2019/04/13 のログ
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > シェンヤンから、戻ってまいりました、リス、トゥルネソル。
 大量のシェンヤンの服に、食料品、日用品、武器防具……様々な物を仕入れてきたから、それを二階の一部分を、シェンヤンフェアーという事で纏めて置いて売ることにしたのだ。
 少女は、店員に指示をしながらシェンヤンの物を売るための売り場を作っていく。
 店の二階の一部がシェンヤン風味の空間となるが、まあイイだろう。
 むしろ、そんな雰囲気に懐かしさを感じてくれるなら万々歳というものである。
 少女は品物の並びをああでもない、こうでもない、と考えながら並べ、置いていく。

「ああ、皆、お客様いらっしゃったらちゃんと説明してあげてね。」

 急にシェンヤンの売り場が出来て戸惑うお客様もいるだろう。
 だから、店員の全員に、しばらくの間はフェアとしてたくさん、シェンヤン性のものを売るから、ちゃんと品物を覚えておいてね、と。
 こんな風で、いいかしら、と少女は眺めてうなづく。

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にアルタゥ・ノノさんが現れました。
アルタゥ・ノノ > いつの間にかいる それがしろくてもふもふのねこ。
出入り口の隙間からなのか、はたまた気配が希薄過ぎて
いつの間にか入ってきた謎生物 それがもふもふアルタゥねこ。

昨日とある家と契約をしてきたけどその家に当初アサシン疑惑もされた娘です。
アサシンスキルはないんですが 気配は小動物並みに薄いんです。
しろくてもふもふの塊に小さなおててと耳と尻尾を足したような謎生物は、残像も残す勢いで
俊敏に無駄なく軽やかにトゥルネソル商会のマグメール店内を爆走!

たたたたたたた ガシッ!

長くは…出来なかったようです。竜眼に長けた竜の店員が何人か居る為、神速と気配の稀薄なその存在を
捕獲出来るような存在はいないと思い込んでいたその謎生物は 捕獲されたまま わたわたと手足を動かしてますが、
遠くから見て しろくてもふもふの謎存在が蠢いているという謎状態に。

『店長 捕まえました!』

捕まえたのは家でも働いているドラゴンメイドな店員だった模様。
捕獲された方は わたわたしていた動きを止めて耳と尻尾が垂れている。

リス > 気配というものが薄くても、少女の空色の瞳は吸い込まれるようにそちらの方に向けられる。
 白い猫が、もふもふとしているのを見れば、時計の方を見る。
 なるほど、それなりに遅い時間となっているのねと、頷いた。
 しかし、職場の方に来るというのは何事かあったのだろうか、と、考えていたのだけれども。

 ――――何やら店の中をただ爆走しているようにも見える。


 判らない、本当に何がなんだかわからない。
 娘が変身して職場にやってきたと思えば、何やら爆走するのだ。
 レッツアンドゴーと、言わんばかりに走り回っている。

「うん、とりあえず、アルタゥ?
 人の姿になって、ね?」

 母親は、息を大きく吸って、吐く。
 未だに、吸血鬼である娘に恐怖は覚える、覚えるが、約束したのだ。
 自分と一緒にいるあいだは人の姿をとって欲しい、と。
 話をしたい、と。
 だから、それを願いつつ、視線でメイドには、仕事に戻るように指示をする。
 ドラゴンメイドの筋力は、重い品物を動かすのに必要だから、と。

アルタゥ・ノノ > 爆走する理由は不明 なんとなく猫の様に動きたい運動したい。
しろいねこはただ単に神速スキル珍走の為に使用し捕獲された。
簡単に捕まってたまるかと抗…ひょいっと掬う様に捕獲されましたが何か。
考えたら アルタゥ自体 家はあるが店の方は行った事がない。
これが初の娘による職場訪問(笑)。猫で爆走すぐに捕獲事件。

ドラゴンメイド店員に捕獲されたままの項垂れた猫は、
『下ろしますねー』と下ろされ解放された。そしてその店員さんは元の作業に戻る。
ねこはと、一瞬光ったかと思うと猫は猫耳と尻尾を生やした少女になり、

「なりました、すみません。走りたくなったのです」

本当に吸血鬼か?と疑惑もされ、猫耳と猫尻尾を生やした謎生物アルタゥは、
気配が希薄のまま存在は確かにいるよね?的に突っ立っている。『残念だったなそれは残像だ』はしていない。
するだけ無駄ともいうこの家と商会では。本物のストライダー職の三女と
訳わからん神速スキル持ちの母には少し劣るのか同等なのか
経験が浅いのか微妙に弱い少女、リスの求めに応じて人になった。

リス > 「走るな、とは言わないわ。
 ただ……此処で走らないで欲しいわ?
 ここは、お店だから、お家か、お庭か、公園で、お願いしたいの。」

 なぜそんな事をとは言わない、だって、彼女のことがよくわからないからである。
 走りたくなった理由があるのかもしれない。
 そう言う習性なのかもしれない。
 頭ごなしに否定するのはいけない、だからこそ、願う。
 人の姿になる彼女、それを眺めつつ。
 服を着るの、便利ね、とそんなちょっとズレた思考。

