2018/05/24 のログ
ご案内:「王城 地下」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > [待ち合わせ待機中]
ご案内:「王城 地下」に縷々さんが現れました。
■セイン=ディバン > 「どうだか。キミ、人間以外でも楽しめればいいや、って感じに見えるぜ?」
相手の言葉にうっすら笑う男。その声色や表情、息遣いから。
相手の内面がかすかに見えた気がしたのだ。
「あぁ、そうな。確かに……。
いくら精度が同じ程度の品でも、馴染み方が違うとしっくりこないんだよな」
武器についてはこだわり強いらしい相手。その言葉に男も納得したようにうなずく。
実際、武器としてのレベルがワンランク劣っていても、手に馴染む方を使ったほうがいい結果が出る、なんてこともあるのだ。
いわゆる使い込み。あるいは経験の蓄積にも近いか。
そういったものは、確かにある。
「……ふむ。もしもよければ、なんだけど。
キミがそういった装備を整える資金、用立ててもいいぞ?」
補助道具の購入について悩んでいる様子の相手に、男はいきなりそんなことを口にした。
それはあまりにも唐突かつ突拍子も無い言葉で。
もしかしたら逆に相手は警戒するかもしれないような言葉だった。
だが、男の表情は本気そのものだ。
「一つ言っておく。死ぬよりも酷い目ってあるからな?
あ る か ら な ?」
死ななければ安いもの、なんていう相手に男はなんだか怖い表情で言う。
まぁ要するに、死ななかったけど呪われてフタナリロリにされた挙句犯され出産まで経験する羽目になった、過去の自分を引き合いに出しているのだが。
そうしている間に、実に手早く、器用に奉仕してくる相手。
屹立したペニスを追うように立ち、腰を掴まれ。
熱心に口で奉仕されれば男のモノは一気に臨戦態勢であった。
「そ、そっちこそ、イイね……!
見た目若いのに……ずいぶんとすごいテクだ……。
こりゃあ、期待が高まるってもんだ……」
鼻の下を伸ばしながら言う男。まだまだ余裕だぜ、とアピールしたいのだろうけれども。
股間をバッキバキに硬くしながらではちょっと間抜けかもしれない。
■縷々 > 「ソコは否定しないカナー。…ま、限度が有るっちゃァ有る、ってカンジ…だけどね?」
要するに、限度を感じるような。或いはそれを超えさせられてしまうような。
そんな経験も有る、という事だ。
…まぁこの国に住んでいれば。この国で産まれ育てば。
誰でも大なり小なり、様々な目には遭うのだが。
「そゆこと、そゆこと。納得いただけたなら、何よりでー…」
そんな大事な武器類は。きちんと脇に置いておき、安心安全を確保出来れば。
剣呑なそれ等を手繰る指遣いを、今は肉杭を弄ぶ為に。
亀頭を頬張りこそしたものの、たちまちサイズを増していく肉全体を、到底頬張れはしない為。
根元から裏筋の方を重点的に摩っては、輪を描いた指を絡めて扱き。
「っふぅ…ん、…うーん…?
ソレってとーぜんタダじゃない、っていうか、オイシイ話すぎて、絶対裏が有る…よね?」
幸い。目の前に美味しい餌をぶら下げられ、今正に食い付いている所だが。
まだ、判断能力は失っていない。
危険な事に直結するとは限らないが、それこそ引き続きカラダで払う事になるのやら、
或いは…別の仕事に繋がりでもするのか。
それはそれでオイシイ話、と。見上げる瞳は、疑惑というより興味の色を浮かべるようで。
「そっちもそっちで。色々有ったんだろうねェ。
っはは。だいじょぶだいじょぶ、私はアレだ、純粋に、人間、だから。」
死なせる事は多々有るが、死ぬよりとんでもない目に遭わせる事は、多分ないだろう。
それこそ人を超えた存在でなければ出来ないような、トンデモ奇跡を施す事は有り得ない。
差し当たって今男に与えられるのは、性器を頬張られる快感だけだ。
尚膨らむ肉の幹が、指を回し包むには、あまりに太すぎる所までくれば。
両手は相手に捕まる事、身を支える事、に終始して。
じゅぶ、じゅる、と唾液の音を強めていく。
たっぷり亀頭の粘膜に擦り付け濡らし、泡立てる程口中で濯ぎ、唇とカリを幾度も擦れ合わせ。
上下に揺らす頭は次第に、遠慮なく、そのピッチを高めていく。
…途上、一度。唾液の糸をたっぷりと引きながら、唇を僅かに離したなら。
「ぁふ、っぷは、――ン、っぁは…?
