2019/07/07 のログ
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にクレマンスさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…なるべく、お前に負担がかからない様にしよう。何、少なくとも金で解決出来る事において、不便を感じさせる様な事にはならぬよ」

兄弟のいない己は、赤子の世話に慣れている訳でもなければ知識がある訳でもない。
良い父親である努力をする為にも、彼女に細々とした気苦労はかけない様にしなければと少し思案顔。

「…気遣いをさせてすまぬな。だが、そうさな。未だ収めるには物足りぬ。お前の口で、清めて貰おうか。クレマンス?」

求めたのは彼女であっても、それを貪ったのは己である。
日頃鍛えている筈の強靭な理性もあっさりと溶け落ちて、ただ快楽を得る為に腰を突き動かす様なせ性交など、実に己らしからぬものではあったのだし。
とはいえ、未だ己の情欲が燻っているのも否定しようのない事実。口淫を提案した彼女に緩く頷くと同時に、訪れる快楽が待ちきれぬと言わんばかりにビクンと肉棒が脈動した。

「…聖女殿は、随分と独占欲が強くなられたものだな。だが、俺もお前の事をとやかく言えるほど、寛容な男でもない。偶には、気晴らしも兼ねて出掛けるのも良いだろうな。……その、仕事ではなく、のんびりと……勿論、お前が嫌でなければだが」

惚気を自覚するには些か鈍感な所のある己でも、彼女と共に恋人らしい時間を過ごしたいという欲求はある。
何時までも彼女を屋敷に留め置くのも如何なものかと思っていた事もあり、そろそろ王都を散策させさせても良いだろうと言葉を紡いだ。
共に散策しようという誘いの言葉は、若干もごもごとした不明瞭なものであったのだが。

クレマンス > 「私もヒトの子ではありませんから、育児は学ばなければなりませんが…高貴なお方は乳母に育てられる方もいらっしゃるとか…?」

彼もそうなのだろうかと、素朴な疑問に尋ねる。
ヒトではなく、自らは赤子の期間が異常に短かったと伝え聞くだけだが、教会では赤子に振り回される母親を見る機会があった。
どちらかと言えば子育てというとそんなイメージで、金銭で負担を軽くすると言う相手とは育った環境の違いを感じる。

「……ふふ。可笑しいです。素敵なデートのお誘いですのに、お言葉を詰まらせるなんて。
 もっと過激なお言葉はすんなりと仰いますのに」

口淫の準備に身を起こしつつ、性交の後にしては初心にも聞こえる誘い文句に笑い声をこぼす。
彼のそういった羞恥心を感じる不思議な基準は今に始まったことではなく、それがまたいじらしくも感じて好ましいのだが。
乱れたネグリジェはそのままに、汗ばんでわずかに濡れた髪を耳の後ろへと流し、
体液にまみれてもまだ熱が冷めきっていない恋人の股間に視線を落とす。
そんな卑猥な視界だというのに、思考は一瞬健全な昼の街を思い浮かばせ。

「…手を繋ぎ、歩くだけでも楽しいでしょうね。
 ギュンター様が女性と出歩くことに慣れたお方でしたら、その手腕を拝見したいところですが…」

これも詳しくはないが、デートの目的地や、そこに至るまでのプランは興味がある。
だが褥での経験は豊富だろうと想像できるものの、誘う口ぶりからしても不慣れなことはわかる。
それでも彼に考えてもらって困る顔を見るべきか、一緒に困るべきか、嬉しそうに悩んで悪戯げな視線恋人の顔に、一瞬。
だがそれは本当に一瞬のことで、楽に口淫を受けてもらえるように腰を落としてもらうよう促せば、己は犬が餌を食べるように伏せよう。
餌―――肉棒に唇を寄せると、舌を差し出し亀頭から男女の体液を舐め取るように、絡ませ。

「……ン……ふ、……む」

くびれに溜まっている重たい精液を舌先で抉って掬い、顔を傾けるとツツと舌で辿り、竿を唇で食んでお掃除。
口淫そのものを強要されると上手くできる自信はないが、愛する人の性器を舌で掃除するとなれば熱心にできるのだから不思議。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「そうだな。とはいえ、俺は実母に育てられた類でな。子育てに専念出来る環境を作るのか。或いは、出産を終えた母親には新たに貴族としての役割を与えるのか。その辺りは一族の方針によるところが大きいだろう。
寧ろ俺の場合は、物心ついた頃には複数の家庭教師が押しかけて毎日学問に励む日々が続いたから、両親との思い出を語るには些か経験不足ではあるがな」


