2015/11/27 のログ
ご案内:「酒場兼娼婦宿 Collar less」にニーニヤさんが現れました。
ニーニヤ > 新人にいきなりの接客は、とまずは周囲の仕事ぶりを見学したり、仕事を覚えるのにあれやこれやと大忙し。
そんな中、少しだけ余裕ができたのか客引きでもやってみないかと誘われて、店の外で立ちすくんで。

―客引きと言われても、何をしたらいいのだろうか。とりあえず、道行く人に声をかけてみたり、入り口の傭兵に助けを求めるような視線を送ってはみるものの、傭兵はというと何度目かわからないそれにただただ溜息をつくばかり。

「…いらっしゃいませぇ、どう、ですか…?」

とりあえず、道行く人に声をかけてはみるものの。首を横に振られて通り去っていくばかり。
一緒に始めた先輩は、楽しそうに腕など組んで中に入っていったというのに。

この寒空の下では、少々薄めの格好に肌をさすりながら、通行人に恐る恐る声をかけ続けて。

ニーニヤ > 中で料理を運んでいる方がずっと簡単なのに…とも思うが、何でも必要以上に他人に怯えることへの「荒療治」なのだそうだ。
成果を上げるかどうかは二の次だとは言ってくれていたが、それにしたってこんな自分が客など連れてこられるのだろうかと不安になる。

それにしたって―寒い。門の傭兵はどうしてこんな寒い中であんなにずっと立っていられるのだろうか…などと彼らを眺めていると、こちらではなく通りを見ていろと合図をされる。

どうしたものか…。

ご案内:「酒場兼娼婦宿 Collar less」にヴェルムさんが現れました。
ニーニヤ > 「一杯、いかがですか…?」

再度、道行く人に声をかけてみる。先輩たちのように体を寄せてみたり、腕を組んでみたり――やってみようとはしたけれど、とてもできないので所在なさ気に手が空を舞って、どうしたものかと泳いだ末に引っ込んで。

興味を持ってくれた男もいたが、ニーニヤの行動に怪訝そうにするとやっぱりいいやと立ち去っていく。