2016/01/04 のログ
ご案内:「鬼國門鵺曳城陸文洞」にシオンさんが現れました。
ご案内:「鬼國門鵺曳城陸文洞」に魔王アスタルテさんが現れました。
ご案内:「鬼國門鵺曳城陸文洞」にロトさんが現れました。
■ロト > 「では、此方の魔法陣をそのまま 解析して頂ければ…。
…持ち運びに出来る様に圧縮しておきます。…どうぞ献上致します。」
(魔法陣そのまま提出しようとしたが、掬い取ると両手で包む様に圧縮し、
一塊となって淡く光る球体になると、其れが浮遊し アスタルテの前にて停止しよう)
「土地を提供して頂ければ、此方で労働力と技術指導を持って返し、
我ら鬼魔族。夜叉の経済効果も高くなっておきます、何より酒造の名が売れますから。」
(魔族の国の経済を考えれば より敵対する勢力に付け込んで売り稼いで
手を出させなくするそんな事も考えてはいた。商売とは先の事も考えねば。)
(ツインタワービルは遠くからは見た事がある、ただ内部はまだだ。
領地のこの城でさえ地図が無いと転移無しで迷子になりかけた。ではビルでは?
単体では恐らく迷子レベル93であれば迷うのは必須、確率は高い
既に憂鬱だった、そしてこの予知は少なからず当たると。)
「え、3Pを!?…そっちのご、ご奉仕は…!」
(夫婦での奉仕。エロスの意味は考えていなかった。ドキドキする少女
ちらりと旦那たる少年の方を見た、如何返事をするのかを!期待の視線で)
(シオンは人間だ、転移魔法位使えないと色々と困る。魔力はあるとの事なので
後で日々の仕事と暮らしに困らない様に転移魔法だけ取りあえず覚えさせようと決めた。
《アスラ奉仕団》は魔族などで構成されていると見た、そのメンバーにも彼は旦那だと言って置かねば。
色々とやる事が増えてきた気がする、いくつかの仕事をまず分けなければ、て。
悶々とそんな事を胸の内で考えて 見た目は黙っていた少女は はっとすると、
玉座と四天王と高位魔族とシオンをそれぞれ見て 言葉を発するのだった。)
「ご配慮下さり、益々の身命を賭して ご奉公致しまする。」
ご案内:「鬼國門鵺曳城陸文洞」からロトさんが去りました。
■シオン > (魔法の技術の受け渡しを初めて目にした。
今まで自分が情報を交換する場合は紙に書いてなどとしていたのと比べるとかなり便利そうだ。
これを機に魔法をしっかりと勉強するのもいいかもしれない)
「えーと、ロトがしたいならしてもいいよ」
(自分の考えすぎであったようで期待の眼差しを向けられた。
視線を逸らしてしまいたいところだが、アスタルテとの交流の深いロトに任せよう。
する、しない、どちらにしても自分は大丈夫…二人が女性でよかったとは思う)
「経済関連の知識はないんですけど、それは勉強するとします。
地理に関しては、ロトがいるから問題ないですよね」
(そう、ロトの迷子レベル93を知らなかった。
魔族の国に領地を持っているのだから、自分が負うとの地理をほぼ把握しているのと同じぐらいの知識はあるだろうと勝手に解釈していた)
ご案内:「鬼國門鵺曳城陸文洞」にロトさんが現れました。
■魔王アスタルテ > 「それじゃあ、ありがたく使わせてもらうねー。
ロトちゃんが編み出したこの魔術が魔族都市の酒場とかでよく見られるようになるのも、そう遠くないかもだね」
(アスタルテは、自身の前で停止した光る球体を指先で触れる。
すると、その光の球体は黒炎に焼かれながら闇に飲み込まれた。アスタルテが保有する異空間に、一時的に転送されたようだ)
「そっかぁ。ベルちゃんと連携していく上で、アスラ奉仕団の《百鬼夜行システム》なんかも役立たせるといいよ。
『暴食』領にさらに酒造の名が売れるのはけっこー大きいかもだね」
(ロトとベルが連携して、どんな風に魔族の国の経済が発展していくのかな。
えっちぃご奉仕もしちゃう? と冗談交じりに言ってみるとロトは旦那の方をちらりと見ていた。
あははー♪ その反応、すっごく可愛いね♪)
「それじゃあ、夫婦二人でえっちぃご奉仕も、お願いね♥
ロトちゃんも、シオンがちょっと女の子になっちゃってる姿とかも見たいよね?
