2023/05/23 のログ
ご案内:「商業都市 ラディスファーン」にファルスィークさんが現れました。
ファルスィーク > 薄らと曇る空は、最近、強くなりつつある日差しを遮り、過ごしやすい気温は丁度良いとも言える。
関所を通り指定された金額を支払った後、渡される手形は腰に下げ先に見える都市へと続く街道、広がる田園や果樹園を眺めながら、ゆらゆらと馬に揺られつつのんびりと。
己が領地故に関所等は素通りできるのだが、それをしては折角隠している身分がバレてしまう。

「…流石に責任者は気付いていたようだったが―」

旅人や商人達が関所を通る為の手続きをしている衛兵の様子の視察も含めて、己も正規の手続きを経ている時―己が姿を見た一人が目を見開いて凝視していたのが分かったからで…黙っているようにとのジェスチャーを理解したようで、黙認はしたが―その時の事を思い出して楽しげに笑った。

そのまま馬に揺られつつ都市内部へと入って行けば、徐々に人通りも多くなり賑わいも見せてくる。
そんな街の様子を見ながら馬を歩かせ―。

ファルスィーク > 見て回る限り不穏な様子はなく…かと言って、王都や近隣の都市の腐敗具合から全く安心できる事も無い。

「せっかく育てたものを食い物にされる訳にもいかないしね―」

呟き、それぞれの区画を視察して回る事になる。

ご案内:「商業都市 ラディスファーン」からファルスィークさんが去りました。