2019/07/30 のログ
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にクレマンスさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > たどたどしく言葉を紡ぐ彼女に向けるのは、幼子をあやす様な慈愛の籠った表情。
しかし、己と彼女は親と子でも無ければ、主人と従者でも無い。突き動かす肉棒は、肉欲だけを求めている訳では無いのだから。
それでも、嗜虐的な本性を抑えきれない辺りは己の業の深さかと、内心溜息を吐き出していたりするのだが。
「……そうだ。御仕置だ。イき過ぎて何も考えられなくなる様な。守るべき民も、敬愛すべき神も、何もかも忘れて、俺だけを刻み付ける様な。それが、仕置だ」
投げかける言葉が彼女に届いているかどうかは幾分怪しいところではあるが、それでも打ち付けるに肉棒の勢いを緩める事は無い。
既に彼女が発する言葉は、十二分に快楽へと堕ち、己という存在を盲信している様なもの。それでも尚、もっと刻み付けてしまいたいと思うのは、愚かな男の我儘なのだろうか。
答えが居つけられぬまま、いよいよ射精へ向けてラストスパートと言わんばかりに荒々しく腰を突き出す。
膣内で膨らむ肉棒は、睾丸からせり上がる白濁を吐き出そうと鈴口を開き、子宮の奥へと穿たれる。
その最中、彼女が零した言葉。
全てを差し出すから愛して欲しいと告げた彼女に向けるのは、傲慢な貴族のものでもなく、嗜虐的な獣の貌でもない。当然だと言わんばかりに笑う、年相応の少年の笑みだった。
「……馬鹿者。今更謂われずとも、お前は俺のもので、俺はお前を愛してい…る……っ…!」
その笑みは長くは続かない。イきっぱなしの彼女の膣内で締め上げられた肉棒から伝わる快楽が、己の思考と表情を歪める。
「……俺も、イく…っ…!お前の中に全部、出す、から…吐き出された子種で、イって、孕めっ……!」
ずん、と最奥まで穿たれた肉棒から、びゅくびゅくと大量の精液が吐き出される。
己の熱量を全て彼女に注ぐような長く、激しい射精は中々終わりを見せず、肉棒は射精しながらびくびくと彼女の中で暴れまわっていた。
■クレマンス > 堕落していく幸福を感じる瞬間。
単純に肉欲だけを求められ、女として使われるだけの存在であるなら聖女の感覚も
もっと違ったものなのだろうが、そこに恋慕という俗っぽくも尊い感情があるからどこまでもと貪欲になる。
快楽神経にばかり集中し、他がどこか鈍く感じられる中、彼女の瞳に映るのは恋人の貌。
少女と見紛う顔立ちでありながら、こういう瞬間は“男”なのだと思い知らされる。
愛おしい人の―――――。
「――っ、あ~……あ゛……♥……っ、……っ…ギュンターしゃ…ま…あ゛っ、あ、お、ひっ♥」
愛していると明確に言葉にする彼に応えようと開いた唇は、その名前を呼ぶので精一杯だった。
腰から下が痺れるような熱を持ち、冷めることがないのだから無理もない。
既に白濁を含めた粘液で緩みきった子宮口を抉られ、何度目なのか知る由もない絶頂の中
それでも一番強く感じるのは恋人に対する慕情。
例え理性の一粒も残っていなくとも、記憶の大半が失われるような異常な快楽に溺れていようとも、
誰に抱かれて誰に愛されているのかだけは心と体に刻み込んでいようとの本能のように。
「――~~ッ!はッ……ぁ゛、……ん……ッふ、ぐぅ……♥
イ、て……ましゅ……ッぅ゛…♥また、…ッ、また、イって……っ…じゅ、っと、ぉ…お゛…っ」
絶頂をきちんと報告しろとの命令にまだ囚われているかのように、呼吸もままならない喉が言葉を絞り出そうとする。
こうして膣奥まで肉棒をぎっちりと埋め込まれた状態で、多量の子種を吐かれた瞬間に
絶頂してしまうのも、恋人に植え付けられたような癖とでも言うのか。
ペニスの膨張と痙攣に合わせて聖女の腰は震え、当然膣肉もきゅうんと甘く蠕動している。
それは当然彼女が味わっている快楽の証でもあるのだが、雌の本能でもある。
雄の子種を絞り、少しでも多く子宮内へと届け―――受胎するための。
「はっ、はっ、はっ…♥あ゛ー……ぜん…ぶ……なか…、くだしゃ…い……
ギュンター様の……お子……ほし……れしゅ…、……から、ぁ」
もともと精液が入っていた子宮がさらに膨らみ、下腹部を薄っすらと膨らませても求めてしまう女の性。
絶頂を重ね過ぎた膣内がぽってりと肉の厚みを増し、熱をじんじんと籠らせているというのに
離そうとせず、恋人を求めて震える両腕が差し出される。
理性を失った瞳はどこか虚ろだが、己が誰を求めているかくらいは理解している。
