2016/11/22 のログ
ご案内:「森深い薬湯」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「森深い薬湯」にシンシアさんが現れました。
アンセル > マグメール自然地帯の森の中を人を背に乗せ走る一匹の狼。
口にはバックを咥え背中に乗るものを落とさないように速度を抑えてはいるが障害物を避け、少しでも近道になるようにと右に左にと飛び跳ねては。

そんな疾走を続ける事しばらく。
やがて森の奥深くにと着き速度を落として歩けば少し開けた場所
その中央にそれほど広くはないが湯の沸く泉のような場所へとたどり着く。

「ついたぞ、ここだ」

バックを置き振り返れば背中の相手にと声をかけ
降りやすいようにと伏せて尻尾を伸ばす。

シンシア > 乗り心地は、よく揺れる、必死にしがみついてると
毛皮を引っ張り痛くないのか心配になりながら
小柄な体を乗せて走る黒い狼。

背中にもカバンを背負いながら開けた場所にたどり着いた
獣道のような場所ばかり通ったから覚えられなくて
地面に伏せてくれる狼から、ゆっくり地面に脚をつけて

「すごい森の中、また来たくても…一人じゃこれないね」

周囲をみまわしながら、囲まれる森の中
振り返りニコニコ笑みを浮かべてて

アンセル > こうして誰かを乗せて走るのは初めて。
必死にしがみつく彼女を落とさないようにと気を使い。
毛皮をが時折に引かれるのを感じはするが痛みなどはなく。

元々に人がほとんどくる言葉ない場所。
獣道があれば御の字という場所を駆け抜けて到着すれば伏せ
彼女が降り立てば静かに立ち上がる。

「この辺りは滅多に人は来ない。来ても迷うだけだな。
来たいときは俺が連れてくる。それでは駄目か?」

周りを見回す彼女を見上げ。
にこにこと笑みを浮かべる姿にそう告げて足にと擦りつく

シンシア > 自分でも知らない森の奥

「また、連れてきてくれる?」

足元にすりつく黒い毛並みの獣
その頭、首を撫でるよう手を動かして

「お弁当つくってきたから、あとで食べよ?
 木の実とかもあるかなあ…この時期だしイロイロあるといいね」

周囲の豊かな緑とか湧水とか環境はよくて
遠くで動物の鳴き声のようなものも聞こえる
普段の町並みも遠く人工的なものが一切ないとこ

「ここ、人こないなら脱いでも平気?」

薬湯と誘われた場所、自然の温泉のようでしゃがんで手をつければ
さほど熱くもなく適温くらいで

アンセル > 「いいぞ。この場所にはまだシンシアしか連れてきてない。
来たいなら言ってくれたら連れてくる」

スリスリと擦りつきながら見上げ。
彼女が手が来ると大人しく撫でられる。

「お弁当?それは楽しみだ、一緒に食べよう。
この辺りは…木の実もあったはずだ」

思い出そうとするが元々肉食、あまりそう言う物を食べなかっただけにすぐに場所を思い出せず。
だけど緑と湧き水の豊かな場所なのであるはずだと。
かすかに聞こえる鳴き声にこちらに来るなというように遠吠えを上げて。
町中の暮らしに慣れたとはいえこんな場所に来ればやはり懐かしく。