シオンは可愛い顔してるんだから、女の子になっちゃったらきっと似合うよー」
(夫婦でご奉仕してもらうとは言っても、この魔王はレズであった。
まあ、シオンが嫌がるようなら、その手の魔術は扱わないが)
「地理をロトちゃんに任せて……大丈夫なのかな?」
(迷子レベル93に地理を任せてはたして大丈夫なのか不安になり、やや苦笑い。
まあ、シオンはまだ幼いからこれからじっくり、魔族の国の事とか経済の事を学べばいいかな)
「ロトちゃん、期待してるよー」
(アスタルテは、ロトににこりと笑みを浮かべる)
■ロト > (これで終わった、あの即興で作ったとしか考えられない酒呑みが考えた
阿呆な術式そのモノの譲渡が。本来の魔法技術の受け渡しはちょっと違うが、
っていうか人によってその受け渡し方法は違う。ロトの場合は光る球体にする。
人によっては握手してどうこうらしいのもいる。色々あっていいじゃないか。
シオンにもし教える場合は どう教えようと悩み始めた、違う悩みとともに)
「百鬼夜行システムですと?…益々 …いえ。シオンが補佐になった場合、権限をいくつか彼にお渡しする事をお許し下さい。」
(じゃないと 幾ら私でも体がもちません、などと言う。最終的な責任は負うとしても、
彼、シオンには後々右腕として責務を発揮して貰わねばと思う。その為には……。
シオン 次は 魔王ベルに会わせるべきか…?自身はちょくちょく逢っているけど。ちらりとシオンを見た)
「……いや、私の体力が持ちません。」
(ぼそっとシオンに対してそんな事をのたまってみた。3Pに対しての回答を 大体 目の前の魔王はレズの筈。
如何楽しむんだろう、そんなのは予想も何もない、もうあられもない…頭が痛くなってきた)
「私に地理を任すと 恐ろしい事に為りますよ…。
転移が無くば ただの迷子レベル93!経済学はイケるとして 地理はダメすぎますが?
地理に強い方に任せたいです。私はもう諦めました。」
(転移がないとほぼ高確率で迷子になっているのだ、知っている土地じゃないと99%迷子だ。方向音痴を極めて居る様なもの。
そんなのに師事するとシオンも迷子レベルが上…らないか。視線が逸れた、主に高位魔族と言うか四天王のスライミーを見てる
主に目線で タスケテ と)
■シオン > 「百鬼夜行システム?なんか凄そうですけど…」
(どうやらアスラ奉仕団に入ったことでいろいろと勉強することが本当に大量にあるようだった。
でも、知らないことを覚えるのは好奇心が満たされるために好きであるためにそれほど苦にはならないはず…。
0から始めることであるので、ロトには先生役をお願いすることになるかもしれない)
「僕が女の子になってる姿ですか…魔法とかで一時的になら…でも、男性のお相手は嫌ですけど…」
(ずっとはロトがいるのでかなり困るが一時的にぐらいなら許容範囲…ただ、女3人でとなるとそういう趣味なのだろうか?
いずれ分かるかもしれない…その時はその時で考えよう)
「体力が持たないって…僕より体力ありますよね?
それとも僕とは二人でエッチしたいとか…?」
(最後の部分だけはロトにだけ聞こえるように言ったつもりだが、どうだろう?
普通の体力だったら自分が何人いても足りないだろうが、もしかしてそんなに凄いことになるのだろうか?