どーする?まだ我慢する?それとも……飲ませてくれるとかも、アリ?」
■セイン=ディバン > 「カハハハハッ、正直だなキミ」
全く隠さずに言う相手に、男は大きく笑う。
正直、こういう女性は嫌いではない。
隠し事をしなくていいというのは実に気楽だからだ。
「うん、納得したした。すげぇした」
恐らくこの少女は結構な腕前なのだろうと認識した男。
若くして武器にこだわりがあるということは、修羅場を経験してきていることに他ならないと男は判断した。
その間も、指で扱かれたりなどするので、そういう意味でも凄腕っぽいぞ、と思う男であった。
「……はは、よく分かってるじゃないか。
そうさな……。もしも俺がキミの力を借りたくなったら助けてくれ。
そして、もし今後キミと出会った時にキミを抱きたくなったら抱かせてくれ。
……これでどうだ?」
鋭く指摘する相手に、男は微笑みつつ二つの条件を提示する。
一つは、仕事上協力してほしいときは協力してくれ、というもの。
二つ目は、今後ともそういった行為をさせてくれ、ということ。
ある意味破格の条件でもあるが、男はこれを無期限という意味で言っている。
さてさて、相手はこの提案に乗るかどうか。
「おぅ、色々あった。ありすぎて泣きそうだよ。
ん~……まぁ。俺も相手が人間でなくても気にしないけど、な」
トラウマが復活しそうになり、頭を振る男。そのまま相手の言葉に、視線反らしつつ苦笑してしまう。
結局男もセックスは大好きなので、相手の立場や身分など気にしないのだ。
時間経過と共に大胆さを増していく相手の奉仕。正直、たまっていた男としてはかなり苦しい状況。
ぎゅんぎゅんと尿道駆け上がる精液の迸りを気合で押さえていたが。
相手が口を離し尋ねてくるのであれば。
「ふ、ぅぅぅ……危うく暴発するところだった……。
うん? そう、だなぁ。飲みたいなら、飲んでもらっても構わないぜ?
それか、一発目は中に、ってんならこっちが愛撫するだけだし?」
ちなみにもうマジで出そうだったからな? と情けないことを言いつつ、相手の頭をぽふぽふと叩く男。
男としては飲んでもらうのも好きだし、ここで我慢してからたっぷりと中に出すのも捨てがたい、ということらしく。
それこそ、オウム返しというように尋ね返していた。
■縷々 > 「でも、ん…うん、コレも結構…ヤバい、なぁ…」
別に、相手が神や悪魔や怪物でなかろうと。強烈な物は強烈なのだ。
…そう感じざるを得ない、肉の凶器がそそり立つ。
あっという間に、肉杭の胴回りは太くなりすぎて、握る事を諦めざるを得ず。
長さにしても、やはり両手が必要な程。
先程から亀頭ばかり責めているのは、別段其処を弱点と踏んだから…などではなく。
もう純粋に、頬張るのがそれだけで限界だから。
――こんな物と繋がったら。どれだけの快楽を与えられてしまうのか。
まだ、此方から施すばかりの段階なのに。痛い程胸が高鳴り止まらない。
奉仕の合間、唇の端から零れる息は、どんどん熱くなっていく。
「うーわ。何それ破格ー…や、いやまァ?
