2020/09/28 のログ
シンディ・オーネ > そう、まだ一度も膣には挿入されていない。
中出しされていなければセックスではないと、そんな無理矢理な価値観に救いを求め。
しかしでは、ガニ股で肉棒を尻穴に咥え込んでいく行為は何なのか。

「へんたいはっ、おまえだっ、びょうきにっ、なってっ、しまえっ…!」

ぶるぶる震えながら、もはや釣り針のような印象の、全体で一番太いカリ首をちゅぽんと飲み込み。
アーネストがこんな事に興味あるものかと言い聞かせるが、そうしてみると、
ではこの男に刷り込まれた汚れは、アーネストに浄化してもらえないのかと、
確かに快感を得てしまう尻穴が、ぎゅうと主人に食らいつく。

「――ああ… こいびとのっ… こいびと、せっくすにはっ… びやくなんかっ…」

要らないくらい気持ちいいもんねと強がってみるが、
上ずった声でそんな事を言う今この時点でも、恋人がこんなに自分を昂らせる事があるだろうかというのは懸案の一つ。
間違い無く幸福ではあるのだけれど、媚薬付けに熟練の技巧で責められてしまっては、比較対象にできないほど別物で。

「――っ…」

自分で動け、という指示はここ数日の中でまだ救いのある時間だった。

屈辱的ではあるが、任されている間は無理矢理叩き込まれる快楽に我を忘れる事も無く、少し休めるから。

だから外見にはもうどこまでも従順に、お腹を張ったりへこませたりして角度を調節しつつ、
主人の腰に後ろ手に手をついて、くいんくいんと腰をグラインドさせる。

ゆるやかに、しかしあまりサボってはバレてしまうから、ちょっとはイイところをこするように。

「――っあ、あっ、あっ…」

カリ首の圧迫感をイイところにもってきて、思わず小さく鳴いてしまうが、これもサボっていないように見せるための演技だ。
…バレないように、バレないように、そう言い訳しながら、タンタンとお尻が小刻みに男の腿を叩きはじめる。

「あっ、あっ、あっ、あっ…」

グラハム > 「いいぞいいぞ、もっとキャンキャン犬のように鳴け。従順な女ばかりも詰まらんからな。やはりお前を選んで正解だった。」

悪態を吐く少女の姿に満足げな笑みを浮かべる。
そんな悪態を吐きながらも腰を振り後孔で快楽を貪る姿はあまりにも滑稽に見える。

「そんなヌルい動きでは朝までやっても終わらんぞ?ああ、そうだな。うむ、儂はもう動かん。お前が自分で咥えこんだんじゃから、自分で責任を取るがよい。」

命令を下した身であるが勝手な言い分。
甘く喘ぎながら腰を振る姿は愉快であるものの、射精まで導けるかと言うと疑問が残る。

「王都に戻っても終わらんようだったら、そうだな……儂が恋人の所まで送り届けてやろう。」

明暗だとばかりに囁くと温泉の縁に両腕を広げて背中を預け、楽しそうに大声で笑う。

シンディ・オーネ > 命令されて、従わないと危険なので、仕方なく。全ては仕方なくだ。
多少の余裕を取り戻せば毒づかずにいられないが、それも喜ばれてしまうと黙り込み。

お茶を濁すにしては積極的に腰を振ってしまっているが、それでも時間稼ぎ感はあっただろう。
そう、できれば朝までこのまま、なあなあにしておきたいと思うが――

「――あっ、あっ… ……は?」

たんたん、ちゃぷちゃぷ、小刻みにリズミカルに揺れていた身体を止めて、狼狽えた。
自分のイくイかないは調節できても、この男のは?
そう言われてしまうと朝までに終わらないというのが冗談ではなくなってきて。

「や、やれるものならやってみろ、いくらお前が恥知らずだって――」

王都の天下の往来を女とつながったまま歩けるものか。
そう言ってみてから、あ、やりかねないなと今までを思った。

「……そ、そんなに、我慢なんかできないくせにっ…」

脅迫にドキドキと鼓動を高鳴らせ、言い返しながらも、
腰の持ち上げを大きくしてストロークを長くする。
肉棒をしごく事を意識した動きで、ぱしゃん、ぱしゃんと湯の揺れが大きくなった。

