2019/10/14 のログ
ご案内:「平民地区」にスバルさんが現れました。
■スバル > 今宵は、少年は珍しく買い物かごとかを持っていなかった。
というよりも、今回はそういった雑事とか訓練とかを全て終わらせてあるのだ。
そして、少年が今、居るのは、図書館前。
たくさん本がある場所という事で、内向的な少年的にはすごく魅力のある場所なのである。
しかし、少年は窓の外から書架を眺めるだけで、入ろうとはしない。
何故かと言えば。
「入って、良いのかなぁ……。」
図書館と言うのはすごく勉強する人が入る場所である。
そして、書物と言うものは往々にして高いものである。
一般開放されているのかいないのかわからない図書館故に。
それを聞くこともできずに。只々、少年は、窓の外から本を眺めるだけという状態になってしまうのだった
■スバル > 少年がそのまま入れないのはもう一つ理由があった。
図書館の中に人影がないのだ、休館日なのかもしれないと思うと、なおさら入りづらくなるのだ。
実際な話、本当に休館日なのか、ただ見える範囲に居ないのか、判らないのだけれど。
少年は窓の外から頑張って中を見ようとするのだ。
あと、少年の身長は、そんなに大きくはないので、窓からのぞくのも一苦労である。
ぴょんぴょん、と軽く跳ねて、中を確認しよう、とするのだった。