それとも自分とするとそんなに体力が減る…今度聞いていよう)
「迷子レベル93…あの僕が地理を覚えてロトの案内役したほうが色々と良いみたいだね」
(魔族の国に関してチリはまず別の人に教えてもらうとして、覚えたらロトの案内役は自分がするのが一番いいだろう。
何でもそつなくこなしそうではあったが、意外な弱点があったものだ)
「まずは転移魔法を覚えるとして、次は地理を覚えないと…」
(いくら転移魔法があるとはいっても移動を全てそれだけで済ませられるわけはないだろう。
地理がないと転移魔法を覚えても目的の場所に着かないということになりかねない。
そんなことになったら夫婦ともに迷子になるという恐ろしいことが起こってしまう)
■魔王アスタルテ > (受け渡し方法は様々だが、
アスタルテがやる場合は、気分的に方法を変える傾向にある。
また、アスタルテがロトのように魔法術式を球体化して渡す場合、禍々しき闇を放ったもになる)
「《アスラ奉仕団》は大きい機関だからね。
ロトちゃんが一人で、リーダーの責務を負うのは大変だよ。
そのための補佐でもあるからね」
(その補佐というのも、やはりリーダーが信頼できる人が良い。
アスタルテは、シオンに眼を移す)
「シオン。まだ幼い君が、ロトちゃんから《アスラ奉仕団》リーダーの権限をいくつか譲渡された時、その責務をちゃんと全うできるかな?」
(権限の譲渡の許可を行う前に、シオンにその意思があるかどうかまず確認してみる。
リーダーロトの目の前で、その意思を表明させる意味も込めた問いだった)
「それじゃあ、シオンを一時的に女の子の姿にして、あたしが存分に可愛がっちゃおっかー♪
大丈夫だよー、あたしがシオンとロトを可愛がるだけだから、そこに殿方は入ってこないよ」
(アスタルテは、そういう趣味である!
女の子の可愛い姿に興奮するガチレズである。
シオンがロトだけに言った言葉は、アスタルテには聞こえていない)
「ロトちゃん、迷子レベル93はそう強調して言う事でもないと思うよ!」
(思わず突っ込んでしまう魔王。
ロトの視線に気づいてか、迷子レベル93をよく知るスライミーが、アスタルテに進言する)
『ロトちゃんにこの複雑な魔族の国の地理を任せるのは、無理ですよ。
しばらくは、私めがシオン君に魔族の国を教える事に致します』
「そうだねー。任せたよ、スライミー」
(任せられたスライミーは、シオンの方を向き、そしてびしっと指を向ける)
『地理を教えるとすれば、私はかなりスパルタよ。
まずは我が魔王軍領から、そして魔族の国全体の地形を短期間でその頭に叩きこんであげるわね』
「転移魔法は、大抵の魔術流派で高難易度な事が多いけど頑張ってね。
転移魔法があると、やっぱり魔族の国からマグメールに容易に行き来出来たりで便利だからねー」
(アスタルテは、にこりとシオンに笑みを浮かべてみせる。
師匠がロトになるなら、ロト流の転移魔法になるのだろう)
■ロト > (ま、まぁ 様々な受け渡し方法があっていいのではないか。
如何逆立ちしても魔王にはなれなかった少女は、シオンには自分なりの譲渡で持って魔法はコピーして譲ろうと思う。
その前に魔力譲渡なりしてその器の拡張して置かないと魔力酔いがありそうな気がふと。
魔術と経済学と情報と?色々と教育にも時間を割かねば…体が足りません。)
「嫌なら 別にいいのよ? シオン。…頭痛薬飲みたくなって来たわ」
(夫婦でご奉仕はもう精神的にダメージが来るようだ、何処からか徐に取り出したのは
頭痛薬の入った瓶。それから一つ錠剤を取り出すと呑んだ。瓶はまたどこかにしまわれた。)
「え、ええ。するなら二人きりがいいに決まっているじゃないですかああ!」
(最初だけはシオンだけに聞こえる声音だった ただ最後は叫んでいたので 『決まって』の行からは謁見の間に響いた事だろう。)
「殆ど 転移魔法に頼り切ってしまったんで…こう室内 敷地内は迷子になるんですよね…。
…地理はスライミーさんが教えてくれる…助かります。」
弱点と言うか 正確には屋外は別に迷子ではない、屋内、敷地内限定で迷子になっている限定迷子レベル93(暫定)
是が今後のアスラ奉仕団のトップなのだ、トップが迷子の極み。
今まで治らなかったのは 迷子になったら取りあえず壁を壊すなりで前進し続ける事だった。
後退する事をしないのでガンガン進めで今に至って治らない。
「転移魔法自体は…魔力があれば 手順さえ問題なければ取得可能です。
迷子な私でも出来ましたので 迷子ではないシオンでは簡単でしょう!