「人は来ない。偶に野生動物が来るぐらいだ」

時々魔物も居たりはするが大丈夫だと考えて告げずに頷き。
念のためと見える範囲を眺めて。

シンシア > 「うん、じゃあまたこようね
こういうとこ、いろいろ探検するのも楽しそう」

黒い毛並みが指に触れて、撫でてると暖かい
遠吠えで返す様子に(仲間とかかな?)と思うけど
口に出して聞くことはでず

「そうじゃあ…いいかな」

さすがに自然の中で脱ぐなど、はじめてのことだけど
人の目がないのなら…

黒い狼に背中をむけながら、近くの石の上に
カバンを置いて、コートを脱いで、上着を脱いでと
着衣を脱いでいく

全て脱げたら、つま先から湯気のあがる湯だまりに体を沈めていき

アンセル > 「ああ、またこよう。そのときは判りやすい道を使う。
だが一人だと危険だから探索は一緒にだ」

すっかりと撫でられる気持ちよさを覚え、もっとと強請る様にして。
遠吠えで聞こえなくなったほかの鳴き声に満足そうにして。

「何か用意するべきだったな」

よく考えれば人間はこんな場所で脱ぐことはないのだと失念して
次の時までに何か作っておこうと考える。

周囲を軽く眺めて振り返れば彼女が脱いでいる所。
その姿にそっと背を向けて座ってまつ。

耳を動かして待っていれば湯だまりに入る音が聞こえ。
そうすれば立ち上がって静かに彼女の隣に身を沈めて寄り添う

シンシア > 「一緒に探検ね、いいねー楽しそう」

撫でてると鼻先が触れて、ねだられてるような仕草
連れてきてくれたことを労うように首を撫で

「っ……染みるね」

肌を露出してるとこは、細かい擦り傷もよくみればたくさん
服をきてるとこでは、最近は背中や太腿にアザなども

暖かく気持ちいいけど、少し体には染みてくるのを肩をすくめるようにして耐える
隣に入る狼のままなことに

「そのまま入るの?毛ヒタヒタになるよ?…人の姿に、なる?」

アンセル > 「その時はまた背中に乗るか?乗せて走るのも楽しかった」

もっとしていいというように鼻で何度も手をつつき。
首を撫でられただけで疲れを忘れてしまい。

「シンシア…傷が増えたか?」

しみるという言葉にじっと見れば細かな擦り傷などが増えているように見え。
もっとよく見ようと覗き込むようにする。

染みる痛みに耐えるようにする彼女に身を寄せて首まで漬かり。
ふと視線に気が付いて見返し。

「この姿でよく入る。この湯は毛皮にもいいんだ」

狼のままの理由を言えば…そっと腕の擦り傷に舌を這わせて舐めて

シンシア > 「うん、いいの?重くなかった?」

馬ならあるけど狼の背中に乗るなど初めてのこと
楽しかったけど人の自分との体型の対比的に負担になってたのではと心配して

「傷は…増えたかも」

手を持ち上げて肘とか手首とかシャツから出ている腕のとこには
擦りむいたあと、切り傷がいくつか、赤くなってて

くるっと背中を見せるように

「ねぇ、ここも赤くなってたりする?」

数日前の背中を掠めた岩のあと服の下だから傷はなくても大きな紫色くらいにはなっていそうで
髪を頭上で結い上げてるから、その首から背中は白い肌に晒されてて

「そうなんだ、じゃあ、出たらちゃんと乾かさないとね
 …て、ちょっとアンセル?」

持ち上げた腕の傷を舐められる感じに驚いて腕を自分のほうに引き寄せようと

アンセル > 「構わない。シンシアなら軽いぐらいだ」

馬ならば餌や繋ぐ場所が必要と考え、それなら自分ならばいらないと
むしろ怖くなかったかが心配でじっと見て

「シンシア、無理はしないでほしいと言ったぞ」

言ったのに傷が増えてると少し怒ったような目つきになって赤くなった擦り傷を見て。
どうして無茶をすると鼻先で突き。

「赤いじゃない。紫になっている。それも広い」

見せられた白い背中、そこにはっきりと見える何かぶつけた様な後を見つけてはっきりと告げて

「今日は気候がいい、すぐに乾くはずだ。
逃げるな、消毒だ」

腕を引いて逃げようとするのを追いかけ傷に丹念に舌を触れさせて

シンシア > 「楽しかったよ、狼に乗るとか普通じゃできないもんね」

狼の背中はむしろ楽しく、地面との距離が近く
馬よりも早く感じてた

「無理じゃないよ?私が弱いだけのせいだからね」

狼の顔の変化はわからないけど、なんだか責められてる言葉と
鼻先でつつかれると言い訳のように返す
背中を向けてたけど紫と聞いて

「あー…そんなに、どおりで痛かったはずだ
 でもココの薬湯なら早く治るかなー…」

