2020/05/13 のログ
ご案内:「王都マグメール貧民地区 広場」にアウロラさんが現れました。
■アウロラ > (ふと、聞き覚えのある声がした。今日は特に用事もないし、普通に通り抜けるつもりだったのだけど・・・この夜の広場から聞き覚えのある声がして、足を止めた。声が聞こえた方にくるりと振り返りその声の音源を探してみれば、普段見る顔とは大きく異なり快楽に歪んだ顔。普段よく見るふわふわとした金髪は大きく乱れ少々ぼさぼさとした有様に。普段身にまとっていた仕立ての良さそうな・・・そう、可愛らしく綺麗で、彼女によく似合っていた服は、服としての役目を終えただの布切れとして彼女の肌にへばりつくばかり。)
あの、子・・・。
(何度か交流のあった子だ。酒場で意気投合して、何度か食事にいったり一緒に買い物に行ったりしたあの子。名前は・・・そう、リオ。どこぞの貴族となった商人の娘・・・だったはずだ。少々世間知らずの所はあったけれど、いつもにこにこと笑っている笑顔が似合う女の子、だった。そんな彼女がこの広場で、裸に剥かれて、首に首輪を 手には手錠を嵌められながらでっぷりとした男に犯されていて。その有様は・・・まるで、奴隷か犯罪者か、のような。)
うそ・・・どうし、て・・・
(・・・話によると。なんでも彼女の父親がなにか罪を犯したらしい。その罪とやらも、本当に犯したものなのか、誰かになすりつけられたものなのか定かではないけれど。その罪の連帯責任、罰として彼女はあぁして贖罪という名の公開陵辱をされているようであった。
どうして、どうして・・・、と悲しみ悔やむ心は本物。ぽろり、と頬を伝う涙は 痛む心は紛うことなき本物の心である。
けれど、女も無自覚な欲望ではあるが。友人のあられもない姿にぞくりと胸の奥から興奮の色にも似た欲望の種火がぽつりと火が灯って)
■アウロラ > (そんな、交流のある友人の陵辱劇を食い入るように見入った女。けれど、それを止めるだけの力も権力もなければただ見守ることだけしかできず。
そして、全てが終わり、白濁に塗れたその友人を迎えにいけば、まるで壊れたように笑うばかりで。大丈夫、大丈夫だから・・・!と必死に声をかけようか。 ・・・罰は一週間慰み者にされる、という話であり、今日がその最終日であったそうだ。となれば、これが最期であるはず。必死に彼女の正気を取り戻そうと声をかけるも、彼女がその日のうちに正気を取り戻すことはなく。
・・・ただ、妙に心の強かった彼女の事だ。一週間程すれば、いつもどおりの彼女に戻ったことだろう。どうにか父親の無実も証明できたようで良いこと、である。 ・・・ただ、時折その表情に妙な色気と淫乱な嗜好が根付いてしまったのが後遺症となるが・・・ただ今は彼女が無事に戻ってきたことを喜ぶばかりである。)
ご案内:「王都マグメール貧民地区 広場」からアウロラさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 王都の一角、空き地に立てられた小屋ほどの大きさのテントは、知る人ぞ知る少年薬師の住宅にして、店舗でもある。
冒険者や商人、軍人や娼婦などが様々な需要を求めて訪れる、なかなかに粒ぞろいの品、
どのようなリクエストの薬にも柔軟に応えるその腕前は、近頃ちょっとした評判になっていて、
まずまずの薬の売れ行きと、気の良い大人たちに褒めてもらい、感嘆してもらえた少年はご機嫌で薬の仕込みをこなしていた。
「イモリのしっぽに、妖精の羽根、アメーバキノコと~♪
…ええと、サキュバスの、…その、えっと…サキュバスの、アレ~~……っ♪」
6畳ほどの広さのテントの店内で、少年はくるくる小躍りしながら鼻歌交じりの適当なメロディで、
手際よく冒険者の心身を支える薬を下ごしらえしていく。
…途中、ちょっと歌詞にしにくい材料があったのか、誰も聞いていないであろうにもかかわらず、
ごにょごにょとあやふやな歌詞にしてごまかして…
テントの室内には焼き肉に桃汁を垂らしたような、妙にジューシーで熱気のこもる香りと、
うっすら桃紫色のモヤが漂い、それはテントを外から見れば、
いかにも妖しげなテントから、怪しげな桃色の煙が立ち上る光景で。
ご案内:「薬屋のテント」にジラさんが現れました。
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」からジラさんが去りました。