2019/04/28 のログ
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」にナインさんが現れました。
ナイン > 【継続待機】
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ナイン >  ぁ は。そう言って…思ってくれるというのなら。 ――――甲斐が有ったという、物だよ…?

(さて。何の、だったのだろう。態々此処迄来た事か。機会を準備した事か。…それとも。
敢えて語る事をしなかったという事は。屹度、言い辛いという事だ。今は、そんな言葉をすら投げ出して。
何より分かり易く、明確に、しっかりと。彼に応えてみせるのは、牡肉へと喰らい付く襞肉の、その込められる力に他ならず。)

 それで、それ、だけで ッ――ひぅ゛……!?っ、ぃ…ぃぁ、あ…――っ、ぁは…ぁぁっ…!
 満たされ、 ッ、貴男で…ギュン、ター……貴男 …の、…貴男で、満ち……る、 満ちて ッ、弾け――溢れ……て……!!

(酷く切れ切れに跳ね、乱れ、罅割れる喘ぎ。何せ、突き立てられるその度に、息が詰まる程の衝撃で打ちのめされる。
擦り上げられる度、悲鳴に近しく嬌声を紡がされる。圧し貫かれる都度…意識が飛びそうな程、絶頂感が上塗りされる。
何度も。何度も何度も。何度も何度も何度も。幾重にも紡がれる快楽の波濤に、全てを焼き尽くされていくばかり。
――だが、そう在りたいと望み、その様に犯してくれと望んだのも、己自身なのだから。彼によって貪られる、捕食される側である事に、溺れるばかり。
酷くきつく、痛い程に。熱く熱く蕩ける程に。牡と牝、互いの肉が喰らい合う。喜悦と肉欲を貪り合う。
甘く絡めた指先だけは、恋する男女か少年少女か、そんな甘さを思わせる所作なのに。それすら、酷く力が篭もってしまう…痙攣が、指先末端すらも震わせて。爪すら立ててしまいそうな程。
もう、幾度目か…なぞ数えきれる筈の無い、子宮頸すら抉り貫く、暴虐めいた牡の抽挿に、大きく肢体その物が弧を描いたのなら。
くんと顎先が反り上がり、喉を晒して鳴き、喘ぐ。それこそ獣の狩りであったなら、急所として喰らい付かれるであろう、喉笛をさらけ出す有り様は。
矢張り、被捕食者その物なのだろう――それ以外など何もない。必要ない。今だけは…それこそ、違えるだの、別れるだの、拒むだの裏切るだの。煩雑極まる人間同士の絡み合いなど投げ出して。)

 は、ぁ゛――ぅ、ぁ は……っ、ぁ゛…も…ぅ――…!も… 駄目、 駄目だ ッ壊れ …る、っ、ぉ゛…かしく、な る……ぅ゛っ…!!
  ――  ッ、 違 っぅ おかしく なりたい、して欲しいっ――――熱で、牡で 貴男……で、 壊して 私 …を ………!!

(きっと、そうすれば。彼の言うとおり、ただの――となる事が出来るから。
人でもない、女でもない、牝ですらもない…彼の、モノ、それで良い。獣が噎ぶ喘ぎを、幾度となく繰り返し。その都度、牝肉全てで、彼を奥へ、更に奥へ、導き続け。
子宮口。子宮頸部。全て彼の牙へと差し出して。指を絡め、脚を絡め、何処迄も貪られる為に貪り返し。
――もう。その瞬間がやって来る。最上の、無上の快楽が。焼け付く鉄杭にも等しい、熱と硬さを誇る彼の牙が…とうとう。その穂先を、子宮その物へと突き込んだのと同時に。
少女も亦喰らい付き返すかの如く…頭を擡げた。喘ぎ戦慄く唇で、彼の唇を吸い、貪るか。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「……度し難いな。私も、貴様も。こうあれかしと、誰に望まれた訳でも、あるまい、に…っ…」

