2020/10/12 のログ
ご案内:「平民地区と富裕層の境目 裏路地」にスピサさんが現れました。
ご案内:「平民地区と富裕層の境目 裏路地」にアティさんが現れました。
■スピサ > 平民地区と富裕地区の境目に存在する境界線のような裏路地が大小幾つもある場所
こんな境目にある店で、二人で下手を打ったのはつい先ほどのこと。
素材や硬質類を眺めていたスピサに対し、場に居合わせていた知己のアティが持ち込んだ薬瓶。
媚薬の類をほぼ使う機会もなかったスピサが不用意に開け、アティが弾き、互いにぶちまける経緯
互いに身体を洗うなり、鎮静剤の類を使えればよかったかもしれない。
しかし興奮状態は高まり、理性を残して身体が熱い
頭だけは覚めているのに、下半身の高ぶりが獣のようだった
一度事を始めると、終わるまで気が済まない雄の性が滾っている。
事が終わるまで、男は本当に獣ほどの理性しか残らない程に程度が低くなると世間ではいう。
2人で裏路地に入り込んだのは、ある意味ではよかったかもしれない。
媚毒に犯された身体では、二人は力を奮えどもブレーキの外れた程度でしかないだろう。
「は、ぁ……これ、やば、い……♡。」
2人で支えあって小道の裏路地に倒れ込む
石畳の四角板が連なるそこは店と店の裏側……?
それとも壁と壁の挟まれた間……?
アティに重なるように倒れ込み、汗と熱が止まらない。
目の前にいる雌を恍々と放つアティに、雄の塊を宿したスピサ
―――頭がもう理性を放り捨てる感覚は、何も考えずに身体が動く
それだけで示している。
「ぁん、む……!♡」
唇を塞ぎ、両腕で肩と頭を抱く。
舌を捻じ込み、互いの熱い舌を伸ばしあい、ぐちゅぐちゅに言わせる。
汗まみれの裸オーバーオールと、身動きの軽い軽装ではぬるりぬるりと肌が重なる
互いの色のはっきりと分かれた肌が肉を重ねながら、唾液を言わす。
「じゅるっじゅるぅぅぅぅぅ……♡」
力加減はできている。
しかし唇の加減はできていない。
口内で舌をべろべろに舐めつくし、まだ足りない。
口内に舌を引っ張り込むように、きゅうううう♡と吸い込む。
その舌を、何度も届きやすくなったのなら、理性の無い舌が舐めまわす。
上も下も、横も、表も、裏も。
■アティ > この町であれば、多少の騒ぎというのはどの地区でも日常茶飯事である。
それでも、お偉いさんでもないのに、富裕地区で騒ぎを起こせば憲兵がすぐに駆けつけてくるのだから、たまたま起きてしまったトラブルとはいえ、逃げの一手を打ったのは間違いではなかっただろう。
もっとも、慌てていたために幾つかしまい込んでいたものや、割った薬の正確に代金を払えていないうえに、解毒といった行動をとれていないのである。
ギリギリ踏みとどまれていたものの、そんな状態でまばらにいる人の中を駆け抜け。
裏路地の丁度地区の混ざりあう場所まで入り込んでしまえば、解毒に使えるアイテムの調達など、既に間に合う手段ではなく。
周りに人気がない場所までこれたことは、とっさに取った行動の中では一番の幸運だったのかもしれない。
「はっふ…何か…解毒…しな…んむぅ!」
ギリギリ理性を保てていたのは、兎という性質を強く宿している獣人からすれば、奇跡に近いものだろう。
雌同士での触れ合いですら、発情が抑えきれないレベルというのに、雄としての強い性質をもつ彼女を前にすれば、その湧き上がる熱はより拍車がかかることになったようだ。
それでも、直接被った側ではない兎は、持ち出してしまったアイテムの中に、鎮静の一つでも多少望みを向けたようだが。
媚薬に濡れた体を押し付けるようにして抑え込まれ。
一気に口づけを落とされれば、入り込む舌と唾液の香りに兎は埋もれることになってしまい。
「んむっ!ふっ!んむぅ♡!」
絡み合う舌も唾液も、呼吸すらも媚毒を含んで駆け巡り。
彼女の前面にかかってまだ乾いていない媚薬が、衣服にしみるようにして、香りのみならず肌から浸み込んでいるのだろう。
ムグムグと声をくぐもらせながら、少しの間身じろぎしていたものの、力で当然かなうはずもなく。
何度も口づけを重ねて交わしていれば、汗に交じってより体に触れあう熱は兎の我慢も押し流し始めたのだろう。
