2019/07/08 のログ
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 彼女の杞憂に気が付く程、女性の機微に聡い訳では無い。
彼女の事を当主である父親がどう思うのか。数多存在する分家や敵対勢力がどう利用するのか。考えて居ない訳では無いが、心配する程の事とは思っていない。
というよりも寧ろ、彼女との関係をとやかく言う様な者達は己にとって敵であり、彼女を害する者は根絶すべき対象であり、その為に己の力を行使する事に何ら疑問も抱いていなかった。
彼女を守る為ならば、王都へ軍を率いる事も、魔族へと身を堕とす事も厭わない。そんな危うさに、己自身も気が付いてはいないのだが。

「…俺が普段どれ程精を吐き出すか、お前が一番良く知っているだろう?未だ夜は長い。あの程度の吐精で、萎える訳もなかろう。
……む…うむ…。そうだな……市井の者がそうであるなら、善処するとしよう…」

此方を見上げる彼女に悪戯っ子の様な笑みを向けたのも一瞬の事。揶揄う様に笑う彼女に困った様な表情を浮かべつつ、愛撫へと切り替わった咥内から与えられる刺激に思わず腰を浮かせる。

「……生意気な事を言う口は、きちんと塞いでやらねばならんな。咥えているだけで蜜を垂らす様では、おちおち街に出る事も叶わぬやも知れぬしな?」

肉棒から伝わる熱と快楽が、そんな初心な己の精神をゆっくりと切り替えていく。僅かに視界に映る彼女の秘部から零れる白濁に、透明な蜜が混じり始めるのを見れば、穏やかに、しかし淫蕩に笑みを浮かべるだろう。
淫靡な水音が響く中、腰を突き出して猛り狂う肉棒をより深く沈めて快楽を貪りつつ、僅かに身を起こすと、彼女の髪を撫でていた手は眼下で揺れる双丘に伸び、ゆさゆさと彼女の動きに合わせる様に弄び始めた。

クレマンス > 褥では強気でありながら、恋愛方面において少しつつくと戸惑う彼が愛らしい。
戸惑っても、努めて己のためになにかをしてくれようとしているところが、さらに愛おしくて堪らない。
性交に快楽以外を見出すことのなかった聖女が、こうして自ら奉仕を申し出て肉体を曝け出すのも愛情ゆえに。

「ンふ……っ…?っぷ…」

己の下腹部の反応を揶揄されて、肉棒に膨らんだ頬の内側でなにか言葉を咄嗟に吐こうとした息遣い。
子宮のあたりが疼くのは自覚していたが、秘所を濡らしていたことに気づけるほど器用ではなかった。
たしかにじゅくじゅくと熟れて溢れていくような愛欲と言うのか、女が男を求める本能と言うのか。
それは紛れもなく己の中で燻っていて、自らお掃除と嘯いた行為に熱が入っている。

「ん゛ぐ、ぶ――――…、ふぅ…♥ン♥ン♥ん゛ぅ♥」

きちんと舌が動かせるように、咥える長さは調整していたのだが、恋人の腰が突き出されると亀頭が喉の粘膜まで届いた。
途端に苦しさは増し、呼吸ができる瞬間も限られてくるのだが、それでも引き抜こうとしないところが浅ましい。
舌の上にのる肉棒の質量も、ぷっくりと膨らんだ頬を擦る竿の凹凸も、全部己の官能を最大限に引き上げてくれる大事なモノ。
咥えきれない根元は五指で握り、しっかりと先走りも白濁の残滓も絞るように
ある程度の力を込めながら扱き、ずぢゅるるっと唾液ごと吸う音を響かせて。
その合間に、明らかに乳房の愛撫で感じている甘い呻きのようなものが挟まれる。
突起となった乳首はまだ柔らかさを取り戻しておらず、彼が触れればコリコリとその場所を隠しもせず主張する。
たまに触れるそこが、ぴりぴりと鋭さと甘さを混ぜた刺激となって、
揶揄されたというのにますます膣口から溢れる体液に、女の蜜が増えてきてしまう。
膣の中を垂れていくそれは子種も巻き込み、白濁がかった粘液がとろりとゆっくり滴り、シーツが吸った。

「んぁ゛……♥っは…ひもひ、い、れふ…♥」

肉棒咥えながら、素直に快楽を言葉にしようとするも、頬張っていては言葉にもならない。
だが表情は緩んでうっとりと眼差しが蕩けているから、言葉にならずとも伝わるだろう。
ごく、と溜まった唾液と先走りを一緒に飲んだ音がやけに目立ち。

ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」からクレマンスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。