2017/10/26 のログ
■ボブ > (武芸修練場でしっかりと汗をかいてきた褐色の肌の男は修練場の近くにあった公衆浴場へとやって来て、料金を支払えば
脱衣場で着衣を脱ぎ捨て、タオル一枚を股間の前に当てて浴場へと入っていけば割安という事もあり、浴場は男女兼用で
8割が男性、2割が女性といった客層になっているのをおおよその俯瞰で眺めていきつつ、男は汗まみれの身体を洗おうと
洗い場へと向かい、木で出来た椅子に腰掛ければ石鹸で身体を洗い始めて)
「ふぅ~~、今日も身体を動かしまくったよなぁ~。
実に健康的に汗をかいたんだが……どうせなら風呂上りには不健康な汗の掻き方でもしてみたいもんだな……
風呂上りに軽く一杯飲んだ後にでも娼館街にでも繰り出してみるかな?」
(切り傷刺し傷などの古傷が幾多も刻まれている上半身を洗いながら男は風呂上りの行動に関して考え、
その考えを口から漏らす独り言をしていたりして…)
■ボブ > (身体を洗いながら浴場内を眺めていれば、数少ないが浴場内に居た女性の傍に中年男が近づき、
なにやらナンパくさい声掛けをしている様子が見受けられ、どうやらナンパが成立したかと思えば、その二人は
浴場に面している幾つかの扉のひとつの中に消えていき、扉の横についている青色で「空」と書かれていた札が
クルッとひっくり返り、赤色で「使用中」という札に変わっていくのを見てとれば)
「ふぅ~ん……格安の風呂ってだけでも無いって訳か…ここの人気の秘密は。
客待ちをしている流しの娼婦あたりが身体を見せつけて、直接交渉に持ち込んでいるわけだな……」
(男女混浴なのに、女性がそれなりに浴室に居る事に関して納得をしたように呟きを漏らしながら、
石鹸の泡を流し落としていけば、またタオルを股間の前に当てて、男は湯気が上がっている湯船に浸かっていって)
「はあぁぁ~~~っ、本当にいい湯だな。 鍛錬で強張っていた筋肉が解れていくようだ」
(湯船に浸かれば、股間の前に当てていたタオルを外し、湯船の淵の上に置いていけば、お湯を手のひらで掬い、
顔に打ち当てれば、気持ちよさげに声を漏らしていく男)
■ボブ > (湯船に浸かりながら、数少ないとはいえ、確実に居る浴場に居る女性陣の見定めをしてみせていく男。
中には結構いけそうだな…という女性も居たが、やはりそういう女性は他の男も目を付けるのが早く先に持っていかれる
パターンを繰り返していけば、男的に食指が動くタイプの女性の姿はあまり居なくなったのを見れば)
「う~ん?ここで女性を調達っていうのは都合が良すぎたか。
流しの娼婦だったら娼館にいる娼婦より若干安めに相手してもらえるかもしれなかったが……
まぁ、しゃーね。 最初の予定通り、軽く一杯引っ掛けた後、娼館に向かいますかね…」
(十分お湯の気持ちよさを味わい尽くした男は湯船から上がり、当初の予定通りの行動を取ろうと公衆浴場を後にしていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公衆浴場」からボブさんが去りました。
ご案内:「平民地区 屋根の上」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 屋根の上を白い猫が、伝い歩いて帰る途中。
もう夜にはると冷え込んでるし、散歩よりも暖かい場所でぬくぬくしていたい季節。
鼻先が冷たくて、ぺろっと舐める。
塀の上、屋根の上、と身軽に移動しながら、夜空には三日月。
白い耳をくるっと回して周囲の音を聞きながら、また別の屋根に降りては、あと少し…。
もうすぐ暖かい寝床に帰れずはずの近道。
ご案内:「平民地区 屋根の上」にスヴェンさんが現れました。
■スヴェン > ぼんやりと私室で1人過ごしていれば不意に甘いものが食べたくなった
酒を酔うほどに飲みたいという気分でなし、元々然程強くもないからか、時折、不思議と身体は甘味を求める
コートを羽織り、部屋を後にすれば屋台や商店の並ぶ通りを、何にしようかと考えながら歩いて行く
すると、焼き栗を売るスタンドを見つけて、あれにしよう、と近づいていけばこんがり焼けた栗を
スコップで二掬い分ほど、買い求めて代金を支払う
それが済めば後は用はないからそそくさ、と紙袋を抱えて帰り道を行くのだが、
隊舎の傍、屋根の上を白い影がひょい、と下りてくればそれを見上げて
おーい、と呼びかけてみる。よもや、突然、人の形となって飛び降りては来ないだろうけれど、
一応、覚悟はしておく…勢い良く潰されてしまう気もするが。
■シャルレ > 近道は人気もなく、隊舎のそばとなれば余計、人はいない。
いても隊のお兄さんとかお姉さん、そんな場所で声が聞こえた、自分のよく知ってる声。
足がピタッと止まって、屋根の上からジーっと見下ろすと…。
「にゃーん」(スヴェンだ!)
