2020/11/07 のログ
ご案内:「王都マグメール平民地区 歓楽街」にボブさんが現れました。
■ボブ > (ちょっと酒を飲んでいい感じになった男が酒場からふらりと通りへと出てくれば、軽く頭を左右に巡らせていって)
「さてと……あんまり飲まないで出てきた訳だし、次に目指すべき場所は……まぁ、そういう事だわな」
(あまり飲み過ぎれば下半身の方に異常をきたす…と判断した男はそう独り言を洩らしながら
街中に立っている特定の店に所属していないと思われる街娼とかに目をつけていくか)
■ボブ > (歓楽街の通りを歩いていればその男に声を掛けてくる艶かしい街娼を見かけるが、
その街娼はその声掛けの間も自分の背後の方に視線をやっているのに気付き、その街娼の視線の先をチラリと盗み見すれば
いかにも…といった感じのごっつい男が立っているのが見え、美人局だと察すれば、声を掛けてきた街娼に対して)
「ああぁぁ~~、もう少し酒が入ってからもう一回戻ってくるよ」
(そう誤魔化して、あえて危険に踏み入る事は避けて、男は背後に糸が付いていないいい娘を捜し歩き続けていって)
■ボブ > (しばらく出歩いてみたが、今夜出ている街娼は紐付き…美人局が付いている街娼が多い事が目に付く)
「はぁ~~、素人娘の初々しい姿っていうのを期待していたが、それは虫のいい話だったかな」
(小さくため息混じりに独り言を洩らしていけば、街娼相手を諦め、男は昔なじみの娼館へと向かい、
入店から期間が浅い娼婦を紹介してもらおうとその娼館の中へと姿を消していった)
ご案内:「王都マグメール平民地区 歓楽街」からボブさんが去りました。
ご案内:「カジノVIPルーム」にフェリーチェさんが現れました。
■フェリーチェ > 【---待ち合わせ---】
ご案内:「カジノVIPルーム」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
嬉しさと気まずさを半々にした様な少女の表情に、僅かに瞳を細める。
女性としての魅力を褒め称えられる事に慣れていない、という訳ではなさそうだ。
言うなれば、その評価が自分には相応しくないと思っている様な、そんな表情。
「…そうか。では、深くは聞くまいよ。その加護とやらがお前に良い結果を齎さず、お前が関係無いと断言したくなる様なものであるのなら、私もそれ以上多くは聞くまい。
褥の上で、同衾する者の事を根掘り葉掘り問い質すのも野暮、故な」
無関係だと、僅かに強調する様な少女の言葉と、先程までの態度。
その加護に関連する宜しくない思い出や記憶でもあるのだろうか。少女の髪を撫でている己の手は、ほんの少しだけその動きを変えるだろう。まるで幼い子供をあやすかの様に。
「それに、先程も言ったであろう?
その諸々のおかげで、純白を摘み取る事が出来るというのなら、私にとっては重畳ですらある。
お前は何も気にせず、私に弄ばれていれば、それで良い」
己の衣服に擦れ、存在を主張する二つの突起。
一瞬、其処に視線を落として緩く唇を歪めると、僅かに身動ぎして明確な意思を以て、衣服の布地で乳房を擦る。
じわじわと、ゆっくりと昂らせる様な緩慢な動きではあるが、明確に此れからの夜伽を想起させる様に。
■フェリーチェ > 貰った言葉による安堵で、息継ぎのように吐息が溢れる。
当たっている硬いものを気にしつつだったせいか、お腹が一瞬くぼんでから全身の強張りが少しだけ緩んだ。
「は、はいっ!」
詰まらせた呼気を勢いで吐き出すような語気を強めた返事。
名も知らぬ男に純潔を散らされる、といえばただの悲劇でも、考えようによっては王子様に抱かれるというのは安直で安っぽい妄想として語られる夢の代名詞でもある。
直視させられた現実を受け入れるために、額を相手の胸元に押し当てながら、少女はそう頭を切り替える。
となれば……それ相応に応じなければならないとも思えて、顔を隠したままにその目を瞬かせた。