「――興奮しているから、こんなに硬いんだ…!
 出したくてっ、仕方ないっ、くせに…!」

ほらほらどうだと精一杯激しく奉仕して、
イかせる事が出来れば解放されるのだからと、勝手に条件が脳内変換されていく。

グラハム > 「勿論、儂は約束は守るぞ?王都の往来の中を尻で肉棒を咥えて悦ぶ女を抱えて歩くなど、恥ずかしくて死にそうだが、まあ、仕方ない。約束は約束だからな。」

数日前は腰を上下に揺するだけだった少女がいやらしいグラインドまで加えるようになったことに満足げな笑みを浮かべながら、芝居じみた口調で宣言する。

「クク、随分硬さを気にするようだがどうした?そんなに恋人と比べて硬いのか?」

呷る少女の言葉に返すのは余裕の態度。
ゆったりと湯を楽しみながら二つ手を叩くと侍女がトレイに載せたワイングラスを持ってくる。

「フフ、随分腰使いが上手くなったものだな。数日前とは別人のようだぞ?だが、それではまだまだ子種を出してやれんなぁ。恋人にこんな姿を見せたくはないのだろう?なら、恥も外聞も捨ててイキ狂うくらい腰を振らんか。なぁに、恋人に無事な姿を見せてやるためだ、他の男の肉棒を尻で咥えてイキ狂ってもきっと許してくれるさ。」

必死な少女の背中を眺めながら、優雅にワイングラスを傾ける。

シンディ・オーネ > 「――やんごとなき、お前が誰かっ! 分かるんだからなっ… こういう、評判は!」

誰に何と思われようと影響無いと言いたげな態度に、
名を伏せて人を集めようとも領地の視察に同行して誰だか分からないなんてあるわけもなく、
こういう風評が積もり積もれば巡り巡って悪影響もあるのではないかと…
言っていて虚しくなりそうだが、精一杯脅して、呪う。

「いいい一般的に! 硬くしてるだろう勃起してるんだからっ!」

比べるとかそういう話ではないぞと、図星で言い返す声がやや裏返る。
だいたい硬さなど問題ではないとか、色々言いたくなるが幸いそんな余裕はなく墓穴は浅かった。

「――こんなっ、ところで、イキ狂ったり、するものか…!」

イってしまうことはあるが、もうそれは残念ながらあるが、狂ったりなんてしないと。
自分のイイところに当たらないよう長くしごいてみるものの、効果は薄いらしく途方にくれる。

他の部分を刺激するとかそういう知恵は無くて、ならば勢いを激しくするしかないかと、男の胸に背を押し当てた。
ワイン飲んでるとかお構いなしに、男の腰を掴んでいた両腕を、男の項に回して背を逸らせるような形に固定。

「――ふぅ… っふぅー… ――っくッんっぎぃっ…!」

どうせ多少乱暴にしても抜けない。
ならば、脚力と背筋でとにかく力任せに。
ずぼずぼと、激しくインアウトを繰り返すがそれは自分も追い詰めた。

「ッふひぃっ!? っぃいんっ!? んンっ、んっ、ふーっ… ゥ、ァ、っがああああああっ!!」

自棄になった獣のような声で、ばちゅんばちゅんと全身で湯を、男の身体を叩き、
ずぼずぼずぼずぼずぼずぼずぼずぼ――――

グラハム > 「ああ、だからどうした?」

自身の評判どころか国の評判も知ったことではない。
ただ、自分の欲望が満たされればいい。
そして、その欲望を好きなだけ満たすだけの権力と財力がこの男にはある。
外道故に少女の脅しなど何ひとつ心に響かない。

「声が裏返っておるぞ?どうだ?儂のモノは恋人のモノよりも硬いか?長いか?太いか?エラの張り方などどうだ?んん?まんこで咥えたらどれくらい気持ちいいか想像したか?」

必死に激しく腰を振る少女の体重を胸板に感じながら耳元で煽るよう囁く。
少女の後孔で激しく磨かれる肉棒は時折跳ね快感を伝えるものの、まだまだ精を放つ気配はない。

「いい腰使いだが、ただ激しいだけでは儂は出さんぞ?まあ、しかしそうだな。お前が三度アナルアクメを極める度に精をくれてやろう。」

それは慈悲なのか、それとも更に少女を追い詰めるためなのか。
肛門が捲れ返りそうなほど激しく腰を振る少女の耳たぶを食みながら新たな提案。
今までの平均で言えば、肉棒が萎えるには四度の射精が必要。
つまり、12回の絶頂を極めろと告げる。

