2017/09/05 のログ
■ロレンス > 人が死するまでに理解することが難しい愛情。
愛しているからこそ、確かめたい。
確かめたいことが徐々に、愛する誰かを妬かせたり、自身が奪われそうになる倒錯感の虜となる。
無理矢理と言う割に濡れていく彼女は、まさしくその手の快楽にのめり込むだろうと思えば、微笑みながら心を緩やかに痛めつけ、加減を確かめるようにしながら責め続けた。
「どうかしたのかな?」
意地悪に微笑みながらピストンを始めると、膣内を無遠慮に肉棒がかき回す。
ぐじゅりと奥底まで突き刺さった瞬間には、甘ったるい悲鳴が掠れるほどに響き、イヤイヤしながらも快楽を否定する様子はない。
それどころがぎっちりと襞は絡みつき、肉棒は熱く蕩けていくかのようだ。
「っ……オデットの中は、気持ちいいね…ずっと、こうしてぐちゃぐちゃにしてあげたいぐらいだ」
囁やけば、その現実が一層脳裏に伝わるだろう。
夫の姿は、まさしく彼女が見せる自身の幻覚、彼はそのスイッチを入れた程度のこと。
夫が軽蔑すると思えばそんな視線が、奪われ、快楽に溺れる姿に興奮して欲しいと願うなら、その通りに反応を変えていく。
子宮口をごつりと小突きあげると、先程よりも早いペースで絶頂し、痙攣する襞にドロドロと先走りの汁を浴びせながら脈動を早めると、ぱちんと指を鳴らして更に卑猥さを加速させた。
「もっと厭らしいところ…見せてもらおうか」
さぁぁっと赤黒い粒子が集まっていくと、搾乳機の様な形状へと集まり、カップ部分を乳房へと重ねる。
すると強い吸引力で房へ吸い付き、先端がぎゅっと引っ張り上げられるように吸われていくだろう。
吸引で母乳を絞り出そうとするそれは、牝牛に施すようなひどい扱いであり、カップに繋がった細い管の先は鏡の前に浮かぶ瓶へと注がれていく。
立ち上がり、鏡に両手を着かせ、幻影と絞り出された母乳を眼前に迫らせれば、腰を抱えて更にバックから貫く。
ぱんっ、ぱんっ、と小気味いい音を響かせ腰で尻肉を叩きつけながら、ぐっと反り立った亀頭は、彼女の子宮口を執拗に弾き、抉る。
■オデット > 膣内で愛液と先走りが混じり合い、泡立ち、肉棒の摩擦で襞の凹凸が揃う膣壁へと塗られてゆく。
そんな状況すら夫は分かっているかのように2人の結合部を注視し続けていた。
その表情はわずかな悲哀を含んでいながらも、一瞬さえも見逃さないとばかりに熱中している。
それが己への罰とばかりに。
絶頂の余韻に震える膣の中、まるで蕩けんばかりに ぐじゅぐじゅの膣壁が剛直の脈動を感じる。
今、本当に夫ではない男の一部が己の中に入っているという証。
「あっ……う、…な、に…、? ―――…はぁっ……!」
目の前で生み出される搾乳機を一瞬では理解できず、戸惑いを見せていたが
その用途を思い知るとヒクヒクと背を震わせ、新たな恥辱と悦楽に膣の収縮が強まる。
搾乳機は乳房全体を圧迫し、乳腺を十分に刺激したうえで母乳の出る乳首を吸い上げ、母乳を搾取してゆく。
膨れた乳房は伊達ではなく、母乳はどこまでも噴出し、管を通って瓶へと吸い込まれ水音を立て溜まっていく。
少しとろみのある母乳は透明の瓶を次第に乳白色へと染めてゆき。
「ぁあぁぁぁ!いっ、いや…ゆるして…っ……あ、あ、あ、あ、あ、あっ!
