2023/03/21 のログ
ご案内:「平民地区/雑貨商店」にセリアスさんが現れました。
ご案内:「平民地区/雑貨商店」にヴィヴィアンさんが現れました。
セリアス > 王都の平民地区にある雑貨商店。
その奥の応接室兼、執務室のような部屋は会頭が普段雑務を行ったり、
来客を持て成す場所であったり、あるいは彼の趣味的な契約ごとなどを行ったりする場所でもある。
泊まり込みでの仕事もあるためか浴室や寝室まであり、簡易な住居よりは快適なくらい。

その執務室にある大き目の応接ソファの周りには色とりどりのドレスを始めとして、
少女向けの衣装が取り揃えられ、他にもアクセサリーやら靴やら下着やらと、
雑多にとりあえず、というふうに集められた衣類、装飾品類などが置かれていて。

「私は流行やらなにやらに詳しくないので、好きそうな店員に用意させたのですが……」

あまり衣服に頓着が無かった知人の少女に、衣装類を贈るから見繕ってくれと。
そう告げたところ『会頭が今度は少女を囲っているらしい』と噂が店員内で広がり、
ヴィヴィアンの特徴を伝えたところ、あれもこれもと集められたらしく。

中にはセリアスの好みならこういうの、などと余計な気を回す者までいた有様で、
明らかに普段使いするようなものでもない衣装なども混ざっていたりはするが。

元が男とは思えないくらい少女として整った風貌でもあるから、
大抵のものは似合いそうだとは思いながら、とりあえず彼女自身の好みもあろうかと、
閉店後に招いてまずはお好きに、と、促して見せて。

ヴィヴィアン > 「その、用意をしてくれるのは嬉しいのだが…。」
眼前に広がるのは、衣服と装飾品の数々。
下着、愛らしいドレス、靴、帽子にコートに至るまで揃っている。
それらを眺め、調べるように小さな手で触れてから相手を見上げた。

「…君はどういう名目でこれを集めたんだ?」
商店の入口からこの部屋に来るまで、数名の店員から声をかけられた事を思い出す。
『会長に気に入られるといいね』であるとか『きっと似合うよ』であるとか、
わけも分からず応援されたのだ。 事情を確認するのが筋だろう。

「そして……」
改めて衣装を眺めてから口を開く。
「これから、わたしはどんな目に会わされるんだ……?」
確認したくはないが、問いかけるしかなかった。
夜会に出る令嬢が纏うような、華やかで上品な衣装。
まさかこの衣装を身にまとったところで終わりというわけでもない。
品のいい衣装は、人に見せてもらうためのものなのだ。

「好きにとはいうが…こういったものに詳しくないのは、
 わたしも一緒だよ。 前にも言ったかもしれないがね。
 これなんかいいんじゃないか? どんな状況でも着られると思う。」
そろそろと手を動かし、一番落ち着いたワンピース仕立てのそれを指し示す。
他にも少女らしい、愛らしいものはたくさんあるが、
それを自分の意志で選ぶというのも、いろんな意味で怖かった。

セリアス > 「知人の少女に似合う衣装類を、とだけ」

店仕舞いをしてからのほうがゆっくり選べるかと思っていたのだけれど。
どうやら件の少女を見ようと故意に店に残って業務をしていた者が多かったらしく。

来店して店員に囲まれたヴィヴィアンを招いて執務室にと連れ込んだところ。
一応は契約ごとにも使う部屋だから、防音等の対策はしてあり、今は外の様子はわからないが、
それは姦しく二人のことを噂していることだろう。

「どんな、と言われましても。どぅせヴィヴィのことだから、
 男のころの衣服の丈をつめたものだとか、生徒に押し付けられた衣装しかもっていないでしょう?
 貴女を、『女の子』にする後押しをしたからには、このくらいのお世話はしますよ」

元は男性の、旧知の相手だった彼女が少女としての自分を受け入れるようになった、
その切っ掛けを作ったことへの責務とばかりに肩を竦めながらに告げる。

もっとも、どうせなら自分の趣味も押し付けて楽しんでしまおうという意図も無くはない。
ドレスが似合えば適当な夜会にでも連れまわしてやるのも、面白いだろう。
なにせ元々は90年以上を魔術だけに傾倒してきた相手なのだし。
旧友としての相手で遊ぶ思惑と、着飾り慣れない少女で遊ぶ思惑とで一石二鳥というところ。

「普段着るならそういうものでしょうね。幾つか、色やらの違いで見繕いましょうか。
 こういった小物はどうです? 魔術を込めて使うのも面白いでしょうし」

一つ銀製のブレスレットを摘まみ上げればひらひらと振って見せて。
彼女の興味も引きそうなことも混ぜながらに、並ぶ品々を改めて眺める。
……自身の店の店員たちの、無駄な優秀者にわずかに頭が痛くはなるが。

ヴィヴィアン > 「もう少しメンバーに説明をした方がよかったように思うよ。
 君がわたしを”育てる”ものだと思われているみたいだからね。」
店員のメンバーの様子を鑑みるに、間違いなくそうであろう。
扉が厚いおかげで外の喧騒と室内は隔たれているのが嬉しかった。