「……で、態々、ここに来たのは何か、用があったのかしら?」

 思考がずれてずれて、思い出したので少女は、彼女に理由を問いかけた。
 何かあったのだろうか。
 家が居づらい、とか、困ったことでもあったのではないか、と。

アルタゥ・ノノ > 「猫になりますと、猫になってしまいまして。
 家と庭と公園…今後はそうしておきますね。」

猫率が非常に高い存在X。一番思考が読めない娘とも言われる。
何もないと即座に猫になりたがり、そして猫で過ごしている始末。
吸血鬼とか名乗っているがその辺で吸血をせず血の一滴は主に家族から頂く。
弱点らしい弱点が存在せず、気配は希薄過ぎて いつの間にかいない。
昨日出かけたと思うと職場を自力で探し契約も結んできた。きちんと自立する気だった。
変化なので服丸ごと変化する、一寸高難度な変化仕様。普通は脱げる筈。

「一応ご報告を一つ。昨日ですが、将来的に自立する為に、
 自力で職場を探し当て、家名を名乗らず契約に至りました。
 職場は王国独立部隊将軍位 ザイヴァー・グランフォード・カイゼル。
 カイゼル家のメイドとしてです。住み込みか通いかはまだ詰めておりません。」

かっと靴をそろえて姿勢を正すと、何故か敬礼をリスに向けてしつつ、
トゥルネソル家の家名を伏せたまま応募し契約までもぎ取ったと報告。
トゥルネソル家の商会で働かず、自立する気の模様。

リス > 「ええ、お願い、ね。」

 猫になると猫らしい。
 なんだろう、彼女の一応一つ上の娘を思い出す。
 野生に帰っているだろう、娘、猫になるのも別の意味で野生になってると言えるのだし。
 吸血鬼というものの弱点がない時点で、それは恐怖を覚えてしまうぐらいに強い存在である。
 退治できないんでしょう、というレベルなのでした。

「ええ、判ったわ、仕事に貴賎はないだろうし、頑張ってね。
 ……軍の人のメイド?

 アッシェには相談した?」

 個人的には、軍は、つかず離れずのスタンスではあるが……アッシェは軍が嫌いなイメージがある。
 いろいろな軍の将軍と喧嘩してるイメージがあるのだ。
 なので、大丈夫なのだろうか、彼女怒らないだろうか。
 娘が自立する自体は大丈夫だし、喜ばしいことなので、応援はしたいけれど。

アルタゥ・ノノ > 三女ラファルと同等な気がする。
でもあそこまで野生に戻ってない。あくまでもこの猫は猫です。
暴食でもないし猫に成りきってあんさつもしません。いや、似たような斥候はするかも知れませんが、
あくまでもメインのスキル諸々は回避と俊敏さ。序に音による攻撃。
腕力は人よりある程度で、ドラゴンには負けますし、回避力が高いだけで直撃を何度だと負ける。

退治は…常識の方法さえ捨てれば割と簡単だと。
数で押し切ればよいのだ、物理にしろ魔法にしろ。

「一応 応募するに辺り家名は伏せろと。
 今頃調べられているかもしれませんが、対した調査ではない筈。
 どちらも前科ありませんし 人もぐもぐしてませんし。」

アッシェは軍というか王国の上層部が胡散臭いと言っている。
信用する気になれんと言い放ち、色々な軍の将軍クラスに喧嘩…数人位なんですが。
してきちんと袂と縁をぶっちぎった過去を持つ。仕舞いにはドラゴン急便のドラゴンを引退した位に。
ここ最近王都に姿を現さないのは 酒作るから引き籠ると言って姿を暗ましている最中。

で、反対も肯定もされなかった為、条件に 家名を伏せろと。
理由としては有名どころの名家なのでそれに媚びずにやりきれと。
一己の個人としてやれという子を滝に落とす勢いのスパルタぶりでした。

リス > そう考えると、目の前の少女は三女と能力的に似通っている。
 暴食とかそういったのは兎も角、音に関しては、ラファルも使うことができる。
 音というのは空気の波であり、ラファルは風の竜であり、音や振動はお手の物なのである。
 猫の背後にぴったりと張り付き追いかける幼女、ぶっちゃけ怖い。

「アッシェの方が良いというのなら、私からは何も言わないわ。
 お仕事、頑張ってね。
 人間もぐもぐは、今後もしないでね。」

 人間もぐもぐはさすがに許容はできない。
 元人間として、少女はそこだけは許してはいけない、というか、それをしたら、人間がして退治に来るだろうし。
 娘と、そんな悲しい別れはしたくない、娘になってないのだから。