尻尾をピンと立ててご機嫌、キョロキョロしても周囲に他の人はいない。
屋根の淵まで降りてくると、尻尾を左右にゆらゆら揺らしてから…。
「にゃぁー」(いくよー)
ジャンプ、猫ならば頭を目指していくけど、途中で姿を戻し小柄な娘になって地面に着地してから、
手を伸ばし、ばふっと勢いをつけて飛びつく。
「スヴェンーだー、おかえりなさい?」
夜散歩のあとなので人に姿を変えても、その衣服は外気に冷たく冷えたままで。
■スヴェン > 白い影がぴたり、と動きを止めてこちらを見下ろしている
目も良く夜目も利く方だからよく見える。屋根の縁までテテーッと尻尾を揺らし歩いてくれば、
何やら鳴いているようだけれど、当然、何を言っているのかは判らない…
「…本気か、おいおい、まてまて…」
とか、言っているうちに白い毛玉はぴょーん、と飛びあわわ、と思っているうちに見事な着地を決めた
流石は猫…強靭な足腰と優れたバランス感覚を持っている、と思っていれば、ばふっ、と勢い良く飛びつかれる
久々の腰の入った良いタックルであった、危うくそのまま転びそうになったけれども
慣れているお陰か、なんとか抱きとめることが出来た
「お、おう…けど空から降ってくるのは辞めろ…びっくりする
怪我、してないか?大丈夫か…?わっ、ひゃっこい…」
頭を撫でてぺと、と頬に指先が触れれば思いの外冷たかった
冷たい頬から手を離し、髪や耳の辺りをわしわし、と撫でてから彼女から手を引いて
■シャルレ > 街なかなら、猫のまま頭に飛びつくものの、ここは隊舎の前。
人もいないしいても、関係者ならば自分のことは知られてる。
猫なりの身軽さと慣れた感じで地面に、脚をつけたのは猫のものでなく人の足。
久々の着地の勢いの抱きつきでも、彼は上手に受け止めてくれてる。
さすがに慣れてる…。
「びっくりした?やった…驚かせた」
普段、冷静な彼だから、びっくりしたと声を聞けば、得意げに笑って顔をあげた。
「怪我してないよ、平気。
わ、手あったかーい」
髪も顔も冷えてたけど、わしゃわしゃにされると気持ちよさそうに目を閉じて撫でられてた。
手が離れると、こちらから手を伸ばして繋ごうとする。
「スヴェン、ほら、かえろー?」
■スヴェン > 着地の勢いそのままに飛びついてくるから勢いをいなす技術が向上している気がする
それにしたって、どんっ、と抱きついてくるから痛いわ痛いのだけれども
「やった、って何を得意げにしてるんだよ…」
得意げな表情がこちらを見上げれば渋い表情を作って、ふに、と頬を摘んではゆるゆると引っ張る
危ないから止めなさい、と言おうとも思ったが、それは人間の尺度のことであり、
猫であれば実はそんなに大した事でもないのだろうか?と思ってしまい、なんと言ったものか言葉に困る
「怪我してないならまあ良いか…
ん、とりあえず中入るか…寒いしな…」
頭を撫でていた手を引っ込めて、伸びてきた彼女の手を掴めば、そのまま彼女の手を引きながら、
隊舎の扉をくぐり中へと向かい――――
ご案内:「平民地区 屋根の上」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「平民地区 屋根の上」からスヴェンさんが去りました。