2022/01/06 のログ
ご案内:「娼館通り」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」にフェルトさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」にラシュリーさんが現れました。
■フェルト > 普段からラシュリーから媚薬をメインにその時々で薬を買っているがその日は少々量が多すぎ。
出来るだけ直ぐに欲しい事もあり、無理を押して共に森に採取にと向かい。
大体の材料は把握はしているものの全てを知っている訳ではなく最終に必要な物を集めるにはラシュリー頼りで森林へと向かい。
「この辺りで大体は揃うはずなんだよな。
と言っても俺よりもラシュリーの方が材料は判ってるし……足りないのがあったら教えてくれたら生えてる場所に向かうからさ」
そう言いながらラシュリーを見れば材料はあの辺だったよなと草むらや木陰に生える薬草を指で刺して確認をする。
■ラシュリー > フェルトと共に、素材採取にやってきた錬金術師の娘。
背負った大きな籠の中には、薬草やらキノコやらがちらほら。
「あ、あれ。あれ採ってきてフェルト。」
そう指さすのは、高い木の枝になった木の実。
「いやぁフェルトが採ってきてくれるから楽ちんだわ~。」
あれこれ指示は出すが、肉体労働は大体フェルトに任せてご満悦な様子な娘なのであった。
■フェルト > 「はいはい、仰せのままに」
ラシュリーの言葉と指された先、木の実が必要なようだが問題は高さ。
骨が折れる高さではあるが必要なら採るしかないとき器用に木を登り。
「今はな、ちゃんと全部媚薬に精製してもらうからな」
木を登り枝の側に到達すればご満悦という顔をしているラシュリーを見下ろし。
実を落とすと告げてから枝を揺らし木の実を落とし、それを数本繰り返してから木をすべるように下りて。
「これで足りたか?それとも足りないか?」
連れて来た以上肉体労働は良いのだがラシュリーの楽そうな姿をじっと見つめて。
■ラシュリー > 「好きだね全く……。」
いつもの事だが、大量の媚薬の依頼に呆れた様な溜息を一つ。
まぁ、娘にとってはいい値で売れるので良いのだが。
「はーい、充分よ。」
落ちてきた木の実をいくつかキャッチ。
掌サイズのつやつやした、甘く食用として重宝される木の実だ。
……実はこれは錬金術の素材でもなんでもなく、
後で食べるために取って来させたのは秘密だ。
「あとはそうね、キノコをもういくつか。」
そう言いながら、荷物から何かの魔導具を取り出す。
豚の鼻にコウモリの羽が生えた様な奇怪なそれを宙に放ると、
ひらひらと頼りなく羽ばたいて何処かへ飛んでいく……。
「あっちね。」
羽付き豚鼻を追って、森の奥へと。
やがて、湿った黒い土の上で豚鼻は力尽きて落っこちた。
どうやら、この地中に埋まっているキノコを探知する道具だったらしい。
■フェルト > 見下ろすラシュリーの雰囲気が呆れているように見える。
その理由は簡単に判るがお互いに損はないのだからとあまり気にせず。
もし足りないと言われればもう一度木に登る必要があるが十分と言われると息を吐き。
この木の実がどうなるか判らないがまさか材料でも何でもないとはさすがに思わず。
拾われなかった木の実をいくつか拾いポケットに押し込んで。
「キノコ?今度はどういうのなんだ?」
揃ったと思っていたがキノコをもう幾つかと言われれば何処を探すかと考える。
しかしラシュリーが何か道具を、判断に悩む見た目の奇怪な見た目の魔導具を放ち、その後を追いかける後ろを追いかけ。
「ここにキノコがあるのか?」
地面に落ちた豚鼻の周囲を見回すもキノコの姿はなく。
まさか地面に埋まっているとは思わずに何処だと問いかけて。
■ラシュリー > 例の豚鼻は、ブスブスと煙を出しながら焼失してしまった。
「はい、じゃぁここ掘って、黒くて丸いキノコがあるはずよ。
気合入れて掘らないと見つかんないからね。」
そういって、熊手を取り出してフェルトに渡す。
自分も熊手を握りしめ、今度は手伝うつもりの様子。
「数は2,3個でいいからね。
もちろん多い方がいいけど。
……ちなみに1個3000ゴルドくらいする超高級品よ……!」
食用としても使われるが、貴族でもたまにしか口にできない高級品。
平民なら、1個売れば半月くらいは遊んでくらせる計算だ。
ならば、これを採取しまくれば大儲けできそうだが、
数が少ない上に見つけるのも困難。
さっきの探知用魔道具も、結構な貴重品なのでそうそう乱用もできないのだ。
■フェルト > 「今度は穴掘りなのかよ‥…丸くて黒いキノコ?」
渡された熊手とキノコの形、何より気合をが必要とはどれだけ掘らせるのか。
そう問うように目を向ければラシュリーの手にも熊手があるので今度は一緒に掘る様子。
「今度はそれだけでいいんだな?多い方が良いのは当然だと思うけどさ。
一個3000……!そんな材料まで使ってたのかあれ…」
まさかそんな値段のものまで使われていたと知ると驚くしかなく。
それは幾つ糧に入るだけかなり生活が楽になるなと考えてしまい。
さっきの変わった魔導具はこれようなのか、それを使ってまでと驚いたようにラシュリーを見るも直ぐに気持ちを切り替えて湿った黒い土を掘り始める。
■ラシュリー > 「1個あれば薬はたくさん作れるから。
……原価の大体はこのキノコが占めてるわ。」
そう言うと、熊手を握りしめ……
「うぉぉぉ!!!出てこい!!!!」
物凄い気合でせっせと黒土を漁り始めるのであった。
そして掘る事数十分……
「全然……無いじゃないの……ぜぇ、はぁ……。」
未だ収穫無し!