手は彼女の首に回すように伸ばされ。
服越しに彼女の押し付けられる胸に、兎からも胸を押し付けるように身を擦り付けて始めていくのである。
「んじゅっ!ふっ…ふむううう♡!」
舌を抜かれるどころか、肺から空気すら持っていかれる。
そんな錯覚すら、その強い吸い上げには感じているようである。
少しだけ目を丸くしながらも、すっかりと引っ張られるままに突き出された舌は、より絡めあいやすく。
彼女に促されるままに、歯肉の裏から頬まで、舌のすべてどころか口内のすべてを彼女によって埋め尽くされていくことになったようだ。
そんな風に体を絡め合わせていれば、コロコロと店から持ち出したほかの薬瓶は鞄から零れ落ちて音を立て。
兎の目からはどんどん理性の色が消えていくのも、彼女にはうかがえるだろうが。
■スピサ > 背丈に富んだ、一つ目族の身体。
倒れ込み、重なり、抑え込むようにしてしまえば体のバネが利く兎であろうと飛び出せない。
いいえ、むしろアティは望んでしまうように舌を絡め合ってしまう。
青肌首に腕を巻き付かせ、舌同士の応酬。
唾液を途中で啜ろうなんていう気遣い、お互いにない。
舌が何度も唇のつなぎ目で見え隠れし、吸うのを止めれば身動きのできる舌同士で舐め合い、絡める。
曲げた舌先同士でぎゅっ、と引っ掛け合うような舌の攻め合い。
唾液がアティの唇の端から零れながら、舌向きな口内は溜まる唾液を自然とゴクリと飲み込んでいくだろう。
頬は上気し、目隠し眼帯のような革で覆われた目元の見えぬスピサの面貌は、頬を繋いで鼻際まで熱を帯びる。
唇が外れるのは、何度も口内で互いに蠢く舌がやっと舐めるのに満足、いや、物足りなくなってしまってから。
「ぷぁ……っはぁぁ……♡はぁぁ……♡」
息継ぎを間近でし合いながら、互いの息を食べ合う。
誰もいないかもしれない 誰かいるかもしれない そんな場所で、スピサは肘をつき、片腕ずつ
もはや邪魔なだけの革のオーバーオールを肩から外し足で蹴飛ばすように脱いでいく。
まるで脱皮。獣のように。
アティの体を一々愛でるような行動すらしない。
邪魔なショートパンツは革製ながら、歯を食いしばり、両手でボタンのつなぎ目から手をかける。
「ふ、んっ……!」
ブチッブチブチィッ……と革のパンツがちぎれ、逆八の字に裂けていく。
黒のショーツすらも、横合いの細い部分から千切ってしまえばもうただの“開き”同然。
まだ片足が脱げていないままに、スピサはアティの下半身を真上にグリンッと向ける。
俗にいうまんぐり返し。
腿裏が見える姿勢のまま、ガニ股で跨り、上にのしかかる。
下半身を組み伏せ、抑え込む。
「ふーっ……!ふーっ……!」
腿を合わせ、尻を乗せた姿勢はもうアティにはどうすることもできない。
互いで臨み合う姿勢なんていうものではない、一方的な体位でアティの媚毒にあてられた割れ目に薄青肌の強直
宛がわれるなら深々と真下に、突き刺した。
「ん、ひぃぃ……んっ♡」
肉棒の、割れ目に呑み込まれる気持ちよさ。
雄らならわかるだろうか。
兎の鍛え込まれた下半身。
むっちりとして締まる太ももから臀部。
開けられたまま固定されようと、強く抵抗感を感じさせる其処は締まりではなく、何度も行き来するたびに。
左右からの戻りが強い割れ目。
ごしゅっごしゅっ♡、ゴシッゴシッ♡と膣で擦り洗われるような刺激。
雄が想像したら、生唾を呑み込むに決まっている。
「んほぉっお゛っ、お゛っ、お゛っ♡」
そして、スピサの力強いピストンが、アティの強い腰とぶつかって、どすっどすっどすっと突き刺していく。
■アティ > 元々どちらかといえば寡黙で、引っ込み思案な感じを受ける彼女が兎以上に行動的なうえに、野性的に攻めてきた分、後手に回ったというのもあるだろう。
得意の運動力も捕まってしまえば、鍛冶を営む腕っぷしと、その巨体にあらがうすべはなく。
抑え込まれているうちに、体を絡めあい。
舌を絡めあう内に、発情を抑え込んでどうにかしよう。
そんな思考は兎から、簡単に削り取られてしまっているのは間違いはないだろう。
「はっ…はふっ!
