2018/10/10 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森のなか」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > 月明りのない新月の夜。虫の音だけがひっそりと響く森の中に、ほぼ足音もなく女が歩いて来る。
■ぼたん > 背の高い木立の間を抜けて、低木と叢が繁る方へと。前を見る女の瞳は、時折黄緑色に光を零している。
■ぼたん > 低木と繁みを抜けると、下生えだけの小さな広場。ふらりとそこへ歩み出ると、不安げに辺りを見回す…
虫の音と、時折夜の鳥の声と、夜風が木立を揺する音
■ぼたん > 最近、「魔導機兵」とか呼ばれるものが頻繁にうろついているらしい…というのは聞いている。だからなのか…最近特に『呼ばれる』…
■ぼたん > 「やだね…来ても来なくても、落ち着かないよ…」新月の夜空、見上げれば星がよく見える
■ぼたん > 見上げていた瞳が、やがてとろんと焦点を失い始める。そうしてずるずるとその場にへたり込む。
(あァ…やっぱり…気配が強いね…)何時もは慎重に隠している黒い獣の耳が、いつの間にか人の耳と取って代わっている
■ぼたん > 「かえらなきゃ…」言葉にして出さないと、自分が何者かさえも解らなくなりそうだ。
(かと言って、そンな悪い気分でもないってェのが…性質わるいね…)くすくすと力なく笑って
■ぼたん > ゆらりと立ち上がると、小さな広場を後にする。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森のなか」からぼたんさんが去りました。