2019/08/05 のログ
ご案内:「看板の無い店」にハニエさんが現れました。
ご案内:「看板の無い店」からソルシエールさんが去りました。
ご案内:「看板の無い店」からハニエさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > 王都マグメールの平民地区と富裕地区の中間地点に、その店はある。
 レンガ造りで大きな塔のような建物、トゥルネソル商会王都マグメール店。
 その店は、様々な品物が手に入る。
 とは言え、曰くのあるものや、盗品などは取り扱ってないので、まともに流通している物と言う枕詞が発生するのだが。
 それでも、生活する分には、十分な品物があると思われる。

 その大量の品物を管理し、売りさばく店員をまとめ上げている少女は。
 今日も一階の事務室で紙とペンで机に向かい、書類と戦うのだった。

「んー……平和、ね。」

 お客様はいろいろといる。
 ミレーの店員で何とかなる人、成らない人。
 少女はミレーの店員ではどうにもならないような人や、品物の商談が必要な場合に店員が呼びに来る。
 それだけじゃなくて、品物をすべて把握しているので、店員が覚えきれてないものがあった場合も呼ばれたりするのだった。
 あとは、少女の知り合いが来ても呼ばれる。

 今日は、今のところ、そういうのが、無いという意味で、平和と称したのだった。

リス > 「とはいえ、ハプニング、程度は歓迎なのだけれど。」

 少女は、カリカリカリカリ、作業をしながら呟くのだ。
 平和とは退屈でもあり、そんな退屈を吹き飛ばすのはハプニング。
 商人とは言えこういう事務仕事も大切なのはわかるが―――人と絡みたい。
 接客したい、お話ししたい、と言うのがあるのだ。
 そういう意味では、店員たちがうらやましいなんて思えてしまうのだ。
 ちょっと疲れているかしら、と少女は苦笑を零して。
 大きく伸びをしてから、ふう、と視線を書類から離す。

 今日中に終わらせないといけないものはすべて終わらせてある。
 なので、別に急ぐ必要もないわ、と視線は店内の方へ、と。

リス > 「うー……ん。」

 仕事は終わった、少女が見る限り、特に店の方も問題はなさそうだ。
 それなら、今日は上がっても大丈夫だろうか、と思う。
 そして、帰りがけにお風呂に行って、可愛い女の子を捕まえてムフフ。

「でも、今日は家に誰か帰ってるかしら……。」

 忙しい家族のみんな、特にお嫁さんたちは忙しくて基本家に居ないのだ。
 さみしいわ。と思いながらも。
 会いたいから、まっすぐに帰ろうかしら、帰ればいるかしらと。

 約一名は貧民区に住んでいるから、家にはいないけれど。
 会いに行っても大丈夫かしら、とか。
 彼女も彼女で仕事があるらしく、お店に居ない時も多いし。

 うーん、うーん。
 店を上がることは決定しつつ、帰りの準備をしながら悩む

リス > 帰りの準備は恙なく終えて、少女は金庫にお金を入れてしまう。
 これで、問題はありませんね、と。

 そして、少女はショルダーバッグをもって。
 店員を一人呼ぶと、引継ぎ事項を手短に伝えておくことにする。
 その間に、護衛の冒険者を呼んでもらうことにする。

「さて。」

 今日は、まっすぐに帰りましょうか。
 少女は、軽く肩をすくめてから、歩き始める。
 冒険者に守られながら、少女は家へと戻るのだ―――。

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。