これでアンタがデカいだけで、テクニックはちっとも無くて、やっぱり気持ち良くありませんでしたー
…ってなったら。ちょっと考え直すけどネ。」
逆を言えば、そんな事にでもならない限りは、充分良い条件なのではないか、と。
そう考えているという事だった。
実際仕事で協力出来る事は有難いし…後は、お察しの通り。
こういう行為は、こちとら大好物なのだから。
「何されたんだか興味が有ります…ケド。ぁは、なーんか、言いたくなさそうだし。
其処は勘弁してあげる。…だから、代わりに――」
横に振られる頭に笑って。縦に跳ねる肉杭に息を飲み。
質問に対する答えは、どうやら、此方に一任して貰えるらしい…となれば。
男のトラウマを引き摺り出そうという意地悪をやめた、その代わり。
上げた顔を直ぐに落とし、喉に届いても構わない、という深い所まで、その亀頭を頬張って。
「じゃぁ、こっちに出して?っぁ…は…勿論、一番欲しートコは決まってる、ケド…
素直に感じてくれてると、その侭イくトコまで、見たくなっちゃ――ぅ…」
笑みに瞳を細めてみせれば、後はもう。それはもう遠慮会釈など一切無い口腔奉仕。
牢全体に響く程、粘付く唾液と先走りの音をさせ、口腔と亀頭、二つの粘膜を溶け合わせ。
鈴口から沸き上がってくる物を、強く強く吸引し――追い詰められた、でなど済ませない。
その侭男を、追い堕とす所まで、唇は止まらない。
■セイン=ディバン > 「ま、自慢のイチモツだからなぁ。
怖いなら辞めておくか~?」
相手の声を聞き、男は自信満々というように胸を張る。
なお、そのサイズを誇ってはいるのだが。最近は持久力にちょっとだけ陰りが見えてくるお年頃。
プラス、このサイズのせいで女の子に痛いといわれたりすることも多く、実は最近コンプレックス気味だったりもする。
まぁ面倒くさい男心、ならぬ親父心であったりする。
「お、言ってくれるねぇ。そう言われちゃあ黙ってられないな。
俺のテクでヒィヒィ言わせてやるとしよう。
後で『もうやめて、これ以上は、死んじゃう~♪』とか言っても知らんぞ?」
条件を受け入れるようなことを言いつつ、なにやら挑発された気がした男。
口の端を吊り上げて少し凶悪な笑み浮かべつつ、相手にこちらも自信満々な宣言だ。
当然、のみならず楽しむ気も満々だが。
「うん。言いたくない。というか思い出したくも無い。
お、お、おぉぉぉ……?」
お願い尋ねないで。という声を絞り出しつつ相手の行為を見守っていれば。
再度、口での奉仕の構え。お、なんだなんだ飲みたいのか? なんて男が考えていたのも束の間。
すぐさま、男の体を強い快感が襲ってくる。
「はおぉぉっ!? あ、おぁっ、そ、そんな吸引っ!?
おほぉぉぉぉおっ! お、あぁぁっ! で、出る……!
だ、出すぞ、縷々! 飲め、飲み干せっっ!」
先ほどまでのテクですら、なんだったのかというほどの激しい奉仕。
強く、強く吸われれば、その場にて待機を命じられていたはずの精液がまた活動を再開してしまう。
ぎゅんっ、ぎゅんっ! と勢いよく登るそれを止めることが不可能と悟った男は、相手の頭を両手でしっかりと掴むと。
その欲望の丈を、我慢せずに相手の口腔内、喉奥へと向かって吐き出した。
「おっ、おぉぉおっ、おぉぉぉ~……っ!」
その勢いと量たるや。おおよそ人間のものとは思えないほどのもの。
熱く、濃く、大量の汚液を相手に注ぎつつ、男は間の抜けた声を出していた。
快感に負けてか、膝と腰がゆらゆらゆれているのがまた情けなさを強調しているが。
その間も溢れる精液の噴出は止まらない。時間にして30秒ほど。
男の股間からは白い液体が出続け、ようやっと止まった。
■縷々 > 「ま、っさか。…んふ、ふー…大きけりゃ大きい程、それだけで良い、ってワケじゃないけどー…
其処まで言ってくれるんならさ?今更退くワケにはいかないよね…ェ……?」
何だか売り言葉に買い言葉じみてしまったが、其処の所はお互い様だ。
