2019/05/01 のログ
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」にナインさんが現れました。
■ナイン > 【継続待機】
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…成程。望むべき壊れ方、か。……いや、違う。違うな。壊れ方を望む等、贅沢な理性の使い方でしかない。喰われる贄が、こうして食べて下さい———等と告げる事は許されない。
壊れる事を望むのは自由だ。…しかし、貴様の壊し方は。どのように壊すかは。全て全て、私の手中にあるものと知れ」
彼女の望む壊れ方と、己が望む獣性の堕落は恐らく同じものだろう。そして、彼女の望む様に。この柔らかな褥のみで構成された互いの世界は、肉欲と快楽に染まり、溶け落ちていくのだろう。
だが、その在り方を。その壊れ方を望む理性すら、今宵は許されない。快楽しか存在し得ぬ壊れた世界を望む事すら、彼女が望んだ様に壊れいく己は許さない。
元々一つのモノであったかの様に繋がる互いの指先を離す事なく。己の肉棒の形を覚え込んだかの様な膣内を、その覚え込んだ膣壁すら抉る様に、ずん、と深く腰が突き上げられた。
「どうした。貴様はまだ壊れてはいまい。快楽を貪る余裕があるのだろう。獣の様に息を荒げ、嬌声を上げる悦に浸っているのだろう。
言葉を発せよ。快楽を言語にせよ。丁寧に。丹念に。貴様がどの様に壊れていくのか。どの様に、理性が溶け落ちていくのか。自らの言葉で、私に捧げろ、ナイン」
悲鳴の様な嬌声で喘ぐ彼女を見下ろし、容赦なく腰を突き上げて肉棒の抽送を続けながら薄く嗤う。
既に壊れかけた彼女を。肉体的にも、精神的にも散々に責め立てられた彼女を。未だ"常人"であるかの様に、声を投げかけた。
簡単に壊れてしまう事など許さない。砕かれた理性の欠片を搔き集め、己に捧げさせる。そして、その欠片をもう一度丁寧に踏み砕く。最早交尾というにも烏滸がましい。肉体から与えられる快楽を鞭として、徹底的に彼女という存在を。地位も名誉も。理想も尊厳も。理性も魂も。全てを壊してしまおうと言わんばかりの、雄としての本能すら超越した嗜虐の焔を彼女にぶつける。
突き上げられる肉棒は、彼女により一層の快楽を与える為に膨張する。精を注いだばかりの子宮を、槍先が我が物顔で蹂躙する。己が肉棒を突き出す度に跳ね上がる細い肢体を、強引に抑え込む様に体重をかける。
全ては、彼女の望み通り。そして己の望むがままに。ナインという一人の少女を蹂躙し壊し尽くす為だけの、淫蕩で仄暗い交尾が続く。
■ナイン > 死に方…とて、選べる、者も…居るという、のにっ……ふぐ、っく……ん゛んっ…!
それ以下、かな…っぁ、ん、ますます―――― っは…ぁ゛、良い……それこそ…それで、こそ…ぉ……
(無論、そんな選択肢を有する事が出来るなど。大概は限られた人間だ――例えば、貴族だとか。王族だとか。
少女自身の、そんな肩書きや外枠は…何の役にも立たないどころか。完全に否定されたという事だ――改めて、はっきりと。
正常ならば拒否して然るべき、この扱いに。嬌声を紡ぐばかりの唇が、薄く笑みすら浮かべる辺りが。少女の望みであるという、証であり…
同時に。そんな事を望んでしまうという、歪さの証明でもあった。
枷や軛を填められるのではない。鞭打たれ強制されるのでもない。在る物の否定ではなく、端から無いという徹底的な支配。
一つ一つを絡め合う、甘やかな指遣いと裏腹に。強すぎる程に強い牡の抽挿、その一撃一撃を見舞われる度。
紛れもなく、己の奥底が。躰ではない、心の底に燻る物が。掘削され、さらけ出される。
剥き出しとなる獣欲と…きっと、被虐。牝の躰を、内側から、彼の形その侭へと作り変えられていく確信ですら。
あらゆる意味で征服され、根底から支配されていくようだから――気持ち良い。
その喜悦を囀れと。女として謳えと言うのだから。緩みにやけた唇は、望まれる侭、媚びてみせようとすらするのだが――)
どのよ……ぅ、にっぃ゛――――っひぁ、ふ、は……っぁ゛…焼かれる――灼き、潰される ッ…
熱 …ぃよ、貴男が、熱くて……っ…ん…!んぁ、あ、っひぁ、ぁは……ぁ゛ぁっ…!! 灼け…熔けて、融けて、っ …それなのに――未だ、掻き混ぜ、られて …ぇっ ……!?