ぉ、おねが…っ…イッ…イキ、たく…な、っ―――ぁあああぁぁぁ…!!!」
体勢変わり、彼に尻を突き出す形で貪られれば搾乳され続ける乳房は ぶるんぶるんと大きく揺れた。
腰に打たれる尻肉は ずれたショーツが食い込んで、はみ出た肉が波打つ。
至近距離で夫は悦に浸る妻の貌を眺めていた。
嬌声と共に吐き出される甘い吐息が鏡を曇らせると、夫に呼気を直接かけているかのようだ。
夫にか、己を犯す男にか、許しを請う言葉も虚しく――執拗に責められ
ほぐれてきた子宮口が亀頭を叩いた瞬間にまたもや果ててしまう。
それは、意識が飛びそうになるほどの快楽だった。
ぐうぅっと全体が引き絞るように収縮していく膣は強烈に肉棒を圧迫し、男に応える。
■ロレンス > 彼女の望む姿がハッキリとしてくると、肉棒へのうねりが強まったような気がする。
触れた場所から魔力を伝わせ、彼女の視野を一部垣間見ると、内心ほくそ笑んでいた。
あれだけ操を誓った割には、寝取られるさまをまじまじと見られたいのが、彼女の本性だからだ。
今は何も言わず、罰と言わんばかりに彼女を見据える夫の幻影を維持しながら、限界まで固く充血した肉杭が奥底を打ち付け、しゃぶりつく襞を引っぺがす。
「牛みたいに母乳を絞られながら……犯されて、こんなに厭らしく鳴いてる。犯されてる、というよりは…犯されたかったんじゃないかな?」
改めて問いかけながら、鏡へと押し付けていく。
噴水のようにカップの中で溢れる母乳は、とろとろと表面を伝い落ち、細い管に吸い上げられていく。
少しだけ意地悪な細工があり、わざと吸い込む音を激しく響かせるようにされており、じゅごっ、ずりゅっ、と空気混じりの水音を響かせながら勢い良く絞り出す。
牝牛にふわさしい扱いだと言わんばかりに目だけでなく、耳すらも犯そうとして。
「嘘だね…っ…オデットが見ている姿は…オデットが見たいと願った姿…だよ。私は、それを象っただけ…違うなら…やめろと願う夫を浮かべてごらん…? できるなら…だけど、ねっ!」
熟れた臀部を掴まえ、平手を軽くぺちぺちと叩きつけながらも、ピストンを繰り返す。
崩れた着物姿で只管に肉欲に揺れる彼女の姿は、厭らしくて堪らず、ビキリと更に一際大きく膨れていた。
彼女が制止を求める夫を願うなら、鏡に写るだろう。
しかし、それに興奮されたいと願うなら、一層無言のまま彼女を見据えるのかもしれない。
子宮口が叩きつける度に柔らかくなっていけば、小刻みなピストンでラストスパートを掛けていく。
乾いた音の感覚が狭まると、ぐっ と呻くような声を上げながら、子宮口の窪みで鈴口をぐりぐりっと擦り付ける。
「出るよ…っ、全部、中に飲ませてあげる…っ!」
そして、絶頂の吸着と共にドグン!と一際大きな脈動の後、白濁が一気に溢れ出る。
蕩けるような膣内の感触で、煮えたぎった粘液はかなりの量が溢れ出し、細い隙間を通って子宮内を満たすように射精を繰り返す。
二度三度と脈を打っても量は衰えず、子袋いっぱいに埋め尽くすほどの量を注ぎ終えれば、ゆるく腰を揺らして余韻を楽しみにながらも、肉棒は衰えを知らない。
「……オデット、これでもまだ…操を誓った奥さんを演じたい…かな?」
愛する夫の前で達し、別の男の精液を受け止めてしまう。
激しい背徳行為を証拠に突きつけ、それで濡らす彼女の逃げ道を塞いでしまおうとしていく。
■オデット > 彼の言葉ひとつひとつに違う、と心の中は叫んでいるのに、肉体は言うことを聞かない。
そして精神もその淫蕩な肉体に引きずられつつあった。
一方的に幾度も絶頂し、快楽を味わい続けている女に向かって、今度は男の番だとでも
言うように膣奥を貪り、子宮へ続く環を無防備にほろこばせつつある子宮口を
突く動きになると、夫のいる鏡に頬を擦り付けながら、必死に胎内でその衝撃を受け止め――
「ああっ!んあぁっ!見っ、ないで…、もう…も…ぉ…っ…あ、ああっ……!
