2020/11/20 のログ
ご案内:「カジノVIPルーム」にフェリーチェさんが現れました。
■フェリーチェ > 【---待ち合わせ---】
ご案内:「カジノVIPルーム」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
習っていないのだと。"いつもと"どう違うのか分からないと。
困惑の表情をありありと浮かべた少女に、クツリと笑みを零す。
一通りの知識は得ていても、それはあくまで少女が男を悦ばせる性技の教本の様なものから得た知識だったのだろう。
少女の尊厳を。羞恥心を。そして、その肉欲を。
殊更煽り立てる様な手法や技法は――どうやら、知識として得ていなかった様子。
「何、簡単な事。
お前自身が、私を昂らせる為の見世物となれば良いだけの話。
今の言葉に偽りが無ければ、自慰そのものは普段からしているのだろう?
であれば、それを其の侭。隠すことなく、伏せる事無く。
唯、全てを曝け出して、自らの指で達しろと。
それだけの事だよ。フェリーチェ」
戯れの様に、少女の小さな乳房に手を伸ばし、撫ぜる様に指先でその輪郭をなぞりながら。
此れでも理解出来ないのか、と言わんばかりに、小さく首を傾げてみせるのだろうか。
■フェリーチェ > 昂ぶらせるための見世物、それは確かに知識の中にもあった。
蠱惑的に女を磨き上げた末の技法としてであって、己が早晩求められるようなものでは無かったけれど。
ただ薄ぼんやりと繋がれば、イメージは貧弱ながらも顔が火を噴きそうな色々が脳裏に過る。
「畏まりました、お望みとあれば。
えっと……"愛でるにせよ食らうにせよ、見目も香りも良きものと知っていただきたぐ存じます"」
スリップの薄布越しに指が触れれば、生地は悪くないようでなぞる動きは滑らかに。
少しくすぐったげに笑いながら形式張った言葉を使うけれど、少女の肉体は存外に素直で熟しきっていないグミみたいな突起が現れる。
その華奢な双肩はくすぐったさと恥じらいで微かに震え続け、かといって抵抗はせずゆっくり身体を支えたまま足を崩す。
チラチラと男の顔に視線を飛ばして様子を伺いながら、空いた手は撫ぜられたのとは逆の胸に指先を伸ばし、数回の素早い瞬き。
そうして……覚悟を決めれば控えめな膨らみの流線が始まる下端から押上げ、小さな乳房がかろうじて揺れる様を見せる。
小さな布連れの音をさせつつ、つきたての餅みたいな柔い弾力で戻ってくる乳房に逆らわず、据えた指は徐々に登っていく。
じっくりと、最初は直接触れずスリップの微弱に擦れる刺激を堪能し、それから……到達した乳首を下から押し潰しながら吐息を零す。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
どうやら、少女の中で何かしらの知識と己の言葉が繋がった様子。
それでも、何かにつけて判で押した様な言葉が少女から零れ落ちる様には、愉快そうな笑みを浮かべてしまうのだろうか。
精一杯の知識を総動員して己と相対する少女へ、僅かな憐憫の情を抱かなくも無かったのだが。
それとこれとは、話が別物である事だし。
さて、そうして始まった少女の自慰。
触れた指先から伝わるのは、滑らかな布地の感触と、柔らかな、それでいて張りの在る弾力。
最後に少しだけ弾く様に軽く指で刺激を与えた後――ゆっくりと手を離して、少女の痴態を眺めるのだろう。
「……貴様も、固くならず愉しむと良い。
中々に得難い経験ではないかね?こうして、会ったばかりの男に自慰を晒し、見世物にされるなど」
「それに、貴様の躰を味わう前の、言わば前菜の様なものだ。
どれだけ貴様が感じやすいのか。何処が貴様の性感を高めるのか。
しっかりと、私に伝え乍ら。動きを露わにしながら。
感情を、肉欲をはっきりと言葉にせねば…私には、伝わらぬよ?」
唯自慰に耽るばかりではなく。
何処が気持ち良いのか。今、少女は自らの指をどうしているのか。どれ程の刺激で、達してしまうのか。
その全てを、少女自らの言葉で伝える様に、と。唇に弧を描いた儘、告げる。
無垢な少女を、唯只管に嬲るかの様な"命令"なのだろうか。
■フェリーチェ > 所謂あひる座りで身体を楽にし、やや後ろに反ったことで少女の前面を隠すものは細腕一本のみ。
剥き出しの首周りは折れそうな程にか細く、VIPルームの上品な淡い明かりが白い柔肌に鎖骨の薄い影を落とす。
強い光でないせいか、新たに飛び出した突起が殊更目立つほどの陰りもできない。
反面、少女の下腹部で薄手のショーツとスリップの奥に透けた淡い青の灯火を掻き消すこともない。
呼吸の度に綺麗な真円が歪むため、わざと辱めるような言葉に表情を取り繕いつつ呼吸を乱したのも……それが暴露してしまうだろう。
「感じ…やすいか、比べたことがなくて、私にはわかりません。
誰かに教えたこともなければ、指標を教えてもらったことも……。
ふぅ……はぁ……その、ふんわり浮かぶみたいに、だんだん気持ちいいような、幸せな気分になってくるんです。
こうやって、最初は、硬いの……乳首がとんがってきたら横の方からちょんちょんって。
これが肉欲、ですか?」
情事のとき、分からなければ相手の思う通り、いや"信じたい通り"が正解だと少女は教えられた覚えがあった。
正しく分析するよりも自分好みの情報の方が受けが良いという、身も蓋もない世渡りの理論。
けれど、それはある意味少女を一層素直にさせた。
"会ったばかりの男に自慰を晒す"羞恥で震え鼓動を早めながらも、布越しに飛び出た乳首を横合いから指先で引っ掻く動きは止まらない。
双眸をゆったりと細めて、自分の内側にも意識を割いて心地よい快感を受け止めようと……。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
先程も垣間見えた、少女の下腹部に灯る淡い灯。
そして、己の言葉に表情を大きく変える事は無いものの――乱れた吐息の通りに、歪む真円。
未だ灯がどの様な権能を少女に与えているかは分からないが…少なくとも、羞恥と快楽によって吐息が乱れ始めた事は、確かなのだろうか。
「……ほう?成程、貴様の自慰は、先ず乳房を弄ぶ事から、か。
…ああ、そうだとも。貴様の言う通り、その感覚が肉欲であり、悦楽。ヒトに与えられた、純粋なる快楽」
瞳を細め、ゆっくりと快感を得始める少女を眺めながら、静かに笑う。
感度や悦楽を比べた事も教えられた事も無い。言うなれば、純白のキャンパスの様な少女。
それを穢す事の出来る昏い悦びに――己の瞳もまた、ゆっくりと細められていく。
「……では、その悦楽。より多く。より淫らに受け入れるべきではないかね?
そこも、自ら触れて慰める事も…あるのだろう?」
つ、と視線を落としたのは、少女の下腹部。
乳房の先端を穏やかに愛撫する様な少女に、自らの秘部にも触れてみせろと。そして、その反応を以て己を愉しませろ、と。
含み笑い混じりの言葉を、投げかけた。