2023/04/19 のログ
ご案内:「魔族の国 繁殖プラント」にイノンさんが現れました。
イノン > 魔族の国の中でも、極めて危険とされる領域【繫殖プラント】

王都の騎士や冒険者が幾度も壊滅させるべく挑んできたが、無数の犠牲が生まれた。
彼らの犠牲も報われず、小規模な繫殖プラントは破壊されてもなお次々と新たに設立される。

そして、数多の犠牲者となった者たちはこの繫殖プラントで死ぬまで凄惨な責め苦を味わうのだ。

男は四肢を拘束され、搾精装置に囚われたまま勃起を強制的に維持された肉棒を絶えず扱かれ吸われ続ける。
幾度の射精を経てなお、人間には明らかに強すぎる効力の淫魔の体液や媚薬を濃縮した興奮剤を注射され続け、
失神してなおも終わりのない射精が続く。

本来、快楽とされる射精も永久に休みなく強制させられれば屈強な男性と言えど連続射精に伴う疲労と
理性の崩壊には抗えない。

女は輪をかけて悲惨である。
王族貴族、果ては平民から奴隷まで貴賤なく魔族を産む苗代として、家畜として、物以下の扱いが死ぬまで続く。

あちこちには全裸のまま鎖に繋がれ、魔族に凌辱される者や、自ら産んだ魔族の仔へ力なく横たわりながら
黙って母乳を与え続ける者、四肢を拘束されながら人工的に魔族の精液を注入され絶叫する者……


人間は吐き気を催すような地獄だろう。場合によっては魔族も、「やり過ぎ」と感じるだろうか。



「……些か不潔でございますね」


繫殖プラントの管理者である、魔族の少女はしかめっ面を浮かべながらあちこちで豚舎の母豚のように横たわる
人間の女たちを冷徹に見下しながらプラント構内を歩いて行く。


「この程度の衛生環境では衰弱する程、われわれ魔族は脆弱ではありませんが、産む人間が弱ってしまいますね」


ここの管理者に、是正勧告を出すべきかもしれない。
過去に、不衛生な環境で生まれた魔物が変異する生物事故が発生して大惨事になるインシデントが発生したのだ。
楽観視はできない。


「報告では、確かこのプラントへ最近、極めて強力な魔族を産むのに都合の良さそうな人間を捕らえたと聞きますが……
 一目見てみたいものです」

こつこつと、靴音を鳴らしながら獣同然の喘ぎ声を耳にしつつ歩き続ける。
腹の底では、愚かで脆弱な人間に対していい気味だと嘲笑しながら。

ご案内:「魔族の国 繁殖プラント」にベルさんが現れました。
ベル > 人族と魔族による奪い合いが続く、とある砦へ配達に出かけたある日。
補給物資を砦につつがなく届け終わり、一息ついた時……魔族の急襲があった。

当時砦を占拠していた人間側も善戦したが、戦闘員、非戦闘員を問わず多くの犠牲が出ることになった。
犠牲、と一口に言っても、何も死亡したものばかりではない。
中には、その場から影も形も無く消え失せるかのように、神隠しのように、姿を消した者もいる。
半冒険者の運び屋の女もまた、その一人。

戦いにすらならず、恐らく広範囲の魔法か何かで意識を失わされた。
無傷で済んだのは不幸中の幸いだったが、目覚めた場所は……よくわからない。
強力な眠り薬をかがされた後の目覚めに似て、周囲がぐにゃぐにゃと歪んで見える。
そこがどんな場所か、知っているのは魔族たちだろう。
少女には、おそらく自分はどこかにさらわれた、という朧げな思考があるのみ。
自分が立っているのか寝転んでいるのかも判然としない。
広範の意味でのヒト族の中でも一際頑強な獣人族であるが故に、この状態もすぐに収まるだろうが……