一寸数日かかる位ですけど… 」
(迷子レベル93が教える転移魔法。因みに年を越すとレベルは94になっているのだがそれは別の話。
上がった理由は ツインタワービルで迷子になってあわやメイド長失踪事件簿(仮)が発端。
誰に見つけて貰ったかは 有能なドジっ子ではないメイドなりだったかもしれないがそれは別の話)
■シオン > (責務を全う出来るとか聞かれた…もしこれが全く知らない人であったら答えは別だろうが、ロトからであれば、出来る出来ないではない、やってみせる。
だったら、答えま決まっている…ここで胸を張って)
「全うしてみせます。
それくらい出来ないでロトの夫なんて名乗れませんよ」
「うーん、ロトがあんまり乗り気じゃないので、もししたいならロトを口説いてください」
(アスタルテと二人きりであったとしても、ロトが頭痛薬を飲みたくなるようなことはしたくはなかった。
ただロトが口説かれるという別の意味で苦労をかけてしまう気もするが…)
「叫ばなくても…そうだね、二人っきりでしよう」
(叫ぶほどのことだったのだろうか。
でも、叫ぶほど強調したい部分だったとしたらかなり嬉しい)
「望むところです。
しっかりと覚えてあげますよ…これでも王都の地理だったら全て入るぐらいに、地理には強いですから…」
(仕事上必要であったとはいえ、王都も結構複雑であるが完璧といえるほど覚えている。
魔族の国が人間と全然違うと苦労するだろうが、そうで無ければ思ったよりも早く覚えるかもしれない)
「転移魔法の取得に迷子かどうかが関係あるかは疑問ですけど、ロトが教えてくれるならしっかりと覚えますよ。
それに仕事にも必要となるかもしれませんし…」
(転移魔法を使ってまでは迷子にならないだろうし、教わっても大丈夫だと思う。
ただ、心配なのは魔法のイロハも知らないということだった)
■魔王アスタルテ > (胸を張って決意を表明するシオンに、アスタルテはにこりと笑ってみせる)
「良い心掛けだよ、シオン。
それじゃあ、権限の一部をシオンに譲る事を承諾するよ」
(何が、『決まっている』のか。
その言葉だけは、謁見の間に響いた。
魔王と四天王、その他高位魔族は一斉に首を傾げる。
そして、高位魔族達は何やら噂話をし始める)
「そっかぁ。なら仕方がないね。
夫婦が愛し合っている中、あたしが邪魔しちゃうのも悪いもんね」
(元々冗談だった事もあり、
ロトが乗り気ではなく、頭痛薬を飲み始めたところを見てあっさり引く)
「それにしても、夫婦で惚気ているのを見るのも、たまには良いものだね」
(茶かす感じで言ってみる。
高位魔族達もまた、『惚気やがって!』と茶かす者がいる)
「あははー……。
まあ、転移魔法に頼りきたくなる気持ちはあたしも分からなくもないよ。
あたしもけっこー、転移魔法にお世話になってる事多いもんね。
すぐそこの部屋なのに、ついつい転移魔法使っちゃうとかね」
(高位魔族も魔王の言葉に同調する者が現れる)
『俺もです』『私もっす。運動不足にならないよう気をつけるっす』『我もですぞ!』
(転移魔法所持者あるあるネタで盛り上がっていく高位魔族。
エリートな魔族なだけに、転移魔法習得者が多いようだ)
『シオン君、今夜は早速寝かさないわよ。
夜のお勉強よ。心しておく事ね』
(そこはかとなくエロくも聞こえるスライミーの言葉。
ちなみにスライミーはアスタルテと違って、男も全然いける)
「転移魔法の習得条件に、迷子になるかどうかって関係あったかな……」
(無論、流派によっては変わるだろう。
必要な要素もまた、流派によって様々な事かな)
「そういえば、ロトちゃんにお土産があったよ。
あれを渡したげてよー」
『わかりました!』
(高位魔族の一体、図体がでかめのミノタウロス型の魔族はここに来た時からバファメットを連想するような悪魔像を担いでいた。
ロトはその悪魔像を見た事がある。なぜなら《煉獄の宮殿》に飾られていた悪魔像と一緒のものだからだ。
ミノタウロスはその悪魔像をドシンと、ロトの手前に降ろす)
『ロトさん、これは《万魔殿》産の悪魔像だぜ。
我が《魔王軍》のシンボルにもなってる。
好きな所に飾るなり、仕舞って大切にするなり好きにするといいぜ』
(この悪魔像を飾るにしても、正直この鬼國門鵺曳陸文洞にはイメージ的に全く合っていないものだろう)
■ロト > (何故叫んでしまったかは察してほしい。
此処で宣言でもしておかないと 流されて決定してしまう事が多い。
その二の舞は避けなければならない。今後の夫婦生活においても。
惚気ているとかこの夫婦爆発しろとか言われても屁でもない。)
「転移魔法が無ければ 前進あるのみです。…すぐそこの部屋で転移は御座いませんが。
数日のうちに 体慣らしと魔力譲渡と寝たら魔力勝手に回復スキルの上、転移魔法を教え込みます。
丁度スライミー先生の地理の授業が終わった頃を見計らって。…響きがエロいです。」
(ぼそっと寝かさないて、言葉の響きからして何となくエロい響きにも聞こえなくはない。
夜の授業…この謁見最中 外は確かに夕暮れに差し掛かる時刻だが)
「土産。…え、これを飾れと。
…何処に飾れと?暫く蔵にしまっていいですか?