ちゃぷちゃぷとお湯をすくったりして遊んでたけど
傷口を舐めてくる獣の舌から、わざと逃げようと体を丸めてみたりして

「もぉ…オオカミさんでしょ、大人しく浸かっててー」

アンセル > 「それならよかった。町中は無理だがこういう場所なら偶にはいいぞ」

喜んでくれたのなら何よりとうれしくて。
また乗せて走り回りたいと素直に思う。

「シンシア、弱いじゃない。無理をしすぎだ。
帰ってこないときは心配で仕方ない」

自分も時々に狩りで遠出をするが家で待つときに帰ってこない
帰ってきて血の匂いがすれば心配
知らない間にこんな大けがをしていると見て

「シンシア、痛いなら言ってくれ。
俺でも薬ぐらいは付けれる。
ここは怪我によく効く、早く治るはずだ」

それで連れてきた意味もあり、本当に効くかは自分で実証すみ。
身体を丸める彼女を逃がさぬと別の傷に舌が移り。

「狼だが大事なシンシアのことも心配だ」

そこまで嫌なら仕方ないと傷を舐めるのは諦め…体を寄り添わせて
湯の中で尻尾を揺らす

シンシア > 「そうね、街では無理だけど遠出するときとか、いいね」

元々はオオカミさん、自由に外を走るのも好きそう、モフモフした毛並みで走るのを妄想したら
かわいい風に思えて、ついにやけてしまう

「でもほら……大怪我はしてないでしょ?
 動けないほどのものじゃないし…私がもっと修練したら
 傷も減るかもだし。ね?」

彼の心配もわかるけど
いざ頼まれごとそされたら断れないし、結構無茶もしてしまってる自覚もある
くるっと背中を向けたままお湯に浸かり、悩んでると

背中から聞こえる声に申し訳なくも感じて

「じゃあ…また、ここにきたい…」

温泉は好きで、自然も好きで、どちらも味わえるココを気に入った
寄り添うままお湯の中で尻尾が黒い毛並みが柔らかく水流を起こすように揺れてて

アンセル > 「町中だと隣を歩くのが精々だ。それも悪くはないが…」

もっと色々とできるのはこうした町の外。
走り回る姿をきっとわんこのように思われてはいるのはにやけるのを見てわかり。

「背中は大怪我と言っていい。
もしその怪我が原因で動けなくなったらどうする?
そうなったら怪我どころの騒ぎじゃない」

頼まれて直ぐに仕事になったり無茶をしているのも時々に見る。
声をかけれない場所で見るのも多いだけに心配しかできないのが悲しくて。

「ここに?それでいいならまた来よう」

彼女のその言葉にそれでいいのならと見えないだろうが頷き。
最初はただ尻尾を振っていたがいつしか彼女へと水流を向けるように尻尾を振り
そっと背中に擦りついて

シンシア > 「うー…そう、だけど……」

なんだか叱られてるような感覚、
お湯の中で膝を抱えるようにしながら
言い返せなくなってくる

シュンとするように体を小さくして
ほっておけない性格と、見離せないお節介
夜遅くまで一人で走り回ることも、少し前までは続いてたしと

「うん、ここがいい」

温泉のなかで、尻尾の動きで流れる感じ
背中に感じるお湯の中の毛皮の感触

アンセル > 「もしシンシアに何かあったら俺は心配する。
だからもう少し無茶は控えてくれ」

心配していたはずなのにいつの間にかお叱りの様な事に。
お湯の中で膝を抱く彼女をテシテシと前足手叩いて。

そのおせっかいに救われた一人ではあるので彼女の意思を尊重はしたい
でも恩人なので大事なのでっ無理はしてほしくないという思いの合間に悩み

「ここなら俺のテリトリー。いつでも連れていく」

そっと背中に身を張り付かせ、濡れた羽毛で怪我をそっと洗うようにする

シンシア > 「…努力、します」

小さな声での返事
叱られたような、でも自分の力が足りないから傷ができるわけで
傷がなければ心配もさせないし叱られないとも考えられる

「うん、森の中もいきたい。木の実とかたくさんありそう」

季節的にいろんな果物、木の実が狙えそうな豊かな森
背中に感じる毛並みに、何度も頷きながら

アンセル > 「信じている。シンシアは約束を守るから」

小さな声もしっかりと聞き取り嬉しそうにして。
これで怪我をするような無茶はしないと信じて。
まさかの彼女の考えていることを想像もせず。

「この辺りの森は歩くのに適さない。もっと浅い場所のほうがいいぞ?」

確かに木の実やキノコなど人の手が入っていない分たくさんある
だがその分危険も多いのでできればもう少し浅い場所がいいと小さくささやき。
ただ嬉しそうに背中に擦りついて身を預ける

