2019/02/05 のログ
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > マグメールの平民地区、富裕地区の境目の大通りに、その店はある。
 レンガ造りの大きな地上4回建て、地下一階で、広い敷地を持つそれは、トゥルネソル商会と大きな看板を持っていた。
 品物は様々なものを取り扱い、馬車移動サービス、船移動サービス、ドラゴン急便と、様々なサービスも取り扱っている。
 そして、それは、この店だけではなくて、港湾都市ダイラスを本店に、奴隷都市バフート、神聖都市ヤルダバオートにも支店を持つ大きなネットワークの店である。

 そして、王都マグメール店は、トゥルネソル商会の中で今現在一番伸びている店、と言って過言ではなかろう。
 それは、ドラゴン急便を立ち上げた少女の手腕ということになる。
 この店の店長である少女は、今何をしているかというと。

「ん、と……。武器の在庫はと。」

 店の中の在庫の確認をしているところだったりする。

リス > 「ん……こんなところ、かしらね。
 でも、なんというか……きな臭い、わね。」

 冒険者用の装備の売れ行きが良い、特に、武器や防具が売れている気がする。
 それは、冒険者が増えているというのもあるが、武器や防具を必要とする人が多いということである。
 この店にあるものは基本的に大量生産のものであり、一点ものというのは少ないが、それでも売れ行きがいいのはそういうことなのであろう。
 危険なことがなければいいけれど、と冒険者をしている娘と嫁を思い出す。
 窓の外を見れば今はもう夜も遅く、暗くなっている空。
 うーん、と軽く苦い笑いをこぼして見せて、まだまだ仕事は残ってるし、と、少女は一回の事務室に向けて移動する。
 お金とか数えなければならないし、と。