2018/05/31 のログ
ゼロ > 今日は久しぶりの休みの日である、特にあてもなく少年は街を歩くことにした。
 いつものように、金属の全身鎧は目立つので、サーコートを羽織り、鎧を隠すことにする。
 隠しきれないけれど……素の侭よりはマシであろう。
 特にやりたいこともあるわけではないが……せっかく街に出たのだから食事だけでもしておこうかと思う。
 城の食事は基本的に美味しい、食材も調理人も一流だからであるが、街の中にも、おいしい店はたくさんある模様。
 さて、どんな所が良いだろうか、富裕層がいいだろうか、平民地区で穴場を探すほうがいいだろうか。
 仮面の下で少年は思考する。
 思わず口の中で笑みが溢れてしまう。

ゼロ > 思考しながら歩いていれば……気が付けば個々は平民地区。
 王城の中にある兵舎から目的もなく歩いていれば外側に行くし、当然といえば当然。
 さて、それなら、と少年はこの周囲で食事をすることにする。
 パン、ライス、パスタ……色々な食材をメインにした食事処がたくさんある。
 何処にするべきかと、考える。どれも美味しそうだし、興味があるのだ。
 しかし、よく食べるのはライスやパン等大量に食べられるものである。
 それなら、たまにはパスタもいいだろうと、パスタ屋に入る事にする。
 それなりに繁盛している店なのだろう、多くの人間がいる。
 仮面をつけた存在が来たことに、店のマスターが訝しむが、何も言わない。
 隅の方の席に腰をかけて、メニューを眺める前に、近くの席を見る。
 自分には物足りなさそうだ、と判断した。
 なので……4品程注文したら驚かれた、大食いはあまり来ない模様。
 まあ、そうだろうな、と思いながら間違っていないことを伝えて、待つ事にする。

ゼロ > 暫くすれば、注文された四人分のパスタが運ばれてきた。
 少年はそれらを食べ始めることにする、仮面を少しだけずらして、食べる姿は、おそらく奇妙に見えることだろう。
 しかし、それを気にすることもなく食事を済ませていくことにする。
 正直、腹はかなり減っているのだし、パスタは思ったよりも美味しかったし。
 少年はそこで四人前のパスタを消費し。
 それから、代金を支払い、その店を後にするのだった。

ご案内:「マグメール 街中」からゼロさんが去りました。
ご案内:「マグメール平民地区 街中」にゼロさんが現れました。
ゼロ > お約束待機です
ご案内:「マグメール平民地区 街中」にステラさんが現れました。
ゼロ > マグメールの平民地区、今日も休みの少年は、貰った手紙を確認してから街を歩く。
 たしか、約束した場所はこの辺だっただろうか。
 大きな噴水のある広場、そんなところに仮面と全身鎧を身に纏い、その上でサーコートを羽織る少年。
 目的の相手はまだ来ていないのだろうか、キョロキョロと頭を動かして周囲を確認してみたがいない模様。
 うん、と、一つ頷いて移動し、噴水の前のベンチに腰をかけることにする。
 時間よりは少し早いだろう、もうすぐ来るまで待つか、と夜の誰もいない公園の中静かに風景に溶け込んでいく。
 黒いサーコートのせいか、白い仮面が夜の闇にぽっかり浮かんでいるようにも見える

ステラ >  
(いつもと違う恰好で足早に歩く。
 待ち合わせの時間に遅れる、と言うわけではない。
 街中の人たちから見られているような気がして、それから逃れるように。
 日も沈んで人通りも少ないのでそんなことはないのだが、いつもと違う恰好だから、と言うのもあるだろう。
 見えない視線から逃げるように公園に。)

……ゼロ!

(ぼんやりと浮かぶ白い仮面を見つけて顔が明るくなる。
 名前を呼びながら駆け寄り、)

――う、わっ。

(バランスを崩す。
 踵の高い靴など慣れていないのだ。
 転びそうになりながら二、三歩歩き、なんとか立て直して。)