2016/05/31 のログ
ご案内:「ドラゴンフィート 深部」にレイカさんが現れました。
レイカ > ここ数日、自作した同じ弓を使っていた。
始めは重いと感じていた弓も、少しずつ軽さを感じられるようになり、今では引くのにそこまで重さを感じなくなっていた。
少し小さめに作ったショートボウは、1週間足らずですっかり私の手になじむようになっていた。

「…………。」

昔取った杵柄とはこういうことを言うのだろう。
ただ、一日に何本も矢を打つので、弦の浪費がすこぶる激しい。
一日も早くもとの感覚を取り戻そうと躍起になっていたつけだ…。
感覚と引き換えに、既に用意していた予備の弦を使う羽目になってしまった。

レイカ > 「………ボロボロだ…。ちょっとやりすぎたかな…。」

撓る弓の本体から、弦を取り外す。
かなり強度のいい意図を使っているはずなのに、そこらじゅうほつれてしまっていて、後数回矢を発射すると切れてしまいそうだ。
準備していた弦のストックはあと一つ。
此れは、拠点のほうで取り寄せてもらわないといけないかもしれない。

出来れば、自分のものでドラゴンフィートの手を煩わせたくはないのだけれど…。
ここを離れている間に何かあったらと思うと、どうしても離れられない。

私は、かなり心配性だからどうしても最悪の事態が頭をよぎってしまう。