(果たして何処迄。真っ当に、言葉に出来ているのやら。灼ける、熔ける、酷く抽象的なようでいて…その実、紛れもなく体感している、真実だった。
燃え滾る鉄串じみて熱い、彼の牡が。沸騰せんばかりに滾る精の坩堝を、苛烈な迄に攪拌し続けている。
頭も心も焼き焦がす、生殖器官全てで味わう快楽が。のべつまくなし脳細胞の一片たりとて余す事なく、喜悦の上で炙り続けている。
剰りに度を超した熱量は、内側に収まりきらず、少女の肢体その物を発熱させて。紅く火照りきった躰は、湯気すらたてんばかりの蕩け方。
吐き出す吐息は、火の点いた、としか言えない程に狂おしく。その癖、悲鳴と大差がない声は、とことん熱さと甘さを混ぜ捏ねた物。
――磔刑か。火刑か。それとも矢張り…串刺し刑か。
何度も何度も、殺される、少女の在り方。焦げ堕ちた底に、新たな何かが息づくというのなら…それは単なる一人の仔娘か、一匹の牝か。
何れにせよ、王国貴族、王家筋の女伯爵、それ等でない事だけは間違い無いか。)
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…選択する、という事は最上の自由であり、尤も原始的な理性有る行動だ。それすらも取り上げられる。牝としての快楽に喘ぐ事すら、私がそうあれと望むが故。今宵は、此の褥の中でだけは、身動ぎ一つ。呼吸すらも。私の手の中でしかない。
…だから、丁寧に握り潰してやるとも。花弁を潰す様に。ゆっくりと、丁寧に、な」
それは、詭弁でしかない。
此の夜の交わりは互いが望んだ事。快楽に堕ちていたのは、己とて同じ事。少なくとも、精を吐き出す為に彼女を使っていたのは事実なのだから。
しかし、それすらも。彼女の享楽と快楽さえも全て己の手の中という傲慢な嘘を、甘く、低く囁いた。結局のところ、彼女がそう認識すれば良いのだから。支配される悦びを。壊される快楽を。一匹の雄に蹂躙される興奮を。
それを丁寧に包み込んだ言葉と、荒々しい抽送で、彼女に練り込むのだろう。
「…ふむ。であれば、薪をくべてやらねばならんな。快楽の焔に炙られるだけでは、貴様も物足りないだろう?
燃え尽きた貴様の灰すらも溶け落ちる様な快楽を。獄炎の中で享楽に喘ぐ背徳を。注いでやろうじゃないか、ナイン」
膨らむ肉棒の動きが変化する。抽送しながら角度を変えて、彼女の膣内のあらゆる場所を擦り上げる様に。重厚な槌ではなく、掘削する鶴嘴の様に。彼女の最奥と膣壁を抉る肉棒は、硬度と熱を抽送の速度と勢いを増して伝えるだろう。
ずちゅぐちゅと、膣内を満たす精と体液の温度を高める様に。己の肉棒の熱を、より深く彼女に伝える様に。
そんな抽送を続けていれば、自然射精欲は昂り吐息は乱れる――筈であった。
しかし、甘く熱く啼く彼女とは対照的に、十分過ぎる程の快楽が下半身から脳髄を焼く己は、驚く程に冷静に見えるだろう。
だがそれは、彼女が己に望んだ事。獣の様に、雄としての本能のままに彼女を抱くのではなく、箍が外れ、彼女という存在を壊す事だけを求めた歪な雄としての嗜虐心故の冷たい熱情。
肉欲では無く、精神的な昂りで吐精に至る様な、悪魔染みた欲望を唯只管に彼女に注いだ。
焼かれ、砕かれ、壊れいく彼女を味見する様に。腰を打ち付けながらゆっくりと身体を倒し、その首筋にかぷり、と噛み付いた。牙を突き立てる前に味見する様な、そんな雰囲気すら漂わせつつ。
■ナイン > 権利…として、万人の願う道理で…も、あり…っ……っぁ、あ、ぁ……っは……っぅ…!!
その癖、選ばなければ……だ、なんて、っ、急かしてくる…焦らせる、狭窄でもあ…ある、っ、っひぁ゛、ぁ、あ、…っ…!?
