2019/10/31 のログ
■ランバルディア > 「……今日のマリナは、随分悪い子のマリナ、っ、だなぁ……?」
なんと言ってやるのが、少女のナカから雌の欲望を引っ張り出してやれるのか。
もはや世界を広げた後である少女を連れ出すことに躊躇いはなく、あるのは算段だけ。
手始め、多少強引に。
先ずは、少女に絆されたような素振りで、――じゅぷ、ん。尻を持ち上げた手が踵を返す。
ついさっきまでの抱きしめて、下腹部ごと密着させて、亀頭が子宮を犯す、座位に引き戻し。
従うべき雄の剛直を最奥に、くちづけの浅くなった隙に溢れた精液を媚肉に磨り潰す。
縋る視線が不意打ちにどんな揺れを見せてくれているかと覗きながら、枕元へと投げた荷物に手を伸ばした。
「は、ッ……でも、今日はそんな悪い子にこそ残りの精液、ぜんぶ飲ませちまいたい気分でよ、ぉ…。
……先生が帰るつってんのにおちんちんも咥えて離さないで、せーえき強請るような……わっるいマリナにだ」
部屋を出るまですべてが自分のモノであるはずの雌に、きちんと言って聞かせて求める。
魔悦に侵された少女の雌の部分が煽る欲望のまま、わがままに、己が疼きを満たすための振る舞いを。
よこせ、と使用者が、囁く。
寄越せば――というか、挿し直してからこっち、一番好きだという子宮へのくちづけから離れない。
ここに飲ませるのだと、改めて決め込んだように脈動を押し付け、居座り。
ついさっきはただ律動の刺激だけで覚えさせた絶頂に、今度こそ精液を注ぎ足してもっときもちよくしてやると言葉を続け。
「お前はただぎゅうっとして……あァ、そうだな……。
――俺の肌にキスマーク、つけた数だけなかだししてやる」
めいっぱい、つけろ――そう言って、髪の乱れた頭を肩口へ抱き。
気ままに腰を泳がせ、スカートの中での掻き混ぜる音を絶やさず。
白衣を脱いで、少女の背中から掛けてその身を覆わせる。
少女の肢体は頭と、縋る四肢の先だけを露出して隠され――ベッドから、部屋から、歩み出していく。
少女二度目の脱出は、肉の楔で繋がれ、より深みへと落としながら。
とっぷりと日も暮れ、薄暗く、静かな廊下を、階段を、過ぎ。男の帰宅に用意された馬車に至るまで。
警備兵とすれ違うことくらいは、あるかも知れない。
■マリナ > ほんのすこしだけ浅くなった繋がりに、少女が油断したとき。
また胎のあたりから水音を漏らし、深く、ふかぁく結ばれた。
「ッぁ、…………ッ、っ…!!」
子宮のナカにあるせんせいの精液を揺らし、子宮口をつぶす。
少女のいちばん弱い場所をこれでもかと刺激する不意打ちに、少女の喉がふるえて、――またイく。
ひくひくっと痙攣した媚肉がそれを示し、目尻にしずくが浮かんだ。
悪い子だと言われても、すぐには反応できないくらい感じ入ってしまい、
締まっていく膣内が知るのは、剛直の幹にある血管が力強く脈動をくりかえす振動。
終わりが見えないほどまだ、それははっきりと存在している。
「――――っは……、… ァ しぇん、…せぇ…きもひ、ぃ ぁ、っぁ んっ…」
それこそ一瞬意識が白んでしまいそうな絶頂のなか、快楽だけは訴えることができたぎりぎりの状態。
いずれ、またいつか、の約束を交わそうと思った少女に与えられたのは、いつかではなく今日の約束。
掻き抱かれた少女のくちびるがお医者さまのシャツにふれて、息があたたかく肌を湿らせる。
声はくぐもるけれども、腰が動くたびに酸欠を起こしそうな声がこぼれることは止められなかった。
「んふっ、ふ… ッ…んっ、んっ、…っ… は、 …んッぅ―――…」
まるで首筋に甘えるように頭をもぞもぞとさせたのは、くちびるの位置を調整してせんせいの首筋へと密着させた行動。
ちぅ―――といかにも吸ってますといった音は出るのだけれど、
吸われる機会はあっても吸うのは下手なようで、せいぜいほんのりと赤みを増す程度。
なによりも繋がったまま持ち上げられ、移動することで少女が快楽を得てしまい、くちづけに集中できないということもある。
媚薬の逆流も流出もゆるされず、少女の身は―――お医者さまの向かう場所へ。
いくら小柄といってもだっこされるような歳ではないから、見るひとが見れば
ナニをしているのかわかってしまいそうだけれど、いまの少女にそれを恥じるだけのまともな精神はなかった。
くぷり、くぷり、一歩踏み出せばさらに深まっていく結合に翻弄されながら馬車に導かれるまで、何度果てればいいのだろう。
明かりが灯ったまま扉の開いた部屋に残されるのは、転がった絵本と脱がされた形跡のある下着一枚、乱れたシーツ。
それが間もなく従兄の指示で綺麗に整えられたことから、
王女のかかりつけ医と、現在の彼女の身元引受先とのトラブルを従兄が避けようとしたことは明白。
突然の体調不良につき入院――と始まる報せで本当に避けられるものかはわからないけれど。
とにもかくにも媚薬の効果が切れるまで、少女の人生はまた愛だの恋だのとは無縁な――ただの玩具にもどる。
数日間だけ、また消費される存在へと――――。
ご案内:「王都マグメール 王城」からマリナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からランバルディアさんが去りました。