2017/04/11 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート/周辺」にガデスさんが現れました。
ガデス > (神聖都市ヤルダバオートの周辺、辺境地帯を警邏とトレーニングを兼ねて、普段の装備で鼻歌混じりにランニング中。
見る者が正気を疑うような重装備で、脚を踏み出すたびにガシャンガシャンと派手な金属音が鳴り響く。
これが山中なら、いい熊避けにになるだろうが、ここは一応街道で熊はいない……狼くらいはいるかも?)

「ふーむ、うむうむ、特に異常なーし!!平和で何より!!
まぁ、我々騎士団が近くに駐留しているのだから、街道に賊が出るなど有り得んがな!!」

(無駄に遠くまで響く大声が金属音より大きく放たれ、息切れ一つ起こさず走る完全武装の騎士の姿に、最早名物と化した為か、すれ違う人々は、ああ、またか、と見送るのみで)

ガデス > (腕を振る度、盾とハンマーも振られ、金属同士がぶつかる金属音が響き渡り、陽の光をきらきらと跳ね返し遠目にも何かきた、と辺りに示しながら実に楽しげに走り続ける)

「しかしなんだなっ!他の皆も一緒に走れば良いのにどうして走らないのか!!
こんなに気持ち良く清々しく、そして民の為になることなのに自分を止めようとして…良く分からんな!!」

(普通は人目が気になる、騎士団の評判が下がらないまでも変なのがいると言われる、だから辞めろと言われいるのだが、馬鹿なので分かっていない。
実際は、完全武装の騎士が走っていることが街道の治安に多少は貢献していなくもないので、やらせておけと匙を投げられていたりする。
一応は周りも止めようとしたのだ、止まらなかっただけで)

ガデス > 「もうすぐ折り返し地点だな!!
今日はいいペースで走れているし、記録更新も夢じゃないな!!
んっ、あれはっ!!とうりゃぁっ!!」


(休憩も、ペースを落とすことも、息切れもすることなく街道を金属の騒音と大声を響かせ街道をひた走り、街道が森に近くなっている場所で、森から大きな影が見えた瞬間、右手に持ったハンマーを振りかぶり、力いっぱい投げつける。
投げつけられたハンマーは頭部にものの見事に命中し、頭部を爆ぜさせる)

「ふっふっふ…なんだ、熊か!
街道に現れて何をするつもりだったのか知らぬが、民に被害がなくて良かった良かった!!
しかし、これはどう処分したものか…ふーむ、良し!埋めよう!!」

(森から出てこようとしていたのは3mはあろうかという魔物の熊。
まさか森の中からとはいえ熊が出るとは普通なら予想外だが、何も考えていないので、被害が出る前に退治出来て良かった良かったと熊の遺体の前で大声で笑うだけ。
取りあえず、邪魔になるからその辺りに埋めようと、街道から外れた地面を盾を使って土を掘り返していく)

ガデス > (盾を地面に当てる、背中からヘビーメイスを抜いて盾の上部を叩く。
叩いたことで地面にめり込んだ盾で土をかく、そしてまた盾を地面に当てて叩く。
それを繰り返し、みるみるうちに真っ黒な魔物熊を放り込んでも余るほどの穴が開いていく)

「よし!!これくらい掘ればいいな!
さて、熊よ、お前も森から出て来なければ死なずに済んだのに運が無かったな!!
では、さらばだ、安らかに眠れよ!!」

(掘った穴へと熊を問題なく放り込み、その上から掘った土をかけて埋めていく。
全ての土をかけおえ、熊を完全に埋めてしまえば後は祈りを捧げるポーズを取り、熊の冥福を神に祈る。
流石に祈りの文言は何度も何度も復唱させられ、反射で唱えらえるようになっているのですらすらと言える。
教え込んだ側は、終わる頃には真っ白になっていたが)

ガデス > (熊を埋め終え、祈りも捧げ、ハンマーも拾い、汚れを布で拭き取って。
ここですべきことは終えた、と再び騒音をまき散らしながら走りだす)

「記録は更新出来なかったが、これは仕方ないな!!
民の為に働くのが騎士の務め!!
やはり騎士になって良かった、あっはっはっはっは!!!」

(騒音被害をまき散らし、今日も街道をひた走る。
折り返し地点で向きを変え、街道を元来た道をかけていく。
詰所に戻り、熊が出たことを報告しなくてはいけいのだが…帰る頃にはもう忘れていた。
彼の中では熊程度は大した問題じゃないからだ。
後日、それを見ていた者からの報告を受け、担当者は頭を抱えたとか……)

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート/周辺」からガデスさんが去りました。