シンディ・オーネ > 囁きなど耳に入らない風に、ばちゅばちゅばちゅばちゅ――

「――っはァッ!! はあっ、はあっ…!」

が、ダメで。達してくれない男にやがてこちらが限界を迎えてしまい、胸に背を預けて切れ切れの息をつく。

「はー――っ… はー―っ… っふぅー… ぅうっ…」

三度自分がイク度に、という申し出が慈悲とはとても思えなかったが。
今ので努力は限界、これでダメだと他に手はなく、しょんぼり項垂れて背を離した。

がむしゃらなピストンは苦痛も大きく自分でも達せていない。
ジンジン痺れるそこを労わるように、最前穏やかに鳴いていた位置にエラをもってきて。

「……。」

自分で秘所に触れてしまおうかなと思うけれど、命令はアナルアクメ。
くいくいとエラでイイところを引っ掻いて、絶頂を目指す。

「――っは、っはぅ… ぅう、ぅうんッ…!」

動き方は穏やかなものだけど媚薬の力も借りて、ここ数日の学習があれば、哀しいほどに昇りつめるのは難しくなかった。

「――ぃっ、いっ、ァ、ぃくっ、イクッ…!」

ちゃんとイキますからカウント漏らさないでと、宣言して――

グラハム > 哀れなほど必死に腰を振る少女はあっさりと限界を迎えた。
無防備に体重を預け荒い息を吐く少女の髪を優しく梳る。

「まずは一回、だな。」

耳元で囁く男は、よほど少女をアナル狂いにしたいのか、先程から少女の気持ちいい場所には一切触れようとしない。
そして、再び動き始めた少女の腰使いは先程よりも緩やかで、しかし、何かを探るよう位置を調整する様子は自らの快楽を求めてのものだと伺い知れる。

「ほう、そこがいいのか?しっかり開発しろよ。明日の昼までに儂のモノが抜けねば恋人の前でケツイキする羽目になるのだからな。」

脅し、そして、同時に少女へと与える快楽に溺れることへの免罪符。
後孔で何度も達することが出来なければ、排泄孔へと精を求めなければ恋人との関係が壊れてしまうかも知れない。
そんな恐怖が少女が背徳の交わりで悦ぶことを許す。

「二回目だな。もう一度イケばお前が大好きな精を放ってやるぞ。」

命令もしていないのに絶頂の宣言をしながら背徳の快楽を貪る少女の姿に満足げに笑みを浮かべワインを呷る。

シンディ・オーネ > 「……。」

恨み言は山のようにあるが敗北続き。
行為が始まってしまえば結果こうして、やがてはいいようにされてしまうのだ。
繋がったまま、何日かの境目があいまいだが何日もそうしてきて。

――ぶるるっと大きく震えるのは、軽いながらも確かに絶頂。
放置されてしまっている秘所が切なくて、短い余韻の中で自分で触れたくなるけれど、
そんな事をして難癖つけられてはたまらないので我慢する。
我慢して、それにまた惨めな思いにさせられながら、ケツイキ目指してお尻を振った。

連日の交わりで誤魔化しが通じないのは知っている。
だから律儀に、のろのろとした動きだが、神経をアナルに集中してぐっぽぐぽ。

「――っは、っは… またっ… またイクッ、イク…っ!」

ふぅふぅと抑えた息を身体と一緒に弾ませて、3回目も順調。
全身の痙攣はあるべき場所に無い肉棒を締め付けて、
達しているはずなのに、行き場の無いもどかしさが募る。

だから精が注ぎ込まれる事を、そのために与えられるであろう快楽を想像して、少し期待してしまった。
その浅ましさを自覚して涙が零れるが、湯の中ずぶ濡れでは余韻の震えに紛れるか。

グラハム > 自棄でもなく機械的でもなく、命令とは言え自ら弱点を探りながら快楽を求める姿はいつ見てもいいものだ。
しかも、三日三晩犯し続けても折れない気の強い女が背徳の孔で絶頂を貪っているのだ。
自慢のエラに少女が弱点を擦りつけてくるのがはっきりと伝わってくる。
数日前にはなかったその性感帯での快楽を少女は決して忘れることが出来ないであろう確信がある。