■フェルト > 「なるほどな。そんじゃそれを持ち込めばかなり安くなるって訳か。
それを聞いたらやる気になってきたよ」
全く惜しいとは思っていない代金だが安くなりそうならそれはそれ。
気合が入ってしまう訳で。
「大量に出て来いよ、頼むからな」
もの凄い勢いで漁り始めたラシュリーの凶変に驚きながら掘っていき。
「ここにあるんだよな……?」
そうして数十分かけて漁り、その場にはそれなりな穴。
生きも荒くなったラシュリーの後ろで腰を下ろして先に休憩し、
あるんだよな?と確認するように問いかけて。
■ラシュリー > 「あるはず!
……あるはず……なのに……。」
掘れども掘れども、キノコらしき物は出てこない。
「くぅぅ……あの豚鼻も、高かったのに……。」
全くの手応えの無さに、
泥まみれでしくしくと涙を流す娘なのであった。
そうこうしている内に、日も傾いて来る。
今日は撤収すべきか、もう少し粘るべきか……。
■フェルト > 「けど出て来ないぞ……?
もうその深さじゃないだろ」
もう何かがあるには掘りすぎている穴を覗き込み。
これはもうないなと結論を付けてしまって。
「高かったっていくらしたんだよ?
それなりに高いものだってのはわかるけどな」
残念と穴にもう一度目を向けては覗き込み。
泥まみれで涙を流す姿は気の毒だとは思うが自分も疲れているので同情だけ。
「しっかし……良い時間になってきたな。
近くに川もあるし汚れを落として明日まで粘るか?」
夜は危険なので引き揚げるのも手ではあるがもう一度やってくるのは少々骨。
なら野営を、運がいいのか悪いのか近くに川もあるのだからと提案をし、
元気を出せと肩を叩く……訳ではなく尻を撫で上げて。
■ラシュリー > 「くぅぅぅぅ……完全にハズレだわ!悔しい!!!」
これで作った薬で大儲けの予定だったのに。
涙を流しつつ地団太を踏んで悔しがる。
「今月の下宿代くらいよ……!」
いくらかかったか、と聞かれ……。
安宿とは言え1カ月分、相当な出費である。
「えぇー、暖かいシャワー浴びたい……。
けどこのままじゃ帰れないしなぁ……。」
一応、何があってもいいように野営の準備もしては来ている。
「じゃ、今日は野営しましょっかー……。」
女とは言え田舎育ち、
幼少時は男に混じって野原を駆けまわっていたので特に野営も抵抗は無い。
真冬の寒さはたまらない……が、錬金術師なりに暖を取る手段は幾らかある。
■フェルト > 「頼んだ分は大丈夫だよな…?
もしこれで作れないなどになれば完全に損しかなく。
つい心配になり確認をしてしまい。
「それは何て言うか……結構な額だな、うん」
ラシュリーの宿はそう高くはないだろうがそれでも貧民地区を寝床にする自分よりは高い。
声を大きくするぐらいには大きい出費、しかも一月分なら相当だろうと同情し。
「一日ぐらい我慢しろよ。
俺だってな、媚薬を使ってナンパする予定だったんだぞ」
本当なら温かいベッドの上でとつい零し。
「戻って来るよりはいいしな。あっちに良い場所があるよ」
この辺りを仕事場にする事も多いので野営ポイントは抑えている。
男との野営は普通は嫌がるだろうが強引いとはいえ一線を越えた仲なのでそう言う危機感はない様子。
ならばと先を歩いて普段使う川に近い野営地候補へと案内をしていく。
■ラシュリー > 「えー、このままだとマズいです。」
材料が揃わなければ、当然薬も作れない。
買うという手段もあるが、それでは赤字である。
「あーはいはい……!
