2021/05/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 自然地帯 試練の樹海」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 全身を革の鎧 革のスカート パンツスタイルといった出で立ちで全身を戦闘着で固めたメイラ
膝までの伸びている髪をアップスタイルでまとめ上げる姿は、全身で戦うという意思表示を示すだろうか

此処、試練の樹海は麻薬や催眠剤にもなる薬草類が豊富に自生しているせいで、獣が迷い込みやすくもある一種の脚が遠のく場所
しかし、その効果を逆手に取り敢えて中に引きこもろうとする盗賊や、共生する貴重な獣もいる
メイラ一人、単身でこの樹海への踏破に挑んでいる最中だった

元々は同輩含めグループによる盗賊探索をしていたものの、何らかの別の薬草の効果か 互いを認識できなくなり一人ずつ最奥を目指すことに
以前はなかった効果に、魔物と対峙する状況も含め、より一層試練という言葉を感じ取るこの環境
メイラは逆に口角が少しだけ上がる思いだ

愛用の両手大盾と革鎧で包んだ身 道端で宿すための小道具が入ったポーチなどがあるだけの姿
最奥を目指し、盗賊を屠り、証を手に入れ同輩らと合流する
そのためにもと、このいくつかの道筋に分かれている、大きな獣道 その獣道を示すように群れる木々という樹林
歩き続けながら、片側には盾を携えていく。

「歩けども歩けども景色は変わりありませんわね……強力な麻薬草ですこと。」

木々と土は空気に湿り気を帯びさせる
肌が渇くよりはマシなものの、鎧の下は水を必要としないかのようだ

メイラ・ダンタリオ > 薬にも毒にも そして惑わすことさえする草
それがただの樹海を 獣道を 最奥を それらをダンジョン化させる
ありもしないのに階段がある場所を下りていけば、同じくまた樹海が広がっているのだ

それは幻覚が見せる真実ではない姿
しかし事実、両脚はこの樹海地帯の、幻覚によりダンジョン化した場所を降り立ち、最奥を目指し続けている
そして、それはこの樹海に迷いこみ如何程経つか 新鮮な水や肉を求め、たとえ相手が魔が混ざるメイラであろうとも
速やかな飢えによる欲求を満たそうとする動きに対し、メイラは迎撃態勢をとる

「そこらの窟や遺跡よりも、なんとも真面なダンジョンですわ。
 この一帯への求めるレベルを上げさせないと。」

そう言って、両手盾を構える。
森林地帯の中に相応しくもない生物系二体
明らかな同じ迷い込んだ結末の相手は、飢えと諦めから目先の欲求のみに従い、動く

四つ足の獣が腰を低くし、こちらへ狙いを定めるのならばメイラは盾を水平に握り、構える
端に備わる 〘 の形状をした取っ手を両手で握りしめ、後ろへ控えさせた姿
近づけば振るい抜く 両手大盾をまるで大剣を扱うかのようにして威圧してみせた。

それでも、もう後先が無い獣からすれば目の前の望みにかけるしかない
あるいは自殺だったのかもしれない
真っ直ぐに身を低く、こちらの首のみにかみつき、失血と窒息 血と酸素 両方を奪いし喰う と
行動で示してくるそれに、盾の水平振り メイラという混ざり者の怪力が為した動きが、獣を獣道を作る木々の幹へと叩きつける

「良い覚悟でしたわ 貴女の牙を賊共に煎じて飲ませてやりたいくらいには。」

それを生むに相応しい威力で縁を食いこませ、肋骨を数本折った手ごたえと共に、叩きつけられ、地面へ伏した相手
それに勢いよく足を延ばし、距離を縮めながらの縦に振り抜かれた大盾が、縁を使って相手の胴体を今度こそ潰した。

肺が二つともつぶれただろう、絶命した獣を見つめては今度はメイラがそれを行う番だろうか。
適当な肉を二つ、三つと切り分けて毛皮で包む。
この幻覚で見せつけられていくダンジョン内での、生の食料を入手する一つの手段だった。

ご案内:「王都マグメール 自然地帯 試練の樹海」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレベッカさんが現れました。
レベッカ > シスター服に不似合いな剣を腰に二本ずつ四本をさして歩く。
その不釣り合いな姿に人々の視線を集めはするが当人は全く気にせずに平民地区の大通りを歩く。
時折に足を止めては周囲を見回しては何かを確認し、そしてまた歩いて。

「こうも見られると煩わしく思いますよ。シスターなど珍しくもないのに…」

シスター服ではなく腰の剣との不釣り合いさに視線を集めているのだがそれには気が付いていなく。
もしや娼婦まがいをやっているシスターと同類に見られているのではという事を考えてしまい。
もしそうならば邪な考えの相手に声を掛けられるのではという空回りな考えに周囲を見る姿は挙動不審にも見え。
おかしな人影がないと思うと教会ではなく下宿をしている宿への方向へと足を進めて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレベッカさんが去りました。