2020/04/26 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/女湯」にサマベルさんが現れました。
サマベル > (今日は娼婦のお仕事もお休みして、身体を
休めに湯治場としても有名な九頭龍の水浴び場を訪れ、疲労回
復効果のあるお湯を今日は選び露天風呂へと向かう。
女性専用と書かれたのれんをくぐり、脱衣場へ入れば来ていた
衣服と下着を脱いで籠に入れて。
惜しげもなく一度裸身を晒してから身体にタオルを巻いて髪を
アップにして浴場へ向かい、中へと入っていく)

「あら、何方もいらっしゃらないなんて珍しいですわね。
貸切ではありますけれど、少し寂しいですわ……まぁ、その
内誰かいらっしゃるかも知れないですわね」

(誰もいないことに残念そうにし、身体を洗う場所に腰掛けタ
オルを解いて裸身を晒す。
それから湯に入る前に汗や汚れを落とそうと、スポンジに石鹸
水を染み込ませて泡立て、柔らかく洗い始めていく)

サマベル > (湯に浸かることしばし、十分に身体を
暖めて疲れも何となくとれたような気がするくらいで湯から
立ち上がって)

「余り長湯しているとのぼせてしまいそうですし、そろそろ
部屋に戻りましょうか。
今日は良く眠れそうですわ」

(脱衣場へと戻りタオルで身体を拭いて、新しい服に着替え直
してから、取ってある宿の部屋へと帰っていく)

ご案内:「九頭龍の水浴び場/女湯」からサマベルさんが去りました。
ご案内:「街道」にジェイクさんが現れました。
ジェイク > 王都から離れる事、半日。昼下がりの近隣の村落に通じる街道。
普段から人の往来が多い、その道を遮るように柵が設けられ、
道の脇には幾つかの天幕が建てられ、簡易的な陣営の趣きを為していた。
街路に立ち、通行する馬車や通行人を差し止め、積み荷や身分の検査を行なっているのは、王都の兵士達。
曰く、此処最近、山賊や盗賊の類が近隣に出没するために検問を敷いているという名目であるが、
実際の所は隊商からは通行税をせしめ、見目の良い女がいれば取り調べの名を借りて、
天幕でしっぽりとお楽しみという不良兵士達の憂さ晴らしと私腹を凝らすための手段に他ならなかった。

「――――よし。次の奴、こっちに来い。」

でっぷりと肥った商人から受け取った賄賂を懐に入れて、彼の率いる隊商を通せば、
列をなしている次の通行人に声を掛けて近寄るように告げるのは一人の兵士。
何よりも厄介なのは、彼らが紛れもない王国の兵士であり、市井の民が逆らえない事だ。
その事を理解している兵士達も、御国の為ではなく、利己的に国民を食い物にしている最低最悪な屑であった。

ご案内:「街道」からジェイクさんが去りました。