私謹製の媚薬ですから、もうイチコロのラブラブでしたでしょうねー!
残念ね!!」
やれやれ、と首を振りながら野営地へと。
「さてと。
じゃ、テント張ったり力仕事は任せたわ。」
そう言うと、娘は娘で何やらせかせかと。
周囲に魔物除けの結界を張ったり、
木の枝を集めてきては、魔法で火を起こしたり……。
■フェルト > 「……それだと俺が一番損だろ?」
マズいと聞けば一番損をするのは自分。
ラシュリーは足りないとはいえ材料を得れるが自分は目的の物が手に入らないのだから。
「本当にイチコロなんだよ、凄いのなんのってな。
……もしかして妬いてるのか?はは、ラシュリーは媚薬を使わなくても可愛いって」
だから安心しろと笑いながら案内をして歩き。
そうして川の側なのに丁度周囲からは見えにくい窪地にたどり着く。
「最後まで力仕事は俺なんだな。了解だよ」
何やら始めたラシュリーを傍目にテント、といっても二人はいれば手狭になるような大きさの物を立て。
念のためと葉っぱでカモフラージュも終えればラシュリーも火をおこし終えようで。
邪魔にならないように水を汲んでくれば傍にと置いて。
■ラシュリー > 「儲からない私が損よ!
あの豚鼻分の損失もあるし……。」
下宿代1カ月分は相当な痛手だ。
……明日こそはキノコを見つけて損失を取り戻さねば。
「べ、別に妬いてなんかないし!
調子乗るんじゃないわ!」
まるっきりツンデレ染みたセリフを吐いては、
赤らめた顔を逸らす。
そんなこんなで野営の準備を進めていく。
魔物除けの結界を張った後は、
テントの中に小さな火の魔石を放り込めば、程よい暖気がテントを満たしていく。
「………♪」
火を起こし終えれば、鼻歌混じりに夕食の仕込みに入る。
素材のついでに集めていた山菜やら食用のキノコやらを刻んで、鍋で煮込んで……。
鍋は実は錬金術の携帯用窯だが、まぁ、問題ないだろう。
■フェルト > 「まだ素材が手に入るだけいいだろ?
……宿追い出されたら俺の塒をしばらく貸すよ」
あの宿よりもさらにぼろい場所ではあるは雨風は凌げる。
もしもの時はとそんな提案をして。
「照れなくていいって、ラシュリーは本当に可愛いよな。
な、戻ったらまたどうだ?」
顔を赤らめた言葉に楽しそうに笑い。
可愛いと言いながら戻ったらと誘いをかけ。
そんな事をしている間に野営の準備は進み。
テントはパッと見た程度ではそこにあるようには見えず。
ラシュリーの張った魔物除けの結界があれば一晩程度なら安心できそうで。
「温かいメシを外で食えるっていいよな」
鼻歌交じりに夕食の準備が始まるのを眺めてはそんな事を口にし。
鍋で山菜やキノコを煮込む傍で干し肉を焚き火で焙り少しでも食事に華を添える準備をし、一つの革袋も取り出して。
■ラシュリー > 「んーー。
どうせ最初からそのつもりだったんでしょ……!?」
帰ったら、という誘いを受けて、さらに顔を赤らめる。
つまるところ、娘もそのつもりではあった訳で……。
鍋にやたらと香辛料を加えていく。
……見た目は正直怪しい……
が、食欲をそそる素晴らしい香りが辺りに立ち込め……。
「はい完成、食べましょ食べましょ……!」
出来上がった干し肉の山菜煮込みにパンを添えて、
フェルトの分を皿によそって渡す。
実は料理はかなりの腕前、味には自信がある様だ。
■フェルト > 「ばれてたか。実はそうだったんだよな」
最初からと言われればその通りと簡単に自白し。
満更ではない様子にまた楽しもうと笑いかけて。
干し肉を焙る間に食欲をそそる香りがし始め鍋を見るとそれは怪しく見え。
しかし匂いはとても美味しそうなので味に外れはないだろうと考え。
「待ってました。そんじゃ俺も秘蔵の品をな」
ラシュリーから出来上がった美味しそうな料理を皿によそって貰えば焙った干し肉を添え。
そして革袋の中身、度数の低いワインをカップに注いで一つを手渡してから煮込みを一口食べ。
「美味い、美味いよ。これなら毎日でも食べたいよ」
一口食べた美味しさにそう告げては二口三口と食べ進めて。
■ラシュリー > 「なーにが『実は』よ……!」
まぁ、会え度にヤッてるので、いつもの事である。
「あらお酒。
いいじゃない、乾杯ね……!」
カップに注がれたワインを一口。
度数が低いとは言え、程よく身体が温まる。
煮込み料理は、香辛料の利いた独特の味付けだが、なかなかの味。
錬金術師廃業して料理屋でもやっていける程度には、料理の腕は良いのである。
■フェルト > 「ま、誘ってるからな何時も」
酒場などで出会えば世間話や食事をし、そのまま誘っては一夜を。
それがほぼ毎回なのでもう判られていたかと笑うしかなく。
「夜は冷えるからな、これで少しは温まるだろ?