「う…その呼び方は、その…っ…! 待て、待ってくれ…!
 たしかにそれはそう、だが…もっと女の子らしくされるなんて、聞いていない…!」
相手の口から発せられた言葉に、小さく体を震わせる。
快楽に蕩けきって発情し、自らを”女の子”として相手と交わったことを
強制的に想起させるような呼び方。 ごくりと喉をならし、耳まで真っ赤にしながら
小さな声で抗議するのが精一杯だった。
ぎゅっと拳を握り必死に堪える。 一度目覚めた”女の子”としての自覚が、
自分の中で動き始めるのをこらえるように、深く深呼吸を繰り返した。

「普段着るものなんて気にすることはないじゃないか。
 研究をしている間は、学園内か部屋の中だけで完結するんだし…。
 うーん、でも小物はあってもいいかもしれないね。
 防御用の魔術でも仕込んでおきたい。
 この体だと、変な視線を受けることもあってね…。」
ごにょごにょと相手の言葉に小くぼやきながらも、提案にははっきりと頷く。
傍目から見れば、10歳程度の女の子が護衛もなしに歩いているのである。
悪い人たちからすれば格好の獲物といったところだろう。
考えてから、なるべくシンプルなそれを選ぶ。
少しでも少女らしさが控えめで、普段通りに使ってもよいものだ。

「服に関しては君の好みなども伺いたいところだな。
 自分で自分に似合う服を選ぶというと、ピンとこない。
 着れれば研究なり実験なりには困らないわけだしね…。」
小物や帽子等はまだしも、いざ下着や服となると選択の手が鈍る。
現在のところは、生徒からの差し入れをそのまま着ている状態なのだ。
”着飾る”ことについての不勉強さを素直に相手に晒しながら、
意見を求めるように視線を向けた。

セリアス > 彼女とはこれからも友誼を繋げていくのだし。
あながち育てる、といっても的外れではないのでは、とも思いながら。
小さく首を傾げて惚けるに留めておく。

「……? ヴィヴィアン、でもまぁ女性名詞として通用はするでしょうが。
 まぁ、どぅせ魔術の心身への影響を調べると言っていたのですし。
 その一環と思って、これまでと違う事を楽しむのも悪くないでしょう」

先日はさんざんと、女の子に、と。彼女の方から強請ってきたくらいなのに。
暫く間をおいて冷静になったのか、口調も戻っている。
とはいえ一夜で切替もできないのは当然だろう。90年以上男性であったのだし。
セリアスの方としても、いきなり旧知の友人が少女としての振る舞いで
新たな人生を思う存分に謳歌する、というのも混乱するから。
精々魔術の影響の研究が半分、残りはその在り方の変容を楽しもうかと。
そんな魂胆もあっての、贈り物でもある。

「いつ元に戻るとも解らないのですし、多少はその風体での振る舞いも覚えた方が良いでしょう。
 どうせなら少女として夜会にでも行ってみますか?
 それなら――……好みと言うわけではないですが、こういうものも似合いそうですかねぇ」

彼女の元々の魔術の腕前は重々承知しているから、襲われたり、ということも
ある程度は対処できるだろうとも思っているけれど、備えあれば……という言葉もある。
魔術を仕込んで違和感無さそうなアクセサリーを幾つか選びながら。

彼女の銀髪がより映えそうな黒色のドレスを一つ選び、彼女の前に掲げて見せる。
露出は少なく、プリンセスラインのスカート丈はやや詰めてある。
足元が見えれば幼い見た目とも違和感はないだろうかと。
整った容貌にと変容しているから、今の彼女なら似合わないというほどのものはなさそうで。
白や赤も似合うだろうし、何を選んでも差し支えはなさそうだけれど、と。
普段着や、ドレス以外にも学生服などまで用意されているのには目をそらしつつ。

ヴィヴィアン > 「その…まあ、あの…。うむ…。 しかし、調査というからには、
 なるべく元環境と相違がない状態が…いや、なんでもない。」
反論しようと口を開くも、途中で一瞬だけ止まった。
最後まで口にしてしまえば、それこそ”女の子”として振る舞うことを
抑えながら、調査を受け入れねばならない。
身悶えするような切なさと快楽に翻弄されることは想像に難くない。
それを考えた結果、あっさり諦めて相手の提案を飲むことにした。

「振る舞いといっても、生徒や君を相手にする時にしか必要がないものだしねえ。
 夜会に行って……『私は齢90を超える爺なのですよ』とも言えまい。
 ふむ、ふむ…。 いいドレスだね…自分が着ると考えなけれbだが。 おや…。」
体の前に掲げられたのは、黒く艶やかなドレスだった。
足元が見える程度のスカート丈だが、全体的には子供っぽさもなく落ち着いた印象である。
ピンクやヴィヴィッドな色ではなくてよかったと胸をなでおろしながらも、
視界の端に入ったそれを見て小さく声を上げた。

「学園の制服じゃないか。 なるほど…。
 わたしのことを”君に見出された”学生だと思っていたのかな。
 制服というのは良いアイデアかもしれないね。 いくらでも着ていられる。
 もっとも、わたしが着ていると生徒と間違えられそうだが…。」
手に取って、今まできちんと確認したことのない学生服を調べる。
学生用の服は、丈夫そうな記事でできており、成長を踏まえて
全体的に余裕のある作りになっているのだ。
新しい発見があるとばかりに何度かうなずき、試しに自分の体に当ててみる。

