味が増していた。
追試という地獄から解放されたので、時間にもいくらか余裕はある。
怪我の功名というか、おかげで魔法の基礎もばっちり頭に叩き込んだ。
今なら一通りの初級魔法に加え、ちょっとした応用もできそうだ。

フリージア > サンドイッチはサニーの好みだったらしく、一口食べるごとに笑顔をみせている。
アタシも食べているけど、サニーの喜ぶ顔を見ているだけで満たされてしまいそう。
アタシの分も良かったらあげようかしら。

「だって、あまり街の外に出るとサニーに会えないじゃない。」

さらっと口にしてみたけどこれはアタシの本音。
だから同じ学校に通っているのになかなか会えない状況は苦しかった。

「普段は街の中での仕事が多いわよ。
店員してたり、売り子してたり。
あとはお金持ちの犬の散歩とか。

街の外って危険が多いし、特に討伐系の依頼が出るような所なんて本当に危ないの。
命を落とす人も居るし、そうでなくても傷薬や装備に出費がかかったりしてね。
だから割の良くない仕事は受けてないわね。」

これは数年冒険者をしてきたなりのアタシの結論。
討伐で報酬を受け取っても薬の費用や治療などで赤字になることがあった。
あ~、こんな話は面白くないか。

「でも、サニーが行きたい所や受けたい依頼があるのなら話は別よ。
アタシ、これまでたくさんの依頼をこなしてるから戦力としては期待できるし。
サニーの為なら準備もばっちりこなしておくから。
サニーも早く実践で魔法を使いたいでしょう?」

サニーが魔法を使っている姿は学内で見ていた。
使えるようになったら、たいていは実戦を夢見るもの。
一人では危ない場所もあるだろけど、アタシがしっかりサポートしよう。

サニー >  
「ほぇ……た、確かに学院の中でもなかなか会えないけど……
 そんな風に言われると、なんだか照れちゃうよ」

本業の冒険者と学生との兼ね合いなど、事情は概ね理解しているつもりだ。
それでも、折角こうして仲良くなれたのに……という気持ちはあった。
あなたも同じような気持ちだったと知り、無意識に頬が赤くなる。
嬉しさ半分、気恥ずかしさ半分といった具合だ。

「それだけ聞くとバイトの掛け持ちしてるみたい。
 魔物と戦ったりするのは危ないもんね……」

身内に冒険者がいるからか、夢のない話をされても顔色を変えたりはしない。
今まで知らなかった側面を知ることができる喜びの方が勝っているのだろう。
半端にぼかして無知なまま冒険に付き合わせるより、しっかりと教えておいた方が飲み込みは早そうだ。

「わ、私もそんな危ない事はしたくないかも。
 覚えた魔法も、戦いよりフリージアちゃんの役に立つような使い方がしたいな」

暗い洞窟内を照らしたり、手の届かない場所にある物を動かしたり。
きっとマジックアイテムで事足りてしまうけれど、経費を浮かせるくらいはできるかもしれない。
そんな提案には少女が魔法使いを志す理由も含まれている。

「……そういえば、どうして冒険者になったのかとかは聞いてもいい話?」

冷たい紅茶に口を付けながら、ふと浮かんだ問いを投げかけてみる。
もちろん、言いたくなければ話さなくてもいいことだ。

フリージア > 「だから会えた時はたっぷり甘えたいし、甘やかしてあげたいの。」

アタシはあらたか食べ終えたので、席をサニーの隣に移した。
腰に手を回し、抱き寄せちゃう。
赤くなってるし、それ位は許されるだろうと思ったので。

「実際似たようなものよ。
危ないのだったら傭兵業もやってるわ。
軍隊とかに混ざって戦場行ったり山賊懲らしめたりね。」

サニーは夢見る乙女…ってわけでもなく、アタシの話をちゃんと聞いてくれた。
アタシもただのアルバイターと思われて終わるのは悲しいので、ちゃんと冒険者らしいエピソードも伝える。

「でも報酬が出るってことは大抵危ない場所よ?
ま、危ない場面はアタシに任せてくれたらいいわ。
サニーには他の面で役に立ってくれたら嬉しい。
そうだ、行きたい所あれば二人で身に行ってもいいよ。」