美味い飯に酒があれば最高だしな、乾杯」
暖かい食事が食べれるとは思っていなかったので用意をしていたワイン。
しかしラシュリーの食事とワインがあれば思っていたよりも温まることが出来。
「ほんと美味いよ、また作ってくれよな」
ラシュリーが錬金術師ではなく料理店をやっていれば毎日でも通ったと口にし。
皿の中をあっという間に食べてしまえばお代わりを求めて皿を突き出して。
■ラシュリー > 「ほんと、いっつも調子良いわね……!」
とは言え、誘われれば特に断りもしない事は確か。
娘も娘で、性欲は年相応に持て余しているのである。
「ふふっ、こんなんで良ければいつでも作ってあげるわ。」
お代わりをよそいながら、嬉しそうに笑顔を見せる。
■フェルト > 「それが俺の取り柄だしな。
それにラシュリーも嫌って訳じゃないだろ?」
最初こそ媚薬を盛った訳だがそれ以降は普通に誘っている。
それを断られていないのだから仲間だと笑って。
「本当か?それじゃ本当に毎日でも作ってもらうかって……あ」
お代わりを受け取りそんな事を口にして食べ。
ふとある事に気が付くと一瞬だけ手が止まるが直ぐに食べるのを再開する。
■ラシュリー > 「うーー。
……嫌だったらOKしないわよ。」
恥ずかしそうに顔を赤らめ。
そう、嫌という訳では無い。
……むしろ、好きと言って良い。
お互いに交わり快感を貪る悦びは、何物にも代えがたい中毒性がある。
膣内に射精される快感とスリルなど、堪らない……。
などと想像し、思わず悶々としてしまう。
「ん、何よ?
なんか変なモノでも入ってた?」
一瞬手を止めるフェルトに、怪訝そうな顔で首を傾げ……。
■フェルト > 「本当にラシュリーは可愛いよな。
帰ったらさ、いつもは一晩だけど…もっとしない?」
その言葉を口にする姿が本当に可愛く見え。
先ほどのツンとした言葉と交わる時のギャップに見惚れてしまい。
今すぐに押し倒したいなという感情に流されそうになりながら。
「あー、そうじゃなくてね。
今俺、プロポーズみたいなこと言ったからさ」
毎日とかそうだろ?と言いながら勢いよく煮付けを口に書き込んで皿で顔を隠して。
■ラシュリー > 「うぅーーー。
………い、いいわよ。」
顔を赤らめたまま、こくんと頷く。
一晩に限らず……
ということは、夜だけでなく朝も昼も一日中、という事か……
なんて想像したら興奮してしまうではないか。
「それに、この後も……したいんでしょ?」
今すぐ押し倒したい、というフェルトの心情を察したか否か、
娘の方から話を切り出してきた。
娘は娘で、悶々とした気持ちが抑えきれなくなってしまっている。
「え、えぇ……!?
あはは、もう、他に良い子いるでしょー?」
プロポーズ、の言葉にちょっとびっくりするが、軽く笑って受け流す。
まぁ、悪くは無い、が……
まだまだ彼女には結婚なんて想像もつかない様だ。
■フェルト > 断られるかと思った提案を受け入れられると思わず指を鳴らし。
何時もは朝になれば自然と判れていたが今回はそうではない。
それを思えば今日いつからなかったキノコを探すという気持ちに活が入る。
「そっちもバレてた?…食べたらヤろうな」
どう切り出すかと考えていたがラシュリーから切り出されれば渡りに船。
このチャンスを逃すつもりはなく食べた後に直ぐと提案をして。
「他になー……手は出しちゃいるけど一番ヤってるのはラシュリーだぞ」
軽く笑って流され、問われた事に内々と手を揺らし。
メシ目当てでなど自分のような者にはあるだろうがラシュリーには失礼だろうと考えて、悪いと笑ってごまかして。