「その黒いのは…夜会…用にしよう。
 これはどうだね? ちょっと子供っぽい…いや、”生徒”っぽすぎるかね?」
冗談をいう元気も戻ってきたとばかりに、にっこりと笑いながら問いかけた。

セリアス > 言い淀んだ相手の意図までは組めず、不思議そうに相手の様子を眺めながら。
ドレスを彼女に合わせて、見立て通りに似合いそうでもあれば一つ頷く。
彼女もその選択に否やは無いようであれば、とりあえずそれは採用とばかりに別に置いて。

白やもっと少女らしい桃色のフリルの付いたものなども物色する。

「私や生徒相手には着飾る必要もないと?
 年齢のことは長命種も普通に過ごしている街で今更ですし、
 性別が変わることも全く聞かないことでもないですしねぇ」

彼女の例え通りに元は老齢の男性だと言っても、冗句と捉えられるか、
もしくは趣味、実験、種族的な理由などいくらでも都合よく解釈はできる。
つくづく業の深い街だとも思いながらに彼女を見遣れば、制服風の服を拾い上げて身体に当てていて。

「まぁ、今の貴女は子供ですしね? 生徒の恰好も似合いそうですけれど。
 着てみますか? ……下着類も用意されているようですし」

ちらりと視線をやった先には、色とりどり、デザインも様々な下着も用意されている。
店員たちの余計な気づかいの賜物でもあるけれど、
ヴィヴィアンとしても心情的には自分では調達しづらいだろうから、丁度良いとも言えるだろうか。

ヴィヴィアン > 「……それはいい。」
相手が可愛らしい方の衣装に手を伸ばしたのを見て、即座に首を横に振った。
見知った相手ならともかく、そうでない人物の前で着るには可愛すぎる。

「それはそうだよ。 学生と先生仲間に、着飾ったところを見せる必要はない。
 学園には学業のために来ているわけで、きらびやかな衣装を
 見に来ているわけはないだろうからね。 ふむ…。」
のんびりとした調子で答えながら、相手の手が伸びるに任せる。
学園の制服的なそれは、体にぴったりとフィットするサイズだった。

「外見上は間違いなくね。 制服を着て髪型をちょっと変えたら、
 変装にも役立たないかな? 下着は…。 まあ制服の下に
 破廉恥なそれを身につけるわけもないだろうから…。」
相手の提案に素直に応じてから、下着をチェックする。
簡素なそれを選んでから、あたりを見回した。

「…着替える場所はどうするね?」
”調査”の件もあるだろうから、念のため、といった調子で確認する。
相手の目の前で着替え、生徒用の制服を身につけるのは
もちろん恥ずかしくはある…が、状況的には致し方ないところだ。

セリアス > 少女にと変化した彼女の姿は愛らしいものだから、相応しいものも、と。
そう考えて手に取ろうとしたものは彼女に静止される。
先日散々と、自分で『女の子になる』と宣言していた気がするのだけれどと。
紅い瞳を彼女の方に一度向けてから、可愛らしい衣装から手を離して見せて。

「折角いろんな意味で受けのよさそうな見た目になっているのに。
 必要性でなく需要の話ですよ。これまでも術技の面で評判は良かったのだし。
 受講希望者が殺到しますよ。まぁ、どのくらいまともに授業を受けるものかは別ですが」

知識に優れ、人間性的にも破綻していない術者は意外と貴重であり。
優れた魔術師が、優れた教師ともイコールではない。
その点、彼女は元々魔術の教師としても優秀であったゆえに、
今の姿では人気もなおさら増えているだろうと思いながら。

「髪は――……そのボリュームは、髪型を変えたくらいでは隠せそうもないですが。
 まぁ認識を阻害する魔術でも使えば、それを解かれない限り大丈夫ですかねぇ。
 ……ん、着替えですか? 此方でも、奥の寝室でも。
 着替えさせて差し上げても構いませんが」

彼女の風貌は特徴あるものだから、隠そうとするなら、
得手である魔術を使った方がよさそうかとも思いながら。
もっとも、魔術に長ける者はこの街にも多いから完全に、とも行かないかもしれない。

着替えの場所は、今更気にするのかと言うように瞬きつつ。
好きな場所でと促しながら、冗談めかして自身が手伝おうかとも申し出つつ。
へらりと悪戯な笑みを浮かべて見せて。

ヴィヴィアン > 「授業の評判がよいと言われると嬉しいね。
 でも、教える側の見た目が学習意欲を左右するというのは困ったな…。
 君の言うようにまともに授業を受けない人が増えるかもしれないし、
 元々のわたしの姿だって、けっしてよいものではなかったし。
 とはいえ…だれだってしわしわの爺よりは若い女の子に教わりたくもあるものな。」
腕を組んで考え込む。 かれの言い分にも一リアルが、さりとてそれで認めたくはない。

うんうんと唸っていたところで、相手の答えを受けてちょっとだけ肩を落とした。
「そうか…。 まあ、そうだね。 着替えは…うーん。そうだな、着替えか…。
 わたしが頑張って着替えようとしても、時間がかかるだけかもしれないな。」
やったことがないことには時間がかかる。90年もやったことがないなら、余計にそうだ。
女子制服を眺めながら小さく頷くと、そのまま相手の処へ歩く。
隣にちょこんと腰掛け、見上げながら口を開いた。
「着替えさせてくれないかな? なにしろ初めてで、
 自分で着替えるのは恥ずかしいし、時間もかかるから…。」
少しだけ恥ずかしい。 頬を染めながら相手におねだりする。
そっと相手の太ももに手をやりながら訴えかけるその姿は、
まさしく”女の子”のそれだった。