そうして、肉棒へと与えられる快楽ではなく、恋人のいる少女の身体と心に一生消えない傷を負わせたことに喜びを感じる。
そうして満足げに少女の腰振りを眺めていれば、強気な少女が可愛らしい声で三度目の絶頂を口にした。
それは主にしてみれば精を求めるおねだりの言葉だ。

「今、期待しただろう?精を注いでもらえば深イキ出来る、と。」

少女のひくつく孔と震えにその疼きを察し、耳元で囁く。
そして、少女を貫いたままおもむろに立ち上がると湯船の縁に少女の上半身を預けるような体勢を取らせ、腰を掴んで尻を持ち上げる。

「では、お望み通り出してやろう、しっかりと受け取るがいい。」

素早く突き込み、排泄行為を想起させるようゆっくりと引き抜く。
そして、肛門の裏側にエラを引っ掛けノックし、腰を回しながら差し込む。
少女が先程自ら責めていた弱点をエラで執拗に擦り、長いストロークで直腸を耕す。
上手くなってきたとは言え、まだまだ拙い少女の腰使いと比べ物にならない洗練された後孔用の腰使いで少女を責め立てる。
三度達すれば出す、とは言ったがどうやって出すとは言っていない。
自らの快楽より少女の快楽を優先する動きでたっぷりと10分以上、少女が何度達しようが責め立て続ける。
それは三度達すれば精を吐き出していつかは肉棒が萎えて解放される、そんな希望を与えると同時に、言う通りに三度達すればもっと気持ちよくしてもらえると少女の心に刷り込む行為。

「よし、出すぞ!」

呻くような宣言と共に最奥までねじ込み、勢いよくたっぷりと精を吐き出した。

「お前が下手だから、仕方なく動いてやったわ。次はちゃんと三度目のアナルアクメで儂をイカせられるよう努力しろよ?」

勝手な物言い、少女のお尻をぺちぺち叩きながらの説教。

「さて、そろそろ上がるとするか。続きは部屋でだな。この調子では王都に着くまでに間に合わんぞ?」

まったく萎える様子のない肉棒で少女を貫いたまま、両膝の裏を抱えて温泉から上がる。
そのまま部屋へと向かえば、少女の大事な場所も深々と後孔を貫かれていることもすべて多くの人々に見られるかも知れないが、そんなことは知ったことではない。
そして、部屋へと戻れば二再び少女に腰を振らせ、可愛らしく三度鳴けば思い切りイカせてやる。
そんな行為は少なくとも王都へと戻る馬車の中までは続くことだろう。
恋人に見られることなく解放されるかどうかは少女の頑張り次第。
だが、どちらにしても最後に主は告げる。

「また気が向いたら使ってやるからな。呼んだらすぐに来るのだぞ。逃げてもいいが、まあ、少なくともこの国で生きて行きたいのであれば、儂には逆らわんことだな。」

そんな悪夢のような言葉を……。

シンディ・オーネ > 少しずつ少しずつ傘の深いエラに内臓を抉られるのと同時、理性も削れ。
価値観やらハードルやらは下へ下へと下がっていき、いくら理屈で言い訳を重ねてもご覧の有様。

「――ッッ…!」

期待しただろうというその言葉に、ぞわりと震えて言い返せない。
男が立ち上がれば成す術なく押し倒されて、尻を突き出すような格好に。
…早く終わらせてと、それだけを望むようなつもりでいるのだが――

「――っくァあああっ…!! ァあっふ、ふァあああ…」

自分でするのと全然違う。
的を射た刺激に、全身を快楽に打ち震わせて甘えた鳴き声を上げてしまう。
こんなのは媚薬のせいだと、言い聞かせるが、薬の抜けた状態でも
おそらく何も知らないままの体ではいられないという実感がある。

快楽に突っ張る足がガクガクと湯の底を引っ掻いて。
さっさと出せという願いは虚しく、たっぷり10分何度かイかされてしまい。
ようやく出される頃には、床にべったり顔を伏せてはひはひと虫の息。

――あられもない格好のままで衆目の前に引き立てられれば、
もうなりふりかまわず「見ていないで助けて」と、せめて私の本心ではないと叫んだりするが、助けが無いのは身に染みていた。

…アーネストの耳に入ったらどうしようと。
そんな不安は、部屋に連れ込まれればまた新たな快楽に塗りつぶされて、
熱に浮かされた頭で何のためにがんばるのかも分からなくなりながら、王都まで懸命に――

ご案内:「温泉宿」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「温泉宿」からグラハムさんが去りました。