2018/02/19 のログ
ご案内:「平民地区 」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 早めにお仕事も終わり平民地区に珍しく買い物にきてた。

フードを被ったまま歩いてる人影。
大き目のカバンは膨らんでて、中にはミルクと何枚目かのひざ掛けを追加で買ったとこ。
そんなに重くないけど、カバンのふくらみはパンパン。

小魚はまだあるし、目的のものは買ったあとなので、
商店の前を眺めながら歩いてた。

ご案内:「平民地区 」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 武器や鎧、馬具などの整備に鍛冶屋や装具屋などを回った帰り道
フードを被った見覚えのある人影を見つける。よーく、見ればフードがやや盛り上がっていて、
小柄な体躯であるから見間違えることはまずないだろう。それでも、声をかけるまでは慎重に観察していたけど

「おう、荷物と財布、置いていってもらおうか?」

とか。背後からそれっぽい声で彼女に声を掛けた
彼女が振り返ってしまえば、バレてしまうような程度の低い悪戯なわけだけれども…
彼女が気がついたのであれば、彼女の持つ鞄を代わりに持ってやろう、と腕を伸ばそうとし

シャルレ > 店先を眺めてたのは干物屋さん。
でも小魚のおやつは、明日ももらえるし…ほしくはないけど匂いに釣られてた。
そんなときに、後ろからの声にわかりやすいくらい肩が跳ねた。

「!!」

声にならない声で、驚いたのは匂いに集中してたから、聞き覚えある声なのに、
一瞬わからなくて、振り返りながらも斜めにかけてる膨らんだカバンを両手で抑えて振り返る。

後ろには…やっぱり彼がいて、すぐにカバンから手を離した代わりに、
走る勢いはないもののその場から、がばっと彼に手を伸ばし腰のとこあたりに抱き着こうとして

「スヴェンスヴェンスヴェンだ」

干物屋よりも彼にあえると嬉しそうに飛びつこうとして。

スヴェン > 声を掛けてから彼女がじ、と見ていたらしい商店に気がついた
乾物・干物を扱う商店……どんな身形であってもやはり彼女の中身は猫であるらしい
びくり、とこちらの声に驚いたのか、それとも面倒くさいのに絡まれた恐怖なのか、
それは判らないけれども反応が返ってくる。こちらを振り返るから、膨らんだ鞄の中身が心配になる

「ぐ…っ、ゼロ距離だと勢いが無くても…」

がばっ、と来られると身長差から低い位置に彼女が飛び込んでくる
それを何とか抱きとめて、よしよし、と宥めるようにフードの上から頭を撫でる

「…一仕事終えて戻ってきたぞ」

暮れ辺りに雇い主が見つかり年明けとほぼ同時に戦場に向かい戻ってきたばかり
とは言え、契約切れということではなく補充や休息で一時的に王都へ入ったのだけれども
しばらく休んでまた戦地に戻らなければならない

「シャル、良い子にしてたか?」

ぐりぐり、わしゃわしゃ、とフードの上から乱暴に撫でくりまわしながらそんな事を聞きつつ、
人通りの邪魔にならないよう通りのすみにずるずる、と抱きついてきた彼女を引きずっていく

シャルレ > 「うー…うぅー」

腰くらいに抱き着いたまま、がっちりと腕を回して離さない。
顔も胸のとこくらいに潰れるくらい埋めたまま、頭をなでられてる。

そのまま、引きずられるように通りの端っこに連れていかれても、手は放してない。

「ズヴェンー」

もごもごと顔をつけたまま、彼の名前を呼んでは、スンスンぐりぐりと
鼻先で匂いをかいだり、匂いとつけたり。
干物より好きなものだから、距離感はないまま、ただ擦りついてる。
猫のように…。