柔らかいカーペットの上でおぼつかぬまま爪先立ちすると、自らその矮躯を相手の身体に押し付けて……。
「畏まりました。今宵は、ただ弄ばれるままに。
ですからどうか……その、わたくしの身体を、存分に楽しんでください」
真下から覗き込むよう顔を上げた少女は、頬を火照りで染め上げて唇を震わせながら呟く。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
やたらと威勢の良い返事に、少しだけ苦笑い。
まあ、悪辣な王族に純潔を捧げる、という状況に緊張するのも致し方ない事かと小さく首を振る。
己の事を王子様だ、と少女が思考を切り替えている事など露知らず。
「…慣れぬ癖に、よくもまあ。
だが、その言や良し。今宵は、私の思うが儘に。望むが儘に。
その勇気に免じて、乱暴にはせぬ。気を楽にしていれば――」
其処で、己を覗き込む様な少女の震える唇に視線を向ければ。
くつり、と愉し気に微笑んで。
「……気を楽にしていれば良い。
お前を抱く男の名を、その胸に刻み付けながらな。
私はギュンター。ギュンター・メルヒオール・フォン・ホーレルヴァッハ。
貴様の一夜を戯れに買い上げた男の名を、精々忘れぬ事だ」
少女の後頭部に手を這わせてぐい、と引き寄せれば。
其の侭、少女の唇を奪ってしまおうと――
■フェリーチェ > 「ギュンター様……」
ただ一言、引き寄せられて残った息が絞り出されるのに乗せて、教えられた名を口にする。
刻み付けるよう言いつけられた事を愚直に実行し、女と見紛えた綺麗な顔をくりくりと大きく見開く双眸で見つめながら。
努めて力を抜いてその身体は男の腕に委ねてしまう。
けれど、所詮は実感も湧かないまま机上で学んだだけの生娘。
近づいてくる顔を見つめる琥珀色の瞳は瞬くことを忘れ、鼻先が触れ合いそうになるまで直視し続ける。
顔を傾けることも自ら顎を上げることすらせず、緊張で咄嗟に触れ合う瞬間にやっと目を瞑り。
「………んっ!……んぅふっ…………」
雰囲気も何もあったものではなく、その唇自体は柔らかくとも固く引き結んだままに当てるのみ。
あいた両手は男のシャツを控えめな手付きで探って指先で摘む。
そうして……すぐに酸素が足りなくなり、小さく喉奥で呻いて鼻息を荒げてしまう。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
己の名を呼び、琥珀色の瞳を大きく見開いて此方を見つめ返す少女。
唇が触れ合おうとする直前まで、緊張で身を強張らせ、寸前で目を瞑る様子には――初心なものだと、唇を歪めた。
「……ん………ふ…」
固く閉じられた唇を、無理にこじ開けようとはしない。
触れ合う唇を、擽る様に軽く舌先でなぞる程度なのだろう。
されど、唇が離される事は無い。少女が己のシャツを掴み、酸素を求めて次第に吐息を乱し始めても、唇は離れない。
少女の鼻腔には、己がカジノで嗜んでいた果実酒の香りと、甘ったるい煙草の紫煙の残り香が、漂うだろうか。
そんな引き結んだ儘の唇を無理にこじ開けなくとも、命じなくても。言葉にしなくても。
接吻に不慣れな少女が自然唇を開くだろうという事は…その有様から、十分に見て取れていた。
だから、少女が音を上げるまで決して唇を離さぬ儘――近くにあったベッドへその身体を押し倒そうと、少女の肩にゆっくりと手をかけ、力を籠める。
■フェリーチェ > 年齢的に少女の方が体温は高いだろうに、お腹に触れたモノも唇にふれたモノも自分より熱く感じられた。
ささやかながらも多少は潰れる余地のあった2つの膨らみもまた、さっきまで夜風に当たっていたせいか今は温かい。
無理な呼吸をして息苦しさのために無意識に肩を揺らすように身体を捩れば、さくらんぼの種ほどの乳首が埋もれたまま擦れる。
鼓動のリズムはあっという間に限界近くまで加速していき……。
「んっ!はっ、ぷはぁ!! はむっうぅ………!?」
