2019/05/02 のログ
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「おお、良く分かっているじゃないな。理解の早い者との会話は心地良いものだな。……本当に心地良い。快楽の業火に焼かれながら、懸命にヒトの真似事の様に言葉を紡ぐ様が、実に愉快だ。堕ちるのは簡単だが、堕ち切る寸前まで、その理性を保って貰わねばつまらぬ故な」

彼女が言葉を返す度、大きく肉棒を突き上げる。しかし、まるで言葉を発する事を妨げる様な行為の中で、彼女が言葉を発する度に愉快そうに。それでいて幼子を褒める様に嗤う。
理性を。人格を。全てが己の思うが儘と言わんばかりの傲慢と嗜虐。最早彼女に注ぎ込む肉欲すら、己にとっては副産物でしかない。さりとて、終わらぬ絶頂から彼女を逃す事もしない。何処を突けば彼女がより甘く啼くのか。肢体が跳ね上がるのか。蕩けた表情が快楽に歪むのか。観察し、見下ろし、舌なめずりする獣の様な獣性を携えて、犯す。

「良過ぎるのなら良いでは無いか。まだ息をする余裕はあろう。まだ、駄目だと一線を引こうとする根源の危機を覚える理性があろう。
それは許さぬ。それはまるで人の様だ。私のモノ。いや、モノというのも憚られる程に、溶けて貰わねばな」

己の胸板で彼女の乳房を押し潰す。覆い被さった体重を勢いに乗せて、子宮壁に肉棒を押し付ける。
肉体的にも限界を迎えつつある彼女を愉快そうに眺めながら、一切気遣う事も無く、唯々穿つ。突き上げる。擦り上げる。
何時射精を迎えてもおかしくない程に膨れ上がった肉棒は、その暴走する熱を延々彼女にぶつけている。

彼女の首筋に噛み付いた己の歯は、薄く歯形をつける程度に彼女を食んだ後、その痕を舐め上げる。そして、這う舌先は捕食する前に味を見るかの様に首筋から頬へと至るだろう。その味に満足したかの様に小さく微笑むと、果実を啄む様に彼女の耳朶に噛み付いた。彼女を喰らい、咀嚼する様に。組み伏せる獣が、彼女に取っての絶対だと捻じ伏せる様に。

さりとて、捕食の歓喜に蠢く膣壁が己の肉棒を締め上げれば、壊れ歪んだ精神を以てしても、吐精の限界を抑え込むことは難しい。ならば、ならば————

「……貴様を食み、貴様を喰らった雄の体液を注がれる感想を聞きたいものだな。喰らわれて欠けた場所に精を注がれる気分を。蕩け堕ちる至上の悦びを。私に伝えろ、ナイン」

穏やかに、しかし獰猛な色を帯びた言葉を彼女の耳元で囁いた直後。締め上げられた彼女の膣内をこじ開ける様に肉棒を突き上げて、射精する。
それは、精液を吐き出すというよりも、彼女という存在に己を流し込む様な射精。塗り込む様に。飲み込ませる様に。子宮壁に押し付けられた肉棒から、ごぷごぷと白濁が吐き出され続ける。
それでも尚、彼女に求める。果ての無い絶頂の末に精を注がれている最中に、彼女が砕かれる様を自ら伝える様にと。
己と言う雄を注がれる様を、人語として己に伝える様にと、クツクツと微笑みながら、命じるのだろう。

ご案内:「ハイブラゼール ホテル」からナインさんが去りました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 後日継続にて
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋2」にガリィさんが現れました。
ガリィ > ここはある酒場の一角。柄の悪い地域にあるわけでも、町の目抜き通りにあるわけでもない。あまり人の入りが多くもなく、少なくも無い。流行っているとは言えないが、やっていけないわけでもない。そんな店の隅で、角に近いところの丸テーブルで、果実酒を一つと、ツマミに豆とフルーツの皿を置いて、のんびりと過ごしている男が一人。

その彼は、小さな札を一つ立てている。
「よろず薬関係・取り扱い。予約・手配受付。 怪我・病・農産物用・畜産用・その他色々」と。

月に2度程、こんな風に「営業活動」をしている。とはいっても熱心にやるつもりもないようだ。実際、彼はのんびりと何か書を読みつつ、時折何かを別の手帳にメモして過ごしている。

ガリィ > 酒場の店主そんなガリィに声をかけてくる。『おいおい、閑古鳥だなぁ、薬屋さんよ』と。

「ああ、そうだな。立地が悪いんだろうなぁ。 もっと賑わってる酒場ならさぞかし注文も入るんだろうが」

そう言い返して、ナッツを一つ摘まんで、口に放り込む。確かに、空いているテーブルも多い。二回は宿屋を兼ねているのだが、部屋も空いている。おかげで、そこに幾つか持ち込んである在庫を置いておけるし、必要なら診察めいた事も出来るのだが。

「とにかく、注文はしてるんだから、俺は客だ。利益の1割はちゃんとそっちにも回すんだから、少しはこの酒場の客を増やす努力もしやがれよ」

そういって、目を細めつつ牙を見せて男は笑った。

ガリィ > 時は流れ。
書に目を落としたまま、ツマミの豆を一つ取ろうとして、指が空ぶりする。ん、と視線を更に向けると、フルーツも豆も、どちらも空になっていた。 …んっ、と伸びを一つして。

「さて、今日は空振りだったか。代金はここに置いとくぜ」

にやにやと笑う酒場の主を、シッシッと追い払うように手を振って。今日はもう帰るのも面倒だと、薬類を置いている宿屋の2階のベッドを勝手に借りるつもりで、上階へと消えていった…。

ご案内:「設定自由部屋2」からガリィさんが去りました。