――――ひっくぁぁんっ! だめ……うっ、うぁぁっ!」
子宮口に鈴口をぴったりと押し当てられた状態での膣内射精。
子宮の中に彼の体温がそのままぶちまけられるような量の白濁だった。
膣の中でペニスがビクンビクンと震える刺激すら、今の女には極上で脈動に合わせ、膣襞が強く吸い付く。
1度の射精で女の子宮は膨れていたが、萎えない肉棒が子宮口を圧迫しているため逆流も
起こせず、男の腰が揺らめくと たぽたぽの子宮も揺れて、甘い法悦に唇が かすか震え。
「あ……ぁぁ…… …――――ごめ…な…さ……」
彼の言葉への返答にはならないだろうが、それ以外口にできなかった。
夫が今どんな顔をしているのか、怖くて確認できない。
それ以上に鎮まることを知らぬ快楽に、それ以外考えられなくなっている。
母乳の大半を搾られた乳房は張りを弱め柔らかさを増し、女が身震いすると果実のごとく揺れた。
もう立つことすら億劫で、今にも倒れ込みそうになりながら、腰を打ち付けられ、
軽く叩かれて薄く染まった尻を彼の腰に押し付けて膣内を淡く、ゆるく、収縮させる。
膣肉が男根へと甘えるような蠢きは、男の精を1匹残らず搾り取る本能に他ならず。
■ロレンス > 言葉と身体はまるで噛み合わない。
彼女が否定しても、身体は肯定するように肉棒をしゃぶり尽くす。
まさしく淫猥としかいいようのない反応に、追い打つように膣内射精を重ねれば、女として大切な場所を全て汚し尽くす。
白濁に埋め尽くし、肉棒を突き刺したまま余韻に浸る中、ゆっくりと臀部を撫でてくすぐっていく。
「……駄目だよ、見なきゃ。それを見なきゃ苦しいだけだからね」
謝罪の言葉ともにうなだれるように顔を伏せ、体を震わせる彼女を抱き寄せる。
後ろから抱きすくめるようにして体を支え、繋がったまま彼女を鏡へ向き直らせた。
今だけは、あの言葉に嘘を交え、自分が幻影を操る。
興奮と嫉妬、それに入り交じった欲望の視線を向ける夫を鏡に投射し、彼女が恐れた侮蔑は一切映さない。
もし鏡でなければ…今直ぐにでも手を伸ばし、犯すように抱いてしまいそうな、力強い視線で。
「オデットが死んで…天国で夫と出会ったら、生まれ変わるまでずっと抱かれそうだね。オデットを誰にも奪わせたくない、ってね?」
奪われた一瞬を見たことで感じる、その人への想い。
全てを上塗りして、埋め尽くして、壊してしまいたいほどに狂う愛情。
普通ではない愛情表現の一片を見せつけながら、鏡越しに薄っすらと微笑みかける。
ぷしゅっと音を立てて搾乳器を外すと、ミルクに滑る房を柔らかに揉み込みながら、首筋にキスを重ねた。
「……さて、まだ終わらないよ?」
幻影が消えても、彼女の脳裏に幻は残るのだろうか。
ベッドの上で、幾度も交わり、注ぎ、愛でながら貪り尽くす夜の時間が過ぎ去る。
彼女の精根尽き果てるまで抱きつくし、心地よい疲労感の中、彼女を抱きしめて瞳を閉ざす。
翌朝……一晩としては多い報酬と共に、柘榴色に染められた金属の小さな鍵を渡すだろう。
「またおいで…」
再びの邂逅を願いながら渡したのは、屋敷へ彼女を招くための鍵。
それを頼りに再び出会うかはまた、後の事だろう。
■オデット > 「ん…ふ… ………」
力の入らぬ身体を支えてもらい、恐る恐る見た夫の顔は、想像とは違っていた。
しかし女の身であるこちらには、男である“夫”の感情を真に理解することは難しい。
己を許してくれるのか否か、そんな狭い料簡で考えてしまうのである。
ただ、己の膣内に今もなお肉棒を埋め、犯し続けている彼が口にする言葉に、女はまた ほろりと涙をこぼすことに。
「あ…ぁ…―――…私…そっちに行ったら…ずっと、傍にいる…から…
だから…ずっと愛していて…見捨てないで…―――…」
夫以外の男と繋がりながらも夫に縋り、涙に声を震わせた。
搾乳機が外され、乳房を揉まれると彼が1番分かるだろう、膣がまた疼きを覚え始めたのを。
首筋に感じる唇の感触を嫌がるそぶりもなく受け入れた女は、
まだ続く交わりを予感していた様子で なすがまま、されるがまま、女体を捧げ続ける。
夫に愛を請う女は男の下で、身体をくねらせ喉を震わせ、乳房を揺らして どこまでも淫らに振る舞ったことだろう。
最後の方は意識も朦朧としており、夢と現実の境を味わいながら それでも肉体だけは精を貪ってゆく。
そんな女に渡される報酬と鍵は、胎内に注がれた白濁と共に一晩の証として女の元に残り、
いつまでもあの罪悪感と背徳感を呼び覚ますこととなろうが――
それが幸なのか不幸なのかは、未だ分からぬことである―――
ご案内:「富裕地区外れの屋敷」からオデットさんが去りました。
ご案内:「富裕地区外れの屋敷」からロレンスさんが去りました。