セリアス > 「生徒も色々な者がいますからねぇ」

貴族もいるし平民も居る。礼を知る者もいれば、無礼なものも。
男性であったころの姿は良く言えば魔術の探求者として、それらしく見えたかもしれないが。
今の姿では一見では侮られることもあるだろう。
魔術の師としては、少女の姿より老翁の姿のほうが望ましいものかもしれない。

とはいえ今の姿をわざわざ姿を、魔術なりで元の姿に変えておくのもなんとも回りくどく思える。
結局は、少女の姿で教師を続けた方がよいだろうし。
恰好を見繕うのも――少々過分にはなったけれど――必要と言えば、必要だろうと。
それらしいローブやら、術師らしい衣装も探しつつ。

「……ぃや着替えは初めてではないでしょう? 流石に。
 その姿の貴女に逢ったときも一応女性の恰好でしたし。
 この間の実験の時にも、そのための恰好に着替えたでしょうに」

少女らしくこちらを見上げながら告げてくる口調に、首を傾げて応える。
まだ彼女が彼であったころの名残があるが故のやりとりで。
昨日今日に少女の姿になったわけではないだろうに、いくらなんでも着替えくらいはできるだろうと。

そうは言いつつ、彼女の精神は男性と女性、老年と幼年で揺れ動いていることも解る。
先日も調査と言いながらに、彼女は自身が『女の子』であると受け入れたところではあるし。
それもあって此方に扱いを委ねている部分もあるのかと思えば、彼女の髪を軽く撫でつけて。

「……まぁ、ええ、ええ。良いでしょう。脱がせますよ」

そう告げては、彼女の衣装を留めている襟元や背中側の留め具を緩めようと指を伸ばしていく。
ボリュームのある髪を丁寧に除けながら、衣服を緩めて。
彼女の身体に触れ、脱がしやすいように体を動かすことを促していけば、
自然を己の膝の上に招きながら、衣服を解いていくようになるだろうか。

ヴィヴィアン > 「そうだねえ…。うーむ…。
 まあ、人間は基本的に見た目が大きく変化することはないはずだからね。
 レアな悩みといえば悩みなのかもしれないし…今更どうこうという話ではないか。」
少しだけ考えてから結論を出す。姿を欺瞞する以外に方法がなく、
教師としてはそれはデモンストレーション以外には使いたくない。

相手の指摘ににっこりと笑いかけてから、ぽんぽんと軽く相手に触れた。
「いやあ、何度やっても慣れなくてね。 悪いけど、頼むよ。
 あんまり難しい服じゃないから、一度やってもらえれば覚えると思うんだ。」
相手に”女の子の服を着せられる”…女の子の服に自分の体を封じられる。
自ら纏うのではなく、あくまでも他者にそれを行わせる行為に、
どこか仄暗い喜びを得ているのだろう。 ちょっとだけ強引にお願いして、合意を取り付ける。

お膝の上に乗せてもらうと、促されるまま姿勢を変え、するすると服を脱がせてもらう。
「んふ…ありがとうね。 わがままを聞いてくれて嬉しいよ。」
小さく声が漏れる。 恥ずかしさと喜びが入り混じった、かすかに甘い声色だった。

セリアス > ヴィヴィアン・ペルスュイ教師が魔術に傾倒し、その道を探求していたというのは、
彼の授業を受けようとしていた者や同僚教師たちからは当然、周知の事実で。

珍しい事例ではあれど、魔術による事故という一言でもある程度理解を得られそうでもある。
そしてそれが今のところは良い方向に作用はしているのだろう。
事実、彼女自身が平然としていることもあり、むしろ生徒たちにより襤褸のローブ姿からは
流石に着替えさせられた事実もあるのだし。
案外、周囲の者で不埒なことをしようとしたのはセリアスくらいだったのかもしれず。

「覚えさせてどぅする気なのだか。
 毎朝毎晩着替えの手伝いとはいきませんよ?」

そもそもの探求心自体は強いからか、今の状態にも随分順応し、楽しんでいる様子も感じられて。
案外こちらが思うより少女の姿を満喫しているのかもしれないと思いながら、
彼女の衣服を解き、脱がしていく。

生徒の誰かが用意して着させたのだろう、少女向けの服を脱がせてゆけば、
白磁の肌と、下着だけの姿にさせてゆき。

そろりと、止む無くふれた風を装ってその肌へと時折触れながら、飾り気のない下着も脱がせていく。
膝の上で一糸まとわぬ姿にさせていくのは、先日もそうやって女性の身体になったことによる影響の調査として、
小さな体をまさぐり、悦に耽った記憶を思い起こさせるだろうか。

「……さて、それで構いませんか? こちらを着けてみます?」

彼女が先ほど、自分で選んだ簡素な白い下着と。
手を伸ばして引き寄せた、レースのあしらわれた黒い下着と。
少女らしいものと、白い肢体に着けてはどこか淫蕩な雰囲気を思わせるそれ。
彼女のいうところの"女の子1年生"はどちらを選ぶのかと楽し気に口端を笑みに歪めながら聞いて。

