2020/09/27 のログ
グラハム > さすがに冒険者の装備、しかもあまりお目にかからないモノとなれば侍女には少々荷が重い。
装備を外すヒントを探すのだけでも一苦労だ。
故にどうしても時間がかかる、それは仕方がないこと。
仕方がないことではあるのだが……。

「何をしておる、早くせんか!仕込みにも時間が掛かっておるのだ、これ以上待たせるでない!」

主に侍女の苦労など伺い知れるはずもなく、罵倒とも取れる叱責。
そんな主の怒りの声に奥の控室から侍女がもう一人飛び出し、主の気を静めるべくその股ぐらへと跪き、ズボンの前を寛げ顔を埋める。
淫らな水音が響く中、ついに少女の少女の装備は完全に外され一糸まとわぬ姿を晒す羽目に。
しかし、侍女の奉仕に高ぶった主は少女へと目もくれず、侍女を対面座位で犯し始める。
侍女に腰を振らせ嬌声を上げさせ、いやらしい笑みを浮かべ侍女の豊かな胸を揉みしだく。
結合部はスカートで隠れて見えないものの、大きく淫らに響く渡る粘着音は行為の激しさを物語る。
その行為は30分ほども続き、その最中少女は二人の情事を見せつけられる。
もっとも見せつけられるだけではなく、侍女の手により胸の先端や物欲しげに濡れてよだれを垂らす割れ目を始め身動きが取れない全身あらゆる場所を愛撫され続ける。
それは決して絶頂へは押し上げず、ぐずぐずと弱火で煮込むよう火照った身体の中へと快楽を溜め込む作業。

「おっと、思わず犯ってしまったが、そっちの準備もいいようだな。うむ、いい仕上がりだ。」

30分の間に侍女を7度絶頂へと導き、その中へとたっぷりと精を吐き出した主は侍女を抱いたまま視線を少女へと向け、にんまりと愉しげな笑みを浮かべる。
先程叱責された侍女も時間を掛けた仕事に主が満足してくれたことにほっとしている様子が見て取れる。

シンディ・オーネ > 「――なんっ、の、つもりだっ! 雇い主っ…!」

この状況を身の危険と断定すれば、魔術師一流の精神力は辛うじて抵抗を可能にするが意味は無い。
侍女をひっぺがそうとジタバタしていたら、男は声を荒げて、それをなだめるように別の女――

「…な、な、な、な…」

そして脈絡なく眼前で始まる情事に、顔を真っ赤に目を白黒。
…他人の情事を正視するなど初めてだ。
あんな風なのか?と思わず注意を引かれるがその間に脱がされる衣類。
ついには裸にひん剥かれるが、目の前での行為を見ると、私には『そっちの』用は無いのではないかと淡い期待が。
しかし現実逃避のような思考をよそに、装備を剥ぎ取った女が触れてきて――

「――ッぅうぁあっ!? ッんっ、んっ、んンっく…!」

ほんの少し指先が肌を滑るだけで脳を焼くような快感に苛まれる。
他人の情事を前に、容易く達してしまいそうに昂っている身体を弄ばれ、
自分でしてもあっという間に絶頂を迎えてしまいそうなもどかしさの中、触ってくれる手は絶妙に最後の一押しをくれず。

「――んん、んっ、こっ、この下手くそっ… その程度じゃ、どんなにされたって…!」

イかされてたまるかと侍女に強がる言葉は物欲しげ。
逃れようと暴れるフリをして、刺激を求めてわずかに動く身体をくねらせてしまう。

平時なら快楽手前の安らぐ程度な愛撫にひいひい言わされて30分。
男がこちらに注意を向ける頃には、ソファーにくったりしなだれて全身を上気させ、
ようやく刺激から解放されて、辛抱たまらない荒い息をついている。

「――そういう、用途の相手はいるでしょう…!?
 私は護衛に雇われた。こんな事は仕事の内に入らない。ギルドに報告するぞ…!
 だ、だから、今ならまだ…!」

契約違反には目を瞑ってあげるから思い直せと、上ずった声でどうにか言う。

グラハム > 「ギルドに報告?ああ、構わんぞ?」

少女の警告に怯む様子も怒る様子も見せないのは、目の前の貴族がその程度のことで少しの不利益も被ることのない立場にあることを意味する。
ぐったりと抱きつく侍女を乱暴に下ろすと晒されるのはその股間に屹立する肉棒。
それは太さは並よりも少し太い程度だろうか。
しかし、自らのヘソに挿入でもするのかと思えるほどの長さと反りは凶悪そのもの。
そして、何よりも大きく開いたエラは人言離れしていた。
それは代々の女好きの当主が磨き上げ受け継いできた女殺しの逸品。

「ぐふふ、あまり逆らわんほうがいいぞ?冒険者を続けていたいのだろう?」

不自由な少女の身体を侍女から受け取り、自らの膝の上へと座らせるとその頬へとねっとりと舌を這わせながら片手で豊かな膨らみを持ち上げるよう揉みしだく。
もう片方の手は股間へと差し込み無遠慮に割れ目へと太い指を二本差し込み一瞬でGスポットを探り当てそこを引っ掻くよう擦り上げる。
それは先程の侍女の絶頂へは至らせないよう気を配った慎重な愛撫とは違う、絶頂しても構わないと言った手加減のない責め。

シンディ・オーネ > 「……!」

報告されて困るくらいならこんな事はしないか、した後で口を封じられてしまうに違いない。
ギリッといきたいところだが力の入らない歯噛みをして、せめて精一杯睨みつけ。

「――だ、誰かっ! 助けてっ!!」

表に居る良識ある誰かの耳に入って事が大きくなれば、さすがに気まずくなるのではないかと声を張るが、
音声魔術師自慢の声も脱力の影響を受けないわけがなく、外まで届くかは微妙なところ。
それに、届いたところでこれほど開き直っている相手にどれほど効果があるものか。

