2020/05/28 のログ
プレスト > 花街と呼ばれるような方面に足を運ぶべきだろうか。
時折肩がぶつかりそうになったり、実際ぶつかったり。それでも大きなトラブルなく往来を歩けている。
賭博で勝つと案外厄ネタが飛び込んでくるものだが、不思議とそういったモノにあたる事が少ない。

露店の一つで果実酒を買い、勝ったのかい、少し勝ったくらいさ、などと。
まぁ賭博界隈ではよくある一問一答を行い、紙容器の中の果実酒を呑みながら歩いていた。
本番は良い女を見つけられるかどうか!なのでここで酔っぱらう訳にも行かないのである。

「いや、これ甘ッ。しかも強ッ。」

果物自体が甘いモノが使われてるが、それ以上に酒の味が濃い。
安い酒にイイモノなし。失敗したナァとつぶやくが、だからと言って捨てるのももったいない。
ちびちび傾けて、植え込みのあるあたりに座る。

プレスト > 「やっぱ良い女にはいい相手いるもんだよなぁ~。」

残念無念。縁が無いのは悲しい物である。
紙容器の中身を飲み干し、握りつぶした紙コップはきちんとゴミ箱へ。
あぶく銭で花街に行くとどうなるか?

よくある、財布の中身をスられた男が翌朝転がっていたとかいうオチが待っている事を本人だけが知らない。

ご案内:「平民地区賭博街」からプレストさんが去りました。