大きさに関しては、最早言うまでもないオーバーサイズ。
それこそ男が言う通りの、死ぬ程の快楽が存在するというのなら、期待するな…という方が無理だろう。
取り敢えず、今後のオシゴトについては保留。
今は目の前、この男、この男性器。
有無を言わさぬイキオイで、一気に頬張れるだけ頬張ってしまえば。
鈴口に、裏筋に、カリ首に。触れ得る全てに舌を巡らせ唾液に濡らし、
それが白く泡立ち口端から漏れ出す程の勢いで、たっぷり唇で扱きたて。
「んん――ッ、んは、出る?出し、ちゃう?ぁっは、それなら、たくさ――――
ン、ッ…ん゛!?ん――ぅ゛、ッ、んん゛っ……!!?」
これで余裕が有ったなら、きっとにやけていたのだろう口元だが。
タダでさえ、肉杭の太さで占められている上に。頭を掴まれてしまった。
微塵も逃げる事が出来なくなった体勢の侭、咥内で肉杭が暴れだす。
唇を歪め、口内を叩き、喉奥にまで亀頭の先端が押し付けられて。
当然、息など出来る筈がない。不意に酸素の供給を奪われ目を白黒。
動転の冷め遣らないその侭に…男の、射精が始まった。
口の中がいっぱいになる…というより。タダでさえ、亀頭だけでいっぱいの口内。
余分なスペースなどまるで無く、その上、口を開ける事も侭成らず。
次々雪崩れ込んで来る白濁は、嫌でも何でも、飲み込んで行かざるを得なくなる。
どく、どくり、飲んでも飲んでも沸き上がり、溢れ返り。頬が膨らんでは凹み、凹んでは膨らみ。
ひっきりなしに喉を鳴らし、熱い塊のような精の濁流を、幾度も幾度も嚥下して…
それでも、尚間に合わず。最後の方は流石に、苦しさも覚えるのか。
掴んでいた男の腰に、幾度か力の入っていない拳をぶつけ、呼吸の有無を訴えて。
「――――………ッ……!!っは、っぷふ、ぁ くは……ぁ゛…!!
は、っァ…ぁ――ぁ゛、んあ…ァ……ッ……」
ようやく、解放された時には。暫し、方針。
熱い物を飲み込みすぎて、くらくらする。頭の中を急激に茹で上げられたような心持ち。
唇から喉へ、胸元へ、通り越して腹まで垂れ落ちていく、吐精の残滓を拭う事も出来ないまま。
堪らず、床の上へとへたり込んだ。
「ちょ……ッ、どんだけ、溜めて…ぁ゛は、ぁ…ぁ………
な――にコレ、凄……っ……」
■セイン=ディバン > 「あぁいや、そりゃあ分かるけどな。やっぱ……。
男としちゃチンコのサイズってのはステータスなんだよな。良くも悪くも。
ふふん。もとよりセックスで退いたり逃げたりなんてぇのはたまにしかしないぜ、オレは」
こちらもあくまでも徹底抗戦の構え。自分のモノを見て、ここまで怯えぬ相手というのも久方ぶり。
せっかく相手が行為に乗り気なのだ。ここでやれることをやらぬなど愚者の振る舞いだ、とでもいうかのように。
男は相手に微笑んでいたが。
相手の激しすぎるその攻め立てには、成す術もなく見事に沈没とあいなった。
「お、あおっ、う、っひぃ、ぃっ!」
相手のあざ笑うような問いかけに返答する余裕すらない。
もはや射精することしか考えられないほどの快感の本流。
無意識のうちに、相手の頭を捕らえ、口内射精を敢行する男。
当然男自身は自分の射精量などについては十分に把握している。
だが、押し迫る快楽の波に負けてしまい、そこへの気遣いというか。
相手に対して十分な余裕を持たせることをついつい忘れてしまっていた。
零せば零すだけ、相手が精を飲み干してくれることを嬉しく思い、顔を弛緩させていた男だが。
ごつっ、と腰を殴られればさすがに事の重大さに気づいたのだろう。
相手の頭から手を離し、腰を引いてようやっと相手の口を自由にした。
「お、おぉぉおっ、す、すまんっ! つい、あまりにも……。
見事なフェラだったから……」
呼吸乱し、朦朧としている様子の相手に謝罪する男。
しかし、溢れた精が相手の体を汚すのを見れば。
節操なしここに極まれり。男の股間はまったく萎えることなく。
見事そそりたったままの状態を維持していた。
「いや、すまんって。つい、つい、な?
