2018/01/09 のログ
ご案内:「平民地区」にバーニィさんが現れました。
ご案内:「平民地区」からバーニィさんが去りました。
ご案内:「平民地区「公園」」にバーニィさんが現れました。
バーニィ > 平民地区の公園に足を踏み入れる少女。
少女の止まっているホテルから程よく近く人気も無ければ思う存分鍛錬ができるので、よく利用している。

吐きだす吐息は白く靄の様になり、風に流されていく。

「うー、寒っ!」
コートから出る手のひら、顔に感じる風の冷たさに一度体を震わせるも、ほどなくして汗を流すことを知る少女にとって、それは一時の我慢。

公園の中央に一度立ち、切れ長の目で周囲を見渡し人がいなければ、背にぶら下げていた鎚を手に取り基本の型を体の動き、筋肉の使い方を意識しながらゆっくりと確認する様に振り始める。
上から下に、袈裟に切り上げ、それを正逆組み合わせながら流れる様に体を動かしていく。

「ふっ、ふー」

静かな公園に少女の吐息と足運びの音だけが響き渡る。

ご案内:「平民地区「公園」」からバーニィさんが去りました。
ご案内:「平民地区「公園」」にバーニィさんが現れました。
バーニィ > 身の丈もある鎚を扱いながら流れる様に基本の型を組み合わせていく。

時には柄の穂先での突き上げや突き込む動きを混ぜ、その速度を次第に上げていけば、吐息のほかに空気を切り裂く音がヒュ、ヒュと音の中に加えられた。