女は、少なくとも一人隔離された場所にいた。
他の男女と違う扱いをされているのは、魔族の誰かが女の性質というか、資質というか、それを看破したからだ。

それは両性具有という稀な肉体であることと、
人間はもとより、獣人の中でもずば抜けた精力の持ち主であるということ。
精力と言っても性に関連する話限定ではないが、
少なくとも性に関して言えば、一日中(あるいはもっと長く)男性のほうの性器の硬さを維持したまま、射精を繰り返し続けられる。
それは、数が少ない種族ゆえにそなわった特性でもあるが、ここではそれが災いとなるのかも知れない……

やがて、嘲る様に笑う魔族の女性の目に、その囚われた隔離部屋が目に映るだろう。外から中が見える仕組みなのか、どういう部屋なのか、諸々、その魔族の女性なら知り得ている。

イノン > 少女は魔族の軍事には積極的に関与しない立場ゆえか、日常茶飯事すぎて意識するまでもないゆえか、
砦にて交戦した王都側勢力を多数捕縛し、収容した報せまでは把握していなかった。

ただ、繫殖プラントの管理を行う配下からの定期報告で淡々と捕縛した者や出産した魔族の記録が
提出されるだけ……であった。

勤勉な配下だったのだろう。捕縛した者の身体的特徴を事細かに記録し、主である自身への土産として
捕らえ続けていた。実際に確かめてからとなるが、相応の褒賞を考えておかねばならない。

「…………なるほど、報告とはやや異なりますが……まあ確かめてみましょう」

より高位の魔物との交配を想定した、他の収容スペースよりも幾分多機能な隔離部屋には、少女の姿が。
自身と同等か、或いはやや小柄か……しかし、体つきの方はと言えば己よりもはるかに豊満であった。
その姿を見て、少女は【苗床】としての逸材がきたのかと考えたが……

肝心な、孕ませる側か否かの情報が無かった。
百聞は一見に如かず、と部屋に監禁された貴方へ、ようやく姿を見せると声をかける。


「おはようございます。このような物々しいところで申し訳ない限りでございますが、
 眠り心地はいかがだったでしょうか?」

やんわりと、丁寧な物腰で話しかける銀髪の少女。
人間と何ら変わりのない容姿だが、このような異様な場所で見せる余裕から、魔族に連なる者であることは
直感で明らかとなるだろう。

「何分、随分と長くお眠りになられていたものですから。お身体が重たいかと思われます。
 ふふふ……起き上がれますか?」

そっと、隔離部屋の扉を開くと万が一の脱走に備えて内側から再び施錠する。
貴方が起き上がれないと確信したならば、そのまま骨董品の品定めでも始めるようにして貴方の肢体を手で撫で回し、
不躾にも何の断りも入れず直に股間へ手を伸ばす。
そして、その感触から女性の身体には存在しない筈のモノを認めたのなら……
貴方は自らの辿った運命を呪わずにはいられないかもしれない。

ベル > 果たして、囚われた獣人族の女が報告にあった個体なのか、そうでないのか、
それはこのプラントの連絡網を司る者だけが知っていると言ったところか。
あるいは、偶然同時期にある種の資質を認められて、捕獲・隔離されていただけかも知れない。
しかし、その事実は恐らくほんの些細なことでしかなかった。
重要なのは、獣人の女が、その魔族の女と遭遇してしまったという、一点……。

「う、ン────」

ひどい二日酔いにも似た状態も、身体の異常に対する抵抗力の強い女は急速に回復していくことになる。
そんなさなか、声が聞こえて、咄嗟に自分も声を発する。それはくぐもった掠れ声になってしまうが。
反射的に、しかしそこまで体の自由が取り戻されていないため自分で思うよりはゆっくりと……
首を動かし、そちらを見遣る。

折り目正しい、といった印象を言動から受ける女がそこにいた。銀髪の少女だ。
思わずじーっとそちらを見てしまうが、すぐにハっとして、眉を吊り上げる。
物言いからすると、自分をどこかはわからないが、ここにさらった連中の関係者だろう。
本当なら怒鳴りつけていたところだが、物腰が穏やかすぎて、逆に気勢をそがれてしまう。