嫌でも目に入る肉棒に、思わず想像してしまって首を振る。

「――相手など、選り取り見取りだろうに…! これだから貴族は…」

関わるのではなかったと呻いて、なされるがまま膝の上。
頬を這う舌にはぞわりと鳥肌が立つ。
しかし乳房やら股間への刺激には声を殺すこともままならず良いように喘がされ、どころか――

「ぅうあっ、あっ、あっ、ぁああっ…! ―――ッッッ…!」

一瞬で探り当てられたそこを掻かれるが早いか、全身をわななかせて二本指に押し広げられた肉壁がうねる。
失禁のように愛液を溢れさせて、待ちかねた絶頂に打ち震え。

グラハム > 主も侍女も少女がいくら声を上げようが気にするそぶりさえ見せない。
何せこれからもっと大きな声を上げることになるのだ。

「なんだ?外の奴らに見られたいのか?仕方のない奴だ。後で散歩に連れて行ってやるから今はここで我慢しろ。」

にやついた貴族の答えは一糸まとわぬ姿の少女を外に連れ出すと言う宣言。
絶頂にわななく少女を抱いたまま、構わずその孔を掻き混ぜ続ける。
Gスポットを削るよう擦り、中で二本の指を広げて手首のスナップを効かせ掻き混ぜ、そして、もっと愛液を噴けとでも言うよう掻き出すよう指先を使う。

「もうイキおったか、随分と敏感な身体をしておるな。まあ、あのクスリを使えば仕方ないとも言えるがな。だが、まだまだこれからだぞ?何せ今日のメインディッシュはこちらじゃからな。」

少女の都合など考えず膝の上で絶頂へと導きながら、胸を弄んでいた手を侍女へと差し出す。
侍女はそこへと透明でどろどろのゼリーのような粘性を持つ液体を塗りつける。
それはこの3日感の少女の食事に混ぜていたクスリの原液。
強烈な催淫効果と弛緩効果を持つクスリ。
ただし、効果を発揮する為には数日掛けてクスリ漬けにした上でワインに混ぜた別のクスリを摂取させる必要があった。
それが同じ食事をしていた冒険者たちや同じワインを飲んだ貴族に栄養がない理由。

せわしなく蜜孔を掻き混ぜ少女を絶頂へと突き上げながら、たっぷりと媚薬の載った指が触れたのは少女の後ろの窄まり。
皺へとクスリを塗り込むよう撫で回した後にクスリで緩ませた窄まりへと中指を捩じ込んだ。

シンディ・オーネ > 「――っは、はじっ、おっ、おっ、しれぇっ…!」

30分、性に未熟な頭で情事を見せつけられ、媚薬に浮かされた身体を弄ばれ続けて、
自分で触れる事さえ出来れば即絶頂というところまで追いつめられていた。
小休止があったとはいえ無遠慮な指は弱いところを探りあててくれて、もう十分。
ガクガクと痙攣の治まらない体で歯をカチカチ鳴らし、振り絞る声は散歩に連れ出すという宣言について。
それで恥ずかしいのは私でなく、そんなことをやらかすあなただぞと言いたいが、ろくに言葉に出来ず、
他に行き場も無いから男の膝の上で擦り寄るように身体を震わせて――

「――ぇえっえっ、ぁあああ… ぁああああああっ…!? ゃめっ、やめてやめてやめてやめてそれいまはだめいまだめ…!」

焦らしからの解放感はほんの一瞬。
そこからは無遠慮な追い打ちがお構いなしに続き、絶頂によってより敏感になってしまった秘所を掻き回されると、
身体をピンと張ろうとしたり丸めようとしたりと、満足に果たせない動作で必死に逃げようとするが、成功したところで床に転がるだけ。

「――ッッ!! …ッッッ!!!」

どこからが絶頂でどこまでがそうでないのか、一応快楽ではあるものの受け止め方としては苦痛でしかない絶頂へ繰り返し突き上げられて、
少し手が緩んだかな?と休憩に期待するのも束の間、後孔へひやりとした感触が触れると、お尻が逃げてむにゅっと身体を押しつける形に。

「――っひゃッ!? ここここらっ!? なっ――」

ずぬっと指が入ってはいけない所に入り込み。

「ななっ、なっ、なにをっ、しているっ!?」

直腸から薬品を吸収させる的なやつかと思うが、もはや身体検査の名目でもなくただ触れられると、
秘所とはまた違った屈辱感や羞恥心に顔を赤く、とろけた表情を吊り上げた。

グラハム > 一体何度絶頂を極めたのだろうか。
少女が不自由な身体で悶えながらもがき苦しむ様を主は楽しそうに、侍女達は無表情に眺める。
侍女達の反応は今馬車の中で行われている行為は日常茶飯事的に行われていることだと教える。
膝を少し立てて広げ、その上荷少女の脚を乗せれば次から次へと愛液を噴き出す股間が曝け出される恥ずかしい格好。

そこへと伸びた主の指は少女の二つの孔の中で好き勝手に蠢いている。
後ろへと差し込んだ指を動かし始めると今度は前への責めはゆるゆると最低限。
それでも探り当てた弱い場所を擽るように刺激し、少女の理性を削り続ける。
そして、後ろへと根本まで差し込んだ指は中を拡げるようぐるぐると回し、次第に二本三本と増やしていく。
本来なら時間を掛けてほぐすべきそこへと三本もの指をねじ込めているのは弛緩効果のあるクスリの影響だろう。