サニーの覚える魔法は冒険の役にたつ。
道具で賄っても構わないが、メンテも必要だし経費もかかる。
他には道具の作成や加工が出来れば、立派な収入だ。

「別に大したことはないけどね。
アタシは昔からおてんばでやんちゃだったし。
家の事情で早いうちからお金を稼ぎたかったの。
当時はお金がないと学校も入れなかったし。
で、とりあえず冒険者になったけど。
意外と適正あってみたいで、それなりにやってるわね。
こんな話で大丈夫?
昔活躍した冒険とか聞かせた方がいい?」

アタシはサニーの表情を割と気にしていた。

サニー >  
「ひゃっ……も、もう。しょうがないなあ」

美味しいものは無くなるのも早い。
こちらもあっという間にサンドイッチを平らげてしまった。
席を移って抱き寄せられれば驚きはするものの、満更でもないといった様子で肩を寄せる。
空調の効いた教室の中、二人の身体だけがほんのり温かい。

「軍隊まで……すごいね。
 私だったらいくら積まれてもやりますとは言えないかも」

それだけ危険が伴う依頼をこなしてきたとなれば、一介のアルバイターとは大違いだ。
頼もしく感じると同時に、よくぞ無事でいてくれたと安堵するばかり。
決して口には出さないものの、どんな目に遭うかと思うと気が気ではなかった。

「そういうわけにも……なんて言えたら良かったんだけど。
 しばらくはフリージアちゃんに頼りっきりかも。
 その分、サポートは頑張るねっ!」

今の自分に出来るのは、少しでもあなたを危険から守る手助けをすること。
いずれ簡単なダンジョンにも挑んでみたいね、なんて話しつつ。

「なるほど、お金が必要で……
 ううん大丈夫。フリージアちゃんのこと、もっと知りたいから」

どこか不安げな問いかけに笑みで応えた。
お金の大切さはよく分かる。
だから、この程度であなたに対する熱を失ったりはしない。

フリージア > 「だって、あれ以来ずっとお預けなんだもの。」

抱き寄せ、二人の温もりを堪能する。
アタシは生唾を飲み込んでは、腰や肩を撫でまわす。
サニーと二人きりの状況で我慢し続けるのは結構辛い。

「冒険者ってね、一度名前が売れると依頼とか取りやすいのよ。
あとはツテが出来ると仕事が名指しでやってきたりね。
だからアタシも腕に自信がついた頃になんどか危ないのも受けたわけ。
その時についた名前が剛剣のフリージア。
サニーは性格的にも向いてないから関わったらダメだけど。
それに危ないのを受けるのだけが冒険者じゃないからね。」

サニーの表情に不安そうな様子が見えたので、頭に手を載せて撫でた。
心配してくれるサニーも愛らしい。

「時間があるのなら明日にでもどっか行ってみる?
依頼がなくても街の外を経験するだけでだいぶ違うから。」

まずは無名遺跡の中で踏破済みの所にしようかな、と思ってみたり。

「ま、話して欲しいなら色々あるけどね。
サニーも知ってると思うけど、アタシに生えてるアレも依頼の中で付けられた呪いだし。」

笑みを見せてくるサニー。
アタシは辛抱できなくなり、頬に口づけをしようと。

サニー >  
「それは、まぁ……そう、だけど……んっ」

愛撫にも似た手つきで撫でまわされ、小さく声が漏れた。
さっきまでは何ともなかったのに、意識してしまった途端にこうだ。
少しでも気を逸らそうと、あなたの話に耳を傾ける。

「あ、それはちょっと分かるかも。
 昔お父さん目当てにうちのお店まで来た人とかもいたし……
 お母さんが『ちゃんとギルドを通してください』って言って断っちゃったけど」

幸い良心的な依頼主だったため穏便に事は運んだのだが。
そういったトラブルも鑑みると、名が売れすぎるのも考え物だなと思う。
それにしたって、剛剣だなんて女の子には似つかわしくない二つ名だ。
さっきから太腿を這っている手はこんなに繊細なのに。
などと今度は自分から意識してしまい、もじもじと膝を擦り合わせた。