愛する人と交わり、愛する人との子を孕む瞬間の幸せもきちんと享受しての、甘え。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 白濁を吐き出し続ける肉棒から、思考を焼き切る様な快楽が伝わってくる。それは、単に性的欲求を満たしたからではない。肉体と精神。その両方が満たされたが故の、己に取っても過剰な悦楽であった。
「……っ…ま、だ…でるっ……射精、止まら…な……っ…!」
己の名を呼び、止まらぬ絶頂を譫言の様に繰り返す恋人の姿。そして、暴れまわる肉棒を締め付け、一滴でも多くの精液を絞ろうとする膣内の収縮。それらは、多量の精液を吐き出し終えた肉棒を更に刺激し、びゅく、びゅく、と小刻みな射精が続く。
その射精に合わせて無意識に腰が動き、ぐりぐりと肉棒を彼女の子宮に押し付けながら、熱っぽい吐息と共に言葉を吐き出した。
尤も、普段の己からは想像もつかぬ程、たどたどしく乱れた口調ではあったのだが。
「……言われず、とも、全部くれてやるさ。お前は、俺のモノ、なんだから、な……」
永い射精も漸く終わり、屹立したままの肉棒で彼女の子宮に蓋をする様に押し付けたまま乱れたままの呼吸で笑う。
そして、此方へ伸ばされた細い腕を己の手で掴めば、両手の指を絡ませながらゆっくりと彼女へ倒れ込んでいくだろう。
彼女が己を求める様に、己もまた彼女の暖かさと柔らかさを求めて、その肢体に身体を預ける。
甘え慣れていない、というよりも甘え方が分からないが故の本能的な行動。その財貨と権力をもって君臨する己が見せた、無防備な様は、己を知る者が見れば驚くだろうか。
そうして彼女に覆い被さる様に身を預けると、彼女の肩に己の顔を埋めて乱れた吐息を整えているだろう。
■クレマンス > 「はッ、あ゛、ぉ……♥」
射精しながら子宮が浮き上がるように奥を擦られ、ブチュブチュと白濁が鈍く潰れる音が
胎から漏れる、受胎の瞬間としては淫らがましい男女の図。
それでも疑いようもなく二人の精神は繋がっていて、心の底から互いを求め合っているのだからそれ以上なんてない。
息を弾ませ、過敏になった全身の先――指先に恋人の指が絡んでいくのを感じながら、細めた瞳は天井を見上げる。
一瞬、ここはどこだったかと呆けてしまう程度には快楽過多だったようで、
己は育った教会から出た身なのだと思い出すのに三秒ほどかかってしまった。
「はふっ…はっ…は…………、…ギュンター様……暖かい……」
二人とも体温が上昇していて暑ささえ感じるも、素肌が触れ合う気持ち良さや命の重みが勝り、心地良い。
聖女からは息を整える彼の顔は見えず、見ようとするように顔をそちらへと傾けると、
金糸の隙間から見える耳へと唇を寄せ、食み、甘く吸う。
それは紛れもなく恋人同士のじゃれ合いで、甘え合いで、愛し合う様。
まだ結合が解かれたわけではないどころか、肉棒は萎えることを知らないように膣内を埋め、
子宮口にぴったりと密着しているために理性が完全に戻るのは難しかったが、少しずつ浮遊感は鎮まってくる。
「――――…しあ、わせ…です……愛する方と、ご一緒できる、のは……。
『デート』も……して頂けるのでしょう…?」
まだ鈍い頭の中でもデートの約束を一番に思い出すところは、よほど念願だった証か。
ただベッドの上での嗜虐的な姿とも仕事中での歳不相応な姿とも違う、
己のために狼狽えたり励む恋人が見たい、という悪戯好きな彼女の悪癖も覗かせている。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 彼女の下腹部から響く淫らな水音が、否応なしに今迄行われていた淫らな行為の残り香を伝えてくる。
とっくの昔に寝具としての用を足さなくなったシーツの感触と、視界に映る彼女のブラウンの髪をぼんやりと眺めながら、ふう、と熱っぽい吐息を零す。
「……あれだけ激しくすれば、な。寧ろ、熱いくらいやも知れぬが………こら、くすぐったい、ぞ。クレマンス…っ…」
落ち着き始めた吐息と共に言葉を紡ぎ、彼女へ顔を向けようとした瞬間。髪をかき分ける様に、己の耳を食む彼女の仕草に身を僅かに捩る。尤も、叱る様な言葉に力は無く、寧ろそのじゃれ合いを楽しむ様にクスクスと笑みを零してはいるのだが。
仕返しだ、とばかりに僅かに腰を突き出して萎えぬ肉棒で子宮を突くが、その行動には淫靡なものは含まれていない。悪戯し返す様に数度彼女の膣を刺激した後、ゆっくりと肉棒は引き抜かれていくだろう。
「……そうだな。王都でも良いし、港湾都市で船を借りても良い。二人で出歩く時間を、ちゃんと作って、共に出掛けよう」
散々に肉欲に堕としても尚、己とのデートを楽しみにしている様な彼女の姿にふわりと笑みを零す。
彼女が調べていた王都のカフェでも良いし、保有する船を出してクルージングに出かけても良い。
兎に角、彼女を屋敷から連れ出して、共に過ごす時間を作らなくては、と決意を以て言葉を返す。
それまでに仕事は片付けておく、というワーカーホリックな決意も含めて居たり。