(幾度となく途切れる言葉。それこそ、根源的な理性を思わせる、人語など。圧倒的な快楽の前では、何処迄も無力でしかないのだと。
敢えて、言葉を紡ぐ事を命じられ、強要されて――その上で踏み躙られる。見せ付けに等しく、無体を再認識させられ続ける。
囁いて、喘いで。嘯いて、鳴かされて。人めかせては、その都度、獣へと堕とされ直す。
丁寧に…という彼の言葉は、紛れもなく真実だ。回数を重ね、繰り返し刻まれて、刷り込まれる――己が獣で牝なのだという、反復学習。
其処に真偽など関係ない、必要ない。そもそも今宵の戯れ言なのだという事は、互い、先刻承知の上なのだから。
唯こうやって。今正に、刷り込まれる侭溺れる事が。突き上げられる度刻みつけられていく事が。今だけは真実――それで充分。
散々捏ねられ、攪拌された蜜精が染み込んだ牝孔は。子宮は。そんな一夜の屈服と被虐と…本能を。どれだけ味わい続けている事だろう。
亦一つ。更に一つと。声が大きく跳ねて引き攣る、その度に。少女の肢体は絶頂に打ち震え。
大きく、大きく。蜜と汗に塗れたシーツから、背を浮かす程、反り返って。両手が自由だったのならば。きっと強く、強く抱き締めていたのだろうが。)
―――― っ、っ……!?ひ っ――ひぁ゛ぁあ、ぁっ!?
だ……め、 ッ、駄目だ、ギュン、タ っ、ぁ…っぁ、ゃ、 ぁ゛は、ひ ぃ、ぁ ぁ゛ぁ゛っ――!!
深 っ、深ぃ゛、 強す …ぎて、っ… は ぁ、ん゛ぁ、っ、ぁ―― !!ぉく、し、きゅ、っ、い…ぃ゛っぱ、い、に……
全部 っぅ゛っ……ぜ、んぶ良い、っ、 良…ぃ、良すぎ……て、っぇ゛ぇ っ……!!
(出来ない。もう、ただ、圧し潰される事しか…覆い被さりきった少年の肢体に。其処から紡がれ、注ぎ込まれる快楽に。
熱量だけでも茹だる自我を、快楽の連鎖が更に煮崩れさせていく。どろどろと蕩けきった意識が紡ぐ声音は、当然、理性どころか語彙についても、前後不如意に焼かれた物ばかり。
腰へと絡めていた両脚が、そんな事すら難しくなったのか、ぴんと天井目掛けて伸び上がり。肉孔を攪拌される都度、末期のように痙攣を繰り返す。
だらしなく脚が、股が最大限拡がってしまう分。一等深く上から下へ、叩き込まれる一撃はより深く。
最早当然の事だと言わんばかりに、牡の穂先は子宮内を蹂躙し。肉と蜜とを爆ぜさせて、臍上が歪む程に突き込まれる、度。
繰り返される肉襞の狭隘は。あかしまな肉欲でも、鬱屈した被虐欲でもなく。最早当然じみて、常態めいて、絶頂に絶頂を重ね続けている為に。
突かれて。抉られて。その度跳ね悶え、絶頂し、身藻掻き続ける少女の肢体。
覆い被さる彼の下、一際強く、最奥よりも尚奥の奥を穿ち抜かれて。弾けた悲鳴が大きく喉を反らせたなら――
喰らい付かれた。彼の口蓋に、本当に獣の牙が在ったなら。間違いなく、喉笛を食い千切られていたのではないか。そんな形で。
喰われる、喰われた、という実感が。一際強く少女を、快楽の暴威で振り回した。
今迄で一番強い、気が狂わんばかりの…否、狂って尚狂わされる程の快楽絶頂が。頭の芯迄埋め尽くし、焼き尽くす。
果てる、果てる、その侭に。最早充分に精へと塗れた肉孔が、それでも尚飽き足らないのだと、一際彼を、牡を搾り上げて。
――――少年と少女は、性差だけでなく、肉悦その物に於いても対極だった。
彼が、精神で肉体の快楽を御しているのなら。己は、肉体の快楽が、精神を屈服させる――唯、堕とす。
身も世も無くのたうち、くねり、悶え戦慄く肢体の全てが、彼と触れ合う膚身の隅々に至る迄が、快楽に漬け込まれた牝肉と化して。)