「……最高、とは言い難いわ。頭のまだクラクラするし」

軽い皮肉を返すくらいで留まる。
相手が最初から敵意を見せる相手でないなら、下手な事を言って隙をつく機会を喪失するのも莫迦らしい。
こちらも敵意を剥き出しにするのはよして、活路を見いだそう──そんなこずるい思考を巡らせていると、

「ちょっ、ちょっと、なにっ……突然なにっ──」

体の自由がまだまだ利かない自分に手でも貸してくれるのかと思えば、銀髪の少女は近付いてくるなり、
女の肉体に羽毛のようなタッチで手をすべらせてくる。
そして、その手が……獣人の女の運命を決定づける箇所に触れる、女は驚きの声をあげた。
その女性物の下着を下から膨らませている、女性には本来存在しない器官に、彼女の手が触れた──

イノン > 声をかけた少女の返答は、どこか素っ気ない感じにも思えた。
中にはこの状況を歓迎する者もいたので、なるほど これが通常の反応かと認識を改める。

皮肉交じりに気丈な返事を出来るだけの気力はあるようで、精神的にもある程度は頑強なのだろう。
それとも、決して逃れられないことを本能で悟ったゆえの潔さか。
ともかく、手のかからない獲物に少女はほくそ笑むばかり。

「そうですか。それは申し訳ございません、この施設の管理者への監督が行き届いていないばかりに
 不快な思いをさせてしまいました」

極めて低い物腰のまま、けれども貴方に対してはまるで悪びれる様子の無い、慇懃無礼とも言える
様子で問答を続けるが、会話のキャッチボールをそのまま続けるかと思いきや真っ先に己の目的を
果たすべく、身体に触れる。

狼狽える少女のリアクションには、鼻で笑うばかり。手を止める事なく、股間を弄っていれば
女性には無い股間の膨らみ……熱く、太さと硬さと長さを持つクリトリスとは全く異なる突起……

男性器だ。少女は、きゅっと白い手で触れた肉棒をそっと掴めば、ごしごしと軽く扱いてどの程度
勃起するのかをまじまじと見つめる。

「……ふふふふふ、しばらく見かけなかったもので、やはり新鮮ですね…!!
 女の方とばかりお見受けしておりましたが、なんてご立派なモノをお持ちなのでしょう……!」

報告にはなかった、予想の斜め上の事実。捕らえた者は両性具有だったのだ。
こうしてはいられない。己が最も強い関心を抱く『搾精』のターゲットとして完全に貴方を捉えた少女は
不敵な笑みを浮かべれば、ぱちんと指を鳴らして何かを呼び出す。

ずるり、ずるりとピンク色の巨大なゼリー状の生物……淫魔の体液等を配合した巨大なスライム改良種だ。

「わたくし、貴女様のようなお方とお会いできる事を強く望んでおりました……!
 これだけ、大きくされているならば準備に時間をかける必要もありません……さあ、早速『搾精』に
 付き合っていただきましょう……!!」

貴方の肉棒から手を離せば、扉や壁の隙間をすり抜けて、にゅるりと部屋へ侵入してきた巨大なスライム改良種が
未だ感覚を取り戻せぬ貴方の身体めがけて液状化しながら覆い被さり、全身を焼かれるのではと錯覚する程の超高温を纏う。
そして、スライムに覆われた貴方が纏う一切の衣服は溶かされ、瞬く間に丸裸にされるだろう。

貴方がスライムに襲われている間、少女は魔法のようなものを発動して隔離部屋に設置された椅子のようなものを
変形させ、そそくさと搾精装置のセットアップをはじめる。

貴方が両性具有に生まれた故の地獄が、たった今始まろうとしていた……。

ご案内:「魔族の国 繁殖プラント」からベルさんが去りました。
イノン > 【移動いたします】
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