育児に専念するのか、再び社交界や政財界に華開くのか。
出産を終えた貴族の女性達は、意外と多様な生き方をしている者が多い。……という噂話を耳にしている程度ではあるが。
己の場合は寧ろ、大貴族の嫡男として必要な知識を短期間に詰め込まれたが故に、幾分可愛げのない子供になってしまったのだろうと、僅かに自嘲の入り混じった苦笑いを彼女に向けるだろう。

「……言うな。俺とて、不慣れなものは幾らでもある」

利益の為に他者を陥れ、財力を誇示する為に社交界で笑みを振りまく己が、恋人を街に誘うだけで言葉に詰まるというのは我ながら情けない話である。
少しむすっとした様な――本来、この年頃の少年が浮かべる様な――表情と共に、気恥ずかしそうに頬をかく。

「……慣れていれば、此処迄情けない様をお前に見せはせぬさ。元々、金にならぬ事に時間はかけぬ主義でな」

女性と出歩く経験が無い訳では無い。
しかし、それは例えるなら仕事の延長上。貴族、豪商、有力者の娘達と、相手がセッティングした場所で茶会を共にする程度のもの。その目的も、互いの親とのコネクションを目論んだものであり、個人的に友好を深めた者は少ない。
だからこそ、純粋な好意のみで女性と出歩く、などというのは全くの未経験であり、未知の分野。彼女の想像通り、デートプランに頭を悩ませる事になるのだろう。

「……全く。ことそういった事に関しては、お前に振り回されてばかりな気がするな。であれば、俺の得意な場所で、得意な方法で、挽回させて貰わねばなるまいな?」

腰を落とし、己の下腹部で身を伏せた彼女の髪を撫でながらクツリと笑う。
彼女の咥内に包まれた肉棒がたちまち熱量を増していくのを自覚しながら、緩く腰を動かして肉棒を前後させ、さながら咥内を犯す様に舌先や頬に肉棒を押し付けるだろう。
懸命に肉棒を清める彼女の咥内で、とくとくと我慢汁が溢れだす。

クレマンス > そういえば己の立場はここでは微妙なものなのだろうと、彼の言葉を聞いて思い出す。
例えば相応の貴族の娘であり、それが政略結婚であったとしても
正式に家と家との契約で迎え入れられた者であれば、子を産んで家を繁栄させることは当然の仕事なのだろうが。
若い嫡男が情で連れてきた血統書のついていない者となると、家にとっては後々厄介な立場にもなり得るのではないだろうか。
―――子を成せば尚更。

とはいえ、まだ共に生活するようになって二日目となればそこまで心配するのは早い。
今は一緒に笑い、一緒に安らぎを得るだけで充分。
むくれたり照れたり、年相応の反応を見せる恋人の声だけで幸福な時間なのだから。

「ン―――…、ふぐ、ぅふ……ぷぁ…♥」

彼の腰が動くとお掃除なのか愛撫なのか曖昧になり、頬が膨らんで唾液がこぼれる。
歯が当たらないように心掛けながら唇を引いていけば
ぬるんと唾液と先走りが混じった糸を舌先で繋ぎ、熱い息を吐いた聖女が恋人を見上げ。

「…お掃除ですのに、萎みませんね。
 ギュンター様の得意なことにお付き合いしていますと、明日は立ち上がれませんわ。
 その分、不得意な分野にも挑戦して頂かなくてはなりませんね…?
 世間では誘った殿方がデートプランを考え、エスコートなさるそうですよ」

つまり、どうしてほしいとは言わずもがな。
困ると知っていての囁きに笑った聖女の唇は、再び肉棒を咥え始める。
あらかた精液と愛液は舐め取ってしまって、ここからはお掃除というより口内での愛撫になる。
舌先が尿道口の窪みを捉えると、頬を窄ませ、ぢゅると先走りを啜った。

「ふ…♥ン……、……ふぅ……ッ」

自然と鼻呼吸が荒くなり、唾液と肉棒の表面が触れ合って空気が混じり合い、摩擦されるぢゅぽっぢゅぽっという音が生まれ始める。
わざとではなく、上手く飲み込めないために竿の凹凸を濡らす唾液はダラダラと滴っていた。
これではお掃除した意味すらなくなるのだが、まだ恋人の股間は静まりそうもないのだからと。
それに匂いを嗅ぎ、味わっているとどうしても子宮が疼く。
とろとろと割れ目の中心から逆流して垂れてきている白濁に、愛液が混じってしまい。