2017/11/06 のログ
ご案内:「オーギュストの私邸」にオーギュストさんが現れました。
オーギュスト > 普段ほとんど帰らなかった私邸に篭るオーギュスト。
あらゆる客を拒絶し、彼はそこに篭っていた。

世話をする使用人たちも心配はしているが、彼らに出来る事は何もない。
主人はといえば、何も喋らず、食事をして風呂に入り、ただ部屋に篭っているばかりの生活。
たまに商人だという女が来ては屋敷を追い出され、夜か朝には後始末をさせられる。

オーギュスト > オーギュストはその瞳に何も映していない。
彼の精神は深いところで蝕まれ、表面には出てこない。

時たまくる女を抱き、その言葉通りに書類を作り判を捺す。
彼は文字通りの人形だった。

「…………」

かつて第七師団を率いて北方を蹂躙し、魔族の国へと攻め入り数多の戦果を上げた将軍。
その面影はまるで無い。
飯を食い、女を抱き、眠るだけの動物。
それが彼の今の姿だった。