「気の強い女はここが弱いと言うからな。それを確かめてやるだけの話よ。まあ、なんだ。儂の子種は強すぎるからな。お前のまんこに挿れたら一発で孕んでしまうやも知れぬ。どこの馬の骨とも知れぬ女に儂の子を産ませるわけにもいかんしなぁ。」

耳元でいやらしく笑いながら少女の直腸へと媚薬の原液を塗り込みながら、窄まりを孔へと変えるべく抜き挿しし、中で指を拡げ、そのまま引き抜き、そして、再度ねじ込み、中で指を曲げて括約筋を摘み、曲げたままの指を一気に引き抜き……少女の排泄器官を躊躇なく開発していく。

シンディ・オーネ > 侍女達の様子を伺う余裕は無く、度重なる絶頂にはひはひと浅く激しく息をつく。
玉のような汗をびっしり浮かべているが、後孔への責めにはそこに冷や汗脂汗が割り増しされるのを感じた。

前への刺激が弱まると救われるようだが、正直それどころではない。
後ろへ侵入している指は既に一本でなく、異物をひり出そうと力んでも、好き勝手に動き回られ次第に吐き気を催した。
弱いところを刺激されればひくんひくんと律儀な反応を返してしまうが、
より強い苦痛を前にはいささか反応が鈍い。

「――弱いって、なんのっ、話だ…! まさかっ…」

私は他人の尻の穴など触れたくもないが。
話を聞けば、こうして掻き回しているのが挿入の準備とさっせられ、何を考えているのかと青くなる。
だってほら病気とか色々あるんじゃないのかと、刺激に翻弄されて膝の上でたゆんたゆん跳ねながら。

「――っは、っはッ、はぁッ、ぐっ… ぅうっ、ぐっ…」

繰り返される後孔への刺激は内臓を掻き回される不快感のみ。
しかし排泄と考えればそれはある種の快感を伴うもので、媚薬を塗り込まれ熱を帯びたむず痒さの中で擦り上げられると、おや?と戸惑った。

グラハム > じっくりと後孔を弄り回していると少しずつ感じる少女の戸惑い。
それは今まで何百人と抱いてきた女達と同じ反応。
いやだいやだと言っていてもそこの快楽を覚えてしまえば癖になってしまうのだ。

「どうした?んん?もう尻が気持ちよくなってきたのか?こんなに簡単に感じ始める女などついぞ知らんぞ?」

後孔を弄る度に揺れる豊かな胸の様子を堪能しつつ、じっくりねっとりと後孔を責め続ける。
同時に前孔も刺激し、薄い肉壁越しに指を擦り合わせ両穴の感覚をごちゃまぜにし、混ざりあった快楽と不快感で脳を錯覚させ後孔へと快楽神経を繋げていく。

「やはりこっちは初めてのようじゃな。なぁに、儂がしっかりと躾けてやるから、帰ったら恋人にも突っ込んでもらえ。」

耳たぶへ吐息を掛けるよう囁き、執拗な後孔への責めは延々と続く。
果たして少女はどれくらい耐えられるのか、30分か1時間か……それ以上掛かっても主はじっくりと後孔への責めを続ける。
そして、少女が一言『あん』とでも鳴けば準備は完了、その次への準備の為に一度指を引き抜く。

シンディ・オーネ > 「――っか、感じるわけがあるかっ! これはっ、ま、前がっ…
 …商売女ばかり、相手にしているんだろうどうせっ!
 小細工しなければ、感じさせられもっ… しない、くせにっ…
 仕事で! 感じるフリされて、得意になって、いい面の皮だっ!」

感じているのは膣の方だと言いそうになってごにょごにょ。
苦痛ではあるが痛みとかでないと後孔への責めは比較的穏やかなもので、
ひゅーひゅー息をつきながらも、少し元気を取り戻し鼻で笑ってやる。

――それも感覚を混ぜるように同調して動かれると、どちらの刺激に感じているとも区別できない状態であんあん言わされ緩く腰を揺すってしまうのだが。

「――ッ!」

恋人、という言葉にはさっと殺気が宿る。
まさかアーネストの事を知っていて、何かする気じゃあるまいなと問いただしそうになるが、
一般的に恋人がいるであろう事を言っただけかもしれないので追及できず――

――長い。

「――ぅうううううう… っふぅうううううう…」

もうどれだけの時間弄られ続けているのか。
媚薬に浮かされた状態で延々と責め苛まれ続け、呼吸なのか呻き声なのか分からない声を、壊れた楽器のように押し出されている。
もういいかげんにやめてと請うのもしばらく前に諦めて、媚薬漬けの腸壁を擦る刺激にぞぞぞと背を逸らせた。

「――ぁあう… んんぁんっ…」

特に意識も無かった。
鋭敏にされた感覚に刺激を与えられ続けて体力も限界に近く、
もう張りを無くした喘ぎ声が押し出されるのの一部、その程度の感覚しかなかったが。

その少しだけ甘い声が漏れた時、後孔以外への刺激は無かった。

「――んんっ!?」

ぬるりと指が引き抜かれて、閉じ切る感じのしない後孔にぞっとする。
弛緩性の薬剤によるものだが、しばらく閉じ切らず、タイミング的にか排泄に至らなかったのが、せめてもの救いだ。

ようやく諦めたかと、グロッキーな息をつき。

グラハム > 「散々感じないと言いながら、随分と可愛らしい声が漏れていたぞ?」

引き抜いた指にこびりついた媚薬を少女の脚で拭いながら耳元で愉しげに囁く。
そして、少女の股間から生える反り返った肉棒。
少し腰を揺すると幹や先端が少女のとろとろの割れ目を擦り、女が本来感じるべき場所での快楽を生み出す。
だが、それも一時……。