彼女が飲み込んだ言葉は。吐き出さなかった言葉は。
日々平穏に生きている者ならば、告げる言葉では無かった——のかも知れない。重責を。年齢に見合わぬ理想を。子供である事を許されなかった人生を互いに持つが故に。
だからこそ、多くは語らず、乱れる吐息と共に彼女へ肉棒を打ち付ける。それだけが、彼女へと応えられる行為だと思うが故に。

「……そうだ。注がれ、満たされ、溢れて、弾けて……。それでも、貴様に注ぎ続けてやろう…!貴様が幾ら満たされようと、足りぬ。足りぬ、喰らい、足りぬ…!」

耳を打つ嬌声が。乱れ、喘ぐその様が。己の身体の下で跳ね上がる肢体が。その全てが、獣性を呼び覚ます。獣の様な己の獰猛さを引き摺り出す様な感覚に溺れる。
腰を打つ度に彼女が軽く達しても、それを気遣う事も攻め手を緩める事も無い。そんな事は関係ない――寧ろ、只管に注ぎ込む快楽で壊れ行く彼女を求める様に、遮二無二腰を重く打ち付けるだろう。絡み合う指先は甘く、しかし毒蛇が獲物を締め上げるかの様に、強く、深く絡まり合う。
跳ね上がった彼女が晒した白い喉に、思わず歯を突き立ててしまいたいと思う様な嗜虐と獣性。はっ、はっ、と獣の様に短く、熱く息を吐き出しながら欲望を吐き出す為だけに彼女を貫く。
豪奢な室内で。ヒトの理性と文明を見せつける様な煌びやかな都市の一室で。繰り広げられているのは、獣の交尾。いや、捕食者と、被捕食者の交わり。最早理性で語らうべき事柄は投げ捨て、唯彼女を貪り続ける。

「……ならば、壊れてしまえ。望み通り、熱に溺れ、快楽に溺れ、浅ましく貪欲に、今此の瞬間の快楽しか求められぬ様なモノに、成り果ててしまえ。壊して欲しい、等と、求める余裕すら無い程に、私に、私で、壊されてしまえ…っ…!」

突き立てた肉棒が、彼女の中で締め上げられる。
己に絡みついた彼女のしなやかな脚によって更に最奥へと導かれれば、槍先は彼女の子宮に押し入り、抉り、穿つ。
———―そして、喘ぐ彼女の唇が。壊して欲しいと哀願する唇が、荒く吐息を吐き出す己の唇に吸い付けば。
それを喰らう。差し出された供物を貪る獣の様に。牙を突き立てる獣の様に。舌を貪り、咥内を蹂躙し、零れ落ちる彼女の蜜を啜る。
そのまま、ずん、と一際奥深くまで肉棒が食い込んだ瞬間———
脈動し、膨らんだ肉棒から白濁が吐き出された。何度も何度も。己の精で彼女という器を満たし、溢れさせて決壊させんとばかりに。びゅくびゅくと繰り返される射精。吐き出された白濁は、直接彼女の子宮を叩き、満たし、一滴たりとも漏らさぬ様、膨らんだ肉棒が栓をしたまま、どくどくと精を吐き出していた。

ナイン >  ――けれど。その望みは …誰の物でもない、私の…貴男の――我々自身の、物。……だろぅ…?

(斯く在れと。斯く生きよと。他の誰でもない、己等が、己自身へ、そう望んだのだから。裏切れという方が無理な話。
逆に、裏切る事が出来ないから。打ち棄てる事、止めてしまう事が在り得ないから。…一時だけ、熱に狂う夢にでも。堕ちたがるのか。
今だけは。彼とだけは。そんな狂おしい刹那を交わし合う。もう、どれだけ果てたのか。理性も何も焼き狂わす、快楽の極みを味わったのか。
…だのに、足りない。未だ欲しい。己が狂うのと同じ程、彼の事も狂わせたい。
肉欲に溺れ、快楽を貪る、それも亦。此の国らしく、だからこそ、子供らしさなどとは。丸きり正反対なのだとしても。)

 欠片も、残さず……喰らってくれよ…?っく、ん゛…んはぁ゛ぁぁ、っ…!!
 何もかも、残さず、壊して――壊れて、しまえば良いッ… 私も …貴男だって…!

