2017/10/24 のログ
ご案内:「平民地区 露店通り」にアルマさんが現れました。
■アルマ > 夜も更けていく中尚明るく照らされる光と周囲へと響く喧騒。ギルドや宿屋へと続く通りに接する広場、多くの飲食店や屋台が立ち並ぶ露店通りはいつも良い匂いで満ち溢れていた。
「ふふっ、やっぱりこの周辺だとここの食べものが一番ねー流石王都、ってところかしら」
露店の前に乱雑に設置された簡素なテーブルと椅子。そのうちの1つに陣取った女性はテーブルに載る料理の数々を眺めながら悦に浸っていた。
■アルマ > 脂滴りおちる肉類、香ばしい香りのパン、大きなグラスに並々と継がれたエール……
テーブルの隙間を埋めるかのように置かれた料理の数々はゆうに大人の男性2〜3人分の量であり一人で食べ切れるものではない。
しかしそんなことはどうでもいいのだ。今はただ露店を回って買い漁った美味しそうな物に囲まれていること自体が幸せでありそれ以外は些細な問題。
包み紙までベットリと脂が染み込んだ鳥のもも肉を手掴み一口頬張れば頭の片隅からも消し飛んでしまう程度の事でしかない。
ご案内:「平民地区 露店通り」からアルマさんが去りました。