……えっと……。どんくらいだっけかな~」
相手の言葉に更に頭を下げる男。そのまま最近の性交渉の履歴を思い返す男。
性欲旺盛な割にはえり好み激しいので。
溜めるときはすごく溜まることになるし、そうでないときは三日三晩セックス漬け、なんてことも珍しくない。
■縷々 > 「ま、それでも?大が小を兼ねるのは、確実だし?
小さいよかは良いから、気にしない気にしない、っと。」
自分で言い出しておいて、あっさり話題放棄。
とはいえ、有る意味仕方ない。会話を後回しにせざるを得なくなる程…
目の前の肉杭に、集中せざるを得なかったから。
たっぷり頬張り、舐り、啜り、扱き、吸い立て…そして途中からは、もう。
言葉どころか、息すら吐き出せなくなった。
飲んでも飲んでも、尽きる事を知らないかのように、次々と白濁が吐き出されてくる。
時間にして30秒程…だったなど、とても信じられない程。長く長く感じられた。
勿論、それはただ多かった、というだけではない。
蓄積に比例するかのように、過剰な程粘付いて、喉に、胃に、へばり付く。
その上火傷する程に熱く、身体の奥底から焼かれている…と、嫌でも感じてしまう。
口に出され、飲み込んだ、だけなのに。じんとした熱さを胎の底に感じてしまうのも、仕方がないだろう。
――こんな物を、次は胎の方で受け止めるのだ、と。
考えただけでうっとりと惚けてしまう程には、少女も性を覚え込んでいたのだから。
「は――ッぁ゛ふ…ふ、く、んは…ぁ…
ぁは、そりゃ、無いよか良いケド…さ……ぁは、ぁ…っはは、マジメに、考えないでいーってば。」
出されすぎて、飲み過ぎて。塞がれすぎて、奪われすぎて。危うく意識が飛ぶ所だった。
おかげで、先程に比べると少々ぼんやりした面持ちで、それでも、白濁に塗れた唇が笑い出す。
取り敢えず、たくさん、という事さえ解れば、此方にとってはそれで充分。
しどろもどろの男の腹辺りを、今度は冗談半分ツッコミ半分、軽く小突いてみせてから。
ふらつく足元をどうにかその侭、床の上から立ち上がる。
…流石に、牢の地面の上では。覆い被さられのも遠慮したい。
立ち上がった肢体の上。重力に合わせ、膚を滴る射精の名残。
それを勿体ない、と言わんばかりに眼を細め、指先に掬い取っては。口に運び、ちゅぅ、としゃぶって。
「同じ位…くれるよね、ェ…?こっちにも…
正直、すっごく期待しちゃって、も…ぅ……」
我慢が出来ていない。それは、わざわざ口に出すまでもなかった。
軽く、壁に背中を預けつつ。半開きの両脚はその侭、唾液に濡れた指先を、自ら下肢へと運んでみせる。
触れてみせた、開いてみせた秘口は。くちりと、確かに欲情めいた水音をたて――)
■セイン=ディバン > 「男は気にするんだよ。色々と。サイズとか角度とか反りとか。
まぁ……本当に小さすぎるよっかはいいだろうけど」
これに関しては男性という種族の持つ永遠の無意味なるテーマなのであろう。
別段互いに深い関係を維持しているわけでもないのに、ペニスサイズによる優劣が決まるという謎のシステム。
本当に無意味なのだが、これはある種連綿と続いてきた仕組みなのだ。
さて、そんな中巨根という言葉ですら足りないほどの男のモノ。
攻め立てられている間は余裕が無かったのは男だが、いざ射精をすれば状況、立場は逆転してしまう。
男としては快楽を感じられて実に極楽、なのだが。
それを飲み干すことになった相手にとってはかなりの地獄の苦しみだっただろう。
男の溜め込んだ精は、まるで体が久方ぶりの射精に喜び。
『目の前のメスを確実に着床させてやる』とばかりにこってり濃い物。
ゲル状ともゼリー状とも表現できるそれは、見事に相手の体の中へと流れ込んでいき。
「いや、マジ大丈夫か……?