徐々に湿らされる唇の擽ったさもあって、息苦しさの限界とともに容易に決壊。
咄嗟に開いた唇は、最近食べていない高価な果実と酒精の慣れぬ甘みの香りに釣られたのか、軽く突き出ていた舌を一度食む。
煙草もまた慣れぬのもあって埃っぽさみたいなものを感じる。
それは長い間外で商売をしていた少女自身の汚れも思い出させ、身体を許すという一大事の中で自身の体臭も気になりだす。
ファーストキスの混乱の最中、情報の奔流に呑まれて余裕も無かった少女はマトモな抵抗も出来ずに後ろへ蹌踉めく。
躓けば力なくベッドへと腰掛け、そのスプリングの沈み込みはついぞ経験したことのない柔らかなもの。
小さなお尻を深く沈み込ませ、プラチナブロンドの長髪はふんわりと浮かび広がって、懸念した通り膝をついたときのほのかな土や草の匂いと、それから少女特有の桃に似た薄い香りを一緒に広げる。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
身体を捩り、乳房を擦り、吐息を乱す少女。
後は、決壊の瞬間を待つばかり――
「…っは……んむ…」
軽く己の舌を食まれれば、それを受け入れつつ蛇の様に舌先を絡め取ろうと。
決壊し、自ら開かれた少女の唇。其処に滑り込ませる様に舌先を侵入させ、蠢く舌は少女の咥内を嬲る様に蠢き始めるだろうか。
そんな愛撫めいた接吻と共に、押し倒した少女の躰。
所謂"上客"を迎え入れる豪奢な部屋らしからぬ、土と草と、そして、少女の甘い香りが鼻腔を擽る。
ベッドに押し倒し、小さな少女の躰に覆い被さった儘、先ずは食前酒だと言わんばかりに少女の咥内を舐めあげて。
ゆっくりと唇を離せば、二人の唇を繋ぐ銀色の糸。混じり合った唾液が、蜘蛛の糸の様に互いを繋ぐ。
「……外の匂いがするな。お前が歩き、訪れ、身を置いていた街の。草原の。そんな匂いがする。……そういうのは、嫌いじゃない。お前の旅路を示す様な、そんな香りは、嫌いじゃない」
独り言の様に、少女に紡がれる言葉。
それは、決して己には許されぬ行為への渇望だろうか。
少女の首元に顔を埋め、僅かに鼻を鳴らしてそんな香りを吸い込んで。囁くように零す言葉と共に、少女の耳元を甘噛みする。
そんな児戯の様な戯れの最中にも、少女の下腹部に押し当てられたモノは、固く熱を帯びた儘。
寧ろ、下衣が窮屈だと言わんばかりに衣服を押し上げ、ぐり、と柔らかな身体に押し付けられている。
■フェリーチェ > 初めて口内を貪られる感触は、少女の抵抗の意思を削いでいく。
もっと幼い頃の歯磨きみたいな、けれどもソレよりはずっと浅いところなのに、酷く好き勝手に蹂躙される思いがする。
乳歯混じりの浅い口腔は侵入した舌が歯茎にも届き、唇の裏側に甘みが一緒に押し込まれたことで唾液を無意識に啜る。
その意図が無いにせよ、舌と舌の間に流れ込む唾液がぐちゅりと淫靡な音を立て、隙間から熱い呼気が漏れた。
「はっふぅ、はぁ、はぁ……ふぅ〜、楽しい旅路じゃなくても、ですか?
草を掻き分ければ、澄んだ朝露だけじゃなくて、シミの取れない青臭い汁も付いちゃいます。
木に寄りかかれば、涼しいだけじゃなくて、木屑で痒くなっちゃうんです。
船に乗れば、水しぶきだけじゃなくて、塩がついてカサカサするんです。
それから、それから……」
二人の唇を橋渡しする唾液の糸に透明な玉が浮かび、やがて途切れて唇の端を濡らす。
水の跳ねる感触にも少女は反応せず、引き抜かれた舌の形そのままにぽっかり開けた唇を開き直したかと思えば、紡ぐ言葉は旅のこと。
遠目に見ていたほど旅が良いことばかりで無かったと語るのは、踏みにじられる前に外への憧れがあったからに他ならない。
似た想いを感じて語ったのだけれど、ちょっとした現実逃避もあって……。
なにせ、さっきは完全に密着して見えなかった硬いものが、姿勢を変えて見えてしまったから。
話し方が熱心な割に男の顔をさっきほど直視せず、チラチラと、スリップ越しに当てられる怒張に視線が吸い寄せられている。