スピ…んぐっ♡!」
相次ぐ吸い上げと、送り込みにもはやどちらの唾液であり、どちらの呼気かすら朧気となり。
熱により強い熱を引き出されるように、兎もどんどんと吐息を荒げていけば、その視界に映るのはだんだんと、眼帯をした彼女の顔のみになっているようだ。
彼女の下から抜け出すのをやめて、舌を絡め返した分、布衣に一度口が緩み。
大きく息がすえたことで入り込む外気に、少しだけ思考に鮮明さが戻ったようだが。
彼女の名を呼び掛けたところで、鈍い音を立てて引き裂ける皮の音に、次の狙いを兎は既に理解してしまったのだろう。
常人にはやすやすと、力づくで割くのは厳しい皮すら、引き裂く様子は、兎の雌を刺激する雄の力強さでもあるのだから。
「んぐっ…ぁっ!
ふ…かぁっ…♡!」
天地がさらに逆転するように、自分の下半身が空側に見えれば、一瞬理解できていなかったのだろう。
次の瞬間に、意味をなさないショーツのぼろきれと、足の間からギリギリ見える彼女の姿に、ようやく理解することになったようだ。
もっとも、胸当てで彼女に比べればおとなしい胸を抑え込んでいるせいもあって、ギリギリのしかかる彼女の様子が確認できているようであり。
その分久々に見る、彼女の強直が迫りくるのも見えてしまえば、口を緩めている陰唇はさらに緩み。
愛液をにじませ、口をヒクつかせる膣口へと一気に撃ち込まれる衝撃に、身を震わせながらも苦痛ではなく。
圧迫感とそこからくる熱の心地よさと快楽に、その状態で身震いすることになったようだ。
「あぐっ!…はっ…んぅぉ♡!
あっじゃ…あぁ!」
いつもの気遣いがない分、慣れない姿勢と激しさと、その征服感すら感じられる勢いは、熱を膨らませる雌にはより刺激となって響いたようだ。
ギチっと音がしそうなほどに、彼女の強直に絡みつけば、襞もスポットのざらつきも、容赦なくつきこまれる強直が動くたびに、搾り上げ刷り上げるように刺激を返すことになり。
媚薬にが混ざった汗ごと、膣内につきこまれる肉棒から、子宮へと染み渡っていけば、兎の理性を削りとばすには、十分すぎる威力を持つ一撃でもあったようである。
「はひっ!ひっあ!
もっとぉ…♡!」
肉がはぜる音も、突き刺す音すらも響くほどに、路地裏に奏でながら、削られる理性のままに兎もその状態でも腰を揺さぶろうとする様子すら見せ。
更にをねだり始めれば、時折、抑えられた足を閉めようと力を籠めたりしては、締め付けをばらつかせ。
腰が前後するたびに爆ぜる汗も、愛液のしぶきも気にすることなく。
時折、自らの手で太ももをつかんで、より足を広げるようにして、秘所をさらけ出して見せようとすらしていくことになり。
彼女に獣にされていくように、兎もまた彼女を一匹の野獣へと招いているようにも感じられるかもしれず。
■スピサ > 理性はあるのに
理性は、あるはずなのに出したくて仕方ない。
あの一瞬の、刹那的な快楽を味わいたい。
頭の中ではわかっているのに、我慢というものを捨てたスピサは口下手な言葉さえ出さない。
眼帯の裏側で、肉棒と膣内運動の気持ちよさに身を窶し、きっと融ける単眼を見せているに違いなかった。
種族性の怪力も、革を千切る要因ながら、今はアティを抱きたいというそれのみが脳内を攻めている
火事場の馬鹿力のように、ちぎれたそれが床で転がる中で何度も腰を真下に突き落とすような種付けプレス。
一突きごとに奥へぶつけ、戻るたびに膣内が左右から強く閉じる。
何度も抜き差しを繰り返しながら、愛液の滑りと奥へ突き刺す感覚が段々とノってくる。
膣内が柔らかくほぐれ、より奥のみを、そこだけを意識するようなものになる。
背中を地につけるまま、腰を上に持ち上げられて腰を下ろされた姿でアティはひたすらなピストンを受け止める
それだけの役目しかもらえない。
支配的な体位で攻めるまま熱棒が絡むざらつきやねっとりとしてきた感覚が、スピサを刺激しつづける。
ばるんっばるんっっと乳房を何度も上下させながら、もっとと聞こえた。
アティの靴がついたままの両足が突くたびにブラブラと揺れるそれを、膝裏に手をやり、突き刺す。
アティも媚毒にあてられ、抜き差しを楽しんでいるというのに、本能か理性か、時折締め付けに緩急を加えてきている。
我慢を捨てたスピサには、その刺激は胎底からぐつぐつと煮詰めた精液を押し上げるには十分だった。
がっつくだけのピストンが最後では、濡れ切った尻と腿にお互いがぶつかり
ばちんっ!ばちんっ!ばちんっ!ばちんっ!