 王都に現れないのはともかく、たまには相手して欲しい。
 嫁はさみしい、手紙出そうと決意。

「……アッシェ、あと、家は名家ではないのよ。
 どっちかといえば、成りあがりの、成金な平民、よ……。」

 商会として、お金はたくさんあるが、別に貴族になっているわけでもない。
 なので、そこは間違ってるわ、とポツリとツッコミを一つ。
 きっと思いは届いてくれるだろう、というか、そんな念話を飛ばしたのだった。

アルタゥ・ノノ > まだ三女とは面と向かって会話…していない気が。
猫とラファルとの面談は想像と予想と予測が不可能。
何をするか読めないし分からない同士の対面。
お互い すれ違って今後はトゥルネソルの家に寄り付かなくなる猫は、
幼女VS猫が今後見られなくなる日も近い…いや違うかも。

「人間の肉は塩辛いらしいです。
 知り合いのドラゴンが言うてます、盗賊の肉はまずいと。
 吸血の対象にすらしたくありません、もぐもぐよりちゅっと吸いたいです。」

人間もぐもぐ!?したことないです!!
きゅうけつする方が好きですが、同年代の年頃の子が好きですし、
渋顔の肉体美逞しいお方も好きです。恋とかまだその辺の経験が浅いので好みにばらつきが。
まだその辺 三女に負けます。色気とか足りてませんし。

島引き籠りの嫁と長女。
何やっているか分からない三女、仕舞いには家を出る?四女。
色々な意味で家族はバラバラになりつつ…?

「成り上がり一代目でも次代が二代目であろうとも、
 平民上がりであろうとも名家です恐らく。爵位も買えるのでは?」

貴族の爵位の内 老舗のそこそこなお金持ちの平民が持ってもおかしくないのは確か 男爵か子爵の筈。
思いは届いているか分からないので 呟きに対して疑問を投げかける猫。

リス > 会話がしたいのであれば、三女は呼べば来る、どこからともなくやってくる。
 そして、たまーにどこか忍び込んでいる。
 時折、あっしぇと長女の居る島の中にも気が付けばいるぐらいに、どこにでもいる。
 酒をかぱかぱのんで、去っていくのだ。
 なんか、三女を良い潰して動けなくしたら勝ち的な遊びができるぐらいには。

「聞きたくないわ、取り敢えず。
 だから、お願い言わないでね?
 チュッと吸うのも……」

 まあ、家の人にならばいいか、と少女は軽く息を吐き出す。
 取り敢えず、彼女のことを眺めます。
 うん、会話はなんとかできる、突っ込めるぐらいには。

 心が離れてのバラバラでもなく、自立しての話だし、問題はないだろう。
 ときおり顔を出してくれることでもあろうし。

「爵位に興味はないわ。
 もっと稼いで、お金を貯めて、商会を大きくするの。」

 少女は、軽く笑ってみせる。
 貴族は面倒くさそう、と。 

アルタゥ・ノノ > アルタゥは近いうちに三女と逢っては見たいという希望はある。
王国全土を空間認識探知をした際に 全く分からない気配を仮定幼女として記憶したのだ。
読めないが絶対これは身内のドラゴン(笑)だと。忍び込みな謎気配だったからで、一度位逢いたいと。
酒は…嫌いなので飲めませんと宣言した筈。アルタゥは酒以外だったら喜んでホイホイされる。

「まぁ、これ以上は言いませんが、
 わたくし、悪立ちはしたくありませんし。」

家の人には最近 一滴貰った。暫くはおやつ感覚なので不要。
はぁとあからさまにため息をはいて ちらっと深紅の瞳をリスへと向ける。
石化の瞳ではないのでそんな効力もないが、やはり薄い壁があるように感じて。

「あまり急激に拡大すると睨まれますので
 ほどほどに為さって下さいませ。私はこれにて失礼します。
 ごきげんよう マドモアゼル、母上」

ではごきげんよう、とカーテシーをさっとすると、
残像を残す勢いでさささ ざん と瞬きより早い撤退をして
家ではなくカイゼル家に帰っていったという。

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からアルタゥ・ノノさんが去りました。
リス > 三女にいっておくことにしよう。
 多分そのうち背後に立つかも知れない、おっぱいモミモミするために。
 お酒嫌いな人には飲ませない、むしろその人の分まで飲む、それが酒飲み。

「それなら、良いのよアルタゥ。
 くれぐれも、ご主人様には、迷惑かけないように、ね。」

 自分に向けられる視線。
 前よりは、歩み寄るが、まだ完全とは言い切れない。
 吸血鬼というものは、それだけ普通の少女には怖いものなのだから。
 頑張っているつもりではあるのだ。

「お疲れ様。」

 ものすごい勢いで走り去る彼女。
 それを見送ってから少女は振り返る。

 さて、と商売に戻らないとと。
 それなりに長いあいだ、雑談してしまったのだから。
 たまには、家に戻ってきてほしいな、と、思いつつ。

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。