「さて、処女を頂くとするかの。第二の処女喪失の瞬間、じっくりと眺めるがいい。」

それもいつものことなのだろう。
テーブルを挟んで向かいに侍女が二人がかりで大きな姿見を設置していた。
そこに映っているのは大きく股を開かされ男の膝の上に座らされた少女の姿。
そして、鏡に映った少女は腰を捕まれゆっくりと身体を持ち上げられていき……反り返った先端が開きっぱなしの窄まりへと押し当てられる。
腰を支える手の力を少し抜くと重力に惹かれて少女の身体は次第に下がっていき……大きく開いたエラが無慈悲に窄まりを押し拡げていく。

「もう少し……入れば……っと!」

最後、少女の自重だけでは入り切らなかった分を両手に力を込めて押し込む。
ぐぼっと情けない音を立てて大きく開いたエラが通り過ぎてしまえば後は簡単。
媚薬ローションの助けを借りて、反り返った肉棒はぬるりと少女の中へと消えてしまった。

シンディ・オーネ > 「――あ…? ああ…?」

かすみがかった意識で愉しそうな声を聞き、本気で負け惜しみの思い込みだろうと考える。
だから諦めてくれと願うけれど、やはり挿入する気ではあるようで、ぐうと唸った。

「――死ね。病気とかになって死ね。知らないぞそんな所にこの〇チガイ…!」

魘されるように、ささやくように、かすれた声で男を呪い。
処女なんて言われると大切なものを失う気がしたが、こんなの殴られるのと変わらないと言い聞かせる。

何度も何度も何度もイかされてしまった私だが、よく考えたらこの男は一度も達しておらず、
万が一にも孕ませられないとかで挿入もしないなら、セックスには及んでいないと言っても良いのではないか。
何を勘違いしているのかしらないが、こんな行為は交わりとしてもノーカウントだと、そう考えられると少しだけ楽になる。

「――ッ!」

さっさと済ませろと、私はおすまし顔をしていられるつもりだった。
しかし設置された鏡からこちらを見るのは、だらしなく弛緩した顔の女。
汗やら何やらで全身びっしょりになって、すっかり肌を上気させ肩で息をして。
乳首はツンと尖り、ヒクつく割れ目の下では後孔が暗く半開きに――

ぎゅっと目を瞑って、唇を噛んだ。

キノコのような陰茎が押し当てられ、指とは違う圧迫感が排泄と逆方向に昇ってくる。
嫌悪感しか無いはずだが、ぞりぞりと腸壁を押し広げて進むそれは塗り込まれた媚薬によって火照った内臓を確かに慰めて――

「――ぅうううぅあっ!? がっ…! ぁあっ、っはァ…!」

思わずおそるおそる鏡を見ると、ずぶずぶイケナイ所に埋まっていく肉棒。
押し出そうとするも叶わず、むしろ一抹の心地よさを覚えて、力んでしまったり緩くしていようとしたり、
肉棒にとっては緩急つけて締め付ける形。

グラハム > 呪いの言葉など主の心には何も響かない。
そんなことは言われ慣れているし、強気な態度を見せられれば見せられるほどこの後に乱れ泣き叫び許しを請い、そして、もっととねだる姿を想像し肉棒が硬く熱くそそり勃つ。

「ほれ、しっかり見ろ。あそこに尻を犯され嬉しそうに雌の顔を浮かべている女がいるぞ?それに初めてなのに尻の使い方が上手いではないか、んん?どうやらお前には素質があるようじゃな。」

両手で少女の豊かな膨らみを見せつけるよう捏ね回し、しかし、深々と突き刺した肉棒は動かそうとせず、緩急ついた根本への締付けを堪能する。
しかし、腰を動かさずとも少女の締め付けに肉棒は嬉しそうに跳ね、処女地をこつんこつんと何度も突き上げる。

「さて、処女も貰ったし抜きたければ抜いてもよいぞ?儂は暫く休憩するから、好きにするがよい。」

膝の上に少女を乗せ、深々と貫いたままソファの背もたれへとどかっと背中を預ける。
ゆったりと座る主は本当に動くつもりがないのか、にやにやと少女の背中を眺めるのみ。
抜きたいなら抜けばいい……しかし、当然そう簡単に行かないことを知っているが故の言葉。
凶悪なまでに拡がったエラはどうやったって肛門の裏側へと引っかかり抜けるはずがないのだ。
それが抜けるとすれば主が満足し萎えた後、それか日常生活に困るほど肛門がガバガバの使い物にならなくなった時。

シンディ・オーネ > 「――こんなものっ、処女とか、そういう事じゃ… 知らない。しらないしらないしらないしらない…っ!」

うるさい、うるさいと、かけられる言葉に首を振る。
確かに苦痛や違和感とは別のくすぐったいような感覚はあるがそれはきっと媚薬のせいで。
ちょっと大きな座薬とかその程度のものだと言い聞かせるが、
しばらく休憩していた乳房を捏ねられると、それこそ深刻な快感にもぞもぞ身をくねらせて、お尻を貫くそれの当たる角度が変わった。

「――ぅうっふ…! っく、ァッ、ァあんっ…!」

跳ねる肉棒の感触は鮮明に、これからどんな事をされてしまうのだろうと不安を煽るが――

「…っへ!?」

休憩?と、何を言っているのか分からずしばらく呆気にとられる。
何だ入れたら出しちゃったのか?と、それは嫌悪すべき事だけど嘲るように言おうとしたが、
どうもそういう事では無いらしいと、中の圧迫具合でなんとなく察してしまう。

