2020/08/05 のログ
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 王都の街中や野原、森、川、海にいたるまで、様々な場所で店を開く薬屋のテント。
今日の少年薬師は王都のはずれ…川や海の近くにテントを張り、様々な海藻や魚の骨、貝殻などを拾って、
乾燥させて粉末に、さっそくそれらを使って新薬の実験をはじめていた。

素っ裸に桃色のシャツを羽織っただけの無防備な格好で、ぴょんぴょんテントじゅうを駆け回り、
両手にどっさりの素材をかかえては鍋に投げ込んで、また補充する。

「うーんと…デーモンヒトデの粉末と、海蛇コンブの出汁はこのくらいにして、クラゲスライムの干物も、ちょっと足してみよっと。
これで疲労回復に効果があるハズ…。」

と、文献を漁りながら、普段あまり使わない素材を組み合わせて煮込み、
疲労回復や精力増強・媚薬効果などさまざまな薬効が望める回復薬を仕上げていく。

テントからは、薬というよりは美味しそうな海鮮鍋でもこしらえているかのような、潮の香りが外へと漂っている。