今ですね、ブランデーの酒造を作ろうと躍起になっているので、其れが落ち着いてから 飾ろうかと思います。」
(目の前に置かれた 魔王軍謹製の悪魔像。やけに立派であり違和感ありまくりの悪魔像。
そうこの陸文洞のどこに置いても恐らく 場が浮く。
それこそ港の灯台にでも置けばいいのかと思ったが、置く場所に困るその像を見上げ
途方に暮れて居たり。…どうしよう、これ。)
■シオン > (惚気ているとか言われても別に何でもない。
むしろもっと見せつけてやりたくなるぐらいであるが、流石にこの場でキスとかしてしまったら問題であろうからやめておく)
「いや、前進するだけじゃくて戻って別の方向ヘ進むとか…まさか元の場所に戻れないとか…」
(流石に前進あるのみは問題があると思う。
思考が前向きになるとかだったら良いのだが、物理的に前進あるのみは直したほうがいい気がした)
「えーと、地理のお勉強お願いしますね」
(しっかりと釘を刺しておいた。
たぶんそういうつもりはないのかも知れないが、釘刺しておかないと万が一があったときに困る。
もしそういうことをするなら自分はロトとする)
(アスタルテからロトへのお土産は立派ではあった。
嬉しいかどうかを聞かれれば困りそうなもので、自分であればいらないと言えるものである。
ロト自体もどうしていいか困っているようだが、これを突き返すわけにもいかないだろう…相手が普通の人なら返せるのだが、相手は魔王様である。
夜とかにそこら辺に置かれていたりするのは遠慮したいデザインである)
■魔王アスタルテ > 「ロトちゃんは、けっこー逞しいね♪
見たところ、シオンにはまだ魔術の心得がないようだからね。
魔法とはなんたるか、という基礎のところから教える必要があるかな」
(その者がどれ程魔術に精通しているか、熟練の魔術師以上ならば魔力の感知などで分かる事も多い)
『あらぁ。私は地理のお勉強のため、シオン君に寝かさないと言ってるだけよ、ロトちゃん』
(スライミーは自身の唇に手を当てて、エロく言ってみせる。
スタイル抜群な少女なだけに、なおエロい)
「素敵な悪魔像だからね!
どこに飾っても、ばっちしだよー♪
え? 仕舞っちゃうの?
そっかぁ。それじゃあ、それが落ちついたらちゃんと飾ってねー」
(この島の場合、どこに飾っても全然ばっちしじゃない。
まあ、確かに《万魔殿》に飾るならこれ以上イメージが合う像はないだろうけど、この陸文洞では話が変わる。
だがそんなミスマッチな悪魔像をこの島に土産物として送ってくるあたり、邪悪なものとか禍々しいものが大好きなアスタルテのセンスである
仕舞うという言葉に、アスタルテはしょんぼりしてみせる)
(アスタルテは、玉座から立ち上がる)
「それじゃあ、そろそろ宴会場に向かおっかー。
ロトちゃん、宴会の準備はしてあるよね?
シオンの歓迎会もかねて、今日は宴会だよ~♪」
(宴会をする事は、この島に来る前にロトに伝えていた。
この魔王、結構な宴会好きである。
出席者はここにいる者達と亀島にいる他の高位魔族達、そして陸文洞の者達になるだろうか。
最も、陸文洞の者のどれ程が宴会に出席するかはロト次第になるだろう。
何事もなければ、このまま宴会場に向かって、宴会で盛り上がるだろうか)
『シオン君。宴会後はみっちり、夜のお勉強だから忘れちゃだめよ』
(スライミーはそれだけ、念押ししておく)