ではなぜ抜いていいなんて?と悩むが、良いと言うならそうしよう。
思えば、延々私を責めていてこの男も疲れるだろう。

「――ぅえっ!? っン… んンッ!? っく… っふぅッ――」

腰を浮かせて脱出にかかると、ずぬりと肉棒が抜けていく。
そのままスポンといくものだと思っていたが、それが出口で引っ掛かり。

「…? ……??」

あれ? あれ? と、いきんだり、お腹を前に突き出してみたり、後ろへ引っ込めてみたりと、
まるで奉仕するように腰をくねらせて、抜ける角度を探してみるけれど分からない。
そもそもどうやって引っ掛かっているのかか理解できずにうろたえた。

「――な… なんだ、これっ…」

結果、設置された鏡で結合部を確認しながら、自然自分に見せつけるように、
抜けない事に焦り始めると、尻肉を自分で広げてしまって、あられもないが本当に理解できない。

「なんでっ… おいどうなってる…!」

少し勢いが必要なのだろうかと思うと、少し沈めてグンと引っ張る様などもはやストローク。
その刺激に、少し吐息が甘くなる。
秘所のヒクつきは、より物欲しそうに。

グラハム > 抜いていいとの言葉を真に受けた少女が素直に腰を浮かせていく後ろ姿を眺め、ニヤニヤ笑いが止まらない。
当然エラが引っかかって先端が肛門から出ていかず、甘い声と困惑の声を同時に漏らす姿は無様でおかしくて仕方がない。

「おいおい、何をしておる?抜きたくないのか?そんなに腰を振りおってからに。」

背後からやれやれと呆れた声を向け、鏡へとわざと作った憮然な表情を向ける。
その表情を見れば簡単に抜けて当然だと思っているように見えることだろう。

「ほれ、一度奥まで挿れてから息みながらゆっくり抜いてみろ?それで駄目なら円を描くよう腰を回して肛門を解してから抜いてみろ。」

さっさとしろとばかりに向ける指示はうアナルセックスを愉しむための方法。
息みながらゆっくりと引き抜けば疑似排泄の背徳感を得られるであろうし、腰を回せば肛門を支点に媚薬漬けの直腸内が大きく掻き回され、角度によっては直腸越しに子宮に甘い刺激を与えることになる。
侍女相手に30分腰を振り続けようやく精を放った主にはまだまだ余裕がある。
そもそも、一度放ったくらいでは萎えたりはしないのだ。
とりあえずは少女の無駄なあがきを楽しもうと音を上げるまでは様子見の体勢。
自らの手で後孔を開発していく様子を肴にワインを愉しむ。

シンディ・オーネ > 「――バカ抜けないんだっ!」

分かっていて言っているな、と感じるけれど、何故抜けないのかが理解出来ない。
キノコのようなエラが思い当たるところではあるものの、果たしてそれで抜けなくなるものだろうか?という。

…アドバイスに従うのは癪だし、おそらくそれでは抜けないからそう言うのではないかと考えるが、
他に指針も無いので試してみるだけはしてみようと、素直に腰を下ろしはじめた。

強烈な違和感と同時に、むず痒さの少し緩和されるような快感。
はっはと上がった息をつきながら根元まで咥え込んで――

いきみながらゆっくりと言われたが、やるなら勢いよくだろうと思う。

はっはと息を整えて、刹那。

「――っふぅうっふ、ぐっ、ァああああああっぃぎ!?」

ズン!といきみながら勢いよく腰を振り上げた。
後ろでワイン飲んでいるタイミングとかはお構いなし。
排泄に似た快感にぞわりと背が震えるのも束の間、やはりエラまでくるとガクッと引っ掛かり、その衝撃に悲鳴を上げる。

「――っふ、っふくっ、っふぅんっ…!」

ダメじゃないかと抗議の声を上げるのも、やり方を厳密には守っていないし間抜けな気がした。
仕方なく、改めて腰を沈めると今度は円運動。
もはや完全にセックスの腰つきだが、がんばって大きな円を描き、陰茎に肛門を広げてもらおうとする。

――やがて内臓越しのボルチオ性感に気付くとドキリ。少し確認するようにクイクイ動いちゃうが、
もちろんむさぼるような事はせず、まんべんなくの円運動に集中し――

今度はいきみながらゆっくり抜いてみるが…

「…だっ、め、じゃないかぁ…っ!」

しかたなく、鏡を見つめながら自分で結合部に触れはじめている。
手で肛門を開いたら抜けるんじゃないかなというのは、すでにみっちり埋まっていて難しそうではあるが…

グラハム > 「ほれ、ちゃんと言った通りにせんか。」

アドバイスに従い、そして、自分でも工夫を凝らしながら腰を振る背中をぺちぺちと叩き、まるで子供を叱る父親のような態度で少女へと接する。
激しい動きにグラスからワインが飛び散るが気にすることなく肉棒へと与えられる肛門独特の締め付けを愉しむ。
そして、少女自ら直腸の中の弱点を見つけた様子に肉棒がいきり勃ち跳ね上がる。

「仕方ないな。手伝ってやるからそうして肛門をマッサージしておれ。」

少女を抱えたまま立ち上がり、テーブルへと突っ伏すような体勢にさせ腰の括れを掴む。

「こうやって抜くのだぞ?」

にやにやと笑いながら始めるのは当然抜くための動きではない。
ゆっくりと腰で円を描きながら奥へと差し込んでいき、そして、そのままゆっくりと引き抜いていく。
肛門で支えられる支点が幹の上を移動することにより大きく小さく描かれる円運動で先端が直腸を刺激する。
角度的に子宮は刺激しづらいが、それはそれでじれったさを感じる原因となるかも知れない。