と響かせ、スピサの頭の中が弾けた。
「ふ、ぎゅぅぅぅぅぅ……!♡」
歯を食いしばり、汗塗れなお互い。
奥に一際強く差し込んだ肉棒が、子宮口に押し付けるまま精液を放った。
ドポッ!ドポッ!と竿が膨らみ、何度も射精して叩きつける。
ぎゅうぅぅと密着させ、注ぎ込み、竿と膣の間から薄く白濁が白い輪をつくるまで、それは離れなかった。
抜ける頃は、射精の余韻が消えるほんの十秒程度。
抜けきった肉棒が、愛液まみれでまだ直立している中、まんぐり返しから地面に脚が倒れるアティ。
それでも止まない。
息をつかせ、開いた脚の間に体を潜り込ませ、奥に突き入れる。
開いた脚の裏に腕を噛ませ、石畳みに手をやると、もう脚は腰に絡むこともできない。
また押さえつけられながら、正常位で兎耳がまっすぐのびるが見える中、交尾プレイは止まない。
うっすらと先ほどよりも欲望は薄まっているはずなのに、アティを、ひぃ、ひぃ、と鳴かせ続ける。
■アティ > 巨大な剛直であっても、いくら撃ち込まれても苦痛の悲鳴を欠片も上げることもなく。
数度味わったことがあるとはいえ、いつも以上に柔らかく。
それなのに、手で握るよりも細かくきつく、絡みつくように締め付けてくる媚肉は気のせいではないだろう。
降りてくる子宮口すら口を緩めていれば、強く打ちけるままに先端すら軽く子宮口へとわずかに潜り込み。
鈴口周りとより強い締め付けで歓迎することにもなるだろう。
決して逆転を狙うようなこともなく。
ただひたすらに打ち付けられるたびに、雄を招き入れては喜ばせようとする兎の体は疲れを見せるがないのは、そこは兎の獣としての人よりも強い部分かもしれない。
眼帯をしていなくても、路地裏の明るさでは、足の間にから除く兎の姿はしっかりと見えないかもしれないが。
すっかりととろけ切った表情に浮かぶ瞳は、ハートを浮かべ、ピンク色な雰囲気すら錯覚してもおかしくないほどに熱と色に溶けており。
不規則に絡みつく力を、ざらついた感触を与えることを、変えていくのはどこまでも雄を招く本能からの、無意識の行動の一つなのだろう。
彼女がより音を響かせるほどに、力強く腰を押し付けぶつけてきても、体をきしませながら兎はさらにもっととねだる様子を緩めることはないのだ。
「っは…ひっ…っきゅ…く!
あああああ♡!」
奥底に押し付けてはぜる熱は、膨らむ瞬間までしっかりと兎は感じ取っているのだろう。
胎内の熱の前では、精液の熱など分かりにくいはずが、それをしっかりと感じられてしまうのは、それほどに熱を込めた精液であり。
それほどまでに兎が意識を本能のままに、子宮へとむけていたからだろうか。
下腹部を軽く膨らませるほどに、濃厚で大量の精液を受けても、零すまいといった様子で膣口は噛みつくように、きつくより締め付け。
僅かに愛液と混じる精液が白濁のしずくをにじませてきても、収縮した膣は彼女の剛直に食らいついてやまないようだが。
「あひっ…あ!