ヴィヴィアン > 「わかっているよ。 …いや、正直に言おう。 着せてもらうのが好きなんだ。
 介護してもらってるとかじゃないよ? 相手の好きな衣装を着せられるのは…。
 新鮮な体験で面白いと思ってね。 男ならそういったことはないだろうし。」
膝の上で脚を小さくぶらぶら動かしながら、相手のツッコミに答える。
素直に理由を話したのも、相手を信頼してのことだ。
そうしている間にも服を丁寧に脱がされ、
下着だけの姿にしてもらうと、小さく吐息を漏らした。

「んふ…んっ…。 んん、っ…♡」
するすると下着が、相手の指が肌を這うと声が漏れる。
もはや”悦んでいる”ことを隠せないぐらいに、媚びるような甘い声だった。

「……じゃあ、黒い方に、してみようか…。
 白いのは普段使っているからね。 
 ふふ、ふ…♡ わたしは、えっちな生徒になってしまうかもしれないね…♡」
下着についての確認に、ゴクリと喉をならしてから黒い方を指し示す。
レースに彩られた妖艶で淫蕩な下着…それを自分が身につければ、
幼い肢体と白い肌にさぞ映えるだろう。
相手が指し示したそれの意味をあえて受け入れてから、ゆっくりと深呼吸。
お腹の奥はすでに甘い熱を孕み、今にも相手に甘えたくなる。
ゆっくりと、それを押し殺すように呼吸を繰り返しながら、片足を持ち上げるようにして、
きせかえ人形にしてほしいとばかりの態度を示した。

セリアス > 「貴女が介護とか言うとある意味で冗談にもならない気もしますが……
 生徒たちに着せ替えさせられたのに味を占めたというところですかね?
 それとも、この間からの"調査"で芽生えた性癖でしょうか」

幼い肢体を晒してゆきながら、長い年月を魔術の探求だけに捧げてきた彼女が、
その興味を他のことに向け始めて覚えたのがこういう事への楽しみだというのも興味深く思いながら。

こちらが触れるたびに白い肌がうっすらと仄赤く染まっていくのを眺め、
少女らしからぬ雄に媚びるような吐息を零す様に瞳を細めて。

「では、此方で。似合うと思いますよ?
 ……いやらしい生徒になって、何を学ぶつもりなのだか?」

膝の上で器用に片足を上げて、秘めやかな箇所も垣間見えそうになりながら。
衣服を脱がし落とした手が彼女の腰に触れ、そのまま撫でるように持ち上げられた片足を撫でる。
腿を、脹脛を、脚の指先までを撫でてから、そこに下着を通してゆき、
その脚を降ろさせればもう片足も上げるように、撫でつけながらに促して。
彼女が従うなら下着を履かせてするりと腰元まで持ち上げる。
小ぶりな尻肉を包み込む布地を整えるように軽く引き、ついでとばかりにそこを撫でつけて。

次にはブラの紐に彼女の腕をくぐらせて、胸元に宛がっていく。
薄い胸の肉を軽く集めるように寄せレースで飾られた布地に閉じ込めて。
身を寄せるようにして背まで腕を回し、そこで留める。

幼いながらに悦楽を知る貌を晒しながら、男の褐色の指で下着を着せられる少女。
膝の上に黒い下着で飾られた少女の肢体が出来上がれば、満足かというように少女と視線を合わせた。

ヴィヴィアン > 「わかっている、くせにっ…。 んん、ふ…♡
 ”調査”の影響を知らない君ではない、だろうに、っひ、ぁ…♡」
幼く薄い肢体に、男の人との手が触れる。
そのたびに敏感な体を小さく震わせて、時折甘い声を上げた。
わざと相手にアピールするように体をぐりぐりと擦り寄せながら、満足げに息を漏らす。

「っふーっ、ふ………似合う、か。 うれしいね…。
 いやらしい生徒になってしまったら…そうだね、
 先生への甘え方や媚び方を覚えるんじゃないかな…?
 ん――――っ…♡ っはっ、ぁ…あっ、っひ、ぁ…♡」
太もも、むこうずね、足先…下着を履かせる手が、
優しく下半身をなぞるたびにぶるぶると体を震わせる。
さらにお尻い手が触れると、甘い声色を隠す事なく、
相手の手が動くたびに愛らしい声を上げた。

「んぁ…っ♡ っふ、ぁ…えっちな下着だ…♡」
 ブラもつけてもらうと、ますます声色は甘くなる。
 全身をほんのりと桜色に染めたまま、楽しげに一人つぶやく。
 うっとりと、快楽と情欲にとろけた瞳でお互いの視線を交わす。
 アピールするように小さく身じろぎをし、ぴったりと下着が体に張り付いているのを確かめてから、頷きかけた。
「うん、ぴったりだ…。 女の子の下着は、着心地がすごくいい…。
 普通にしてるだけでも、心地よくなってしまうぐらいだよ…♡」
背中を相手の胸に預けるようにし、頭を甘えるように押し付けながら満足げに相手に語りかけた。
 

セリアス > 彼女からの言葉には黙ったまま、僅かに口端を持ち上げる。
確かに、調査と理由をつけて彼女の身体を調べていく中、
変化の影響かひどく敏感に刺激を拾い上げる身体になったらしい相手に興が乗り、
そのまま何度も女としての悦を迎えさせたのだから、
他人に、男性に触れられる感覚にすっかりと虜になっていても不思議ではない。