「いい子にしてたから、もっとなでてっ」

ちゃんとお手伝いもしてた、一人で寒くても寝てた。
しばらくぶりの彼に、撫でてもらいたくて。

スヴェン > 「うお、離さないつもりか…というか、力付いたな?」

引きずっていけば一回手を離してくれるものだと思っていたが、そのまま、彼女のブーツの先が
引きずられるようにして2本の線を道に残す
また、しばらく留守にしていた間に、力もついているらしくがっしりと腰を抱きしめられる
下働きのようなことをしているから、当然といえば当然なのかもしれないけれど

「あんまり、スリスリすると埃くさくなるぞ?
 帰ったばっかりでまだ風呂にも入ってないしな…」

戦場より戻ったの昨夜の事だけれど一晩は王都の城壁の外で過ごして戦利品やら捕虜など、
色々な事務仕事に追われてようやく、先程、軍を解散して各自が散っていったばかり
隊の軍馬を扱う者たちは王都の郊外へ戻るし、元狩人や森に住まう者たちは森に戻っていった
部下は人種や種族が様々であったから戦場を離れた普段の生活もまた様々であった

「…そうか、良い子にしてたか」

よしよし、とフードを下ろさないようにしたまま、その中へ手を入れれば、優しく頭を撫でてやり、
頭の上の耳を擽るようにしてやって

シャルレ > 「そんなことないもん、今までと同じだもん」

普通にお手伝いをこなしてただけ、知らぬ間に体力、筋力はついてるのかもしれないけど。

「せっかく帰ってきたんだから、離さないのっ」

いなかった間の分というように、掴まって離さず引きずられたまま顔だけあげて、
フードの下に手を入れられて頭と白い耳を撫でられる
それがまた、嬉しいのとくすぐったいのと…で腰のとこで、しっぽがもぞもぞスカートの下で動いてる。

「じゃあお風呂一緒にはいる、それでね、それでね一緒にねるー」

今日は寒くなく眠れるかもしれない、と
かえってきたという彼に強請るように

スヴェン > 「そうか…?俺がくたびれてるだけ…なのか…?」

戦利品分配、捕虜は身代金要求の書状の手配など事務仕事に追われてようやく自分の武器や鎧を
手入れするべく先程、鍛冶屋の所へ行ってきたばかり…疲れていないといえば、嘘になる

「離さないのは構わんが…ずっとこのままじゃ、帰るに帰れないぞ…」

彼女にあえばこうなることは何となく想像していたようで、苦笑交じりに撫でる手を動かし続ける
手触りの良い髪の感触も相変わらず、耳を擽ると尻尾をもぞもぞと擽ったそうにさせるのも
相変わらずに見えたから、少し安心する

「それじゃあ背中の1つも流してくれ…はいよ、抱枕にでも何にでもなってやるさ」

彼女の強請る声に判った判った、と頷いて返す
そうして、するり、とフードの中にあった手で軽く彼女の頬に触れてから手を引いて、
続きはまた後でな、と付け加えた

シャルレ > 「そう、スヴェンがきっと弱くなったの」

思いつくままの適当な答え。ぎゅっと腰のとこ掴んだまま…少し考えて黙ったあと
…手を放したものの、それでも片手を伸ばして手をつなごうと

「…じゃあコッチにする」

唇を噛むようにして我慢のしぐさ。後ろに回してたカバンも正面にもってきて、
片手は彼とつないで、もう片手でカバンを抑えながら、隊舎にもどろうと

スヴェン > 「そうか、それは困ったな」

彼女の切り返しに笑い声を零す。彼女の手が離れていけば、抱き支えるようにしていた片手をこちらも引いて
手を繋ごうと彼女の手が伸びてくれば、彼女の肩掛け鞄を手にとって自分が肩に掛けるようにして持ってやる

「買い込み過ぎじゃあないか、これ…」

中身は何か判らないが、結構、ずしりとくる重みがあった
そうしてから彼女の手を取れば、手を繋ぎ彼女に手を引いてもらいながら隊舎へと戻っていった

ご案内:「平民地区 」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「平民地区 」からスヴェンさんが去りました。