(交わり合う。貪り合う。それ以外何も無く。
…確かに此処は。貴人その他ばかりが用いるような、過剰な程に豪奢な部屋だ。
一度褥から身を起こし、窓辺にでも足を運べば。眼下には夜の港湾都市が、昼夜問わず行き交う船が、数多の煌めきを発している事だろう。
だが、そんな事。態々指摘でもされなければ、もうとっくに認識の外。牡と牝の体液に塗れ、ぬめり、穢れきったシーツだけが、獣の領土。
其処で行われる事など、たった一つしか在り得ない。後の事なぞどうでも良い。

牙たる牡を突き立てられた、牝の肢体が。殊更に大きく跳ね、痙攣し。断末魔じみた絶頂の戦慄きが止まらない。
とうとう、最奥、最も肝要たる産室にすら、彼による征服が行われたのなら。
牝としての全てを貪られる、これ以上ない快楽と歓喜とは。唯でさえ振り切れた絶頂感の針を、それこそ壊れんばかりに荒れ狂わせる。
食い付き返す、その寸前。浅ましく犬の如くに舌を突き出し、垂れ落ちる唾液を、頬から拭う事すら出来ず。
喰らわれる度のたうち回る、仕留められた肉その物じみて、迫り上がる腰の揺らめきが、膣圧との鬩ぎ合いが止まらない。
…そも、人間が人間たる、最たる特徴めいた…自由自在の両手をすら。とうの昔に、互いを繋ぎ止め合う為だけの、枷の役割へと堕としきって。
喰って、喰われる、それ以外の全てを投げ出し、一つに絡み合って互いを貪る、一繋ぎの獣と獣。
さながら無限を象徴する蛇といった按配だが。そんな、陳腐な想像すら抱きそうな程、終わりの見えない快楽の暴走に。
いよいよ訪れんとしているのは。…終わりなのか。それとも、一旦の通過点なのか。はたまた――)

 ―――― ッ、…っぅ゛、ぅ ん、ん――……!?
 ん゛ふ、ぁ、っく、 …ぅく ぅ゛ぅ っ、っ   っ…!!

(とうに彼の精に、熱に蕩け、悦びを感じる場所でしかなくなっている子宮に。牡の切っ先、亀頭の肉塊がねじ込まれ。
次の瞬間弾けるのは、全てを焼いて真っ新に置き換えていく、灼熱の暴乱じみた彼の精。
逃げ場を知らない濁流は、堰き止められた仔袋の中、囂々と雪崩渦巻き、凝々と煮詰められ…満ちる胎は熱く、重く。
注ぎ込まれた分量を、その侭、膨張していく子宮の質量として付け加え。浮き上がり、擦り付けられる少女の下腹、臍の下辺りが盛り上がり。
明らかに柔肉めいた膨満を示して…その場所をすら、彼が精を吐き出す、快楽を貪る為の。モノとして差し出した、確かな確信を。彼へ。

その瞬間には、最早、人間としての原語すら、完全に打ち棄てて。
言葉も呼吸も擲った唇も亦。快楽という餌を貪り合う、性器と何ら変わらない肉孔として。彼の唇を、舌を受け容れていた。
口吻を喰らい合う最至近距離、丸く見開かれた瞳は、焦点を結ぶ事すらも侭成らず。弾ける喜悦に涙すら浮き上がらせる。
……注がれる。啜り取る。満たされる、尚搾り上げる。酔って溺れる、快楽を循環させ合うだけの、只それだけの存在として…長い、長い吐精と搾精。一つに融ける瞬間が、永劫じみて。)