「そっそうだね! 追試も終わったし、気晴らしも兼ねて!
 私あんまり町の外には詳しくないから、案内してくれる?」

どうにか軌道修正を試みるが、空気を変えるには至らない。
頬への口付けも無抵抗に許してしまうだろう。

「ひゃ……そ、そういえば呪いって言ってたね。
 私もそういう……え、えっちな目に遭っちゃったりするのかな……」

サキュバスがいるようなダンジョンのイメージがあやふやで、
待ち受ける仕掛けも命より貞操が危ない感じのものを想像してしまう。

フリージア > 「アタシはサニーのことが本当に好きなのに、
サニーは忙しくてなかなか会えないからな~。」

愚痴っぽく、罪悪感をちくちくと責め立てて。
アタシはサニーのお尻に手を回す。
柔らかいお尻は制服越しでも最高だ。

「そうそう、後は目立つと他の冒険者に眼を付けられたりしてね。
冒険者が皆善良とは限らないから。
だから余裕をもった準備が必要かも。」

既に冒険者の事はある程度理解している様子。
アタシは感心しつつも、しっかりと太腿の間に足を延ばす。
クロッチ越しから指を割れ目に這わせようと。

「街の外になると、やっぱり無名遺跡かな?
色んな遺跡があるから冒険には持って来い。
山賊退治とかするよりは気楽だし。」

案内に関してはいつでも承るつもり。
と言うより、一人で街の外に出られる方が困っちゃう。

それにしても、サニーの身体はいつでも良い匂いがしてる。

「私の場合、街の中に忍び込んで、どこぞのお嬢様を抱いてた淫魔を追い出した時受けたものだから。
あまり他人が入ってないダンジョンに行かなければ大丈夫でしょ。
それに解呪する方法もあるから。
アタシの場合、意図的に放ってるってのもあってね。
だって気持ちいいから。」

サニー >  
「あぅ……ご、ごめんね……?」

わざとらしい言い回しでも真に受けてしまう。
実際、忙しくて時間が取れなかったのは本当なのだ。

「ひゃっ……ぁ♡ ちょっと、ここ学校──んんっ♡」

スカートの上からお尻を弄られるくらいならまだ良かった。
しかし、その中までとなると流石に抗議の声を上げざるを得ない。
他に誰もいない空き教室とはいえ、現在は昼休みの真っ只中。
窓の外から生徒たちの声は聞こえてくるし、廊下だっていつ人が通るか分からない。
すっかり力の抜けた身体を捩ってどうにか快感を逃がそうとする。

「や、やっぱり解呪できるのに残してたんだ……」

理由を聞けば納得できる。できてしまった。
だって、あんなに気持ちいい事を知ってしまえば手放せない。

フリージア > 「良いの、良いの。
サニーと会えたからもう満足。」

序でにアタシは身体に顔を近づけ、その場で大きく深呼吸。
サニーの身体から溢れる匂いを思いきり堪能してみたり。

「ん~、そうね…。」

このまま流して抱いてしまうのもいけそうな気がするが、
それは流石に不誠実。

「と言っても今すぐできるような簡単な物じゃないけどね。
それにその気にさせないのがこの呪いの本質なんじゃないかな?」

さて、これからはサニーに選んでもらおう。
アタシはサニーの肩を両手で掴んだ。

「確かにこの場所でずっとは難しそうね。
どうする?
サニーがオーケーしてくれるなら、別室で二人して"休んで"いくのもありだし。
その気に慣れないなら、今はここで別れて授業に戻るのもいいけど。」

サニー >  
「や、におい嗅ぐのだめ……恥ずかしい……っ」

せめてもの抵抗に椅子の上で両足をじたばたさせた。
その度に漂うのはフローラルな花の香りと、少し残った汗のにおい。
少女特有の甘い匂いと合わさって、一種のフェロモンを醸し出している。

「…………その聞き方は、ずるいと思うな」

その呪いに持ち主から解呪する気を失せさせ、"その気"にさせる力があるとしたら。
きっと、それは周りの人間にも作用するものなのだろう。
───だって、こんなにも"その気"にさせられている。

「こんなんじゃ授業に集中なんてできないし……」

もっともらしい理由を付ければ、それは遠回しなOKサインだ。

フリージア > 「ちょっと見ててね。」

たまには冒険者らしいところを見せようと、アタシは近くの壁を触った。すると、隣の壁が形を変え、扉になる。
幻覚魔法で扉を隠蔽しているようだ。
多分、この学校にこんな部屋が無数にある。

そして、二人して奥への部屋へ…。


【継続】

サニー >  
「ふぇ……?」

てっきり前のようにホテルにでも向かうのかと思っていたら、なんと教室の壁に隠し扉が。
思わず目を白黒させていたが、あなたに手を引かれれば、そのまま扉の先へ───

ご案内:「設定自由部屋2」からサニーさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋2」からフリージアさんが去りました。