もっともっと…子種…もいっぱぃ♡!
だしっ!んく…あはぁっ♡!」
媚薬を被った彼女と同じくらい体に取り込んでしまったのだろう。
彼女と同じかそれ以上に発情の熱に暴走しきっていれば、相手が屈強な体躯だったのは幸いだろうか。
組み敷いて搾り取られていてもおかしくないほどに、色に染まった雌の様相を兎はさらしたまま隠すこともなく。
足すら回せないようにしっかりと、腕で抱き込まれて打ち付けられるままに、喘ぎを思うさまにこぼしていくが。
胸当てをしたままの上半身を、兎の足腰から腹筋を使うようにして持ち上げ。
彼女に正面から手を伸ばして軽く抱き着こう、という試みすらする様子を見せるだろう。
もっとも、それを防がれなけば彼女にしがみついて耳元で甘い声とねだる声を響かせながら、腰をできる範囲で揺さぶり返し。
防がれてしまったのなら、上半身は倒したままの状態でその行動をとるのだろうが。
■スピサ > 女の身なりでは背は高いほうのスピサながら、アティとは10㎝差でしかなく
互いの鍛えられた体躯と四肢が毛皮付きがリアルバニーガールを犯す単眼族の光景
互いに媚毒に呑まれながらのそれは熱が引くまであと何度だろう。
ひたすら奥まで突き入れ、反り返りが天井を掻くだけの制御やテクニックもない乱棒のスピサ
それに対し、中で対抗するかのように中のざらつきや尻から腿の筋肉で締め付け、味を変えるアティ
真下への突き刺しから、ひたすらな前後運動に変わっても変わらず、何度も突かれながら中で攻めてくる
周囲の石畳みが汗がにじんで黒くなっている。
手短な身体も知れている知己故にか、互いに無遠慮かつ身体が熱を持て余す。
しかし喉がカラカラになるどころか、互いにどこの内側も乾くことを知らない
二度目だというのに、休憩もないスピサが、息遣いが少し変わる。
只管走っていただけのような仕草から、溜め撃ちをするように動きを変えた。
肉棒にくる刺激を変えようというかのよう
射精を速めるための本能のような腰使い。
「ふぐっ♡んふっ❤んひっ♡」
ゴ、ツッンと何度も引き絞りながらも突きが、アティを奥深く穿つ。
途中で首に腕を回し、体の鍛えと十番からかキツイ姿勢でも密着してくる様子に、姿勢は座り気味な
腰を少しだけ浮かせただけの駅弁座位。
臀部をわしづかみにし、脚は腕にかかっているというのに耳元で息遣いや淫語を唱え、スピサを継続させるかのよう。
そんな強請り声に合わせ、膝立ちになり、今度こそ臀部掴みで浮かせ、真上に突き刺すように、膣内を滑りあがり、壁を擦り上げ
奥へ何度も抉る肉欲望が強気を増した。
首に抱き着いたアティが仇となったかのように、突き上げられるまま、結合部から滲む混ざりもの
それがとろとろとスピサの両方の太ももを濡らし、グチュグチュと掻きだすように肉棒が攻める。
掴まれているせいで、上に持ちあがることすらできず、ひたすら肉棒の強さを受け止めるしかないアティ
下腹部がわずかに膨らんだ底が、さらに膨らむまでもうあと少しもないだろう。
それを知らせるように、スピサの動きがまし、息遣いは潜まる。
敢えて呼吸が細く、止むほうが力を込めて、速度を上げる印。
食いしばったから、細く息が漏れるたび、奥に突き刺し、今度は先端が食い込んだ
■アティ > 薄暗い中、手足をよく見れば毛並みが覆っている獣人に、肌の色が違う人ならざる二人である。
もし路地裏に踏み込んでくる人がいたとしても、その姿に怖気づくか、人ならざる者同士の熱気に怖気つくかだろうか。
それすらも超えてなお、妖艶さに惹かれるものであれば、雄だろうと雌だろうと、視線を捉えてやまない有様であるかもしれないが。
ゴリゴリとえぐるたびに響きそうな音は、実際に胎内に響いているのは錯覚ではないかもしれず。
それでもただ只管にえぐるような突き上げであっても、一度受けた動きは覚えるように、襞が一枚一枚絡みつく感覚を変えていく兎の胎内は、野性があふれに溢れているからだろう。
零れ落ちる汗も、ぶつかり合うたびに既にあふれて滴る。
お互いの愛益や体液の混ざりあった液体も、あたりを濃厚なフェロモンで包み込むものであり。
自然の媚薬ともいえるほどの、むせ返る濃度をあたりへと広めていくことになるだろう。
実際に涼しさが訪れた町の気温の中では、二人の体からはその熱気を示すように、時折大気に冷やされて湯気が立ち上るのが、月明かりに照らされて見えるかもしれないのである。
「あっんぁあ!