「むむ、ほれ、もうちょっと緩めよ。」

肛門の裏側にエラを当て、くいくいと引きながらずっと触れずにいた割れ目へと指を這わせる。
感覚を同期させるよう、肛門の裏側を刺激すると同時にGスポットを爪先で弄り、性感帯を増やすべく調教を施す。
そうして、ゆったりと肛門を拡げるよう弄ぶこと30分ほど……。

「さて、そろそろ一度出しておくか。」

そう呟くと同時に勢いよく根本までねじ込む。
そして、そのまま蜜穴をかき混ぜるような大きなグラインド。
少女の排泄孔へと精を排泄すべく本格的な動きで腰を使い始める。

シンディ・オーネ > 「――ぅわっ!? わっ、わぶっ…!」

べしゃっと、大きくは力の入らない身体がテーブルに投げ出され。
腰を掴まれれば、それが抜くための動作でない事は察しがついた。

「ぅうううっ、きっ、気持ち悪いっ! 早く、早く抜け…っ!」

時折さっきのちょっとイイところでゾクリとするけれど、
反り返りでゴリゴリしてもらうには裏側で、抜くと言ったじゃないかと抗議。
ここまではその余裕があったが。

「っ、わ、分かった――」

ふー―、ふー―と長めの呼吸で肛門を緩めて、抜いてもらおうとするものの、
ちょっとした刺激でも入ると自分でひり出そうと力が入ってしまう。
結局くっぽくっぽと吸い付くだけにしかならなくて、早く!と急かそうとするが――

「っああああああ待てッ!待ってそこはっ…!」

性器への愛撫が再開されると、媚薬にこれまでの痴態である。
冷めない熱を帯びてぐっちゅり濡れたそこはもう常にヒクついており、
指の侵入にもきゅうきゅう締め付け大歓迎。
Gスポットに触れられようものなら一瞬肛門を忘れて、テーブルにしがみつくようにあっさり達した。

再開される同時刺激には、なんというか振り出しに戻る。

いいように鳴かされて肛門も馴染んでしまったのではないかと錯覚するほど。
既に何度も絶頂させられており、ようやく本番。
…そう、射精すれば今度こそ間違いなく抜けるだろう。

「――っふぅ…! ぅうっ、うっ…」

それに期待して、出されるのが肛門というのもあり抵抗はすっかり挫かれて、使われるままに。

グラハム > 「そこは?なんじゃ?んん?」

とろとろと雫を滴らせる雌孔へと触れると嬉しそうに指を締め付けてくる様子が堪らない。
口では何だと言っていてもこっちは欲しがっているのだ、と。
しかし、今責めるべきは後ろの孔、こっちも前のように欲しがりにしてやるぞと前と後ろを同時に刺激し取り返しのならない身体にしてやろうと肉棒で擦りたてる。

「よし、そろそろ出すぞ。初めての中出しを堪能するがいい!」

激しく腰を使う。
火傷しそうなほど肛門を摩擦し、反り返った先端が尾てい骨の裏側を刺激する。
そして、腰乃奥へと湧き上がってきた感覚を開放するよう勢いよく根本までねじ込み、一番奥で腰を震わせる。
跳ね回る肉棒の先端から熱く濃厚な白濁が噴水のように噴き出し、少女の中を埋め尽くしていく。

「んん、ふぅ、さすが初物、いい締め付けじゃわい。」

長々と続く排泄孔への精の排泄に腰を震わせ、褒めるよう少女のお尻をぺちぺちと叩く。
しかし、一度出したにも関わらず肉棒はまだまだ萎える様子はなく……。

「とりあえずこのまま後二回は出すからな。」

精液で満たされヌメる孔を再び掻き混ぜ始める。
その日は結局追加で三回精を放つまで肉棒は引き抜くことが出来ず、合体したまま馬車から宿の部屋まで移動する羽目に。
そして、遅い食事が終わればせっかく抜けた肉棒を再度ねじ込み……寝ても覚めても朝も昼も夜も、たっぷりと精を吐き出し萎えた少しの休憩時間を除き少女の後ろの穴で繋がり続けることとなる。
それは行程の最終日まで続く……果たして最終日の彼女はどのようになっていることか……。

シンディ・オーネ > 「――あ゛ッ、がっ、っはァぐっ、うっ、ぐ、ぐぅっ…!」

入り口と言わず中まで擦り切れてしまうのではないかと危機感を抱かせる摩擦に、呻くような悲鳴を漏らし。
さんざんイかされ続けた体は、自分をそんな風にした男がいよいよ達するのだという予感に昂って、
本来後孔への刺激だけで達するのは難しいが媚薬に加えて長時間のまぐわい。

きっちり準備されてしまった体は、男の熱を奥の奥で感じると、ぶるると背を震わせた。

屈辱的ではあるが、前に出されるよりもよほど良いと言い聞かせる。
排泄器官に出されたところで排泄されるだけだし、状況を考えればむしろ軽い被害かもしれないと。

「――…」

ようやく終わった事にほっとして、長く深い息をつく――
が、肛門を貫く肉棒はいまだ硬さを失っておらず。

「……は?」

壊れちゃう、と青ざめて――

その後も繰り返し、しかし確実に少しずつ、男の好みに誘導されてしまうのだろう。
繋がったまま外になんて断固拒否だが追い媚薬されている身体には抵抗する力の戻らないまま。
ようやく今度こそ本当に終わったと思ったらすぐに再開され、もどしたりもらしたり、意識を失ったりしても延々と――