それを肯定する様に、肌を撫でるたびに甘く声を跳ね上げさせ、
下着を着せて仕舞えばこちらにと背を預ける用に膝に座り、
身体を寄せてくる少女。奇しくも彼女を雌扱いした日と同じ体勢で。

「愛らしい少女の姿で、こういう下着を、その用途も解った上で着けているのだから、
 似合って当然ですかねぇ……? 脱がせて、着せてあげているだけなのに。
 もう少し声を抑えられませんか? 」

まだ本命の制服を着せていないのに、すっかりと瞳を蕩けさせて見つめ返してくる瞳。
彼女のサイズを測ったかのように肢体を飾る黒い薄手の下着は、僅かにその下の肌が透けるようで。

はぁ、と、男も欲を覚えたのか、彼女の肩口に籠った息を吹きかけて。
下着に包まれた肢体を、布地の上からそろりと掠めるような加減で触れる。
指先が肩紐を撫でてブラに包まれた乳房の先端まで伝い、するりと撫でて過ってゆき。

臀部に着くように整えた布地を乱すように、欲を擡げ始めた下肢を摺り寄せて。

「……結局脱がすことになるかもしれませんが――……着ますか?」

少女の情欲を煽る様にしておきながら、制服を手に取る。
このまま、また以前のように、欲に耽ってもいいし。
彼女が目を付けた制服を着て"えっちな生徒"として、振舞っても構わないというように。

ヴィヴィアン > 「似合ってるっていわれるだけで、こんな嬉しくなっちゃう、なんて…♡
 ごめん、なさいぃ♡ 可愛くしてもらうの、気持ちよくてっ、声がでちゃう… ――っ…♡」
もぞもぞと体を動かし、相手の脚の間に自分のお尻を押し当てる。
固い男の人の体の感覚を味わってうっとりと眼を細めながら口を開いた。

すっかり理性は蕩けて、”女の子”が目覚めつつある。
息を吹きかけられると大きく体を震わせ、更にその後のかすかに触れるような手が、
情欲を更に強くし、理性を押し流していく。

「っふーっ、ふーっ……♡ 着せて、着せてくださいっ♡
 ヴィヴィのこと、生徒にして、ください…♡」
教師ともあろうものが、女の子になりきり、あまつさえ”生徒”として
講師である相手に甘える…。 そんな倒錯した状況が情欲を煽る。
一人称すら少女らしいものへと変化したことから、快楽に負けて
”女の子”になってしまったことが相手からもわかるだろう。
甘えるように体を擦り寄せ、浅く早い呼吸を繰り返しながら、
夢中でおねだりしてみせた。

セリアス > 調査の時もそうだったけれど、背徳的な行為、
或いは相手の厚意を意図せず無視して自分だけ悦に浸る行為というのに
強く欲を炙られる性分なのだろうかと。
尻肉を、こちらの腰の動きに合わせて押し当ててきながら、
謝罪の言葉と共に口元を緩ませ、口調も普段のものから"女の子"のものに変化させた相手。
その身体に触れるたびに息を荒げながら、懇願する様に生徒にしてほしいと告げる様子を見て、
一度あやすように擦り寄る身体を抱き、髪を撫でてやって。

「ん、分かっていますよ、ヴィヴィ。ほら、脚を上げて」

そろりと、太腿を撫でて脚を上げさせ、スカートを引き寄せては履かせていく。
男の下肢にある熱を煽る様に蠢く尻を上げさせて膝丈のチェック柄のスカートを着させてゆき。
次に白いシャツを着せ、背後から抱くようにしてそのボタンを一つ一つ留めていく。
襟元まで止め、其処を臙脂色のタイを着けて飾る。
上着も着させて、髪を整えてやっていけば、少々幼すぎるものの学生としての風体は整えた姿になって。

「ほら、できましたよ。学院で学ぶには幼いようにも見えますが」

近くに用意してあった姿見を覗けば、幼いなりに学生風の恰好になったヴィヴィの姿が映る。
そちらを向かせるように促してやりながら、やんわりと長い銀糸を撫で梳いてやって。

ヴィヴィアン > 「はぁい…♡」
髪を撫でてもらっているだけで心地よくて、うっとりと眼を細める。
相手からの指示を大人しく受け入れてから片足を上げて、スカート、
そしてシャツ、さらに最後にタイと上着。 準備がおわった旨を
知らされて、二人で一緒に姿見を眺める。

「ありがとうございます、セリアスせんせえ…♡
 ふふっ、生徒になっちゃったぁ…♡
 セリアスせんせえ、ありがとうございますっ…♡
 髪を撫でてもらうのも、好き、大好きぃ…んんーっ…♡」
姿見に映るのは、発情仕切った幼い生徒の姿に成り果てていた。
口調も、服装も、姿すらも女の子のそれ。 ヴィヴィアンであると知らなければ、、
もはや幼い女子生徒でしかないだろう。 髪を撫でてもらいながら
無邪気に、そしてみだらな気配にうっとりと瞳を潤ませる。
お膝の上でリラックスしながらうっとりと蕩けた表情を晒す様は、
先生に甘える女生徒といった様相。 そのままもぞもぞと体を動かし、
向き合う形に体勢を変えようと目論んだ。

