2020/04/04 のログ
■シャルティア > あたたまると、温泉から上がって街の方へ
ご案内:「山脈地帯:天然の温泉」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 王都の空き家に建てられたテント、そこは知る人ぞ知る薬師の少年の自宅であり、店舗でもある。
今日もテントの天幕からは、妖しげな…というより奇天烈な桃色の煙が外に漏れ出していて。
「あまくておいしい、おくすりになぁれ~~~♪ …っ…っとと、
あっ、いらっしゃいませっ!」
くつくつと気軽な音を立てて煮込まれる鍋、それを混ぜるおたまを一度引き上げて、
訪れた客の気配と掛けられた声にはつらつと答える、小さな店主。
「タン・フィールのお薬屋さんに、ようこそ!
ええと、なにか必要なお薬でも?…商品の棚になかったなら、
ボク、いろーんなお薬、つくれますよー。」
来客用の椅子をてきぱき用意しながら、妖しげな桃色の空気に不釣り合いな、
少女のように華奢な体つきで、ぴょんぴょん店内で働きながら愛想良く、来客者に用件を訪ねる。
■タン・フィール > 訪れた来客者に薬を処方し、その後も営業は続く。
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 「ふぅっ! ―――ちょっと、きゅうけーい!」
薬師の少年が、自宅であり、店舗でもあるテントで朝からずっと、薬を仕込むか、売るかを繰り返しての数時間。
徐々に緩やかになった客足と、傷薬などが切れかけてきたのを良い区切りとして、
次にお客様がくるまでの間、一休みしようとテント中央に置かれたふかふかのソファーに身を投げ出して大の字に寝転び、
お行儀悪く、干した果実やナッツ・チョコの欠片などをお菓子代わりに盛り付けたお皿からすくっては食べて。
「んく、もぐ、むふー♪ おいしいお菓子!やっぱり元気でるーっ!」
幸せそうに、それをはちみついっぱいのミルクティーで飲み干して。
ぺろんっとお腹を丸出しにしたまま、つかの間の可愛らしい怠惰と暴食のひととき。