2021/10/18 のログ
■ファリエル > 「情報料……って言われても、ここのアップルパイが美味しいのは有名ですし…
うーん……殿方に恥をかかせるような心算はなかったのですけれど。」
そう言って渋い顔を見せたものの、店主までもが一見さんであるはずの男の肩を持つようならば、小さく息を吐く。
それに男性を立てるようにと教育を受けてきた少女としては、それは本意ではないと首を振る。
しばらく悩んではいたけれど、お茶くらいならと誘いを受けることにして。
「分かりました。じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます。
こちらのパイは、すっきりとした甘さが特徴なので、お茶の方も爽やかなものの方がお勧めです。
お茶できるようなお店はあまり詳しくないんですけれど……」
たまにおやつを買いに来てはいるけれど、それほど自由になるお金が多いわけでもないから、喫茶店の方はあまり詳しくはない。
この店でも小さいながらもカフェスペースはあるから、軽く味見をするくらいはできるけれど。
どうしましょうといった風に長身の男を見上げ。
■ランバルディア > オススメを受けて買い足した焼き菓子を、少女にも受け取ってもらえないと困る。
誘いと合わせて受け取られれば、男としても一安心。
そして、ぬるい休日の筈だった予定が途端に熱を帯びた楽しみな休日に塗り替わる。
「なるほどねぇ、……流石はメイドさん、ってところか?
それじゃあそんな風味の茶があったか漁ってみるとして……。
この辺でご馳走しても構わないが……まあ、暇してんならちょっと着いてこいよ」
見上げる視線を見下ろして、にい、と笑って返す。
甘い色の髪に手を伸ばし、幼子にするようにぽんと叩いて。
察しの通り、これだけの菓子やらを独り占めにドカ食いしようという訳じゃない。
配る先でなら腰を据えられるからと、小柄な少女に手を伸ばし移動を提案する。
■ファリエル > 「はい、ちゃんと練習しているので、お任せいただけるならお茶は私が……わふ……」
子ども扱いするような手つきで頭を撫でられる。
吃驚したように目を瞬かせるけれど、嫌悪感はなかったらしく乱れた髪を軽く整えて。
「暇って程じゃない、と言いたいところですけれど、お菓子好きの殿方にお付き合いするくらいの時間はあります。」
子ども扱いされた腹いせというわけではないけれど、ツンと澄ましてそう告げる。
差し出された手に、貴族の令嬢らしく小さく添えて。
見ようによっては令嬢と執事に見えなくもない、かもしれない。
ただ少女が纏うのはメイド服だから、迷子の少女が保護されているように見えたという方が正解かもしれず。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からランバルディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファリエルさんが去りました。
ご案内:「彼女の風呂場」にセレアさんが現れました。
■セレア > 「あぁあああ…肩凝ったぁ……」
珍しく12時間以上の過酷勤務。ブッチギリに来客が多かった日。
ふらふらしてたちょっとの帰り道に、たまたま立ち寄った所で
素敵な入浴剤があったため、頑張った自分へのご褒美と買ったもの。
主に泡風呂。フルーツがいっぱい香る上、好きな果実を入れて
更にフルーティー感アップするらしい。
「あーーーー、甘くておいしそぉおおなにぉおおおおおおおおおおおい」
夜に入る日は特に最高。明日は休みの為、とても優雅な気持ち。
そしてこんな時に窓を開けていたという無防備状態に、
誰かが入ってくるだろうか。
まぁ、そんなことがある筈がないないと言った顔で、目をうっとりさせて
入っている状況。
外からは、フルーツの甘い匂いがしますね。
そこじゃない。不審者が入ってきたらどうするんですか。
という話です。
襲うやら、声をかけるやら。なんだってスタンバイイン。
カモンなナイトタイムでした。
■セレア > 最終的にシャワーで洗い流して、再度泡が微かに残った湯煎につかり、
のんびりと口笛吹いて。
特に何事も起きない、平和なひとときだったとか……
ご案内:「彼女の風呂場」からセレアさんが去りました。