セリアス > 着替えさせられる子供、そのままの様相で。
けれど表情や声には雄を知った雌の色が乗っている。
男に触れられ、本来男性であるのに女物を、教師であるのに生徒の物を着せられて。
それで悦ぶのを受け入れ、すっかりと倒錯したシチュエーションに身を委ねるように。

蕩けた表情で甘えたように男のことを先生と呼びながら、礼を言う少女。
身体の変化と、その身体に与えられる刺激と。自分の状況に酔い知れ溺れる悦楽に、
精神もすっかりと少女と変化していくような旧友を細めで見つめてやれば、
彼女が望むままに向き合う体制にと姿勢を変えさせてやって。

「似合っていますよ、ヴィヴィ。
 以前のままの口調で、戸惑っているのも可愛らしいものですけれど。
 そうしてすっかりと女の子のように振舞うのも愛らしいですねぇ。
 ……さて、どんな授業をしましょうか……?」

衣装を眺めまわしたときには困惑しながらだったのに、
今はすっかりと其処らの少女と変わらない振る舞いを見せる相手の髪を撫で、指を差し入れて梳く。
丁寧に長い銀糸を撫でつけながら、膝の上の少女の姿を上から下まで眺めまわしてゆき。

ヴィヴィアン > 「セリアスせんせ…♡ 似合ってるって言ってもらえて、ヴィヴィ、嬉しいですっ♡」
膝の上に対面する形で座り甘えた調子で答えながらぎゅっと抱きつく。
胸板に鼻先を擦り寄せ、ネコが甘えるようにぐりぐりと鼻先を擦り寄せながら
幸せそうに声を上げるも、『以前のまま』という言葉に一瞬動きが止まった。

「セリアス、せんせえ、ヴィヴィは…は、ぁっ…♡
 せんせえに喜んでもらえることを勉強したい、です…♡」
服の上から胸板にキスを繰り返しながら、夢中で体を寄せておねだりする。
優しく髪に手櫛をかけてもらうのが嬉しいとばかりにかすかに体を震わせ、
甘い声を上げてじゃれついた。

「んふー、んんっ…っふっ、んん…♡」
鼻先は胸板から相手の首筋へと動いていく。
それに伴い、今度は胴体同士を擦り合わせるような形で
体を動かし、甘い声を上げながら何度も体を擦り寄せた。

セリアス > 胸元に甘えるように顔を寄せて、女の子としての振る舞いで身を寄せてくる相手が、
こちらの言葉に一度動きを止めるのを見れば、それに首を傾げ。

けれど構わず口調は幼い少女のもののまま、胸元に唇を押し当て、
身体を寄せてこちらに喜んでもらえることを学びたい、と。
甘えながらに強請ってくる相手の、身体を擦りつけながらに上がってくる顔。

それを覗き込めば、髪を撫でてやりながらその背を抱いて。

「んー……少女のように、扱われるときに、
 以前のあなたを匂わせるようなことは、言われたくない感じですか?」

甘やかに髪を梳いてやる指はそのまま、青い瞳を覗き込むようにしながら。
彼女への扱いをどのようにすればよいかという確認の様に問う。

それこそ、魔術に依る身体変化が及ぼす、彼女の心身への影響を調べるように。
その回答がどうであれ、『彼』も『彼女』も厭うようなことはないから、
安心させるようにその背も撫でてやろうとしながら。

ヴィヴィアン > 「んっふ、んーっ…♡」首筋に甘えるように口づけ、舌を使って優しく触れる。
そっと見つめられての問いかけには、小さく息を飲んだ。

「…女の子を満喫しているときは、ちゃんと女の子らしくしないとって思って…。
 そうじゃないと、元に戻れなくなりそうだし、普段の状態にも影響が出そうで…。
 扱い方は…きみに、セリアスせんせえに任せる…。」
優しく頭を撫でてもらい、髪を梳かれるたびにすっかり大人しくなって答える。
あえてメスらしく振る舞い、自分が染まりきってしまうことを防ごうとする意図を、
相手に晒す…その羞恥に震え、瞳を潤ませながら相手に答えながら小さくうめいた。

「っふー…恥ずかしい……!」相手の胸板に顔を押し付けるようにして隠す。
耳の先まで真っ赤にしながら、もごもごと何事かうめいてから、ゆっくりと深呼吸した。

セリアス > 首筋に小さな唇が触れ、舌が伸びてそこを擽る。
彼女のしたいように、自由にさせながらも、問いかけにいくらか客観的に自分の振る舞いを見直したのか。
ぼそりと小さく告げられた意図を聞いては、成る程、と返して。

「少女の身体に振り回されてワケが解らなくなるまえに、
 元のヴィヴィアンから切り離して女の子の"ヴィヴィ"として振舞って折り合いをつけたと。
 なるほどなるほど、興味深い立ち回りですね? 何というか――……あなたらしいというか」

老齢になり身体の感覚も老いていたところから、急に若く活力にあふれた身体になって。
それも勝手の違う女性の身体になったとあってやはり色々苦心しているらしい。

ただそれだけでなく、彼女なりの今の身体との付き合い方としての振る舞いを模索しているゆえの、
『女の子を満喫する』という行動だと聞かされれば腑に落ちたように頷く。

目の前の相手はそれこそ、女の子をやっている最中だから、説明されることに身悶えするようであるけれど。
以前の『彼』との付き合いも長かった男は、共同で魔術を研究していた時の感覚で、
相手の意図を解説して聞かせる。それが彼女の羞恥を煽ると、知ってか知らずか。
膝の上で悶えるようにしながら顔を隠し、息を整える少女の耳元へ唇を寄せて囁きかける。