そりゃ、考えるだろ。今から縷々みたいな美人とセックスできるってのに。
窒息でもされたら困るし、後味悪い」
呼吸が整わぬままの相手の頭や背中を撫でながら心配する男。
だが、少しずつ相手が余裕を取り戻してくれば、男もまず一安心であった。
腹をぽこ、と殴られれば小さく呻くことになるが。相手が立ち上がれば男は大丈夫だろうか、と心配の面持ち。
しかし、目の前で精の残滓を舐め取るのを見れば。
やはり心配などより、期待が膨らんでしまう。
「……応よ。そりゃあ、回復力にも自身あるしな。
ははは、期待に応えられる様に、た~っぷりしないと、だな?」
とろけた様子の相手。その言葉やしぐさに、男は唾を飲みつつ、相手に近づいていく。
広げられた淫らなる入り口。かすかに耳に飛び込んできた水音に、男の股間が軽く跳ねる。
そのまま、相手に抱きつき、先端を膣口にあてがうと。
男は、相手の体をしっかり、しかし優しく抱きしめながら、唇を重ねようとする。
どうやら、立位の姿勢で、キスをしながら挿入を行うつもりらしく。
■縷々 > 「ん、ふふ?なら良かったじゃん?持ち前の大きさに感謝しなくっちゃァさ?」
その、サイズやら角度やら反りやらを。受け容れさせられる女性の側も、気にするといえば気にするのだろうが。
とどのつまり気持ち良ければ、それが最重要なのだ、という適当っぷり。
これに関しては、男だから女だから、というのではなく。この少女の性格だろう。
流石に、口内射精で溺死などという、洒落にもならず笑い話にもならない憂き目に遭えば、
怒るなり――例によって殺意を向けるなり、したのかもしれないが。
幸い、本当に溺れる、という所まではいかずに済んだ。
ならば本当に溺れるのは…溺れたいのは。快楽、それその物だろう。
拳骨一個で、窒息しかけた事は許してやろう。代価として求める物があるとすれば、ソレは勿論、同じ物。
未だ消化器に、食道に、熱の塊が貼り付いているような感覚が続き。
その熱さに酔わされ、せっつかれる侭に。自ら受け容れる姿勢すらみせて。
「だいじょぶ、だいじょぶ――それよか、こんだけ期待させたんだから…
……ね――ェ、こっち…も、気持ち良いコト、してくれなきゃ狡い…てばァ…」
これで、更に意地悪く焦らされる事にでもなれば。
秘裂に添わせた指先は、待ちきれないとばかり、自らその場所を弄ぶ行為にすら、到っていたかもしれない。
幸い、此処まできて意地の悪さを見せるような相手ではないらしい。
お互いが立った侭、ともなれば。身長その物の差、腰の位置の高さの差。
そして…些かも昂ぶりを失う事なく、そそり立ち続けている肉杭の高さのせいで。
いやでも亀頭の先が膣口に触れる。それどころか、少しでも力が加われば、一気に貫かれてしまうだろう。
今にも入り込んで来る、貫かれる…膣口へと掛けられる圧力に。息を飲み、そして吐く…熱い、熱い。欲情に濡れた吐息。
「っは…は、ン――これで、こんな場所でなきゃぁ…
何度も、何度でも、気絶するまで、嫌っていう程…滅茶苦茶されて、出されまくって、
とことん気持ち良くなりたいのにな……?」
残念ながら、それこそ三日三晩でも、愉しみ続ける…には適さない場所。
冷たい石牢、加えて、敵陣の渦中、とでも言うべき此処は。
…考えてみれば、それなら先ずはさっさと脱出して、仕事は仕切り直す事にするか。
或いは、真っ先に仕事を終わらせてしまうかして。
それから――たっぷり、オタノシミを味わえば良いのだが。
此処まできて、わざわざお預けを我慢出来る筈がない。
宛がわれた先端へと、自ら腰を揺らすようにして、鈴口と膣口とを擦れ合わせ。
にちゃりねちゃりと淫らに濡れた音をさせて。
背中を反らし喉を浮かせ、下から上へ、掬い上げるようにキスをしては。
熱に塗れた眼差しの片方を瞑ってみせ。
「だから、今は一先ず――思いっきり、ちょうだい…?
其処から先は、終わってから、改めてたっぷり――デートでも、商談でもしながらサ。」