さっきょり…ふか…っぁ!これ…いっい…のぉ♡!」
彼女の腕にさらに体重がかかりそうな持ち上げられた姿勢であっても、彼女の腕からしたら兎の一人くらい軽いものだろう。
より深く、真上に打ち付けるような突き上げに、下腹部をボコっとかるく彼女の剛直の形に膨らませても、こぼれるのはより甘さがこもった嬌声であり。
食い込む指先すらもすべてが心地よく、興奮をあおって仕方ないということを、隠すこともなく。
彼女の突き上げの深さと勢いを、むしろほめてさらに求めるように素直に兎はこぼしてすらいくのである。
「あひっ!んぁ♡!
んぐぅっ!…はっはっ…あぅあああ♡!」
それに答えてか、自然にか、激しさを増してえぐる強さも場所も的確になれば、抑えることもない声はあたりへと、まるで聞かせるようにより大きく響き渡り。
精液をほとんど咥え込んだままとはいえ、洪水のようにあふれ出る愛液は抑えようもなく。
彼女の股間を、太ももを、濡らしてもなお、腰に合わせて汗以上に飛沫を挙げては、滴り落ちていくのである。
地面を濡らしている液体は既に、愛液のほうが多いといっても過言ではないかもしれず。
逆にしっかりと腕を彼女の首に回した兎は、突き上げをより受け止めるように腰をとどめようと、力を籠め。
衝撃をまったく逃すこともなく、胎内すべてを彼女の突き上げで揺らされることすら楽しむように、蕩けた顔を見せつけながら、快楽の涙を零して嬌声を目の前でどこまでも、彼女を高ぶらせるように零していくのである。
胸当てがあるせいで、胸を押し付けるように動いても、あまり柔らかさを感じさせられないというところはあるようだが。
子宮へと軽く食い込む切っ先をより飲み込むように、兎は息を零せば、最奥への一撃とともに精液を、子宮の中で直に出されることを望むように、突き刺された切っ先にたいして、子宮口で締め付けながら招いていくだろうが。
■スピサ > 向こう側の景色はすべて見える、己の瞳を隠すためだけの眼帯。
膝立ちで突き上げ、しがみ付かれ、鷲掴みにする身体をひたすら抉る。
この程度で腕はくたびれないものの、一度一度に意識をすべて注ぐような性への傾き
密着しあう二人
ただこの感覚を共有するように。
媚毒に蝕まれた身体 まるで毒を消すかのように熱で上せていく。
別に身勝手な巨人のような突き上げではなく、飽くまで人型なのだから。
強くピストンしようと肉棒は肉棒。
ゴリゴリと奥を抉るまでしかできないもので。
だからこそ下半身強調な身体のみをむき出しにしたアティと、片足に未だ着衣をぶら下げたままのスピサ
止める気配すらなく、濡れ切った下半身と汗塗れな身体。
互いが密着しながら熱い。
突き上げ、持ち上げるスピサにアティは顔を見せつける。
熱で浮かされ、肉棒の突き上げるたびに歪み、涙を浮かばせて蕩け楽しむ性の顔
それをみながら、もう出そうと速度を速めていたスピサは、唇を塞ぎながら速度を速める。
「んふぅぅ……♡ んぐっんぐぐぅっ♡」
塞ぎ合いながら、お互いに言葉を通じ合わせる。
首ではなく頭ごと腕を回すようにしっかりと抱き着かせ、突き上げでもずれない唇にさせた。
お互いに出すころになっても、止めない。
二か所をつなげたまま、掴んだ臀部と突き上げた腰が少し前反りになる。
グリリッと押し付けるままに、鼻息すら止まる射精感。
身体をお互いでビクッビクンッと跳ねさせながら唇を吸い合わせ、出し終わりの快楽が通り過ぎれば
鼻息が再び戻り流りながらも、まだ離れない。
ベロリとお互いの舌を数度舐め合ってからようやく離れるのなら、息すらむせて。
「け、ほっけほっ…はぁぁ……♡ ふぅぅぅ……♡
や、やだ……全然おさまんない、よ、これ……っ♡」
普段も二発程度ではバテないものの、理性が少し回復しても両腕が後ろから掴んだ臀部から離れない。