ご案内:「パランゾ領街道」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「パランゾ領街道」からグラハムさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋2」にグラハムさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋2」からグラハムさんが去りました。
ご案内:「温泉宿」にグラハムさんが現れました。
グラハム > 【待ち合わせ待機】
ご案内:「温泉宿」にシンディ・オーネさんが現れました。
グラハム > 領内視察も最終日の予定を終えて宿へと戻ってきた。
明日の朝出立し、昼過ぎには王都へと戻る予定だ。
しかし、領内視察と言っても結局領主は宿で泊まる時以外は馬車の中から出ず、何の為に大仰な馬車を走らせていたのかわかったものではない。
もっとも街道沿いの領民にしてみれば領主が顔を見せなかったことは幸運であった。
いつもなら若い娘が数人連れ去られているのだから。
領主が顔を見せなければ優秀な家臣の政治手腕によって万事上手くいく、それがバランゾ領であった。

――その安寧の為に一人の少女が犠牲になっていることを領民は誰一人知らない。

ここ数日の常であるように馬車が宿に着くなり主は少女の後孔を貫いたまま豪華に設えられた部屋へと入る。
今日は明日王都へと戻ると言うことで公爵領と王領の間にある温泉宿だ。
少女を貫いたまま一緒に豪華な夕食を摂り、中へとたっぷりと精を吐き出して、ようやく少女は解放する。
そして、侍女に何か囁かれた主は一人部屋を出て、残された少女は侍女に温泉を勧められた。

宿備え付けの露天風呂は、なるほど売りにするだけあって広々としていて遠く山麓を望む景色も絶景だ。
しかも領主が泊まると言うことで貸切状態であり、今温泉に入ることが許されているのは少女一人であった。

シンディ・オーネ > 一日二日は隙あらばの抵抗を試みてきたけれど、弛緩性の媚薬を投与され続けてはそれもままならない。
魔術による解決は常に頭の隅にあったが、それは『本気になれば切り抜けられる』という慰めにこそなれ、
実際にそうした時に事態が好転するとはとても思えず、流されに流された後では『ここまでがんばったのだから』と
構成を編むような事もなくなっていた。

そもそも、犯され続けてというか後孔を執拗に苛まれ続けている状況では集中も許されず、
まさかの食事中までそんな行為が続けられると感覚の崩壊も早い。

おぞましい行為もそれが前提となってしまえば高望みをしなくなり、
それでも繋がったまま馬車を出るとなると激しく抵抗するが、食事は少しずつ喉を通るようになっていた。

「…ぁー…?」

ぐったりと、精を注ぎ込まれて放り出されたままの姿勢で放心していて、
侍女が何を話しかけているのか最初は理解できなかった。

そうだ、お風呂は大事だと朦朧とした意識で同意して、
ここ数日着衣など許されなかった感覚のままでふらふらと、気付けば露天風呂に出ているような感じ。

上質な宿も絶景も目に入らなかったが、身体を流すのもそこそこにドボンと熱い湯に沈めば、少し正気を取り戻した気がした。

「――ぅう… くそ…」

今も挿入され続けているような違和感に呻いて、湯が侵入しそうな感覚にグッと力を入れる。
何日目だ? 今日で最後か? でもその後はどうなる? と、
次々湧いてくる思考に激しくかぶりを振って、ばしゃばしゃ顔を湯で叩いた。

グラハム > この数日、それこそ食事の時も睡眠の時も主に抱かれ続けていた少女にとって久しぶりの一人の時間。
しかし、そんな自由な時間もすぐに終わりを告げる。

「まったく、裸で宿の中をうろうろしおって。宿の者が驚いておったぞ。」

一糸まとわぬ、どころかタオルで屹立した股間を隠す様子すらない主が少女の湯に浸かる露天風呂へと現れ、どの口がと言った説教をかます。
そのまま、身体も流さず湯へと身体を浸ける。
そして、ここ数日すっかり定位置となった膝の上へと少女を抱き上げ、立てた膝に腿を載せ、はしたなく股を広げさせた上で柔らかで豊かな胸を両手で揉みしだく。
雄々しくそそり勃った肉棒はまるで少女から生えているよう開いた股の間から飛び出し窄まりや割れ目を刺激する。

シンディ・オーネ > ――雇い主に呼び出されて以来、共に護衛についていた冒険者達とは会っていないが、
馬車から宿へ移るところを見られてやしないか、いやそれでなくても、数日戻って来ない事をどう思われているのか。
…まさかそれがアーネストの耳に入りやしないかと泣きたくなるが、そんなのはのん気な心配。
一時の戯れで終わると思っていた行為は連日どころかほぼ切れ目なく続き、
仕事が終わる時にそのまま終われるのかと危機感が募る。

そこで解放されないとなったらそれこそ命がけの脱出となるが、
そんな風に考える覚悟すら、媚薬の影響下だとか何とか理由をつけて長引かせてしまいそうで、恐怖に肩を抱く。
自分がこんなに弱いとは思わなかった。無事に解放されたなら、金輪際知らない貴族とは関わるまいと――

束の間の自由な思考は、男の出現にあっさり終わる。
裸で宿の中をと、言われてはじめて意識して、ぞっとした。

「――ッ…! おおお前がっ、どの口でっ…!」

繋がったまま馬車を出るような奴が!と悲鳴を上げて湯の中で逃げ腰に。
このまま戻って来なくても良かったのにと内心毒づくけれど虚しいだけ。

「……!」

定位置に引き寄せられると、嫌そうな顔はもう泣きそうなくらい弱気に歪み、
乳房の形を変えられるとビクビク震えて、媚薬で高められ続けている感覚に熱っぽい喘ぎ声が漏れた。

「――わ… 私を、どうするつもりだ…」

これから、どうなるのかなと。
この場所では今まで通りなのだろうけど、明日以降の話をポツリと、おそるおそる。
擦れる肉棒を避けるように、男の下腹部にむにゅむにゅお尻を押しつけながら。

