2021/06/05 のログ
イディオ > 「武器のグレードアップをするべき、かそれとも……防具のグレードアップを先にするべきか。
 将又現状維持が良いのだろうか。」

(冒険者として、武器と防具は己の命を守るために必須なアイテムである、だからこそ、身長に為らざるを得ないのだ。
ソロで活動する冒険者として言えば、資金の方も余り潤沢ではないのだ。
鍛冶屋で作る武器は、良い素材であればあるほど、高級であり、値段も高く成るので、生活費などと考えて、選ばなければならないと思うのである。
同じ武器でも、鍛冶屋によって細かな違いもあるし、腕が良ければ、鉄の剣でも、ミスリルのように強い物も出来る。
いい素材の武器の方が良いと言うのは間違いはないが―――。)

「うーむ。」

(直ぐに買うと言う思考は無いが、それぞれの鍛冶屋の腕や、扱う素材などを眺める。
勉強になるという程のものではないが―――それでも、其れなりに判るから。
男は、ショーケースを覗きながら、歩いていくのだ。)

イディオ > 「―――ま。とりあえず、報告までは冒険、だよな。」

(性能の良い武器や防具に後ろ髪は惹かれるが、慌て急いで買う物ではない、そう言ったものは、失敗が多くなってしまうのだ。
念入りに予算を、計画を立てて、確りと買わなければいけない物なのである。
採寸などもしなければいけないし、鍛冶師の人とどんな装備、どんなイメージで、どんな使い方をするのかも詰めなければならない。
防具の方がやっぱり先だよな、と冒険者が結論付けて、それからさて、と視線を逸らす。
先程の依頼の報告が未だなので、冒険者ギルドに戻らなければならないし。)

「それに、さっき、在った依頼、残っているだろうか。」

(ここに来る前に、受けようと思って居た依頼があった。それは、冒険者を集めての、墓場のアンデッド退治。
何があったのかは知らないが、多くのアンデッドが墓場に現れたそうで、冒険者一グループではなく、大勢集めての一斉殲滅らしい。
なので、それに参加したいものだと思いながら、男は、ギルドの方に戻っていくのだった―――。)

ご案内:「平民地区 鍛冶屋区域」からイディオさんが去りました。