2019/06/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」からミユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
■ミユ > 「んっ、しょっと…」
トコトコと店の中から現れたのは白髪猫耳尻尾のミレー族。今日も立てられるオープンの看板。
オープンしてまだ間もない居酒屋。そんなお店の雇われ店主。
今日は誰が来るか楽しみにおもいながら、店を見渡す店主。
テーブル席2席、カウンター席4席といった、お世辞にも広いとは言えない店内。
まだ接客業に慣れてないミユには丁度良いサイズとも言える。
カウンターの後ろには一級品のワインからエールの樽まで所狭しと並べられている。
たいていのお酒はここで呑めるんじゃないかと思わる種類の数々。
そして、閉店前には殆どお酒が無くなっていても、夕方の開店には全て揃ってる、
そんな奇妙なお店でもあった。
2階より上はミユの雇い主が管理する連れ込み宿。内装が綺麗とあってか人気の宿である。
この居酒屋からも2階繋がる階段がある。
ミユは店の中に入り、手早く来客準備をし、来客を待つのであった…
■ミユ > 「おっと、忘れてましたね…」
立て看板に白い紙を貼り付ける。
「今日は貸切」
そう書かれた紙は風でふさふさと揺れる…
「さて、待ちましょうか…」
だれもまだ訪れていない店内をみつめながら、マスター席に腰を降ろすのであった…
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」にボブさんが現れました。
■ボブ > (顔馴染みになった居酒屋の雇われ店主に頼み、一人しか行かないのに店を貸しきりにしてもらった店へと向かう褐色肌の男。
持っている背負い袋の中には油紙で包んだ村の傍で狩った猪のロース肉の塊を入れ、担ぎ、店へと入っていって)
「よぉ!ミユ。 今日は悪いな、一人なのに店を貸しきってもらって。
これはお土産だ、明日以降の店のメニューに使えたら、他の客たちに振舞ってくれ」
(カウンターの上にドンッと背負い袋の中から出したロース肉を下ろし、油紙越しにポンポンッと叩き、
貸し切り料金以外の追加料金として現物支給でも支払っていく男)
■ミユ > 「あっ、いらっしゃいませ!ボブ様!」
満面の笑みでカウンター内から手を振って答えるミユ。
「わあ、ありがとうございます!」
目の前に置かれたロース肉。ミユもプニプニと弾力を確かめてから少し油紙を浮かせて、お肉の状態を見る…鮮度はとても良い様だ…ミユは香りも嗅ぐ…これなら冷凍保管樽にいれておけば、かなりもちそうだ…
改めてボブ様を見つめる…
「今日はどんなお酒を飲まれますか? おすすめの飲みやすいワインもありますけども…」
手早くおつまみの用意をしながら、そう告げるミユ…
■ボブ > (男はカウンターの席に腰を下ろし、空になった背負い袋を畳んで隣の椅子の上に置き、肉の鮮度を確かめる少女店主を眺めて)
「いいって事よ。村で狩ったヤツの俺の家の分の割り当てなんだが、前に作った干し肉が残ってて無駄に腐らせてしまいそうでな。
余りモンで悪りぃが使ってくれたら、こっちも助かる」
(お礼を告げる少女店主に気にするような代物ではないと口先で言いながら、おつまみの準備をする少女店主の姿を視線で追って)
「う~~ん? ここはミユのお手並み拝見といこうか。
この料理だったらこの酒が合う…店主としての技量を俺に見せてくれよ」
(ちょっと偉ぶった言い回し、態度の茶番めいた事をしつつ、少女にすべてを委ねていくことを伝えていく)