グラハム > 「んー?どうするつもりとはどう言う意味だ?」

少女の豊かな膨らみの柔らかさを堪能し先端を指で扱く。
首筋には舌を這わせ、そのまま耳たぶを食み、そこを震わせるよう問い返す。
意識してだろうか、無意識だろうか、少女がお尻を動かす度に下腹部へと押し当てられるその感触に肉棒がびくびくと跳ね割れ目へと食い込む。

「もしかしてまだどうにもされていないつもりなのか?」

からかうような口調、片手を少女の股間へと伸ばし、ここ数日日夜問わずクスリと自らの身体、そして、若い頃から鍛えに鍛えた技巧をもって開発した後ろの孔へと触れる。
指先で円を描くよう肛門を刺激し、そのまま中へと指を二本。
親指も添えて肉の輪を摘みながら曲げた指先で蜜穴との薄い肉壁を刺激する。

シンディ・オーネ > 「――っぁあんッ… っ… あ、明日には王都だろう!? あ、明日? 明日にはっ…」

ちょっと感覚が怪しいけど明日だよね?と、先端を扱き上げられると一層甘い声が漏れて誤魔化すように声を張った。

「っはぅうっ… っひゃ!」

首筋を舐める舌に、はふはふと息を上げ。耳たぶには防御するように肩をすくめるが、手は出ない。

自分では、肉棒から逃げているつもりである。
逆効果になって割れ目に食い込んでくると、ヒクつくそこがちゅっちゅと蠢くが、
それ以上はいけないので更にぐいぐい、逃げようとして尻が男の腹を押し。

――しかしその窄みに触れられると、短く鳴いて腰が前に逃げ、結果として割れ目を陰茎に擦り付けるような。

「――ぅうあっ! もっ、もう、もうやめろっ…」

開発されていく恐怖に前でしてもいいからと言いかけるが、
それは男の方が忌避しているようで、テンプレとして中止を求めるがもはや期待もしていなかった。

――内臓越しに生殖器を刺激されての反応は、媚薬に浮かされての事とはいえもう初日のようにはいられない。
水中でほじくられると浸水しそうで、弛緩させられ数日拡張され続けてがばがばながら、
いじらしく強く締め付け、声を殺した喉から堪え切れない甘い音を漏らしてしまう。

グラハム > 「ああ、そうだな。明日には王都だ。まったく、年に数度のこととは言え面倒な話だ。」

領主としての最低限の仕事とも呼べないような仕事ですら面倒臭がる性根はとても民を統べる者とは言えないだろう。
だがしかし、それでも古く高貴な血を引いていれば尊ばれる、それがこの国の有り様だ。

「んー?どうした?もう挿れたいのか?気持ちよさそうに媚びる声を出しおってからに。」

少女の気持ちよさそうな声に気を良くした主は、いやらしく締め付ける孔の中でピアノを弾くよう二本の指先で交互に腸壁を叩く。
同時に食い込んだ割れ目を肉棒で擦るよう腰を動かし、湯面を波立たせる。

「まんこもひくついておるな、こっちにも挿れて欲しいのか?まあ、孕んだら仕方ない、その時は妾の末席くらいには迎えてやろう。」

ゆっくりと後ろの孔から指を引き抜き、両手で腿を支えてやる。
そして……。

「自分で挿れろ。どっちでもよいぞ、好きなほうで愉しむがいい。」

有無を言わさぬ命令を下す。

シンディ・オーネ > 「――わ、私の契約も明日までだ! 明日までだからな…!」

それで終わるのだろうなと。
それが全てで、領主らしからぬとかそんな事まで頭が回らない。
領主どころか人としてもどうかという評価でもう。

苛立たし気に声を荒げて、媚びる声と指摘されると、今更のようにより声を殺せるよう努力する。
唇を噛んで… しかし蠢く指には、ぱしゃぱしゃと一緒に踊ってしまいながら。

「――だっ、誰が…!」

孕んだら、という言葉に我に返った。
快感を得始めている後孔には嫌悪感やら危機感が凄いが、
そんな事よりも、子作りは愛する人との尊い営みで、断じてこんな男などと。

「――っ…!」

両手で腿を掴まれると、ここ数日の習慣で下腹部がきゅうと切なくなる。
…その誘惑に頭を振って、ほぐされっ放しの後孔に、キノコのような先端をぶちゅっと押し付けた。

支えてくれる腕に手を添えながら、一度挿入してしまったらなぜか男が萎えない限り抜けないそれを、ぐぬりと腸に招き入れていく。

グラハム > 「ククク、これだけやってまだそんなことが言えるとは大したものだ。」

散々後孔を犯され快楽漬けにされながらも強気な態度を崩さない少女の言葉に思わず笑いが溢れる。
しかし、いくら強気な態度を維持していても自ら腰を上げ反り返った肉棒の先端へと柔らかくなった窄まりを押し付けてくる姿はあまりんも無様。
つまりは、口だけ強がっているだけだ……そう考える。

「そうか、尻がいいのか。すっかり変態だな。ああ、そう言えば契約は明日までと言ったな。クク、恋人とのセックスで満足出来るといいな。」

少女自ら受け入れた肉棒は湯よりも温かな感触に包まれる。
すっかり馴染んだその孔はきっと主の形になってしまっていることだろう。
耳元からかうよう吐息を吹きかけながら数度肉棒を跳ねさせ、そして、再度命令を下す。

「では、お前がイクまで動け。気持ちいい場所はもう覚えたじゃろう?ん?」

少女がどこまで従順になったか試すように。