2018/01/16 のログ
ゼナ > 【後日、継続予定です。】
ご案内:「ハイブラゼール」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「ハイブラゼール」からゼナさんが去りました。
ご案内:「ステッパーズ遺跡」にクレイプニルスさんが現れました。
クレイプニルス >  ステッパーズ遺跡。まだ駆け出しの冒険者がよく利用するダンジョンだ。
 今回、クレイプニルスがここを訪れたのは、この頃実家で貴族をしていて、腕が訛ってしまっているため、勘を取り戻そうというわけだ。

「さーてと、俺の大剣捌きが訛ってないと良いんだけどなぁ…」

そう呟きながら、遺跡内部に潜っていく、背には体ほど大きい大剣。腰には剥ぎ取り用のナイフ二本。まあ、大剣の大きさを除いたら、いたって普通の装備である。

 特に遺跡に入る目的はない。遺跡内でのバトルで、勘を取り戻して、尚且つお宝があれば万々歳である。
 さあ、クレイプニルスの運命や……!

クレイプニルス > [1d20→12=12]
クレイプニルス > 「あば!あばばばばばばば!!」

何と、遺跡に足を踏み入れた瞬間、壁から水が押し寄せてきた。いきなりの事に動揺したクレイプニルスは、壁の解除スイッチに気が付くこともなく、どんどん奥へと流されて言って…

「あべぼ……が!」

なんとか水が引いてきたが、どうやら周囲は見知らぬ部屋。ずいぶんと奥まで流されたようだ……

「あーくそ、幸先が悪いな……」

そう呟き、魔術書を開く。簡易魔術で服を乾かそうとするが…

「あー、魔導書が……びしょびしょ……」

そう、魔導書が水浸しで使えない。結局、ベタベタな装備のまま入り口の方だと思うほうへと歩いていく。

クレイプニルス > さあ、クレイプニルスの運命や……!
クレイプニルス > [1d20→19=19]
クレイプニルス > 『おーい、助けてくれ!』
「……ん?今何か聞こえたな…」

何やら、助けを求める声が聞こえた。そちらへ向かえば……テンタクルスの苗床にされている男女が……

「あちゃー、テンタクルか……どーしよ」

冒険者としては見捨てるわけにはいかない。だが、今の戦闘用装備で、テンタクルスにまみれた人間を助ける方法はあるだろうか?そう言えば、念のために持ってきておいた、昆虫魔物を追い払う薬草があったはずだ。それを燃やせば…!

「あー、でも、さっき濡れちまったからなぁ…燃えるか?」

(そう悩みながら、薬草の入っている道具袋を見れば……)
 ≪1d3で2以上なら薬草は無事≫

クレイプニルス > [1d3→3=3]
クレイプニルス > どうやら、薬草は無事だった様だ。火打石で火を起こせば、薬草は燃え、テンタクルスを追い払った。

「よっしゃ!大丈夫……なわけなさそうだけど、生きてるだけ儲けものですよ」

そう言って、二人を開放するだろう。そして、道具袋を漁っていたら見つけた、使い捨て転移の魔方陣の書かれた紙が二枚。どうやらこれも無事だ。

「あー、じゃあおふたりさん。この紙の上に載って。」

そして、入り口まで二人を転移させて。だが、これで脱出する方法が一つ減った…

「あー、どーしよ……」

そう言いながら、出口を探し、遺跡内を歩いて……

クレイプニルス > クレイプニルスの運命や……!
クレイプニルス > [1d20→14=14]
クレイプニルス > 遺跡内を歩いていれば、進む道の方から、たいまつの明かりが見えて……
どうやら、同業者が来ているようだ。

「た、助かったか……?す、すいません!」

そして、向こうからくる人影に声をかけて……だが、どうやらドワーフ。しかも、複雑怪奇なドワーフ語をしゃべってきた。

「あ、っちゃー……ドワーフ語は勉強したけど、ここまで訛りがひどいと……」

相手は何か伝えてくれようとしているのはわかるが、意思疎通は難しいようだ。

「とりあえず……『すいません。出口の方を知りたいのですが、指差してもらえませんか?』」

そう、一般のドワーフ語で話しかける。すると、一応は通じたのか、方角を指差してくれて…

『ありがとうございます』

礼を言って、その方角へと向かって行くのであった。

クレイプニルス > クレイプニルスの運命や……! [1d20→6=6]
クレイプニルス > 「な、なんだ、この甘ったるい香りは……!」

ドワーフに指されたほうに歩いていれば、何やら目立つ部屋が。冒険者なら注意しつつも、入りたくなるのがサガで…入ってみれば、部屋の内部は甘ったるい香りの罠…

「し、しまった。げんじゅ…つ……!」

そして現れたのは、子供のころ思いを寄せていた少女が大人になった姿で……

「あ、ああ。き、綺麗になったね。ま、また会えて……」

これは幻影だ。それは分かってはいるのだが……体も口も、勝手に動いて…
そうだ、苦い薬を飲めば、回復するかもしれない…!そう思い、飲んだ薬は…!
≪1d3で、1なら回復ポーション。2なら媚薬、3なら解毒薬≫
[1d3→2=2]
クレイプニルス > 飲んだのは……媚薬。

「うっぷ!し、しまった……!あの野郎、回復薬とすり替えておきやがったな…!」

頭に浮かぶのは媚薬を仕込んだであろう悪戯好きの冒険者仲間。しかし、今は最悪だった。
目の前の幻影が、段々と官能的な姿に…

「あ、あぁぁぁぁ………」

一歩、一歩と幻影に近づいて行ってしまう。先ほどの水でベタベタのレザー装備も脱いで…
裸になろうとしたところで、幻影の霧が薄まったようだ。クレイプニルスの意識もはっきりしてきて…

「はぁ……はぁ……くそ、早く脱出しないと……!」

黒歴史を記憶に刻みながら、ベタベタのレザー装備を装備し直し、いきり立ったペニスが爆発しそうなのを抑えながら、部屋を出て、道を行く…

クレイプニルス > 「で、出口だ……!やった………」

何故か、入った時に比べて股間のモノが元気になってしまったクレイプニルス。
このまま走って遺跡を脱出すると、まだ日は高いが、娼館へと足を運ぶであろう……

「あー、また入いるときは、仲間を連れて行ったほうがいいな……」

そのつぶやきは、風に消えて…

ご案内:「ステッパーズ遺跡」からクレイプニルスさんが去りました。