シンシア > 「…うん、約束を守れるようにするよ?」

意味は違えど、会話としては成立したはず
お互いの意は、すれ違ってただろうけど

「キノコかいいね、たくさんとってかえろう」

森のことは彼のほうが詳しいから頼ることにしょう
背中にくっつく、オオカミさんに声をかけるようにして

「そろそろ出ようか、のぼせそう。お弁当もあるしね」

いい温度でも長くはいってると、のぼせてしまいそうに頬が赤く
体も温まる、傷にもしみなくなって

アンセル > その言葉で意味は違うが会話は成立して。
すれ違っているお互いの考えがあると思わず

「キノコは見分けが大変だぞ。俺も少ししか判らないから」

食用と知るキノコはあまり多くないことを先に告げてから任せておけというように何度もうなずいて。
頼られたからには期待は裏切らないと

「ん、そうだな。俺はともかくシンシアがのぼせると大変だ」

一人で来た頃は直ぐに出ていたが誰かといればつい長湯してしまい
のぼせては大変と先に彼女にあがるように促してあとを追いかける

シンシア > 「じゃあ木の実優先ね、きのこはわかるのだけ、危ないからね」

考えても野生の食べ物の知識は薄い
そこは森を知るオオカミさんに頼ることにして

いい具合に体も温まり、ほんのり赤くなってる肌
最初よりもスベスベした感触を気に入って

「んじゃ…」

立ち上がり、背中をむけたまま岩に脚をかけて外へと出ていく
持ってきてたカバンから、タオルを取り出し
一応、それでも周囲のほかの目線を気にしながらしたくを整えて

アンセル > 「木の実なら大丈夫、任せてくれ。キノコはそうしよう」

この辺りのおいしい木の実のありかを再度思い出そうとして
頼られると頑張る性格、これは大変と気合を入れて

すっかりと水分を含んだ毛皮、それを湯だまりから引き上げるように立ち上がって。

「足元に気を付けるようにな」

背を向けた彼女を見つめたままそう告げて外に上がるのを見守る
タオルを取り出すのを見れば後に続いてあがり、水気を飛ばすために身を震わせて

シンシア > 「うん、ありがと…」

着替えを済ませてはさっぱりとして
簡単なワンピースの下にアザがあるとは思えないほど

大きな狼の毛皮もタオルで拭いてしまおうと
バスタオルを体にかけて、仕返しのようにもしゃもしゃとふきあげて

「準備できたら、いこ?」

せっかく温まった体、お弁当を食べて森を探検してと
したいことはたくさんあったから
つい急かすように

アンセル > 「このぐらいはお安い御用だ」

着替えをすました彼女の普段と違う服装をじっと見て。

水気をある程度飛ばした毛皮にタオルをかけられ大人しく拭かれる

「そうだな、いくか」

準備といってもこの姿では特に何もなく
温まった体でお弁当を食べて森へと
急かす彼女に落ち着くように言いながら

シンシア > 「…だって、なかなかないんだもん…こんなに、したいことできそうな日って」

時間を惜しむように、いろいろしたことは山盛り
さきほどよりも簡素だけどシンプルなワンピースに着替えれば髪も下ろして

森の少し景色のいいとこを案内してもらい食事をとろうと
黒く大きな狼と共に森の中に入ってく

ご案内:「森深い薬湯」からシンシアさんが去りました。
アンセル > 「それならもっとできるように早く帰ってくるところからやってみないか?」

そんな彼女の姿を狼はほほえましく見つめて。
シンプルなワンピース姿もいいものだとふと思い。

彼女のお願いにこの辺りで一番の景色が見れる場所に案内をするために森にと共に入って

ご案内:「森深い薬湯」からアンセルさんが去りました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「」にアンセルさんが現れました。