濃い、濃い二発を注ぎ込み、やっと理性がギリギリ言葉を出す程度まで回復したのに収まらない。
抜こうとすると、アティもギチギチに締め付けてきて拒否するほど。
「や、宿……宿いこっ……ここだと、もう暗く、なる、よ。」
いつもの口調ながら、離れない二人。
結局宿に移動する前に、引き抜こうとする意志と抵抗する身体に抗うところから始まり、
やっと抜けても、腰が身軽に感じるのに、熱がじくじくとまた溜まりだす。
そこらに転がる薬瓶を着なおしながらも拾う余裕もなく、汗と精液臭さがしみたお互いの体。
手身近な平民の連れ込み宿に入る頃には、二人ともまた始めだすだろう。
■アティ > 快楽の涙で視界は歪み、熱に浮かされて思考は本能に飲み込まれていても、その視線は彼女を見据えて離さないようである。
しっかりと見えていなくても、本能が全開で活動している今、耳も何もかも五感どころか六感といえるようなものですら、すべてで彼女を感じることに集中しているのだろう。
余すことなくあられもない声も表情も、彼女に見せつけてはそれすら兎は快楽と興奮にしているのだから、乱れぶりは兎の血が濃く入っていることを、言葉以上に実感させるものとなるかもしれず。
彼女がその乱れぶりで興奮を高めて、より突き上げてくれればそれをさらに期待しているのだろう。
キュウキュウと音がしそうなほどに、膣内すべてを使って絡みついて離さない媚肉は、より奥底へと導くように、それでいて吸い上げるように、剛直を引きずり込もうとするのである。
どこから境目なのかわからいないほどに、肉棒を咥え込んでつながっていれば、息も意識して整えるように吸ってもいないのだろう。
不意に唇をふさがれれば、少しだけまた目を見開くことになり。
ビクリと兎は身を震わせてしまうことになるが。
流石に息が詰まったりはしなかったようだ。
むさぼるようにして、彼女の口内の唾液も吐息も、舌も吸い上げようとしていき。
「んぐううううう!
んひ…んっふう…♡!」
より深く、より一つになるように、体まで絡み合わせたところで、再びの圧迫感を覚えれば、痙攣するように膣は収縮する動きを見せていくことになったようだ。
プシっと音を立てながら、勢いよく潮すら飛沫。
お互いの太ももを濡らすことになっても、当然のように気にすることはなく。
上がる嬌声を、口内へと全部注ぎ込むように、くぐもった悲鳴を響かせ。
背をそらす代わりに、抱き着く腕に軋むほどの力を込めて兎はしがみつき。
一滴残らず搾り取るように、何度もきつく収縮しては膣内は彼女の肉棒を吸い上げて、ぴったりと密着していくことになったようだが。
「やっど…ぉ?
そこまで…我慢…なんてぇ♡」
強すぎる快楽でも、意識は飛んでいないのだろう。
その代わりに本能が、理性を抑えて思考を埋め尽くしていれば、どうやら彼女より発情自体は兎のほうがやはり強いのだろう。
抜こうとする様子を、膣内が引っ張られるほどの締め付けで食らいつきながらも、どうしても抜いて移動しようと促されれば、物欲しそうにしたまま兎から何とか抜くことは、できたようであり。
「早く…早く…もっと食べさせて…♡」
幾つか鞄に残っている薬瓶とこぼれかけていた薬瓶は、最低限しまったものの、いくつか転がって少し離れたものまでは、しまう意識を向けなかったようである。
代わりに最低限衣服を着なおしても、兎は彼女の手を秘所へとまさぐらせるように引き寄せ。
兎のほうは彼女の剛直を握るように衣服の隙間から手を伸ばし返し。
こうしてるのがギリギリといった様子で、握らせてもらえればようやく、何とか宿へと移動することはできただろうが。
そこから精魂尽き果てるまで、再びの発情になったのは確実か―
ご案内:「平民地区と富裕層の境目 裏路地」からスピサさんが去りました。
ご案内:「平民地区と富裕層の境目 裏路地」からアティさんが去りました。