「ふむ、ふむ。……けれどヴィヴィ、戻れなくなるかもしれないと私は言ったのに、
 貴女は先日はっきりと、女の子になります、と、言っていたし。
 女の子、どころか――……はっきりと、オンナとしての愉悦を楽しんでいたのでは?」
 
旧友を辱める心積もりではないけれど、彼女の研究室で魔術の影響調査をと、触れ合って。
そこからエスカレートし、過ごした男女としての時間を思い起こさせるように告げる。

髪を撫でていた手は少女の首筋を撫で、背を撫でていた手はそのままスカート越しの臀部を撫でていって。

ヴィヴィアン > 「そ、そう…! 女の子の体も服も全部かわいいし、
 どんどんそれが強くなっていくのがわかって…。
 だから、すこしでも影響されないようにと、思って…!」
相手の胸板に顔を預けたまま、相手の言葉に答える。
正鵠を射る相手の言葉に明るい声色で答え、しっかりと相手に抱きついた。

「え、あ……そ、それ、は……!
 だって、セリアスせんせえは、『以前のままの口調もいい』って、
 言ってくれて、それで……だから……」
確信をつく囁きを受けた瞬間、全身がぶるりと大きく震えた。
恐怖と快楽がないまぜになった被虐的な喜び、そして研究室で行われた
男女としての睦事と、そのときの誓い…。 言い逃れのできない証拠を
突きつけられて、必死に紡ぎ出した言い訳も、悪手でしかなかった。
小ぶりなお尻に触れられるたびに何度も体を振るわせて甘い声を上げ、
切なげに吐息を漏らして呻く。

「たのしんで、い、いました…オンナの快楽を、楽しんでましたぁ…!
 小さな女の子として、大人の男の人にいいようにされるのが嬉しくて、きもちよくて…
 それでっ、怖くなって、戻れなくなっちゃうって思ったんです…!」
もはや暴露も、秘められていた被虐的な性質の顕れでしかない。
徹底的に自分をすべて解体される悦びに声を甘く染めながら、
夢中で告白した。

セリアス > こちらが想像するよりも強く、意識は身体の影響を受けていたのだろう。
周囲が彼女を『彼女』として扱い、可愛らしいと言い聞かせたことも、
彼女の自覚を促す一因になったのかもしれない。

けれど独白じみた相槌も、此方の言葉に段々と語気が揺れる。
彼女の本心を擽るような問いかけを、先日の甘い一時を共に過ごした事実と共に突きつければ、
そんなふうに心内を責められることすら嬉しいというように甘く声を震わせて、
言葉を紡ぐのを聞き、首筋を撫でる手があやすように頬を撫でて。

「ええ、ええ。言ったとおりですよ。
 口調や態度まで少女らしく振舞うのも、口調や雰囲気は以前のまま、
 見た目だけは少女の姿で振舞うのも、どちらも今の貴女は可愛らしいですし」

頬を撫でる手がそのまま、震えるように言葉を紡ぐ唇を撫でて。
そうしてまた、髪の毛をゆっくりと撫でるように梳いてやる。

「貴女の身体ですから、好きなように楽しんで構いませんとも。
 お付き合いいたしますよ。友人としてでも、貴女を女の子にした男としてでも、ね」

そう囁きかければ、撫でた唇に顔を寄せてゆっくりと口付けをして。
ぐい、と、触れる尻肉を掴むように彼女の身体を寄せれば、
少女の痴態に昂った雄が彼女の身体に押し当る。

彼女がその身体での快楽を楽しんでいたのと同時、男も彼女との行為を楽しんでいたのだから。
その振る舞い方の理由を問うただけで、別段責める気はないのだというように、髪を撫で梳く手は止まらず。

ヴィヴィアン > 「っはーっ、あっ、あぁ…♡ それっ、それ好き……♡
 撫でてもらうの大好き、どこも触ってもらうと、嬉しくて…♡」
首筋や頬を撫でてくれる手に自ら顔を擦り寄せ、とろんとした表情のまま、
相手の言葉に口を開く。

「う、ううっ…♡ どっちも褒めてもらえるの嬉しい…♡
 けど、これからはちゃんと、わたし…女の子になれるように、
 がんばっ、んむ、んんーっ♡ っふーっ…♡」
囁きの後に口づけを受けると、夢中で自らも口づけを返す。
小ぶりなお尻を触れる手の熱さ、そして体に押し当てられる
熱く硬い剛直の感覚に浅く早い呼吸を繰り返す。

「…せんせえ…いいよ、しよう…♡ っふーっ…んっふ、は、はっ…♡
 わたし、わたしは…ちゃんと、女の子の快楽を受け入れるから、だからぁ…♡」
ぐい、と柔らかい体をひねるようにして、ショーツの端っこに指を引っ掛け、
片足を脱いだ状態にする。 すでにとろとろに蜜をたたえた秘処を顕にして、
剛直の先端に押し当てるように腰を動かした。