2015/12/05 のログ
ご案内:「九頭竜山脈の温泉」にリーゼロッテさんが現れました。
ご案内:「九頭竜山脈の温泉」からリーゼロッテさんが去りました。
ご案内:「九頭竜山脈の温泉」にリーゼロッテさんが現れました。
■リーゼロッテ > ティルヒアからの離脱、所属の変更…。
城が戦火に包まれる頃、仲間の兵士達と共に新たな組織へと引き取られた。
部下達は既に別用で引っ張られていき、参謀は今後のことで忙しそうだ。
自分は暫くは活動ができないので、九頭龍山脈を主体に場所を転々とする日々。
けど、これも悪くはない。
何故かといえば…ゆっくり入れなかった温泉、それも色んな所をじっくりと堪能できる。
今日も宿の人に穴場の温泉を教えてもらい、今に至る。
木造の小さな脱衣所は、本当に外で脱ぐよりはマシ程度の場所で、苦笑いを浮かべながら服を脱ぎはじめた。
「――~♪」
鼻歌に衣擦れの音が混じっていく。
ケープの紐をといてストンと落とすと、ベストのサイドジッパーを下ろしていく。
するりとそれを脱ぐと、スカートのボタンを解いて、ジッパーを下ろす。
地面にぱさりと広がるハイウェストスカートを足から抜いて、ケープとともに籠の中へ。
リボン飾りを解くと、そのままブラウス状の戦闘衣のボタンを解き始めた。
■リーゼロッテ > ブラウスを脱ぐと、白地に薄ピンクのレース飾りが施されたブラが顕になる。
背中に小さな手を回すと、ホックを外し、張り詰めていた布地が少し下へと緩んでいく。
肩紐を抜いていくと、緩やかな丘となった胸元がさらされていく。
「むぅ……」
もう少し大きくならないかな? と、悲しい思いがこみ上げる。
巨乳とかじゃなくていいので、あともうワンサイズ欲しい。
ぷにぷにと柔らかな房を突っついてそんなことを思うも、寒風が現実に引き戻す。
「風邪引いちゃう前に入らないと…」
籠に入れ、更にショーツも脱いでいく。
よろよろしながらもソックスを脱ぐと、綺麗にまとめて一番上に帽子を乗せていく。
それが終わると、小さなタオルを片手に湯けむりの世界へ。
乳白色の温泉はそれこそ2~3人程度しか入れないであろう小さなもので、洗い場となりそうなところもない。
殆ど外に近く、囲いもないのが少々恥ずかしい。
タオルを体に貼り付けるように広げて隠し、キョロキョロと辺りを見渡し、人気がないのを確かめてから掛け湯を。
岩縁の温泉へと入っていき、縁に寄りかかりながら肩まで沈んでいく。
■リーゼロッテ > ここに来る前、助けてもらった時にも温泉には入ったが…その時のことを思い出すと頬が赤くなる。
正しい選択をしたにしても、大胆なことをしたなと夜を振り返れば、余計に恥ずかしくなってきて口元まで湯に沈めていく。
(「……いろんな事、あったなぁ」)
戦場で優しくしてもらったこと、よく分からない陰謀に振り回されたこと、変なおじさんに攫われるし、戦場では相手の男の人と気づいたら仲良くなっていたし…と色々蘇るのだが。
(「……うぅ」)
淫美な思い出もちらほらと。
特に思い出してしまうのは初夜だ。
皆に気づかれるかもしれないぐらいに声を零して、男の人の上で腰を揺らして、子供を作ってしまいそうなぐらいに交わった。
不器用な感じだったけど、凄く優しかった男の事を思い出していると……じゅくりと、下肢に甘い痺れが走った。
「……私、変わっちゃったね」
体が快楽を覚えてしまい、それを欲するという女としての反応。
恥じらいに頬を赤らめながらも、記憶に喚起された気持ちはじわじわと温泉の熱とともに、少女の熱を上げていく。
■リーゼロッテ > 「……」
山の中腹にある温泉は、夕日が掛かる自然を一望できる。
枯れ葉を揺らす風の音に、何時もなら耳を澄ませてゆったりとか出来るのだけれど…先程巡らせた記憶が、体に媚毒を回らせてしまった。
気にしないようにしても、奥底がじわじわと疼いて仕方ない。
自己嫌悪と欲望への飢え、それが同時に心の中をかき混ぜていく。
モヤモヤとしながら、何気なく辺りを見渡し。
「……っ」
そろりと湯の中で手を伸ばした。
濁り湯であることが幸いして、手の動きは見えないだろう。
つん とスリットに中指が当たっただけでも、体が跳ねてしまう。
一人でしたことがないとは言わないけれど、ここまで敏感になったのは初めてのことで、戸惑い、不安を顔に浮かべながら辺りを見渡した。
■リーゼロッテ > こんなところで自慰なんてしているのを見られたら…。
どんな目に遭うか簡単に浮かんでしまう、荒れたティルヒアも王国もどこも変わらない。
だからダメと自分に言い聞かせながら目を閉じ、別のことを考えて散らそうとしていく。
これからのこと、お仕事のこと…考えても、じく、じくと波となって押し寄せる官能の疼きが、思考を遮る。
熱っぽい吐息をこぼしながら目を開くと、再度辺りを見渡し。
(「……ちょっと、だけなら」)
温泉で体も隠れているしと、言い訳を並べて自分を言い聞かせようとしていた。
本当にするの? と自身に問いかけるように、水面におぼろげに浮かんだ自分の輪郭を見つめる。
温まるまで出づらいし、なにより…この意識を阻害される気分の中で、多少舗装されたとはいえ、山の道を歩くのは大変だ。
仕方ない、仕方ないことと再度言い聞かせ、瞳を閉ざしていく。
「ん……っ、ぁ…」
膝を体に寄せて縮こまるような体勢を取りながら、片手はスリットをなぞり始めた。
痺れるような心地よさが突き抜けて、背筋を震わせる。
声を大きくしないように曲げた人差し指を咥えながら、こんな危ない場所での自慰を始めてしまった。
■リーゼロッテ > スリルに身を任せるような夜へと時間は代わり、その後のことは少女のみぞ知ること…。
ご案内:「九頭竜山脈の温泉」からリーゼロッテさんが去りました。